2016/05/26 - 23:23~01:23 のログ
ご案内:「廊下」に四街道 旭さんが現れました。<補足:茶髪にピアス類にアクセサリ。 軽薄そうなチャラっとした外見。 ◆乱入歓迎です>
四街道 旭 > 「あ、ちょっと着信、っと、スイマセン」
マリンバの着信音を廊下に響かせた。
携帯端末の画面に表示された「母さん」の文字にやれやれと頭を掻く。
「ごゆっくり」、と息を吐いた教諭に隠すようにして端末を耳に当てる。
「……ねえ母さん、オレ言ったよね。昼間は学校だから電話してこないでって。
今先生と喋ってるトコだからちょっと一回切ってもいい?
あとでまた掛け直すか――大丈夫だって。大丈夫。
いいヒトばっかりだよ。うん、じゃあね。」
やれやれ、と画面に浮かんだ赤い切断マークをタップする。
「スイマセン、何の話でしたっけ。
編入するにあたっての学生証とかはもう受け取ったし、えーっと。」
四街道 旭 > 「言うことは全部言ったからあとは心配性のお母さんとごゆっくり。」
生暖かい教諭の目線を一身に受けて歯痒そうな表情を浮かべる。
本当はちょっとツッパったキャラでのデビューを果たしたかったところだが、
ものの見事に一瞬で崩れ去ってしまった。
崩れ去るも何も、演じることすら放棄して人の行き来する廊下で"母さん"なんて
言ってしまったのがきっと運の尽きだったのだろう。
「あーっと。ハイ、スイマセン!
これからえーっと、何か月っしたっけ。
よく解んないですけどよろしくお願いします!」
教諭が満足そうに職員室に引っ込んでいけば一気に溜息を吐いた。
四街道 旭 > 溜息交じりに自分が勉学に励むことになる教室を先に見ておこう、と
青年が僅かに顔を上げた。
両手に抱えた編入関係の書類に学生寮への引っ越しに関する書類。
それから生徒手帳と様々な紙束を抱えてよし、と振り返った。
「あ、ス、ンマセン。」
瞬間、背の高い女子生徒とすれ違って思いっきりぶつかって書類を一帯にブチ撒けた。
教諭から渡された学校の名入り封筒に仕舞わずにめんどくさがったツケだった。
「ちょーっとそこ足元スイマセ、いや、覗きとかじゃなく、ちょっとスイマセン」
じい、と井戸端会議をしていた女子生徒に睨まれ、作り笑いは途端に乾いた笑いに変わった。
ご案内:「廊下」にヨキさんが現れました。<補足:人型/外見20代半ば/197cm/黒髪金目/鋼の首輪、拘束衣めいた袖なしの白ローブ、白ロンググローブ、白タイツ、黒ハイヒールブーツ>
ご案内:「廊下」に真乃 真さんが現れました。<補足:元風紀委員 三年 長いタオル 制服 >
ヨキ > 「おっと」
足元に滑ってきた紙の一枚を踏みそうになって、片足を持ち上げる。
抱えていたレジュメの束を小脇に抱え直し、拾い上げた。
どうやら落とし主らしい青年を見つけると、相手のところへ歩きながら
二枚、三枚と拾ってまとめた。
「これ、もしかして君のかね?どうぞ」
拾った書類を差し出す。
もしかして、とワンクッション置いたのは、青年が単に女子生徒と
会話をしていただけかも知れない、と思ってのことだ。
ローブの裾に並ぶ真鍮の飾りが、フリンジのようにしゃらりと揺れた。
真乃 真 > あ!あれは誰かが人とぶつかって紙をぶちまけている!
