2020/09/24 のログ
ご案内:「学生通り」に幣美奈穂さんが現れました。<補足:華奢でちっちゃな巫女さん/乱入歓迎/1時まで>
幣美奈穂 >  
放課後の委員会活動も無事に終えて帰宅です。
寮住まいではない美奈穂は、基本は自炊です。
帰り道、自宅に向かいながら、今日は何にしようかしら?、とお店をきょろきょろと探します。

鶏もいいですし、豚で生姜焼きなんかも魅力的です・・が。
やっぱり選ぶのは魚です。
副菜は冷蔵庫にあるものをメインにするつもりですので、いつものお魚屋さん。
ゴリラ系獣人さんの武闘派マフィア集団然した、筋骨隆々で背丈も高い、傷だらけのお顔の店長さんがいるお店です。
信じられないかもしれませんが、店長さんも店員さんも地球出身の一般人です。
この島ですから、一応学生登録していてお店も部活動の一環だそうです。

ちなみに、このお店でフカヒレを購入しています。

今日は何があるかしら・・と軒先のお魚を除くのです。
このお店、図鑑にも載っていないような見たこともないような魚介類が置かれていたりします。

「こんにちは・・今日は何がありますか?」

この島に来て4年。住んでいるマンションからも近いこのお店は、すっかり顔なじみなのです。
――店長さんや店員さんも、穢れなどは感じませんし。

幣美奈穂 >  
「――アスピドケロンの切り身ですか?」

聞いたことがないお魚さんです。
なんか、大きな烏賊の脚に似た感じのモノも並んでいます。

「こっちも?」

赤身の切り身も、烏賊っぽい脚も。同じお魚さんのもののようです。
首を傾げまして、「??」と表情に浮かんでしまいます。
聞いてみますと、仲間たちと海底遺跡群側の海で釣ってきたそうです。
『狩ってきた』と聞こえましたが、聞き間違いでしょう。

「どういうお料理がいいですの?」

見たことがないお魚さんです。
ここは、専門家に尋ねてみます。

幣美奈穂 >  
確かに、他のものよりお値段がお得です。
お金に困っているわけではありませんが、使うことがあまりない美奈穂。
割と貧乏性、節約するときは節約です。

普通に料理すればいいだろう、と。
ボスゴリマフィアさん、間違えました。店主さんが言います。
がっかりです。

「お刺身・・たたきにしましょうかしら?。
 つみれ・・あ、お味噌にちょっとつけて・・」

お料理を考えてしまいます。
猫の二郎三郎宗右衛門ちゃんも食べたくなるようなお料理にしませんと。
にゃんこさんがお外にお散歩に行ってなければ、一緒にお夕飯を頂けます。
誰かと食べるご飯は一人で食べますより美味しく感じられます。

g単価が安いのは、どうやらそのお魚さんがかなり大きいかららしいです。
ふむふむ、と聞いていますと。
港の解体所で、冷凍倉庫に入るように切り分けた上で。
その端の部分を売っているそうです。冷凍倉庫に入れない分なので早売りの為、安いそうです。
ただ、端といっても皮に近い身なので美味しいだろうとのことです。

――「だろう」何ですか?

少しじとりと横目で店長さんのお顔を見上げます。

幣美奈穂 >  
そろそろ、買うかどうか決めなくてはいけません。
なぜなら、もう少ししますと近くのスーパーのタイムセール。
その時間になりますと、美奈穂では到底かなわないおば様方が大量に現れるからです。
その前に買わなければ、あまりの勢いに毎度毎度、店先から押しのけられるのです。

「えと、それなら・・このアスピドケロンの切り身2つと。
 ついでに烏賊っぽい部分も頂きます」

烏賊っぽいですから、烏賊でいいでしょう。
烏賊ソーメンと、あとは煮物に使いましょう。
あっ、二郎三郎宗右衛門ちゃんのために少し干してあげるのもいいかもしれません。
・・普通、猫に烏賊はだめですけど。
なんか二郎三郎宗右衛門ちゃんなら食べちゃう気がするのです。
勘ですけど。

幣美奈穂 >  
おまけだ、と切り身をもう1本袋に入れてくださいます。
ありがとうございます、とぺこり。
そんな合間に、フカヒレのお話も少しするのです。

良く茹でて、皮をとって。今干しているということを伝えます。
本で調べましたら、どうやら2,3か月は干さないといけないそうです。
半年以上干す、とかもありましたが。
美奈穂は3か月ぐらいにしてみるつもりです。
ついでに、まだフカヒレがあるかと尋ねますと、全部売り切れたそうです。
そうですよね、次の日の練り物祭りもすっごい賑わいでしたから。

切り身が3本に烏賊っぽいけど太い脚のものが袋の中。
これだけ買っても250円です。
安い。
美奈穂一人だと1週間ぐらいお夕食のおかずはこれでいけそうです。

ご案内:「学生通り」にアーテルさんが現れました。<補足:長い赤髪に和服の男。尖った耳と蒼い瞳が特徴>
幣美奈穂 >  
ちゃりんちゃりん、と店長さんにお財布から小銭を渡します。
旨かったらどう料理したか教えてくれ・・って、店長さん。
どう料理していいのか分からないの売ってるのですか!?

