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ご案内:「クローデットの私宅・リビング」に
クローデット
さんが現れました。<補足:やや暗めの銀髪、整った美貌の女性。クラシカルで気持ちゆったりしたワンピース姿。>
ご案内:「クローデットの私宅・リビング」に
ヴィルヘルム
さんが現れました。<補足:血のような紅色の瞳をもつ,アルビノの青年。真新しい常世学園の制服に身を包んでいる。>
クローデット
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12月上旬、涼しさが本格的に寒さに変わり始めた頃。
クローデットは少しぶりに招いた客人に熱い紅茶の注がれたティーカップを差し出すと、「彼」の向かい側のソファの前に同様にティーカップを置いて、腰掛けた。
「「男子学生」としての生活には、慣れられましたか?」
相手の表情を覗き込むように、クローデットは軽く首を傾げて微笑んだ。
ヴィルヘルム
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青年は以前ほど,この場所でも緊張することはなくなっていた。
それどころか,多くの時間を過ごしたこの場所は,彼にとって最も心安らげる場所の1つとさえなっていた。
「…そうだね,少しずつは慣れて来たと思うよ。
でもやっぱり,人が多い場所はまだ緊張するね。」
真新しい制服が,彼の“男子学生”としての生活が始まって間もないことを,何より雄弁に告げている。
クローデット
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「必要なければ、あまり大講義室の授業は履修なさらない方が、ヴィルヘルムの負担は軽くなりましょうね」
人慣れしきれない危うさを隠さない青年の答えに焦りの類を見せる様子はなく、たおやかに微笑んだまま。
そして、ティーカップに口をつけ、また静かにテーブルに戻すと…
「「お勉強」の方は、いかがです?」
そう、穏やかに問うた。
学生生活のことと、勉強のこと。重複して尋ねられているようだが…「お勉強」の方には、別の意味も含まれている。
青年が、自身の身体のことや、欲求と向き合う助けとなるための性教育の教本。
青年が、「男性ならではの問題」を考えるための助けとなるための、男性学の入門的書物。
クローデットは、手紙を通じてこれらの読書を青年に対して薦めていたのだ。
それらの進捗状況や、詰まった時にどうしているかの様子などを、聞いてみたいのだろう。
ヴィルヘルム
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「そうみたいだね…でも,少しずつ慣れていかないととも,思うから。」
苦笑しつつも,カップを手に取って,一口啜る。
温かさが身体の奥底から,じんわりと広がっていくような感覚。
……かつては,こんな感覚を味わうことは無かった。
しかし,貴女が“お勉強”という話を切り出せば…
「少なくとも,クローデットがどれだけ勉強熱心なのかってことが分かった…かな。
魔術の事も,そのほかの勉強の事も……分からないことだらけで……」
そこで貴女の顔を見て,貴女の言葉の含みに,思い至った。
その瞬間に居心地が悪くなるわけではないが,やや,目が泳ぐ。
それはそうだろう。ただでさえ直視しづらい感情や欲求を,最も晒したくない相手に,引きずり出されているのだから。
少し考えた後に,がっくりと頭を垂れて,
「……そうまっすぐに聞かれると,恥ずかしいっていうか,何て言うか。」
恥ずかしい。その感情は男性としても,年相応とまではいかないが,そう異常なものではない。
順調に進歩しているのではないだろうか。
クローデット
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「お勉強自体にあまり慣れていらっしゃらないのですから、まずは無理なく取り組めるようになってからでもよろしいかと思いますが…将来、どのような生活を思い描かれるか次第でしょうか」
