2020/06/07 のログ
ご案内:「落第街大通り」にアーヴァリティさんが現れました。<補足:黒髪で風紀の腕章を着けた女性。両手で歪な銃を持っている。>
ご案内:「落第街大通り」にルギウスさんが現れました。<補足:胡散臭いサングラスの闇司祭>
アーヴァリティ > 「風紀の腕章は外してきた方が良かったかなあやっぱり。
みんな逃げてくや。
僕と戦ってくれる人はいないのかなあ...はあ」
風紀の腕章を着けた背の高い女性が両手で見たことがない奇妙な形状をした銃を構えながら、真面目な表情で荒れた道の真ん中を征く。
昨日、ここ最近不足していた好奇心を満たした為、強者と戦いたいという欲望がいつにも増して強くなっている。
その為、わざわざ雑魚避けに拾い物ー殺して奪ったというべきかーを着用してきたのだが、雑魚避け以上の効果を発揮し、自分を中心にほとんどの気配が遠のいて行く。
別に苦戦するような相手でなくてもいいから、多少は腕の立つ相手と戦いたい。
願望とは裏腹に一向に現れない強者に対して愚痴の一つでも溢せばそこら辺に積まれた箱に座ってため息をつき、暗くなった空を見上げようと顔を上げるであろう。
ルギウス > 「いらっしゃいませー いらっしゃいませー。
冷やかしでも何でも結構ですよ」
まぁ、そろそろ店仕舞いかと思っていたのだけれど。
「ちょっと、そこのお嬢さん。
この辺りで遊ぶなら、腕章なんて邪魔なだけだと思いますよ?」
屋台から声をかける。
いやはや、なんとも『面白そうな役者』を見つけたものだ。
アーヴァリティ > 「...あれ?面白そうな人いるね」
気づかなかったが、正面に脇道の入り口があったようだ。
この通りほどではないが、屋台があっても人が数人並べそうなその通りで屋台を出す謎の男に声をかけられ、しかも自分が風紀の見回りをしているわけではなく遊ぶ相手を探していると見破られているのであれば、その興味は加速する。
普段ならこのような相手には「殺し合いたい」ではなく「とことん話してみたい」と言った欲求が湧き出るのだが、今日は生憎そんな気分ではないのだ。
楽しそうな調子の彼に、嬉しそうな表情で歩み寄って行こうか。
「こんばんは!こんなところで屋台出してるなんて珍しいね!」
彼の方へと速くも遅くもない歩調で寄って行けば、演技もない、普段の調子でそう話しかけるであろう。
その表情は楽しみでたまらないといった風であろう。
この手の相手は力を持っていなくとも退屈しないものだ。
ルギウス > 「趣味でやってますからねぇ。儲けを度外視しているので珍しいでしょう?」
ははは と笑いながら屋台から全身が見えるように姿を現す。
長い黒髪に、丸くて大きなサングラス。しかも身に着けているのは真っ白で汚れ一つついていない司祭服。
「貴方もこんなところに遊びに来るなんて相当な変わり者……とは言えませんか。
たまーに来ますからね、貴女のような方」
何か御用でしょうか? なんて舞台上の役者のように大袈裟に両手を広げて。
ご案内:「落第街大通り」にアーヴァリティさんが現れました。<補足:黒髪で風紀の腕章を着けた女性。両手で歪な銃を持っている。>
ご案内:「落第街大通り」にアーヴァリティさんが現れました。<補足:黒髪で風紀の腕章を着けた女性。両手で歪な銃を持っている。>
ご案内:「落第街大通り」にアーヴァリティさんが現れました。<補足:黒髪で風紀の腕章を着けた女性。両手で歪な銃を持っている。>
ご案内:「落第街大通り」にアーヴァリティさんが現れました。<補足:黒髪で風紀の腕章を着けた女性。両手で歪な銃を持っている。>
アーヴァリティ > 「へえ...確かに安いね。それに、面白い品揃えな気もするね
いい趣味だと思うよ僕は」
屋台の前で屈み、並べられた品々を興味深そうに眺めながら感嘆の意と歓喜を込めてそう呟く。
伊達に長く生きてない。その品揃えが少なくとも真っ当な品ではないことは分かる。
そんな物を"格安"で販売する彼は一体どのような趣味でこの屋台を出しているのか。
そしてどのような神に仕えているのか。
興味深い、知りたい。
しかし、今はそれよりもー
「それで、変わり者っていうのは、こういう人って意味であってるかな?」
屈んだまま、屋台から出てきた彼とは反対にある手で、片手で持つ物ではないであろう歪な銃を彼に向ける。
純粋な戦闘への欲望が爆発するまで、銃口が彼に向けられて1秒もあれば十分だろう。
銃口が向いてから1秒後、超現実的の名を授けた愛銃が彼に向けて連続的に火を吹くであろう。
ルギウス > 「ええ、概ねはその通りかと。
随分と人に慣れたモノですねぇ、貴女」
ああ、やれやれ とわざとらしく首を振る。
近くにあった屋台はボロボロだし、右手だって吹き飛んでいるし、真っ白な服も赤く染まって。
「ああ、こんなにボロボロだ。
苦労して組み立てたんですよ、あの屋台」
ため息をついてから、足先でタン♪タン♪タン♪とリズムを取る。
周囲にフワフワと光る弾が浮かんでリズムに乗って回り始めた。
「一曲、ダンスを願えますかレディ?
