2015/06/09 - 20:07~01:20 のログ
ご案内:「大時計塔」に桜井 雄二さんが現れました。<補足:不燃不凍のスーツに身を包んでいる。>
桜井 雄二 > (生活委員会の仕事が終わり、今日の用事も全て終了)
(足早に夜の街を歩き、帰路につく)
(その時、大時計塔の真下で騒ぎが起こっていることに気付いた)
桜井 雄二 > 「やめてください!」
「いいじゃねーか、俺たちの家に行こうよ」
(一人の女性が街のならずものと思しき男たちに絡まれている)
おい、お前たち。何をしている。
(桜井は迷わずに声をかけた)
桜井 雄二 > 「なんだぁ、お前は」
「俺たちはこの姉ちゃんと楽しく遊ぶんだよ、さっさと失せろ」
(チンピラたちは桜井に凄んでくる)
その女性は嫌がっているように見える。
嫌がっている女性に無理強いをするのは男らしくない。
やめたほうがいいぞ。
(無表情に男たちに説得?を試みる)
桜井 雄二 > (チンピラたちが顔を見合わせる)
「あー……そうだそうだ、君の言う通りだなぁ」
「男らしくなかった、君は正しいよ」
(わざとらしく頷きながら桜井に近づいてくる)
そうか、伝わったならよかった。
その女性はすぐに風紀に連絡して家まで送り届けさせよう。
(チンピラたちがプッと笑い出す)
「君、風紀じゃないの?」
ああ、俺は生活委員会だ。
今日も校内清掃をした帰りなんだ。
桜井 雄二 > 「そうかよっ!!」
(チンピラが取り出したスパナで桜井の頭部を殴打する)
(桜井は倒れこんで、頭から血を流し続ける)
「ギャハハハハ! 風紀をやったら面倒だと思ったけどよぉ!!」
「よりによってあのクソ地味な生活委員会かよ! ダッセー!!」
(倒れ伏したままの桜井、女性の悲鳴が大時計塔付近に響いた)
ご案内:「大時計塔」に朝霧保健医さんが現れました。
朝霧保健医 > ・・・ッ!!
(何か赤黒い物が飛び出し、切断されたスパナがチンピラの手元から落ちる。)
(チンピラ達が振り向くと、そこには顔色の悪い重傷者のような姿の女性が立っていた。)
桜井 雄二 > 「な、なんだ!?」
「おい、スパナが……! やべぇよ、異能使いだ!」
「い、行こうぜ!!」
(逃げ出していくチンピラたち、残されたのは心配そうに桜井を見る女性と――――)
う………だ、誰だ…………?
(頭から血を流して倒れている桜井だけ)
朝霧保健医 > 大丈夫ですか~?
とりあえず応急処置をするので動かないでくださ~い。
(そういうと、重傷者のような姿の女性は救急セットを取り出し、慣れた手つきで応急処置を行う)
桜井 雄二 > あ………ありがとう…
(応急処置を受けていると朦朧としていた意識が幾分か回復していく)
……あなたは重傷者ではないんですか? 包帯が………
朝霧保健医 > 私は大丈夫ですよ~。この包帯は趣味ですから~♪
(落ち着いた、というか異常なほどゆったりとした口調で答える)
桜井 雄二 > ………そうですか。(落ち着いた頃に通信機器を取り出し)
もしもし、生活委員会の桜井雄二です。
大時計塔の真下でチンピラに絡まれていた女性を保護しました。
可能であれば風紀の人間を寄越して彼女を家まで安全に送り届けてもらいたいんですが。
はい、よろしくお願いします。ここで待っています。
(通信機器を下ろしてため息をつく)…あなたの名前は?
朝霧保健医 > 朝霧 葵です~。
・・・あのチンピラの方達もなんというか・・・こう・・・
臆病すぎな気がするわね~・・・
(何故かがっかりした口調で言う)
桜井 雄二 > 朝霧葵さんですか、助けていただいて…ありがとうございます。
……臆病なくらいでちょうどいいと思います。
もし、あのチンピラたちがあなたに立ち向かっていたら多少の怪我をしていたでしょう。
そういうのは……よくないです。
(大時計塔に背をつけてもたれかかったまま視線を下げて)
人間はちゃんと話せばわかりあえるはずですから。
朝霧保健医 > 確かにそうね~・・・
ただ、無警戒ってのもちょっとアレだと思うわよ~?
(警戒という言葉とは縁遠い雰囲気な朝霧はそう言った。)
桜井 雄二 > ………そう、ですね…今回は俺が無警戒でした。
相手が武器を持っているかも知れないと身構えておけば、俺は……
……きっと俺は甘いんでしょうね。人に幻想を持ちすぎているんだ。
だからこんな傷を負う。(無表情かつ真顔のままで喋り続ける)
朝霧保健医 > でもまあ・・・新興宗教の人達につけ回されたりでもしない限り、本能的に人を疑うなんてのは難しいものよ~?
(緊張感の全くないような表情でそう返す)
桜井 雄二 > ………俺はズレているとよく言われます。
(その時に風紀委員がやってきて、事情を話し、女性を連れて行ってもらった)
(女性と風紀委員を見送りながら)…感性とか、考え方とか。色々ズレてるんだと思います。
色んな人の意見を聞きたい。それから総合して、自分なりの人間に対する価値観を持ってみたい。
そう思います。(軽く頭を下げて)今日は本当にありがとうございました、それでは俺はこれで。
(男子寮の方向へ向けて歩いていった)
ご案内:「大時計塔」から桜井 雄二さんが去りました。<補足:不燃不凍のスーツに身を包んでいる。>
朝霧保健医 > う~ん・・・シリアスな空気はやっぱり苦手ね~・・・
(伸びをしたあと、朝霧はその場を立ち去った。)
ご案内:「大時計塔」から朝霧保健医さんが去りました。