クローデットは魔術の探求やらそれに付随して深めるべき教養やらやたらと勉強に手間暇を割いているところがあるが、そういう生き方が全てではないことは、流石に頭では理解している。
彼が、どのような生き方を望むかで必要な能力は変わるのだ。
「幼い頃から地道に積み重ねられれば、そこまで負担には感じずに済むのですが…環境ばかりは、制御出来ませんものね」
そう言って、少し視線を落とす。
クローデットだって読書は乳幼児向け絵本から始まっているし、錬金術や魔具作成の入門なんてままごとみたいなものだったのだ。
ただ、興味の方向づけやら、努力へのモチベーションやら…そういう諸々が積み重なって今のクローデットを形成しているに過ぎない。
ただ、クローデットに与えられたその「環境」は、クローデットを「罪人」に堕とすものでもあったのだが。
「あら、わたしとしたことが…隠しきれませんでしたか」
大きな瞳を瞬かせ、口元を手で隠すジェスチャーをしてみせる。
がっくりと頭を垂れる青年の様子に、少し意地悪な興味の入った瞳の輝きを悟られてしまったと気づいたのだ。
…こうして考えると、少なくとも彼の目の前では、隠すことを随分やめてしまったとも思うのだが。
「…ですが、分からないまま一人で抱え込んでおられるのではないかと、少し気がかりですわね」
「男子寮の学生の方々には、デリカシーは期待出来ませんし」と、どの口が言うのだかな言葉を吐くが、人形めいて大きな瞳は大真面目である。
ヴィルヘルム
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「どのような生活を……。」
明確なビジョンがあるわけではない。だが,漠然としたイメージは僅かに固まりつつあった。
嘗てのような裏の世界の仕事をしたいわけではない。しかし,自分の取り柄はあまりに少ない。
そもそも何より最大の希望は,目の前に座っている,貴女と共に在りたいということ。
その為にどうすればいいのか,彼が導き出せる答えは,そう多くなかった。
「……やっぱり,もう少し努力しないといけないや。」
僅かでも,貴女の進む道の,その手助けができるような人物にならなければ。
「抱え込んでいる…ってことは,無いと思うんだけれど。
確かにこういうことを,誰かに相談するのもおかしいし,ね。」
貴女が真面目に語っていれば,皮肉っぽいその言葉も素直に受け止める。
「……何て言うか,結構凄いよね。色々本とか持ってる人も居るし…。」
男子学生たちともちゃんとかかわっているようですネ。
クローデット
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「…わたしで助けになれることがありましたら、仰って下さいね。
何もかもが出来るわけではありませんけれど…お勉強のサポートは、ある程度出来るでしょうから」
自らに努力を課すことを結論とした青年に対してそう言葉をかけるクローデットの瞳は、優しかった。ある種の儚さすら、感じさせそうなほどに。
「お勉強全般に言えることですけれど、分からないことを分からないままにしておくと、積み上がってしまって身動きが取れなくなってしまいがちですので…適切な助言を下さるような方と、つながりを持つことも必要ですのよ。
…生活委員会あたりには、そういった悩みのサポートにあたるような部署もあるのではないかと思うのですが」
「身体のことは医療の問題でもありますし」と付け足したところで…ヴィルヘルムが男子学生との関わりを漏らすと、目を丸くして思わず真顔に。
それでも、一旦目を伏せて長めに息を吐き出すと…
「………いえ、新しい世界とどのように向き合われるかは、何よりもまずヴィルヘルムご自身の問題ですものね。失礼致しました」
そう言って、ティーカップを口元に持っていく。
柔らかそうな唇が、「間に合ったかしら」という形に動いていることに、青年は気づくだろうか。
ヴィルヘルム
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「…今のところ一番苦労してるのは,魔術学概論…かな。」
概論,という言葉に騙されたクチである。
