2015/05/30 - 14:56~18:02 のログ
ご案内:「闘技場」に川添 孝一さんが現れました。<補足:切崩した制服を着用したチンピラ。>
川添 孝一 > うおらあああああああああぁぁぁ!!!
(男子生徒の一人を場外まで殴り飛ばす)
よっしゃあ!! 俺、強いぜぇ!!
(闘技場で本日四人目の挑戦者を破ったのは、川添孝一)
(彼は昨日、とある少女から敗走したストレスを戦闘で発散していた)

川添 孝一 > ………。(右手を握り、開く)俺が弱いんじゃねぇ。
あいつが強すぎただけだ………(自分に言い聞かせる)
俺はレモンシード・メソッドAAランク!!
異能はセカンドステージの《ルナティック・トロウル》川添孝一だ!!
文句がある奴ぁかかってきやがれぇ!!!
(吼えるチンピラ、盛り上がる場内、実況に熱が篭る)

川添 孝一 > (普段、真面目に授業にも出ない、やってることと言えば生活委員会の奉仕活動だけ)
(そんな彼が単位を稼ぐ数少ないチャンスが闘技場であった)
(異能を使った戦闘データの蓄積、それは勝利者へ単位と言う形で還元される)
(闘技場ではランキング戦もあるが、今は見ての通り勝ち抜きバトルだ)
(川添孝一の能力は一対一での戦闘に強い)
(だが単位を狙ってまた川添に挑戦する者が現れる、の繰り返しであった)

川添 孝一 > (その時、五人目の挑戦者が姿を現す)
(氷の銃弾の異名を持つ男子生徒だ)
確かテメー、氷雪系の能力者だったなぁ……?
(戦闘開始のゴングが鳴り響く)オウ、どうした?
撃ってみろよ、氷の銃弾とやらをよぉ。

川添 孝一 > (男子生徒が指先から放ったのは氷の飛礫)
ハッ。(鼻で笑いながら川添は体に穴を開けて銃弾を回避した)
(体に開いた無数の穴を通り、氷の銃弾は川添の背後の石畳に穴を穿つ)
てめーの異能、ファーストステージだろ?
氷の銃弾を飛ばすことくれーしかできなさそうだもんなぁ!
(大仰に笑ってみせて)ゲハハハハハ!!
それじゃー話に……なんねええええええんだよォ!!!
(腕を伸縮させ、男子生徒を一方的に殴りつける)

川添 孝一 > オラ! オラ!! どうした、《氷の銃弾》!!
この俺が!! 《狂悪鬼-ルナティック・トロウル-》が!!
川添孝一様が怖ぇかよぉ!!!
(相手が蹲っても執拗に伸縮する腕で殴りつける)
(アウトレンジから殴りつける、それが川添孝一の得意とするスタイルだった)

川添 孝一 > (レフェリーが二人の間に割って入る、勝負はあった)
十年早いんだよ、ボケがぁ!!(両腕を振り上げて勝利をアピールする川添)
(相手だった男子生徒は医療班に運び出されていく)
そうだ……お前ら、もっと恐れろ…俺を!
川添孝一をなぁ!!(両手を広げて観客席をぐるりと見渡した)

ご案内:「闘技場」にレイチェルさんが現れました。<補足:制服の上にクロークを纏った金髪眼帯の風紀委員>
川添 孝一 > 5連勝だ! これで俺に単位をくれるんだよなぁ?
(レフェリーを指差して確認し、笑う)
これで単位がもらえるんだ、簡単なもんだぜ!!
何せ、お前らときたら弱っちいからよぉ!
いや、俺が強すぎるだけか……? ゲハハハハハハ!!!
(まるで俺こそが闘技場の主だと言わんばかりに好き勝手言い、そう振舞った)

