2020/10/27 のログ
ご案内:「委員会街」にレオさんが現れました。<補足:新参の風紀委員。ベージュの無造作ヘアー。手首に水色の布。>
ご案内:「委員会街」からレオさんが去りました。<補足:新参の風紀委員。ベージュの無造作ヘアー。手首に水色の布。>
ご案内:「委員会街・風紀委員会本庁」にレオさんが現れました。<補足:新参の風紀委員。ベージュの無造作ヘアー。手首に水色の布。>
レオ >  
「――――はい、ありがとうございます」

風紀委員での仕事。
書類の確認、申請等……まだまだ荒い所があるが諸先輩方のおかげでどうにか身について来たそれを済ませつつ、今日の仕事を終える。

仕事というのは、何も切った張っただけではない。
苦手と言っていても雑務もこなさなければならないし、その中で見かけるものもある。
少し遅い帰りになってしまったが、その”見かけた”ものを考え、上に相談をするのは必要な事だったから、仕方がない。

「……あ、椎苗さんから返事来てる」

携帯端末を確認し、自分の寝床にいるであろう人からの返事に目を通し。
遅くなるとは連絡しておいたので、もしかしたらもう帰ってるかもなと思ったが、まだいるらしい。
早めに帰ってあげなければ。
何かお土産、買って帰ろうかな。

レオ >  
「……」

”見かけた”のは、自身の先輩――――神代理央の最近の活動報告についてだった。
あの人は、今も落第街で戦闘を行っているらしい。
それも、過激に。
自分が見ても分かる程、苛烈に。

例の風紀委員狩りとも戦闘を行ったらしい。
そのときは大した怪我もなく戦闘が終わったそうだけど……
問題はそこじゃない。

「………沙羅先輩には、見せられないもんな」

自分のもう一人の先輩。
水無月沙羅に今の神代理央の情報が伝わったら、絶対に気に病む。

彼女たちの間で何かあった、というのは分かってるけど……それに関して深くは知らないし、知ろうともしていない。
あまり深堀していい事でもないだろうから。
でも……今の神代先輩の事が伝われば、確実に立ち直ろうとしている沙羅先輩の心が、折れかねない。
それは嫌だった。

「……………」

もやもやと、憤りと不安が積る。

レオ >  
「……あの人は沙羅先輩なんて、どうでもいいのかな」

ぽつりとつぶやいた。
どうしても、そうにしか思えなかった。
相手の事なんて何も考えないような、そんな風にさえ思ってしまうほど。
少なくとも…彼女―――沙羅先輩の気持ちを汲む事を、していなくて。


――――僕の言葉も、沙羅先輩の言葉も、無駄だった…のかな


そんな思いすら、浮かんでしまう。

レオ >  
「……僕はどうすればいいんだろう」

出会った人たちの縁は、おおきくて。
でも自分はただの新参者。
そんな自分に何が出来るのだろうか。

そんな風に、思ってしまう。

「…」

彼らの問題がゆっくり解決できるように、傍で関わっていこうだなんて。
その気持ちすら無駄になってる。
個人の抱えた問題が、確かに簡単には解決しないものであるというのは、分かっているけど。
分かってはいても……納得は出来ない。

せめて変わろうという意識は、持てないのか。
どうして……

「…どうして神代先輩は、そんな心持ちで……
 沙羅先輩に、関わっていったんだろう」

憤りと、不安と、無力感と、焦燥感が、入交になる。

関わった事を無かった事にはもう出来ないのに。
傷つけたくない、幸せにしたいというなら……互いに変わっていかなければ、ならない筈なのに。

気持ちが、落ち込む。
どうしようもない、どうにもならないという事実だけが、静かに降り積もった。

レオ >  
少なくとも、今のままじゃ。
どう足掻いても沙羅先輩が幸せになんて、なれない気がした。

「――――それでいいんですか、神代先輩」

顔を合わせ、聞いてみたい言葉。
でもそれに対して、求めてる答えは返ってこない気がして。
やるせなくなる。

今は会いには……行けない。

ご案内:「委員会街・風紀委員会本庁」からレオさんが去りました。<補足:新参の風紀委員。ベージュの無造作ヘアー。手首に水色の布。>
ご案内:「委員会街」にフィアドラさんが現れました。<補足:めかくれ、つのとしっぽ(龍っぽい)、てぶくろ、せいふく 【乱入歓迎お気軽にお入りください!】>
フィアドラ > ここは風紀委員の入り口、玄関です。
受付の机中でじーっと目の前の『ジドウドア』の方を見ています。

『流石にこの時間は人少ないし大丈夫だよ。』

一緒についてくれている先輩の人間さんが優しく言ってくれますがでも油断はできないのです!
今日は初めてのアルバイトの日!アヤメに紹介してもらった風紀委員の受付のお仕事なのです!!