すこしびっくりしましたが。
仲間の人が聖別して解毒や殺菌の魔法なども掛けたそうです。
後でにかっと親指を立てて凄むような笑顔を見せる店員さん。
片手に包丁持って、エプロンに血が飛び散っていていますけど。
胸にロザリオが・・えっ?、聖職者?、教会にも属している神父さん?

大きくした目をぱちぱちっとしてしまいます。
どうやら、正教会の神父様で祝福などの秘儀を使える方だそうです。
昔、ベーリング海で店長さんと喧嘩したこともあるそうです。
――喧嘩は駄目ですわ。
ほんと、喧嘩でしたの?。喧嘩って言っていいやつですか?

頭の中に疑問が色々と浮かんでしまいますが。
今、ここにいる姿は仲良しさんっぽいので、口には出しません。

アーテル > 「んっふっふ~っ。」

独り上機嫌に学生通りを練り歩く、和装の男。
片手に桃をそこそこ入ったカゴを持ち、そこから一つつまむと、皮ごともしゃりと豪快に食らいついていた。

「っはぁー!うめぇなー!!
 やっぱここの通りで売ってる桃は格別…、っと………」

まるで酔っぱらったかのようなゴキゲンっぷりだったのだが、ニオイでも感じたのか鼻をすん、すん。
一気に何かを察した表情になるや、ふらふら~っと魚屋さんに吸い寄せられ。

「なんだいなんだい、なんとも表現し難いニオイがするなぁ~?
 今日は何が揚がったってぇんだい?」

店の軒先で盛り上がっていた(?)彼女たちの話に、割って入ろうとやってきた。

幣美奈穂 >   
お魚さんの入った袋に、ビニールに入れた氷も入れてくれます。
少し重めなそれを両手で持ちながら、店長さん達の仲のいい会話に、
少しついていけませんがうんうんと頷いてたのですけど。

「――ひゃっ!」

間に入ってきた、背の高い赤い髪の男性に、びっくりしてしまい。
ちょっと声が出てしまいました。
ほのかに甘い桃の薫り。あっ、これ、二郎三郎宗右衛門ちゃんの好きなやつです。
と、家の黒猫を思い出すのです。

「えと・・アスピドケロンっていうお魚さんだそうです」

店長さんに代わって、ちょっとびっくりしたまま赤い切り身の方を見ます。
その横の烏賊の脚っぽいのもそれだそうですが。

アーテル > 「…アスピドケロン。」

要領を得ない声色で、復唱。
よく噛まずに言えました。

「ほぉー……烏賊やらなにやら混ざったでっかいやつってぇワケかい。
 どーせまた神殿辺りで揚がったワケのわかんないもんだろー。」

ものを見るなり飲み込みは早かった。
物珍しそうにまじまじと、赤い切り身やら烏賊の脚っぽいものを眺めながら。

「烏賊っぽいやつかー、嫌いじゃあないな。
 じっくり焼いたのが香ばしくってぇいいもんだ。
 とはいえ烏賊刺しも悪かねぇ、うーん献立に迷うとこだな。
 しかしまーなんだ、こりゃ随分と量があるもんだなあ?」

腕を組みつつ、何やらメニューをほわほわと妄想したり。
尤も見た目が烏賊っぽいってだけで烏賊の味がするとは決まったわけでもないのだが。
しかしこれだけ大きいと、色んなものが作れそうで夢が膨らみそうで、消費自体もかなり大変だろう。
それを見透かしたように目を細めながら、彼女を見る。

「……で、だ。
 お嬢ちゃんは独りでそれを食い切るってーのかい……?」

幣美奈穂 >  
「はい、アスピドケロンです」

合ってます、と言うように。もう一度言うのです。
ふと、何かその赤い髪の男性。何かちょっと気になる感じはするのです。
勘ですけど。
少しだけ首を傾げさせてしまいます。

「わっ、よくご存じなのですね。
 あの・・どういうお料理に合いますお魚さんなのでしょうか?」

初対面な方ですけど、人にものおじはしない性格の美奈穂。
ちょっとおずおずとした感じで、上目遣い気味な目で男性を見上げながら、
尋ねてみるのです。

「焼き・・ワタがあればちゃんちゃん焼きとかにもしてみるのですけど。
 あっ、冷蔵庫の余りの鮭も併せまして、玉ねぎとかも一緒にして。
 お味噌で包み焼きとか、好きかも・・」

美奈穂の好みではありません。
飼っているにゃんこさんの好みに合いそうな気がするのです。
足りない材料がないか、片手を少し上げて指を折り折りします。
台所にあるもので足りそうです。