とはいえ,素養があり,知識の無いヴィルヘルムにとって,それは偶然にも適切な選択だったのだが。
……だが,きっと生活委員会の手に負えるものではないだろう。
そして実際のところ,ヴィルヘルムは決して成績優秀ではなかったが,努力と研鑽を是とする風土には見事に合致したようだ。
「どうやったって顔を合わせるし……ね。
まだ,一緒に遊びに行くとか,そういうのは苦手なンだけれど…。」
丁度顔を上げた時に,貴女の唇が僅かに動く。
「……………?」
クローデット
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「ああ、あの先生の…」
出てきた講義名に、思わずくすりと。
論理的思考力が鍛えられていないと辛いのではないかとクローデットなどは思ってしまうが…完全に諦めてはいない辺り、もしかするとこの青年とあの教師、変なところで似ているのかもしれない。
「あの先生にはわたしも何年かお世話になりましたから、多少はお力になれるかもしれませんわね。
…獅南先生は、生徒からの質問を厭うようなことはなさらないとも思いますけれど」
くすくすと笑って、紅茶を飲む。
…そうだ、将来のことが定まったら、彼の元にも謝罪に赴かなければ。
「…それは、そうでしょうね。生活空間の少なくない部分を共有しておられますし…」
ティーカップは、流石に扇子のように口を綺麗に隠してはくれないらしい。
クローデットは軽く息を吐いて、一旦カップをテーブルに戻した。
「…ヴィルヘルムが「彼ら」の価値観をどう思うかについて、わたしに介入する権利はありませんし、その必要も無いのだと思ってはおりますけれど。
…そこから抜け出せなくなってしまうと、そのことがヴィルヘルムを苦しめることもあり得るでしょうから。そうなる前に、知識と考え方のバランスをとるための「入口」くらいは、作れていれば良いと思ってしまいますの」
「出過ぎたことでしょうか」と、少しだけ困ったような笑みを零す。
ヴィルヘルム
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「魔術の先生には見えないけどね,あの人。」
肩を竦めて苦笑するが,その瞳からは相応に尊敬しているのであろうことも見て取れる。
実際のところ,論理的思考力を高めるという意味では,これ以上ない荒療治だ。
「でもなかなか,近寄れない雰囲気だと思うんだ,あの人……。」
まァ、何人か人殺してそうな顔してるものね。
実際に質問に行くまでには,まだだいぶ時間がかかるだろう。クローデットとあの教師が個人的に関係があったということを知れば,もう少し勇気も出るのかもしれないが…。
「そこから抜け出せなくなると…?っていうのは……。」
確かに,部屋にそういう本をたくさん持っている奴も居ると聞いた事がある。
けれど,ヴィルヘルムはあまりそこに価値を見出せてはいなかった。
元来女性的な教育を受け,そしてその価値観を内包していることもあってか,嫌悪さえ覚える場合がある。
「……ううん,何て言うか……僕はほら,男としては,やっぱり中途半端なところがあるから…。」
そう言って貰えるのは,ありがたい。
クローデット
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「ふふふ…確かに、魔術の先生というよりは、理科か数学の先生のようですし…あまり人当たりの良さそうなお顔はしておられませんものね」
プライヴェートでもひたすら純粋数学に向き合うマニアか、あるいはやたら時間がかかったり休めない類の実験に身を捧げるマッドサイエンティストか。白衣とあの顔色の組み合わせはそんな感じである。
くすくすと、クローデットはおかしげな笑いをもはや隠しもしない。
「…「記号」に囚われてしまうと、「他者」と向き合う際の害が大きくなってしまいますので。
お薦めした本の中には、そのような記述もあったかと思いますけれど」
意味深にすっと目を細めて、静かに笑む。
「囚われた者」として眼差されているのは他人だけか、それとも。
「…あら、「男として」中途半端だなんて、引け目を感じる必要などございませんのよ?