『仕事の内容についてはさっき教えてあげた通り。分からないことがあったら私や他の人に聞いてね。
 あとは……フィアドラちゃんはしっかり挨拶出来てるから大丈夫!頑張ってね!』

「はい!ありがとうございます!!」

そういって先輩さんは別の受付カウンターに向かいました。
ここからは一人です!!

フィアドラ > 受付のお仕事!!

まず初めに来た人に挨拶する事!これが一番大事だって聞きました!

2番目は場所を案内する事!この建物の地図とかもあるし説明も聞いたのでなんとかできると思います!

あとは人を呼んでって言われたら電話したりするらしいです!!

いろいろな仕事がありますがしっかり頑張って紹介してくれたアヤメをがっかりとかさせないように頑張ります!!

……早速ジドウドアが開きました!!!

「いらっしゃいませ!!」

……風紀委員でもいらっしゃいませって言うんでしょうか?
色んなお店とかではそういっているので多分あってると思います!

ご案内:「委員会街」に幣美奈穂さんが現れました。<補足:華奢なちっちゃい巫女さん>
幣美奈穂 >  
商店街で10体ものハロウィンに現れる怪異をメッしてきました。
そんな美奈穂は、袂にお菓子袋を抱えてぷっくりと。
それを落とさないようにしながら、えっちらおっちらです。

そんなお腹を見下ろしながら、風紀委員会の建物の入り口。
そして、自動ドアがうぃーんと開きますと。。
お顔を挙げましたら、お目めを大きくします。
なんか、知らないちっちゃい子がおられるのです!

とてとてっと、どこか危なっかしさがあるおっとりした歩みでその子に近づきます。

「こんにちはなのです!
 ・・新しい風紀委員の方です?」

好奇心いっぱいなお目めが受付の子に向かうのでした。

フィアドラ > ジドウドアを通ってきたのは私と同じくらいの大きさの人間さんです!
このお仕事をしていて初めてのお客さん(?)です!

「こんにちは!はい!今日からアルバイトで受付してます!フィアドラです!!」

新しく来たということが簡単にばれてしまいました!
風紀委員会に通いなれてる人間さんかもしれません!

これは頑張らないと!

「えっと、本日は風紀委員にどういったごようでしょうか?」

完璧に言えました!!

幣美奈穂 >  
元気なお返事に、ぱぁ~っと花が咲きますような笑顔になってしまいます。

「まぁっ!、今日からですか?
 あっ、わたくし、幣美奈穂と申しますの」

自分のお名前を伝えまして、丁寧にお辞儀・・袂からお菓子がぽろっ。
慌てて手を伸ばしてそれを拾うのですけれど、
別の一袋がぽろっ。
しゃがんでから、懐に収めて立ち上がります。

「こほんっ。
 わたくし、ベテランさんな風紀委員さんですの。
 もう4年もしてますもの」

えっへんっ。
新しい後輩さんです!
先輩として威厳を見せないと、とちょっと背を反らします。
巫女服のお腹のところは、お菓子袋が沢山はいっていてぷっくりですけど。

フィアドラ > 「あっ!お菓子が……」

お菓子がいっぱい服に入ってます。
お菓子を入れやすいように手とか首とかが広くなってる服なのかもしれません。

「4年もやってるんですか!すごいです!大ベテランです!!
 じゃあ、奈穂センパイってよんでもいいですか!」

さっき色々教えてくれた人が3年生だって言ってたのでそれよりも1年も長いのです!
センパイの先輩まさに大センパイです!!

「菜穂センパイはもしかして今日も事件を解決してきた帰りだったりするんですか!?」

4年もやってる大ベテラン!きっと色んな事件を解決してきてるのでしょう!
今日ももしかしたら何かを解決してきたのかもしれません!!

幣美奈穂 >  
んふふ~♪
ベテランな先輩って言われちゃいますと、お鼻高々なのです!。

「あっ、みなほ(美奈穂)、ですわ。
 フィアどらちゃん?、フィアちゃん?」

どらちゃんも可愛いかもしれません。
と、押収品(美奈穂視点)でありますお菓子を、懐から受付の上に出していくのです。

「そうなのです・・あれは、厳しい戦いでした・・」

ちょっと遠い目を見せます。

「常世島ではこの時期は『はろうぃん』という怪異が出る時期なのです。
 その怪異は、人を脅かしてお菓子を渡し、悪戯されるのをせびるという。
 それは恐ろしい怪異なのですけど・・」

と、ここで思わせぶりに言葉を止めて、留めを作る美奈穂なのでした。

フィアドラ > 「ご、ごめんなさい!」

人間さんの苗字と名前は分かりにくいのです!
美奈穂センパイがただしい…覚えました!