となれば助けないわけにはいかない。
「あっちょっとごめんよ!ちょっとだけだから!ごめんね!」
女子たちの足元に落ちた生徒手帳を拾って
ヤンチャな感じの男子生徒に手渡す。
女子たちの視線は完璧に真乃真の方を睨み付けるものに変わっていた。
「いやあ、気を付けないとだめだよ!無くしたら大変だからね!」
睨まれていることを気にも留めず男子生徒に話しかけた。
「あっヨキ先生じゃないですか!こんにちは!」
近くに立っていた美術の教師には今気が付いたようであった。
ご案内:「廊下」に古志野 緋色さんが現れました。<補足:眼つきの悪い風紀委員>
四街道 旭 > 漫画もビックリなドジを果たした青年へと伸びた二本の手。
焦りそのまま「あざす、スンマセン迷惑かけて……」と顔を赤らめる。
残念ながら青年は可愛い女の子ではない為需要はないだろう。
「ちょっとドジっちゃったんスよね、結構周り見てな――」
二度の瞬きを挟んで、目を擦る。
また瞬きをする。
何度か校舎内でも見ていた異種族よりもやや人間に近いイメージの男性と、
その男性に話しかけるひとりの青年。
その青年は男性を"ヨキ先生"、と呼んだ。
「あの、ちょっとスゲーかなり失礼なこと言っちゃうんスけど、
人間じゃなくても先生ってなれるんスか?
いや、その、気を悪くさせたくないっつーか気になる、っつーか」
男性と青年を交互に見遣った。
古志野 緋色 > 「ん?あれは・・・」
目を向ければつい先日あったばかりの“先輩”がいた
見れば相変わらず、某テニスプレイヤー張りの暑苦しさと
やや……と言うか非常に全校にこだわる姿勢を見せていた
「よう“先輩”手伝おうか?」
そう言って真乃に話しかけた
ヨキ > 「やあ真乃くん、久しいね。さすがの身のこなしだ」
真が迷わず書類を拾い上げたのに、にこりと笑って挨拶する。
自分に対して瞬きする旭へ向き直り、ああ、と頷いた。
「はじめまして。そうだよ、教師をやっているヨキだ。
異邦人でも、人間でなくても、『人に教える』ことが出来れば
ここでは教師になれるんだ」
特に不快を催した様子はない。
すらすらと答える様子からして、訊かれ慣れているのだろう。
「その代わり、学園に悪党が紛れ込んでは敵わないからな。
きちんと手続きを踏んだ上でのことだがね」
緩やかに手を広げる動きや、気さくに話す表情。
どことなく人間と作りの違う姿をしているが、所作は日本人そのものだった。
言いながら、真に話しかける少年を一瞥する。
「おや、真乃君。君の後輩か」
真乃 真 > 「ヨキ先生お久しぶりです!ヨキ先生の動きもえーと、スマートでしたよ!」
多分、見てなかったので知りようがないがうん。きっと自分よりはスマートだったはず…。
「…確かにあんまり周りを見てないみたいだね。職員室にもたくさんいたんじゃないかな?
君は、うん、ごく最近来たばっかりみたいだね。」
この反応と手に持った書類。間違えないだろう。
「らしいよ!」
この学校の教師のなり方は正直分からない。
蛇の道は蛇。教師の道は教師である。
「おっと、君は!あの時の!えーと、そう二年の!
あ、うーん特に風紀委員を呼ぶべき事は今はないかな。」
名前は知らない風紀委員後輩である。
四街道 旭 > ヨキ教諭に名乗られればはっと目を見開いた。
そう言えば自分は名乗ってもいなかったな、と足元の書類を掻き集めて立ち上がる。
失礼にも3人の頭のてっぺんから爪先までを確りと見回してから、
「えっと、四街道ス。四街道旭。
本土の学校との交換留学生、みたいな感じのヤツで暫くお世話になる筈です。
全然、この、知らないことばっかりでホントに先生にも失礼しちゃったんですけど、
よろしくお願いしまっ」
最後の「す」は尻切れた。
「それにしても、ホントに全然違うんスね。
大阪は人情がある、じゃないんスけど、その、大阪わかります?
