2015/06/05 - 21:25~15:20 のログ
ご案内:「学生通り」に
遠条寺菖蒲
さんが現れました。<補足:長い黒髪を結い上げてポニーテールにした青い瞳の女生徒。護身に小太刀を携帯している生徒会幹部候補生>
遠条寺菖蒲
> 生徒会に身をおいてはいるが独力で情報の調査をしておこうと考え行動してみるが、それほど収穫は得られずに予想外に進展がないことに少し不満顔であった。
「……事件が事件だけに情報は漏らしませんよね」
なんとなく菖蒲としても分かっていた結果ではあった。
最初から上手く情報収集が出来るとは思っていなかったが温室育ちで過保護にされて育った彼女には整った顔を少し不満気に歪める程度には不満であった。
恐らく生徒会と言う名の権力を使えば、情報収集も楽なのだろうがそれは上の傍観に徹するという決定に逆らうことになるため不可能と言えた。
遠条寺菖蒲
> そして菖蒲としては公安委員会の人間や風紀委員会の人間と遭遇できれば有り難くも思っていたのだが結果は空振りである。
今も視線だけ動かして周囲を見渡すが、特に見たことのある人物を発見することは出来ない。
「やはりこういうのは現場めぐりなのでしょうか……」
それは島に来てからテレビで偶然見た刑事ドラマの主人公が何度も現場へ向かい閃いたり発見をしたりするという事をしているから出来た判断であり、とても夢見がちな思考である。
遠条寺菖蒲
> 生徒会への報告で上がった『違法薬物』の件での事件発生現場についての情報は多少は出ていたし記憶もしているが菖蒲は口頭でその話を聞いただけであり、性格な場所を把握している訳ではない。
「組織に頼らないというのは意外と面倒、ですね…」
そう小さく呟いて、この学園での各委員会等の権力について少し考えた。いつの間にか自分も権力を当然のように思っていたのだろうかと思うのだが、菖蒲の間違いはこの学園に来てからではなく生まれてからと言う間違いであるのだが本人は気が付けない。
遠条寺菖蒲
> 一息ついて、ここで考えることにした。
先ず、私の優先目的は事件の関係者からなんとか聞ける範囲で情報を収集して後日の楽を勝ち取ること!
幹部候補生になったからある程度書類にサインやハンコを押せるようになって今までの比ではなく大変と聞いてるからどうにかしたい。
となれば、やはり情報を握っているだろう組織の人に会うのが望ましいのかも知れない。
後は現場百回とかそういう感じなのでしょうか?確かに朝と夜では受ける印象って違いますよね?
首元に右手を当てて考える。
遠条寺菖蒲
> 手当たり次第に聞きこみをした方がいいのかも……。
あ、でもそれだと生徒会に迷惑かけちゃうのかも。
そんな思考をしつつ菖蒲は別の場所へと移動することにした。
ご案内:「学生通り」から遠条寺菖蒲さんが去りました。<補足:長い黒髪を結い上げてポニーテールにした青い瞳の女生徒。護身に小太刀を携帯している生徒会幹部候補生>