2020/08/11 のログ
ご案内:「突堤」に阿須賀 冬織さんが現れました。<補足:[後入り歓迎] 帽子と黒のジャージ、借りた釣り具 >
阿須賀 冬織 > 太陽の光がサンサンと降り注ぐ。
吹き抜ける潮風によって、晴天の真夏であるが肌は涼しく心地よい。

釣りとか全然やった事ないけどまあフィーリングでなんとかなるんじゃないかと参加を決意。
こうして絶好の釣り日和に――少なくともこの時間、この場所は――初めての釣りを体験することとなった。

「ちぇー、やっぱ電気使うの禁止かよ。……んー、どこで釣ればいいんだろ。
穴場なんてわかんねーし、他に人がいる場所でいっか。」

会場で道具を受け取って、軽く使い方を教わる。ダメもとで聞いてみたがやっぱり電気の使用はダメらしい。
自分の異能だし、かかった魚だけだしいいじゃん、なんて思うがまあ別に沢山釣りたいというよりは楽しみたいという目的なので従うことにする。
それはそうとやってみたくはあったが。

阿須賀 冬織 > さて、道具の使い方なんかはとりあえず分かったが、正直どこで釣るのがいいかとかは全くわからない。
素人が穴場を探そうとしても見つかるわけがないことは確実なので、人はそれなりにいるが突堤に行くことにした。
なんか釣りのイメージといえば突堤とかだしそこまで悪くないんじゃないだろうか。

別に沢山釣りたいわけではないが、楽しむにしても折角だから一匹くらいは釣ってみたいのだ。
てくてくと突堤まで歩き、隣いいですかと、近くにいた人に声をかけてから並ぶ。

下を見れば消波ブロックに押し寄せた波が白い泡を立てている。
ビーチとはまた違った海を眺めながら、慣れない手つきで餌を付け始める。

阿須賀 冬織 > 「ちょっとてこずったけどまあ、初めてだしこんなもんだよな。
……魚、釣れるといいんだけど。」

少々時間はかかったものの無事に餌を付けることができた。
釣れるだろうかといった期待と不安を抱きながら、釣り竿を持って海と向かい合う。

えいやっと、気合を入れて投げ入れる。
[1d6→4=4]
阿須賀 冬織 > 少しすれば釣り竿に感触が伝わる。おっ、これが来たということなのだろうか。
釣りあげるとそこには鮮やかな青色の魚が。

「これ、映画で見たことあるし、食用じゃねーよな……。」

その後も釣りをしている際に何回かヒットしたものの、釣れるたのは同じく鮮やかな食用とは思えない魚達。
あとは逃げられた。結構大きい反応もあったけどまあ初心者が上手く釣り上げることはできなかった。

「んー、こいつらどうするかな……。これ、流石に食べられなさそうだし……。
かといって折角釣ったから逃がすのもあれだし。……うーん。」

どうしようかと少し悩む。折角初めての釣りで釣った魚を逃がすのもなんだかもったいない気がした。
しばらく悩んで、とりあえず飼って見ることにした。見た感じ熱帯魚だから難易度は高そうだが、時間はたっぷりあるし、釣れた魚は元気そうだ。
後日、彼の部屋には大き目の水槽が置かれることになる。

ご案内:「突堤」から阿須賀 冬織さんが去りました。<補足:[後入り歓迎] 帽子と黒のジャージ、借りた釣り具 >