「どのようにあるか」「どのように向き合うか」はご自身でお決めになるほかないのですから」
それでも、青年が自信なさげな言葉を零せば、そう返して、どこか楽しげな笑みすら浮かべてみせるのだが。
ヴィルヘルム
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「正直,顔見た瞬間に失敗したって思ったもんなぁ…。」
今ではだいぶ慣れたが,最初にあの教師が入ってきて,視線を向けられた時は,心臓が止まるかと思った。
今でも,授業中に指名されると心拍数が跳ね上がる。
「……多分,今はまだ…大丈夫だと思うんだ。
僕はこう…何だろう,やっぱり………。」
男として中途半端。そう言った理由はやはり,周囲の男子生徒との感覚の差だ。
漠然としているが,明らかに何かが違っているように思える。
男だから,女だから,ではない。
もしかしたら,自分は,目の前に居る女性を好きになってしまったときにはじめて,男になったのかもしれない。
「……変なことを言ってもいいかな。
その……。」
視線を上げれば,貴女が楽しげに笑んでいる。
「……色々考えたんだけれど,僕は…男として,じゃなくて。
ヴィルヘルムとして…マリア,としても……こうして居られることが幸せで…」
…何を言っているのか。自分で恥ずかしくなって,耳が赤く染まる。
「違う。いや,違わないけれど……。
だからこう,男の自分には,あまり自信は持てないけれど,僕は…僕だと思うから……。」
自分なりの言葉で何とか,どのようにあるか,どのように向き合うかを,言葉にしたかったのだろう。
結果的に恥ずかしい告白じみた何かになったのだが。
クローデット
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「あら、まあ…そこまでですか」
やっぱりおかしげに笑っているクローデット。
きっと教師本人に「こんなことを言っている生徒がいた」と伝えることが出来たとしても欠片も気にしないだろうことが想像出来てしまうので、余計に笑えてくるのだ。
「………。」
唐突に始まった「告白」には、最初は目を丸くしたものの…その瞳の光は、すぐに和らいだ。
気持ち自体は、微妙に形を変えながらも何度も聞いているし…何より、青年がどのように自分の気持ちと向き合い、自分のあり方を自分自身で考えてくれることが、嬉しかったから。
「………ええ。わたしも、「あなたご自身」を、信頼しておりますわ」
クローデットが、そう柔らかい微笑で応じるのも不自然なこととは思われないだろう。
ヴィルヘルム
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「やっぱり,クローデットはそう思わないよね。
すごい魔術師なんだろうってことは,すぐ分かるんだけれど…。」
ひたすらに怖いのである。理由は無い。ひたすらに怖いのである。
最もそれは半ば,畏怖にも近い物なのかもしれないが。
「…………あー,もう,駄目だなぁ。」
駄目だなぁ,と,そうヴィルヘルムが呟いた意図を,貴女は量れないだろう。
男子生徒たちとの会話など,多くは下世話なのもである。
そんな中でヴィルヘルムが最も関心をもって聞くことができたのは,意中の相手への気持ちの伝え方,であった。
彼らの手ほどきからすれば,準備も演出もないこの告白もどきはゼロ点なのである。
………変なことを教え込まれないように見張る必要がある、
「………ありがとう。そう言ってくれて,本当に…。」
けれど貴女の笑顔が,男子生徒の教えや採点など,どうでもいいと思わせてくれる。
クローデット
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「ええ…遍く知識を修めておられるという意味では信頼出来ますし…
ああ、でも」
そこでクローデットは一旦言葉を区切る。
「獅南先生は、父の古い知り合いなんです。
そういう意味では、あたくしにとっては頼りやすい先生だったのかもしれません…外見などが、気にならない程度には」
そう、思案がちに零した。久々の一人称。その意味。
「あら、「誠実」以上の宝物などないと思いますけれど」
青年の呟きを拾い、くすくすと笑いを零すが…その響きはどこか柔らかい。
青年のお礼の言葉には、ゆるく首を横に振り…
「ヴィルヘルムがわたしに…「あたくし達」にして下さったこと、それからのあり方を考えれば、当然のことですもの」