「私はただのフィアドラですよ!」

フィアドラが名前で苗字とかはありません。
元の世界では人があまり多くなかったのでそれでも何とかなったのです!

「き、厳しい戦い……。」

ごくりとつばを飲み込みます。
4年間も風紀委員をつづけているベテランの先輩が厳しいっていうくらいなので凄い厳しいのでしょう!

「怪異ですか?……驚かせてもお菓子をくれるならいい怪異なんじゃ?」

そう、確かに驚かせて来るのは悪い事ですがその後お菓子をくれるならいい怪異なのかも……
でも、手ごわいって言ってるのできっとそうではないのでしょう!

「あっ!まさか!!その渡してくるお菓子を食べちゃうとお化けになっちゃうんですか!?」

幣美奈穂 >  
「大丈夫ですわ・・フィアドラちゃん。
 失敗は、次からしなければ大丈夫です!」

うぬうぬ、先輩さんな美奈穂なのです。
美奈穂もそうして失敗をして成長してきたのです。

「――!?
 フィアドラちゃん、きちんと先生のお話を覚えてますか?
 知らない人からお菓子貰ったらダメなのですよ!」

人差し指をたてて、きちんと風紀的指導です。
先輩さんですから、後輩さんに沢山教えてあげませんと!

「う~ん・・わたくしが今まで手にした中には、お化けになるのはないのですけど・・」

と、受付に置いたお菓子を見下ろします。
・・変な気配はしないのです。
だから、たぶん大丈夫。
でも、確かめた方がいいのかもしれません。

「だから、人を脅かしてお菓子を渡すわけではなくて。
 きちんとご挨拶と自己紹介してから渡しましょうって、指導をするのです。
 でも、退治してはいけませんよ?
 常世学園は怪異さんともお友達になれるなら一緒になのですから・・!」

びししっ、と。
フィアドラちゃんを指さします。
美奈穂視点では、フィアドラちゃんも怪異ですので。

フィアドラ > うぅ……心が広いセンパイで良かったです。
優しくない風紀委員の人だと『先輩の名前間違えた罪』とかで逮捕されてしまってたかもしれません……。

「えっ……お菓子もらっちゃダメなんですか!?
 せっかくくれるっていうなら貰わないと失礼なんじゃ……なんで……。」

そう、知らない人間さんがくれるものであっても折角なので貰った方が良いのです!
あげるほうも嬉しいし貰う方も嬉しいので!!

「な、なるほど……まず、挨拶と自己紹介してもらわないとダメなんですね!
 そうやって教えてあげて退治はしないっと………勉強になります!」

センパイが教えてくれるはちゃんと覚えていかないと駄目って聞いているのです!

幣美奈穂 >  
今日の美奈穂の右手の人差し指はびしびしっなのです。
ゆっくりと人差し指を振りながら、

「いいですか。
 きちんと学園の先生が教えてくださいます。
 知らない人からお菓子を貰ってはいけない。
 知らない人についていってはいけない。
 社会ルールというものです!」

今日の美奈穂の先輩力は150はありそうです。
うむうむ、とちょっと先輩風に頷いて見せるのです。

「そうです。
 はろうぃんの怪異さんは、脇のあたりとかお腹の横が弱いですから。
 めっするためにそこを突いて。
 きちんと挨拶してから渡すように指導するのです」

今日も風紀活動で、10体の怪異さんを指導しました!
だから、お菓子の入った袋を10弧押収できたのです。
でも・・。

「——提出する前に、確認した方がいいかもしれません」

と、お菓子袋を10個取りだします。
毎年なら、委員会に提出すると、すぐにそっくりなお菓子をご褒美に貰えたのですけど。
お化けになるのがあるかもしれませんし。
今年から中等部相当になってオトナですので、提出前に調べてみましょう。

フィアドラ > 「……ルールなら仕方ないですけど。」

何となく納得はいかないですけどルールなら仕方ないのです。
……ちなみに、学園の先生からはまだ教えられてないので仕方ないです!

「脇とかお腹の横を突いて……」

目の前に怪異がいると思って手で突くような動きをやってみます!
……私の腕はちょっと伸びるので多分いけると思うのです!

「確認ですか……うーん……おいしそうですね。」

じーっと見て見ても特に魔力とかなさそうですし……
毒っぽい匂いもしません。

「……食べちゃダメですか?」