なんか、そんな感じでホントにいろんな人、いるんスね」
適当にも聞こえるが、青年の頭は一生懸命の手一杯であった。
「人間じゃなくてもってことは宇宙人も……?」と首を捻る。
そして聞こえてきた単語にまた首を捻る。
「風紀委員なんスか、二人は。
さっきなんっつったかな……あの、中の。先生に説明してもらったんスけど」
ちょい、と職員室をオーバーに示すジェスチャー。
「なんか凄い偉いって聞きました。忙しい、っつーか大変、つーか」
古志野 緋色 > 「あーっと・・・確かに自己紹介していなかったな
俺の名前は古志野、古いに“こころざし”、野原の野だ
下の名前は緋色、色の緋色でOKだ。ま、改めてよろしく頼むぜ?“先輩”」
ニッと笑って片手を振る
そして四街道の『凄い偉い』発言に関しては
「そうでもないさ、雑用係じみた所もある
忙しいだの大変だのってのは、まああっているけどな」
少し苦笑して見せる
ヨキ > 「あっはは。ヨキはいつでもスマートだぞ」
冗談とも本気ともつかない顔で真へ笑う。
「四街道君か。ああ、これからどうぞよろしく。
交換留学生ということは……期間が限られている訳だな。
なるべく沢山のことを学んで、本土へ帰っても糧としてほしい。
大阪へ行ったことはないが、テレビやインターネットで少しは。
人間だけでも多種多様というのに、ここでは『人間以外』も多いからな。
毎日新鮮な驚きに満ちていることだろうよ。
ふふ、さあ、宇宙から来た者も少なくはないやも知れんな。
宇宙と異世界、どちらの方が地球に近いことだか」
風紀委員については、他の二人へ目配せする。
「そう、この島では生徒が自治を取り持っているからな。
警察官といったところさ。委員になれる生徒は限られているし……」
“現役の”風紀委員らしい古志野へ目を移す。
「真野君は『元』風紀委員だからな。
古志野君、四街道君がぜひ風紀委員の君らへ協力したくなるような紹介をしてやってくれよ」
古志野 緋色 > 「協力したくなる紹介……ねぇ」
少し考えて
「まぁヨキ先生の言うとおりに警察みたいな物だからな
正義の味方、とはいかないが、真似事ならできる
もちろん入っていなくてもできるけど……
言うなれば、公式に正義の味方の真似事をできる権限ッてか?」
そこまで言って後頭部を掻き
「あー、まぁつまりはだ
他の奴らとはまた違った学園生活を送れる」
最後は何とも雑な説明だ
真乃 真 > 「ならば僕も名乗らざるおえないな!僕の名前は真乃真!
困ったことがあったらいつでも言ってくれ四街道君!というか緋色ってヒーローみたいでいいね古志野君!」
忙しく顔を動かしながら交換留学生と風紀委員の後輩をそれぞれ見ながら言う。
「どうだろう、宇宙人はいたけど宇宙人の先生は分からないなー。」
冗談か本気なのか分からない口調でそんなことを言う。
「大阪ってあれだろう?たこ焼きのとお好み焼きを毎日たべてるとこだろう?
知ってる、知ってる。」
大阪に対して変なイメージを持っていた。
「そうそう、元だよ。今はただの学生さ!
でもあれだからね!困ったことがあったら相談しなよ!
風紀に言いにくくてもこっそり聞くから!」
無駄にカッコ良いポーズをとりながら言う。
「正義の味方ね…。まあ風紀に入ってれば間違えなく『正義』の味方ではあるんだけどね。」
ヨキの方を見る確かこの先生も正義の味方を自称していたはずである。
古志野 緋色 > 「毎日食ってるってのは偏見だろ……むしろあんまり食わないって聞いたな」
だいぶ偏った大阪人感にツッコミを入れ
「まぁよく聞く大阪人のイメージって言ったら……」
そこまで言うと、右手で銃の形を作り四街道に突き付け
「バーン!」
よく言われる「大阪人はノリがいい」というアレである
四街道 旭 > 「なんかマンガみたいでいいっスね。
宇宙と異世界、どっちが地球に近いか。
……それを考えるとこの学園は物凄い場所スよね。
混沌!じゃないスけど、モツ鍋?みたいな。モツ鍋って言っても内臓ってワケじゃなくって。」
青年は現代文も古典の成績もイマイチパッとしなかった。
苦笑しつつ顎に手を当ててうんうん頷く。
「このパンフにも書いてあったんスよね。
いろいろな委員会の生徒がーって。面白そうッスよね。
本土じゃ見れないことなんで、もうその時点で超ワクワクするっつか。
正義の味方になれるってすごい憧れるっつーか、その。
やっぱり異能とかも持ってるんスか? 魔法とか使えたり!」
目を輝かせているのを必死に押し殺して三者へと視線を向ける。
それから元、という響きにはて、と傾げる。
「正義の味方、やめちゃった……んスか?
