2020/08/06 のログ
ご案内:「浜辺」に霊山 市仁さんが現れました。<補足:帽子、サングラス、普通に長袖の服、釣り具一式、釣りする人が来てるベストみたいなやつ 【乱入歓迎】>
霊山 市仁 > 「…僕は負けない。」

負けるわけにはいかない。

「…失ったものの為。」

そこにある栄光の為。

「僕はここで勝利する。」

釣り大会、それは釣り好きたちがしのぎを削る場。
…というほどでもない、今回の釣り大会はむしろカジュアル層の参加が中心で皆楽しそうに釣りをしている。

そんな中に闇釣り具など持ち込んでいるのでいくらか浮いている。幽霊の格好をしていなくても浮いている。

霊山 市仁 > 心を統一する。
周りの歓声に心を奪われない。

あるのは自身と海だけ。

─静かに糸を海へと垂らす。
【初心者+有効な道具】

霊山 市仁 > [1d6→6=6]
霊山 市仁 > 1d3 [1d3→1=1]
霊山 市仁 > ………来た!!!!!!

「これは…まるで地球がかかったかみたいな重さだ!!!」

メキメキと竿が軋んでいる!!
普通の釣竿であるならば既に折れてしまっていただろう!!
だが!この釣竿はそうではない!闇釣具屋で買った闇の釣り具【ダークロッド】と言うべきもの!!
普通の力で折れるようなことはない!!

「ぐっ!このままじゃ引きずり込まれる!!!!!」

だが竿が…道具が耐えたところで!使用者が落ちてしまえば意味がない!

【合計6+1=7(すごいでかい)】

霊山 市仁 > 凄まじく暴れる力!人間の大きさほどの魚影が見えた!
そりゃ重いはずだ!なんでこんなところでこんな大物が!!!

「くッここまでか!」

諦めが心をよぎった時…黒い肌のエルフ(釣りによる日焼けでダークエルフではない)の店主の言葉を思い出す。

『これは、闇の釣り具は持ち主の闇を力に釣りエネルギーに変換するんです。闇を見せればそれに道具は答えてくれる…。』

「僕は…負けない!!ここで大物を釣り上げて絶対にちやほやされるんだあ!!!」

昏い光が竿に宿り!
その光が霊山の身体を覆っていく!!!!

霊山 市仁 > 「フィッシング!!!!!」

汚い欲望とお金の力。
2つの力が一つになって遂に…遂に釣り上げる事に成功する!!!

しかし、釣り上げたそれは魚というにはあまりにも冒涜的な姿をしていた。
人間ほどの大きさのそれには腕と足のようなものがついており顔に近い辺りはウロコがなく青白い肌が見えている。

『オマエノヤミウマイ。』

しかも喋った。

「これ絶対悪魔の岩礁の方から来たやつだよ!!!!」

あたりがざわざわとし始める。

霊山 市仁 > …大物を捌いて皆にふるまってキャーキャー言われるプランが崩壊している。
大物は大物で間違いないし、キャーキャーは今も言われているけど…。

「うん、魚拓とるか…。」

なんだかんで記念撮影の後、魚拓も取らせてもらってその後普通に手を振って別れた。

「…これ魚釣った扱いになるのかな。」

そんな、疑問が消せないままにまあその後もほどほどに釣れて釣り大会は進んでいく。

ご案内:「浜辺」から霊山 市仁さんが去りました。<補足:帽子、サングラス、普通に長袖の服、釣り具一式、釣りする人が来てるベストみたいなやつ 【乱入歓迎】>