と言い切る。
しかし、その後しばし、ためらうように視線を泳がせてから…
「………そんなヴィルヘルムに、相談したいことがあるのですが…よろしいですか?」
と、少し視線を伏せがちにしながら問うた。
ヴィルヘルム
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「…なるほど,そういうことかぁ……。
確かに味方だったら頼りになりそうな気はするけれど…。」
クローデットの父親も魔術師だろうし,そこまで不思議なことでもない。
……いや,やっぱり不思議,というか意外だ。
もしかしたら,びくびくしている自分がおかしいのだろうか。
……そうかもしれない。次の授業で,話しかけてみよう。
「僕が…したこと……。」
自覚は希薄だが,少なくとも自分は変わったし,
こうして楽し気に笑うクローデットも,変わったと思う。
そしてそれは,お互いにとって,幸せな変化だと…そう信じたい。
「……え,あ! …も,もちろん!」
貴女から“相談”を受けることなど,あろうはずもなかった。
それだけに青年は,大いに取り乱しながらも,真っ直ぐに返事をする。
クローデット
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「まあ、わたしの名前を出したからと特別に贔屓するような先生ではないでしょうけれど。
その分、お仕事には信頼がおけますわ」
柔らかく笑んで背中を押す…結果になったかどうかは微妙だが。
「やっぱり怖かった」と逃げてきたら、その時には慰めてやるとしよう。
「…ええ…もしかすると、ヴィルヘルムがして下さったことの「意味」を掘り下げる機会になるかもしれません。
…わたしの卒業が近いので…今後のことを、父と相談出来ればと思っているんです。
近いうちに、ここに招く予定でいるのですが…
…その際に、ヴィルヘルムにも、ご同席願えればと思いまして。
「あたくし達」に起こった変化を説明するのが楽になりますし…」
クローデットの、普段は柔らかく甘い声が気持ち強張っている。
その声も一度途切れ、それから…
「…その場には、「今後」から視点を動かさずに済む人間が、必要だと思っておりますので」
そう言って、青い瞳をまっすぐに青年に向けた。
ヴィルヘルム
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「……………。」
意外だった。卒業後の事を,父と相談する,ということも。
その場所に自分を同席させたいということも。
その意図の全てを理解しているわけではないだろうが,
少なくとも,クローデットの言った“今後”というのはきっと,青年自身の今後にも大きく関係してくるだろう。
「僕でよければ…喜んで。」
紅色の瞳が真っ直ぐと貴女を見つめ返し…柔らかく笑む。
クローデット
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「………ありがとうございます」
青年に柔らかく笑み返されれば、安堵に唇を緩めた。
深い息とともに零れた声は、緊張からか少しかすれたようにも聞こえるが…
「…突然、負担になる話を持ちかけてしまって申し訳ありませんでした。
お茶のお代わりはいかがです?学校のお勉強でも、わたしの課題の方でも…それ以外のことでも、わたしで乗れる相談でしたら頑張りますわ」
それは束の間のこと。クローデットは普段通りの声でそう言って立ち上がった。
男子寮は門限がゆるいと聞いてはいるが、陽が沈むのは早い。
それでも、出来るだけの時間を、彼が望む限りは、共にと。
ヴィルヘルム
>
外を見る…今戻れば十分間に合うが…
「貰っても…いいかな?」
……青年は,今この瞬間の幸福を選択した。
門限後に忍び込むスキルを,男子学生たちから得ていたのは大きかった。
青年にとって,クローデットは常に何かを与えてくれる存在だった。
それが今,少しずつ変わろうとしている。
「……いつか,隣を歩けるように…。」
険しい道だったとしても,一歩一歩,進んでいこう。
ご案内:「クローデットの私宅・リビング」から
ヴィルヘルム
さんが去りました。<補足:血のような紅色の瞳をもつ,アルビノの青年。真新しい常世学園の制服に身を包んでいる。>
ご案内:「クローデットの私宅・リビング」に
ヴィルヘルム
さんが現れました。<補足:血のような紅色の瞳をもつ,アルビノの青年。真新しい常世学園の制服に身を包んでいる。>