元ってことは。あ、スンマセン踏み入りすぎッスね。」
――と言いきる直前に。
「え? いや、大阪出身とは言ってな、え、――っし!」
「うっ!」とふざけ乍ら前屈みに蹲った。
古志野 緋色 > 「とまあ、こんなふうにノリがいいって……あ、別にそう言う訳じゃないのか……って言うか関西弁でも無かったな、スマン」
律儀に反応してくれた四街道に頭を下げる
「モツ鍋と言うよりは寄せ鍋……いや、闇鍋だな、この学園は
何が入っているのか、正直誰にも分らないんじゃないか?」
首をすくめて四街道の鍋発言に捕捉する
ヨキ > 「そう、一般生徒が非協力的では風紀の仕事も成り立たなくなってしまうからな。
人前に出るときは、一人一人が委員の看板を背負っているものと考えてもらわねば」
言って、緋色の回答に小さく笑う。
「ふは。委員になった以上は、権限ではなく義務だと思うが……悪し様に言わないだけいい。
公言されては堪らないからな」
真と旭とを見遣る。
「ヨキや古志野君は、“立場上”言えないことや、力になれぬこともあるからな。
そういうときは、真乃君に相談するといい。彼なら随分と協力してくれるだろうから」
談笑する三人を見回して、さて、と頷く。
「それではね、済まんがヨキはこの辺りで失敬するよ。
四街道君、どうぞ良い学園生活を!」
四本指で流れるように手を振って、その場を後にした。
ご案内:「廊下」からヨキさんが去りました。<補足:人型/外見20代半ば/197cm/黒髪金目/鋼の首輪、拘束衣めいた袖なしの白ローブ、白ロンググローブ、白タイツ、黒ハイヒールブーツ>
古志野 緋色 > 「ま、確かにな……俺達風紀委員は言わば“警察”
本土で警察が“国家の犬”ならば俺達は言わば
“学園の犬”っていう所か?」
再び首をすくめながら補足をする
「まあ犬でも猫でも猿でも兎でも、やれるだけの事はやらせてもらうぞ?」
こちらは自信ありげに言う
真乃 真 > 「うーん、僕はキムチ鍋とか好きだな。あとすき焼きもいいな!
うん、闇鍋ってのはそれっぽいよね!いい出汁が出てそうだ!」
話が逸れる。
「どうなんだい?古志野君?何か異能持ってるのかい?魔術でもいいよ。」
流れに乗って風紀委員の後輩に尋ねた。
どんな異能を持っているのだろう?
「うーん、正義の味方辞めたのかな?まあ僕は変わらず困ってる人の味方ではあるよ!
だから、相談しなよ!!」
正義だけの味方をするわけではない。困ってる人がいればそれを助けるだけである。
「あっヨキ先生さようなら!」
手を振る。
古志野 緋色 > 「俺の異能か?
説明は少しややこしいし、実演も……ああ、実演ならできる」
腰にぶら下げた棍棒を取り出して組み立てる
「よし、これで俺の事を思いっきり殴ってくれ」
中々突拍子もない事を言い出した
四街道 旭 > 「あ、それじゃ、その。」
去りゆくヨキ教諭を目で追いながら、ぼそりと「ちゃんとお礼言い損ねたな」と呟く。
それから意識を向けたのは風紀委員だという二人だ。
目の前の二人の突拍子もない話にやや置いていかれつつ驚く。
ぱらぱらと手元の書類を捲りつつ、薄目で二人を見遣った。
「怪我とか、しないくらいにしといた方がいいんじゃないスかね。」
どこかズレた心配だった。
古志野 緋色 > 「割と思いきり殴ってくれた方が、分りやすいんだ……
口頭で説明するとな、俺の異能は、“吸収”と“放出”なんだ」
棍棒を片手に自らの異能を説明する
「衝撃とか熱とか電気とか……まぁそう言ったエネルギー?