レイチェル > 川添孝一、か……トロールっつーか獣っつーか……こりゃちーとばかし注意しとく必要があるかもしれねーな(観客席の中程、金髪を腰ほどにまで伸ばした少女が腕を組んで、闘技場で暴れまわる川添孝一の様子を観察していた。その腕には、遠目からでも目立つ風紀委員の腕章がつけられている)
ご案内:「闘技場」に雪城氷架さんが現れました。<補足:地面まで届くような銀髪ツインテールの少女、一年生>
川添 孝一 > (まだ熱気収まらない観客席を満足げに眺めていた時)
あれは……(金髪の少女の腕に風紀委員の腕章を見つける)
おうおう、お前ら! こんなお祭り騒ぎの中で風紀だの法規だのを遵守するヤツがいらっしゃるぜ!!
(観客が静かになる)アイツだ。(金髪の少女を指差し)
ま、闘技場は合法だし? 俺だってホレ、後ろ指を指されるようなことしてねーし?
(どの口がそう言うのか、とにかく不良は煽り始める)
かーえーれー! かーえーれー!
(親指を下に向けながら金髪の少女に帰れコールを始める)

雪城氷架 > 「うーわ、品のない笑い方だ…ああいうのもいるんだなー…」
観客席から闘技場の中央を眺める少女
学校にこんな施設まであることに少し驚いている

雪城氷架 > 「(ん……風紀委員…?)」
どれ、と目線を送ってみる
このはちゃめちゃな学園の風紀を守る人間とはどんなやつだろうと、
確かに見える腕章と、つけているのが女性なことに少し驚いた表情を浮かべる

レイチェル > 這いつくばってる相手に攻撃を加え続けてたよーだが、
後ろ指さされるようなことしてねーなんて、よく言えたもんだぜ
(少女は静かに席を立つ。コールを前に素直に帰るのか、そう思いきや、闘技場の中央へ向けて歩を進め始める)

川添 孝一 > (銀髪の少女には気付かないままに風紀委員に肩を竦めて苦笑する)
おいおい、ここは闘技場だぜ?
何をされてもなぁ、弱いヤツが悪ぃんだよぉ!!
(闘技場に向けて歩いてくる風紀委員を前に腕を組む)
それで? 教育的指導でもしてくださるワケ?

雪城氷架 > 「(え、ちょっと、大丈夫なのか…?)」
中央へ歩いて行く金髪の女性を目で追う
おそらく自分と同い年くらいだろう、自分がそう見えるかどうかは兎も角
なんだか柄にもなくはらはらとして見守る───

レイチェル > これ以上さっきの奴らみたいな、ひでぇ怪我人を出す訳にもいかねー。
だから教育的指導ってーのをしてやろうじゃねぇの。
(そう返すと、少女は自らの腕章をぐっと掴み、にっと笑った)
次の挑戦者は他にいねーようだな?
いねーんなら、邪魔するぜ!
(少女が立つのは観客席の端、
最早川添孝一の居るフィールドとは目と鼻の先だ)

川添 孝一 > いいだろう!(レフェリーを指差してがなり立てる)
審判、とっとと準備しやがれ!! 次の相手はこいつだ!!
(指の関節をパキパキ鳴らしながら硬貨を一枚取り出す)
これが地面に落ちると同時に戦闘開始だ、いいな?
(川添の表情が喜悦に歪む―――普段から取り締まられている風紀委員を叩きのめすチャンスだ)
後悔すんなよ……風紀委員さんよォ…キヒヒ。
(コインが空中に弾かれ、ゆっくりと地面に向けて落ちていく)

(石畳に硬貨が落ちる乾いた音が、響いた)

雪城氷架 > 「お、おい…女の子相手だぞ…本気でやるつもりなのか…」
両者ともやる気たっぷりすぎる現状にショックを受ける
これが異脳学園都市、外で得てきた自分の常識が通用しない…

レイチェル > 後悔だぁ? その言葉、そのままてめーに返してやるぜ
(そう言って、両手をクロークの内に入れる。コインが投げられると同時に、跳躍。それが地に落ちる前には、少女は闘技場のフィールド内に立っていた。レイチェルの靴音が石畳を叩いた直後、硬貨が石畳を打った――)

川添 孝一 > ほざけ、風紀委員会の犬がぁ!!(瞬間、戦闘開始の合図)
しゃらぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!
(吼えると同時に川添の腕が伸びた)
(伸縮する右腕が相手を殴りつけようと)

レイチェル > (恐ろしい勢いで迫り来る幸一の右腕に対し、
咄嗟に姿勢を低く。回りこむように走り抜けて躱す)
……まるで獣だな
(すり抜けざまに、クロークからハンドガンを取り出すと、
躊躇なく背後から全弾を撃ち込んだ)