なにぶつかったら痛いだけですよ……普通の方なら意識が飛ぶ程度です」
光弾が縦横無尽に踊り始めた!
アーヴァリティ > 「...躱すとか防御すると思ったんだけど受けきるとは思わなかったよ」
この手の相手は基本的に耐久性に欠けており見極めだったり搦手で戦うと経験上思い込んでいたのだが、考え直さなくてはいけないだろう。
彼は明らかに強い。このぶっ飛んだ銃の攻撃を受けて無傷とは行かずとも、踊り出せる余裕が残っているなど、思いもしなかった。
冷静さは失われていないが、予想を大きく外れ、想定外の事態となっていることに驚き、言葉を失っている間に彼はわざとらしく落胆し、踊り出す。
そして、光弾があたりを舞い始めれば、本能的に察した。
「君強いね!!!!!!」
なんなら自分よりも。
これまでに出会った中で同格ではなく、数少ない格上の相手。
狂ったような歓喜に染まる笑顔で両手を広げて空を見上げれば異空間へと銃を投げ込み、両手を崩して無くして仕舞えばその場所に黒い粘液を纏わせた銀色の触手が何本も現れる。
そして、笑顔のまま、彼の言ったように踊るように光弾を回避し、避けきれない物に関しては触手で受けるであろう。
攻撃できるタイミングがあるようであれば彼を締め上げようと触手が彼の方へと伸びるであろう。
ルギウス > 「呪いは効かない、ないし効果が薄い……と。
さて、そろそろ治療しましょうか。痛いのは慣れてますし、死ぬラインも知っていますが恰好がつきません」
ヒーリング と 呟けば、失った右手が生えてくる。
回復魔法ではなく再生魔法。
少なくとも動きに支障はあまりなさそうだ。
「強いだけの自負はありますよ。
面倒なんであまり戦闘はしないんですけれどねぇ。知恵比べの方が楽しくないですか?」
呪いの効果が薄いと見るや、炎、冷気、雷、疾風、大地 と色々な属性を当てて確かめていく。
「さて……本命はコレですが、どうでしょうかね?」
一本、わざと見逃して。
絡む直前で使用する 異能『剽窃』 外付けのモノであるなら一時的にでも操作に干渉できるはずだが……
ご案内:「落第街大通り」にアーヴァリティさんが現れました。<補足:黒髪で風紀の腕章を着けた女性。両手で歪な銃を持っている。>
アーヴァリティ > 「戦いって楽しくない?その中でさらに知恵比べするのが楽しいんじゃないか!」
彼は戦いに関してそこまでそこまで好意的に思っていないようだが、自分は大好きである。
三度の食事よりーそもそも必要ないのだがー大好きだ。
彼にとっては戦いは面倒ごとであるようだが、そんなことは知ったことはないようで嬉々として語っており。
触手は彼女にとって本体であり、操作以外を遮断した器官である。
如何なる攻撃も触手で受けきれさえすれば、本体へと影響はない。
炎や直接的な攻撃は全て受け切れるだろうが、雷のみは違い、触手の半分ほどを黒こげにし、直撃した部分は黒くなって崩れ落ちた。
雷に触れた触手が明らかにダメージを受けているのを見れば複数の種類の攻撃を操っているであろうことを予想しており、
「捕まえた!」
にたあ、と狂気じみた笑みを浮かべる。嗜虐的という笑みではなく、捕まえられた彼がどう動くか興味があるようで。
彼女の触手は彼女が生まれた時から持っている数少ない特徴であり器官である。もしその異能があくまでも外付けのものしか操作を奪えないのであれば、操作を奪われることなく、彼を締め上げて地面から2mほど持ち上げようとするであろう。
ルギウス > 「それが必要であるなら、盛り上げる細工や演出も吝かではないのですがねぇ。
闘争そのものは否定しませんよ。スタンスの違いです」
卵の調理法や調味料の差、みたいなものですよ と笑いながら2m程の高さまで持ち上げられて。
しかし、巻き付いたはずのソレは薄皮一枚のところで薄く伸ばすように張られた結界に遮られているようで。
「やはり間近で観察するのがいいですねぇ。
なるほど、理解してきました。
感覚の遮断はいけませんねぇ……異常があっても気が付きにくい。
触手 貰い
便利そうですし……『ソレ』『剽窃』ますねぇ」
三日月のような笑みを浮かぶ。
ルギウスの指先から、まったく同じような触手がズルリズルリと這い出し、アーヴァーリティの触手を辿るように絡みついて遡っていく。
取り込まれようがお構いなしに、伸びて絡んで……いきなり内側から電撃を発して諸共を巻き込んで自爆した。