を吸収して、で放出できる」
真乃 真 > 「おもいっきりかい?分かった!」
受け取った棍棒を掴むと周囲に気を付けながら腕をめがけ振りおろす。
彼の異能の説明の途中にである。
「なるほど、それで殴ってといったのかそれじゃあ遠慮はいらないね!多分怪我とかもいけるんだろう!」
説明を聞くために寸止めした棍棒で思いっきり腕を叩いた!
古志野 緋色 > 「うおっ、躊躇ないな……
どうだ?手ごたえないだろ?」
勢いよく振られた棍棒は、しごくあっさりと止まった。
殴った感触はしないだろう。
「俺は今、この衝撃を吸収した訳だ、で……」
近くのゴミ箱に入っていたペットボトルを取り出して、手の平に乗せる
「この掌から“放出”すると……」
ポコン!と音を立ててペットボトルが宙を舞った
床に落ちたペットボトルは、見てみれば大きくへこんでいる
四街道 旭 > 「え、ちょっ、待っ、」
思い切り腕を振り下ろした真に動揺しているのもつかの間、
古志野のほうを薄目でそろーり、伺いながら視線を向けた。
「……うっわ、ペットボトル凹んでる……!」
異能学園という話も、超常を擁する島だという話も十分に聞いていたが、
現実で、自分の目で見たのは初めてだった。目を疑う。目を見開く。
――暫くその様をぼんやりと眺めていたが、手元の書類をまた落としたところで
思考を取り戻した。
バラバラに散った書類を掻き集めてトントンと床で揃える。
そして、動揺したまま困ったように笑って二人を見た。
「えっと、アリガト、お二人。
その、異能で大丈夫でもお大事に! もしかしたら怪我してるかもしれないし!
ちょっと明日までに出さなきゃいけない書類、見っけちゃったから今日はこの辺で。
……そうだ。
明日からヨロシクお願いします、センパイ方!」
ぴらぴらと一枚の書類を示したあと、ニッと悪戯に笑って背を向けた。
ご案内:「廊下」から四街道 旭さんが去りました。<補足:茶髪にピアス類にアクセサリ。 軽薄そうなチャラっとした外見。 ◆乱入歓迎です>
真乃 真 > 「本当だ!全然手ごたえない!四街道君も試してみなよ!」
凄い引いてる当然だ。実際の異能を始めてみたらこうなるのも無理はない…。
試しに素手のチョップも試みるがなんか凄い変な感じがする。
何もないのにこれ以上いかないみたいな…。
「うーん、なんか地味だな…。でもそれってもしかして無敵なんじゃないのかい?」
ペットボトルが大きくへこんでいるのを見て地味だと言い放つ。
力を吸い続ければどんな攻撃でも効かないのじゃないだろうか。
「そうかそれは、大変だな急ぎなよ!ああ、明日からよろしく!」
自信ありげな笑顔で返す。
『こっちです!風紀委員が男に殴られています!』
声がして向こうから走ってきたのは女子生徒と教師である。
「違うんです!これは殴ってくれと頼まれて!」
『そんな訳あるか!こっちに来なさい!』
「そ、それじゃあね!古志野君!」
そのまま、どこかに引っ張られていく。
ああ、見ていたのが一人だけでよかったなと思いながら。
古志野 緋色 > 「ああ、よろしく頼む」
こちらもこちらで律儀に手を振る
「さてと……俺も用事があるからとっとと行かなきゃなァ……じゃあな、先輩」
そう言って彼は廊下を後にするのだった
ご案内:「廊下」から真乃 真さんが去りました。<補足:元風紀委員 三年 長いタオル 制服 >
ご案内:「廊下」から古志野 緋色さんが去りました。<補足:眼つきの悪い風紀委員>