2020/07/03 のログ
ご案内:「大時計塔」に神樹椎苗さんが現れました。<補足:名簿必読お願いします。黒基調の衣服、スカート。怪我だらけの自殺癖。時間や細かいシチュはお任せ。後入歓迎 ~朝6:00までRP可>
神樹椎苗 >  
 クーラーボックスを肩から下げて、この日二度目の時計塔侵入を行う椎苗。
 少し前に風紀の制服が出ていったのを、隠れてしっかり見送ってからの侵入だった

「どうも最近は人の出入りが多いみてーですね。
 本格的に別の場所を探した方がいいかもしれないです」

 時計塔の外に出て、クーラーボックスを置いて中からよく冷えたみっくちゅじゅーちゅを手に取った。
 そのまま柱の陰に腰を下ろして一口飲むと、大きく息を吐いた。

「もう七月ですか。
 はえーもんですね」

 湿り気のある風に吹かれながら、日々着実に暑くなっているのを感じた。

神樹椎苗 >  
「試験が終われば、海開きに夏休みですか。
 まあ、しいにはかんけーないですけど」

 海やプールだとか、水遊びをできるような体でもなければ、夏休みだからと何をする予定があるでもない。
 椎苗にはこれと言って『死にたい』という以外の目的がないのだ。

「休みになったら、ここよりも静かで死にやすそうな場所でも探しますかね。
 そういえば研究区と居住区以外はほとんど行った事ねーですし」

 と、独り言をつぶやきながら、昼頃に断念した『試験勉強』を再開する。
 問題集を開いて、クリップボードにはさんだノートへ要点をまとめるように書き込んでいった。

ご案内:「大時計塔」にさんが現れました。<補足:常世に来たての幼女、最近慣れてきた>
> 「しーいーなちゃん、あーそーぼー」

いつもの幼女の声がする、騒がしくなりそうで、ある

神樹椎苗 >  
「あー……」

 声が聞こえた。
 なんなら、階段を駆け上がってきて、勢いよく扉を開けてきそうな予感もする。

「なんで好き好んで来やがるんですかねー」

 と、ぼんやりと遠い目をして。

「あーそーばーねーですー」

 少し大きな声で返した。

> 「どーん」

階段を駆け上がって、勢い良く扉を開けて

「しーなちゃん、遊ぼ?」

いつもの様に笑って見せた

神樹椎苗 >  
「あそばねーです。
 あそばねーでーすー」

 「走るんじゃねーですよ」とも付け加えながら答える。
 なるべくそっけなく、顔もむけないまま問題集に視線を落として。

「しいは今勉強中です。
 試験もちけえですからね」

 と、わざとらしくペンを動かし、ノートにこまごまと書き込みながら。

> 「はーい」
ゆっくり走るのをやめて

「しーなちゃん、おべんきょ?えらいなあ」

近づいて、覗き込む様に

神樹椎苗 >  
「別に偉くもなんともねーですよ。
 やって当たり前の事をやってるだけです」

 そう言いながらようやく顔を上げて。

「それで、お前は勉強しなくていーんですか。
 もう試験まで時間ねーですけど」

> 「んーん、えらいよ」

うーん、と頭を抑えながら

「してないー、から、しーなちゃんとしようかなあって」

じーと、見つめながら

神樹椎苗 >  
「してないって……お前、学校の成績どーなんですか。
 特にしなくてもよゆーな部類の人間ですか」

 言っては見たが、自分を見てくる目を見返せば、まるでそんなふうには見えない。

「まさか、全くしてねーってわけじゃないですよね。
 試験落としたら、科目によっては補習とかあるかもしれねーですよ。
 そしたら遊んでいられなくなりますよ」

> 「んー?んー、ふつう?」
ふつうの小学生レベルではあるのだろう。

「え?そうなの?おしえてたすけてしーなちゃん!」

慌てて縋りつくように抱きつく姿勢で

神樹椎苗 >  
「そうですか、ふつーですか。
 まじでやべーですね?」

 抱きついてくる少女に、今更もう抵抗することもなくされるがままになり。

「頼まれたら教えない事もねーですけど。
 お前、一般教養以外に何の科目受けてるかまで、覚えてねーなんてないですよね」

 それはないだろう、と思えないのが不安だった。
 そもそも、学園のシステムすらよくわかっていない可能性すらあるのではなかろうかと思い、まさかないだろうとわずかな期待を込めて確認を。