雪城氷架 > 「しかし二人共なんだか柄が悪いな…」
頭を掻いて、あんなのがいっぱいいるのかなぁ、などと思ったりしていると───
えっ、撃った…?実弾?ねえ実弾?マジかよ、とかなり慌てる少女

川添 孝一 > !!(伸縮する腕を回避された上に背後から銃弾を撃ち込まれる)
ぐ、おお!(何発かは体に穴を開けることですり抜けたが、さすがに全弾を回避することはできない)
(背中側に何発か銃弾をもらい、呻きながら前に一歩踏み出した)
速ぇな……だが点が貫通する攻撃で俺のルナティック・トロウルは破れねぇ!!
(振り向きざまに左手の人差し指を向ける)
(人差し指から放たれたのは、指の骨を射出する骨の銃)
(実銃ほど速度や貫通力があるわけではないが、当たれば衝撃は十分)

レイチェル > ……ゴム弾でも――当たると痛ぇだろ? 超大型の獣を鎮圧する為に使う特注品だぜ
(ハンドガンを持った手をクロークに入れながら、幸一の様子を窺う)
……ちっ、ガンマン対決かよ、上等だ!
(とは言ったものの、突然素手から放たれた弾丸に反応しきれず、回避を試みるも肩に直撃を受ける。瞬間、動きが鈍った。)

雪城氷架 > 「(…そりゃそうだよな、風紀委員がそんな物騒なわけないさ)」
ない胸を撫で下ろして観戦モードに戻る
しかしあの不良学生の男…随分異質な異能だな、と内心で思い注視する

川添 孝一 > なんだゴム弾かよ、てっきり実弾か水鉄砲かと思ったぜ。
(直撃を受けたと見るや一気呵成に距離を詰めて)
その足にダメージを入れてから!! いたぶってやらぁ!!
(左腕の橈骨を引き抜くと、右腕で骨の剣を持って相手の足を狙って突き出す)

レイチェル > ……最初ので黙らせる予定だったんだがな。
こいつぁマジで実弾使わねーとダメか?
(そう言って笑いながら、クロークから手は出さない)
面白ぇ異能だな~……次から次へと色々出てきやがる
(口調は余裕だが、肩に骨弾の直撃を喰らって確実に動きが鈍っている。)
じゃあ、こっちも異能を使わせて貰うぜ?
(孝一の一撃は確かなものだった。
その一撃は、レイチェルの足を確実に捉える――その筈だった。
しかし、突き出す先に居た筈のレイチェルのは、
孝一の目の前からこつ然とその姿を消す)

川添 孝一 > ………っ!!(姿を消した少女、石畳を突く骨の刃)
ど、どこだ!? どこへ行った!?
(骨の刃を持ったまま周囲を見渡し)

レイチェル > (周囲を見渡す孝一。ひと通り見渡した所で、後頭部に冷たい感覚を覚える。間違いない、銃口だ)
この学園に居りゃ聞いたことある奴も居るかもしれねーが……時空圧壊《バレットタイム》――時の流れを操作するオレの異能だ。今度はショットガン――実弾だぜ?

雪城氷架 > 「(───今、あの女、何をやった?)」
理解がついていかない
風紀委員は強力な異能をもつ集団だと聞いてはいたが、まるで得体が知れない力だ

川添 孝一 > ………っ!!(骨の剣を落として両手を挙げる)
お前……時空圧壊(バレットタイム)のレイチェル・ラムレイか……!!
レモンシード・メソッドでAAA+以上はあるという噂の……!
(後頭部の冷たい感触に震える―――実弾で頭部を撃たれて平気なようには出来ていない)
や、やめろ……降参だ、降参する…撃つな、撃つなよ!?
(レフェリーが右手を上げてレイチェルの勝利を宣言する)
(川添は震えながら銃口が退けられるのを待つだけだ)

レイチェル > ……撃ちゃしねーよ。
(骨弾の直撃した肩を抑えながら、レイチェルはショットガンを下ろした)
異能無しでいけると思ってたんだがな……流石にあそこで足を持って行かれちゃオレも勝てるかどうか分からなかった。だから使わせて貰ったぜ。
(レフェリーの右手を見て、レイチェルはショットガンをクロークの中にしまう)
ったく、試合に勝って……勝負はオレの負けだ――ルナティック・トロウル、聞いてた通りの強さだったぜ

