2020/07/31 のログ
ご案内:「浜辺 防波堤」に雨夜賢瀬さんが現れました。<補足:キャップ、ポロシャツ、チノパン。>
雨夜賢瀬 > 天気ヨシ!風ヨシ!波高ヨシ!

「んー、最高の釣り日和じゃないか。
 天気予報は頼りになるねぇ」

缶コーヒー片手に、釣りイベントの主催者は防波堤にやってきた。
もちろんマイ釣り竿を持ってきている。

そう、スタッフ……主催だろうと大会に参加してはいけないというルールはない。
自分も参加する気満々であった。

今日はオフなので制服でもなければ、腕章も付けていない。

雨夜賢瀬 > 「そしてこの防波堤の穴場はここ。消波ブロックを超えた先。」

そう、男は常連だ。頻繁に釣りに来ている。
釣れるポイントも知り尽くしていた。

缶コーヒーを脇において、ひょいひょいっと消波ブロックを渡っていく。

仕掛けを作って、投げる。
シンプルにウキ釣りだ。

そして男は異能や魔術は使わない。素のままの釣りを楽しむ。

判定:頻繁に釣りをする。異能・魔術なし
[1d10→3=3]
雨夜賢瀬 > しばらく待っていると……

「よし」

ウキがすっと引き込まれる。適当にアワセる。

ああ、この感じだ。

「ふむ、グレか。」

これで1点。かなり小さいから逃しておこう。

他の人も来ているから、撒き餌の必要もあまりないようだ。
しかしウキ釣りは絡まるかもしれんな。初心者の邪魔をしても仕方ない。やめておくか。

雨夜賢瀬 > ということで防波堤までもどって、釣り竿ごと変更、仕掛けも別物だ。
アミエビを使ったちょい投げ釣り。狙いは…シロギス。

「釣れるといいがね」

ヒョイっと投げて、適当にサビく。

しばらく釣れないのが続き……ヒット。連れたのはメゴチ。

「ううむ。サビきが足りないか。
 まぁ1点だな」

リリース。他の参加者に届け。

雨夜賢瀬 > もう一度挑戦。

ヒョイっと投げて、サビくスピードを上げる。
何度か繰り返して……ヒット。

「よし、本命だ」

本命だろうが外道だろうが1点は1点。
こいつは持っていこう。ボウズだった人に参加賞でやる分だ。
キスといえば天ぷらだ。

もっと釣らなければな、そう思っていたが……

雨夜賢瀬 > 釣れなかった。

『雨夜さん、調子悪いっすね』

他のスタッフが声をかける。

「釣れんときは釣れん。そういものだからな。
 まぁ、初心者も来るのに大人気ないこともできんだろう」

『よく言いますねぇ、穴場使っておきながら』

痛い所を突かれる。

「なんとでも言え。いつもと条件が違うんだ。それだけさ」

人が多ければ、釣り方も違う。
そういうものである。
今日は釣れない日だった。
そういうものである。

……密かにリベンジを決意する雨夜であった。

ご案内:「浜辺 防波堤」から雨夜賢瀬さんが去りました。<補足:キャップ、ポロシャツ、チノパン。>