> 「やべー?」

抱きつきながら首を傾げ

「いっぱんきょーよーはおそわってる」

後はよくわかんないって顔をしている、保護者と言うか説明するやつは何をしているのか疑うレベル

神樹椎苗 >  
 おいこら、出てこい保護者。

「あー、そこがわかってるならいーです。
 ここの独自科目は最悪、委員会活動の単位で補えないこともねーですから」

 とはいえ、もしほかに受けている授業があって、そのテストの試験に落ちた場合は教師によっては補習もあるだろうが。

「一般初等教育だから、算数、国語、社会、理科、音楽、図画工作、体育あたりですかね。
 お前、得意な科目と苦手な科目はなんですか。
 体育はしいも得意じゃねーですけど、ほかなら教えてやれなくもねーですよ」

> 「んー、あとはいのーせいぎょ、はでてる、けど、しけんはじつぎっていってた」

まあギリギリ赤点にはならないだろうとは思う。

「おんがく、はとくいー、さんすうがきらいー」
子供らしい回答である

神樹椎苗 >  
「それはお前には必要な科目ですね。
 実技なら、慌てたり緊張しなけりゃ平気でしょーね。
 お前、人前で何かやるの苦手なタイプ……でもなさそーですし」

 むしろ無邪気に堂々とやりそうな雰囲気はある。
 少なくとも椎苗の前ではそう見える、というだけではあるが、風紀の手伝いをしている事も考えれば多少注目されることには慣れている……だろうと思いたかった。

「算数ですか。
 足し算引き算掛け算割り算、この辺はわかりますか。
 小数点、分数、後は図形もありますけど……算数は全部嫌いとか、そういうのですか?」

> 「ん、だいじょーぶ、しねっていわれるよりはへーき」

にっこりとヘビーな事をのたまう幼女、ちょっと闇が見えたが

「うん、わりざんまではへーき、ずけいはにがてー、うーん」
最初でつまづいたせいかにがて意識があるのだろう、そのあたりのにんしきでは

神樹椎苗 >  
「そうですか。
 しいは『死ぬな』とか『生きろ』とか言われる方が嫌ですけどね」

 お互いにまともな人生を歩んできていないのはわかっていたけれど。
 少女自身から口にされると、少しばかり不愉快な気分になった。

「となれば、少数分数に図形、後は面積ってところですか。
 お前は頭悪いようには見えねーですし、あと一週間あればまあ何とかなるかもしれねーですね」

 そう言うと椎苗は立ち上がり、クーラーボックスから冷えた『いちごみるく』を取って、少女に差しだした。

「寮に帰るですよ、違法ロリ。
 遊んではやらねーですけど、部屋で教えてやります」

 そう言いながらクーラーボックスを閉じて、勉強道具もバッグに押し込んだ」

> 「んー、しーなちゃんにはそばにいてほしいなー」

少女の小さな願い、そういうものを感じる

「ん、ありがとうしーなちゃん」

いちごみるくを受け取って笑う

「えへへ、おせわになります」ぺこっと頭を下げて無邪気な笑みを

神樹椎苗 >  
「しいが死ぬまでは好きにしやがれです。
 お前が勝手によってくる分には、もう文句言う気も失せちまったのです」

 バッグとクーラーボックスを持ち上げながら、面白くなさそうに言う。

「お世話するつもりはねーですよ。
 優しく教えてやるつもりはないですからね。
 算数はもちろんですけど、ほかの科目も平均点以上は取れるように叩き込んでやります」

 そして、さっさと扉に向かって歩いて行ってしまう。

> 「むー、しーなちゃんはつんでれ?だなあ」

ゆっくり手を伸ばして、いつもの様に、握手しようと

「ま、まってよしーなちゃん、もー」

慌ててでも走らない様に歩いて

神樹椎苗 >  
「のんびりしてる暇はねーです。
 もたもたしてると置いてくのですよ」

 そう言いながらも、振り向いて片手を差し出す。
 そうして二人で寮に帰れば、椎苗のスパルタ授業が始まることだろう。
 短時間の詰め込み試験勉強……果たして、少女は着いてこれるのだろうか!
 まて、次回!

ご案内:「大時計塔」から神樹椎苗さんが去りました。<補足:名簿必読お願いします。黒基調の衣服、スカート。怪我だらけの自殺癖。時間や細かいシチュはお任せ。後入歓迎 ~朝6:00までRP可>
ご案内:「大時計塔」からさんが去りました。<補足:常世に来たての幼女、最近慣れてきた>