雪城氷架 > 「………ふぅ…見てるこっちがはらはらしたよ」
はーっと大きなため息をつく
初めて見学した異能力者同士のバトルだ、手に汗も握るというもの

川添 孝一 > ……チッ。(ようやく両手を下ろすとばつが悪そうに舌打ちをして)
負けた直後に褒められても嬉しくとも何ともねぇ。
次は絶対に………!(その声を出し終わる前に観客席から歓声が飛ぶ)
な、な、な!?(散々、観客や参加者を煽ってきた暴君が負けた瞬間だ)
(観客たちが川添の敗北を喜び、レイチェルを祝福していた)
て、てめぇら……!!(顔を真っ赤にして怒るが、負け犬の遠吠えすら出ない)
お、覚えていやがれッ!!(観客の声から逃げるように舞台から走り去っていった)

(後には観客席からのレイチェルに対する拍手の渦が残っていた)

ご案内:「闘技場」から川添 孝一さんが去りました。<補足:切崩した制服を着用したチンピラ。>
雪城氷架 > 「……すごいステレオタイプな不良もいたもんだ」
ある意味感心しつつ、周囲の観客と共にぱちぱちと拍手を送る

レイチェル > 覚えてやがれ、か……ったく、良い縁が出来ちまったもんだ。
ま、風紀委員になっちまった以上は、あーいう不良と縁ができちまうのは当然のことか。
しかし川添孝一か……いずれまた会うことになるかもしれねぇな。
さて……オレもとっとと帰るか(そう言って跳躍すると、観客席に戻る)

雪城氷架 > 「やぁ、すごかったなお姉さん。あれが風紀委員の実力…ってやつ?」
観客席に戻ってきたレイチェル、
丁度自分の近くだったので声をかけてみる

レイチェル > 仕事しに来ただけで、歓声を浴びせられに来た訳じゃねーんだけどな……
(話しかけられると居心地が悪そうに視線を落とし)
風紀委員である以上は、な。あーいう奴ら相手にやり合わなくちゃいけない
訳だしなぁ……
対話で解決、なんて奴も居るが、オレにはこっちの方が合ってる
(そう言って、クロークからハンドガンを取り出して見せる)

雪城氷架 > 「…ま、私は途中からしか見てないけど、あいつはやりすぎだと思ったよ。対話だけじゃ風紀は守れないんだな…風紀委員ってのも大変だ…名前とかって聞いてもいいのかな…?」
ハンドガンをしげしげと眺めながら、少しだけ物怖じしたように名前を問う

レイチェル > やりすぎか……ま、オレも人のことは言えねーもんだが。それでも、現場を見ちまった以上は風紀委員として仕事はしねーとな
(名前を聞かれると、ハンドガンをクロークにしまって向き直った)
名前か? 名前はレイチェル・ラムレイ。高等部の一年、さっき言ってた通りの風紀委員だ。

雪城氷架 > 「一年…同学年だったのか…ってもこのがっこ、いろんな年代の人いるしわかんないよな……私は雪城、雪城氷架だ。此処には転入してきたばっかりでさ、正直まだ異能力とか慣れないんだけど…何かあったら助けてな、風紀委員のレイチェルさん」
わいわいと歓声が続く中、お互いの名前をやりとりする。
こういう出会もまたアリだ、ちゃんと顔と名前を覚えておこう───

レイチェル > 雪城氷架か、確かに覚えたぜ。
まー、その時その場に居合わせたら仕事はする。
オレの他にも風紀委員は居るから、
まーてきとーに頼るこったな
(歓声が恥ずかしいのか、そそくさとクロークを翻して観客席をあとにした)

ご案内:「闘技場」からレイチェルさんが去りました。<補足:制服の上にクロークを纏った金髪眼帯の風紀委員>
雪城氷架 > 「風紀委員か…ちょっとカッコいいな?」
恥ずかしそうに去るレイチェルを苦笑して眺めて、自分もそそくさとその場を後にする───

ご案内:「闘技場」から雪城氷架さんが去りました。<補足:地面まで届くような銀髪ツインテールの少女、一年生>