「烏賊の脚っぽいのは、幾らか烏賊ソーメンみたいにしてみようかなって・・。
 ち、違います!。
 二郎三郎宗右衛門ちゃんと食べますの!」

1人で柵3本に烏賊の脚、食べるのにどれだけかかるやら。
そんなに食いしん坊にみえるのかと、ちょっと目元を桜色にしてつい少し大きな声。
慌ててしまったのです。

アーテル > 「……あー、いけねぇなあ。俺も腹減っちまうや。
 桃食ってんのに。やっぱ飯の話題は腹に悪いもんだ……」

片手にカゴを抱えた男。よせばいいのに甘いものなんか食べ歩くから、
焼けた烏賊の香ばしさと聴くと無性にお腹が減ってくるというか。
ただそこで、その名を出されると…

アーテル > 「え、俺も食うの?」
アーテル > 真顔になった。
いや、嫌というわけではなさそうだが。
そこですっと自分の呼び名が出たもんだから、つい反応しただけというべきか。
この男、どうやら隠すつもりはなさそうだ。

「あー、おほん。
 まー……なんだ。いつまでもここで駄弁ってると流石にアレだから、
 買うもん買ってんだったら歩きながら話すってーのはどうだい?」

咳払い一つ。顔色もころりと変えて、にこやかな表情を繕う。
買い物が済んだのだったら、歩きがてら話そうと提案を投げかけてみた。

幣美奈穂 >  
「今日は、赤身のお刺身と烏賊ソーメン。
 それに包み焼きにしてみますわ」

献立が決まってきました。
ふんふんっ、と気合が入ります。
が、突然の赤い髪の男性が言う言葉に、ちょっとびっくり。

「えっ?
 あの・・あなたも食べますの?
 あっ、でも大丈夫かな・・」

袋の中を見下ろします。
二人と一匹で頂いても十分な量です。
柵を1本おまけしてもらいましたから、十分余裕があります。

「――はいっ!、大丈夫です。
 あっ、うちにはにゃんこさんがおりますけど。
 にゃんこさんと一緒でも大丈夫ですか?」

お散歩好きだから、お出かけしているかもしれませんけど。
飼っていると思っていますが、通い猫なだけ。
そんな黒猫さんを思い浮かべまして、歩きながらというのに。「はいっ」と答えます。
そろそろ、おば様たちがやって来そうな気配です。
巻き込まれる前に去らないといけません。

が、・・あっ、というお顔をするのです。

「――二郎三郎宗右衛門ちゃんっ!」

男性のお顔をみて、はっ、と声をあげます。

「と、なんか雰囲気が似てます。
 うちのにゃんこさんと、仲良しさんになれると思います」

へにゃっと、嬉しそうなお顔をするのです。
やっぱり気付かない美奈穂なのです。

アーテル > 「にしし、そっか。
 俺ってばお前さんとこの通い猫と仲良くなれそうか~。」

やっぱり気づかない美奈穂ちゃん、対してこちらはすっごいにこやかな笑顔。
これはきっと気づいたときの反応を楽しみにしてる悪い狐の顔なのか。
さっきはつい素で答えてしまったが、次は大丈夫。
ここまできたら自分と、彼女の家の通い猫である二郎三郎宗右衛門ちゃんは一切関係のないスタンスで臨む所業だ。

「まあまあここはひとつ!袖振り合うも他生の縁ってぇ言うだろー?
 俺も俺でほら、桃を何個か差し上げられるしさ?
 ここは一つ、ご相伴に預からせてほしいもんだあ。
 あ、俺ってば猫は平気だぞー?よーく知ってるもんでなぁ。」

片手につるしたカゴの中の桃を見せながら。
ここまで来たら物々交換を申し出てまで、お夕飯をいただこうと口が回り始めた。

「さ、さ。そうと決まりゃ善は急げ!気が変わっちまう前に足を動かすに限るってぇな。
 あ、俺ってばアーテルってんだ。よろしくなー?美奈穂ちゃん。」

彼女の前を数歩先んじて、すたすたと歩く。
その先でくるりと振り返ると、"改めて"自己紹介を。

幣美奈穂 >  
男性の言葉に、くすくすっと。
軽く握った手で口元を隠しながら笑い声を少し。

「なんか、うちの子がにゃあって言ってる感じと似てますね」

笑い方が、なんかにゃんこさんとそっくりなんです。
思わず朗らかな笑顔を見せているのです。

「はい、大丈夫です。
 わぁっ、家に人が来るの久しぶり・・」

指を開いた両手を胸の前で合わせて、嬉しそうなお声をあげるのです。
見せて頂く桃の籠、うちの子が好きそうな桃が入っております。
右腕に通した、氷袋入りのお魚さんはちょっと重いです。

「ありがとうございます!。
 あっ、あなたもにゃんこさん好きなのですか?」

と、お名前を聞かせて頂きます。
はて?、自分はお名前をさっき伝えたかしら?、と少し首をかしげますが。
もう島に4年もいます。前に会ったことがあるのかもしれません・・。

「アーテルお兄様、あの、ちょっと」

すたすた歩かれますと、歩みの遅い美奈穂は小走りになってしまうのです。
急いで並ぼうとしており、お顔を見て話そうと思えば身長差がたっぷり。
首を大きく曲げるので、足元はおろそかです。

アーテル > 「ん。」

流石に自分と彼女の身長差、そこから生まれる一歩の幅はバカにならない。
此方の一歩は彼女にとっては大きいものだ。
彼女に声を掛けられて始めて足元に目を落とし、その事実にようやく気付いた。
…そして、彼女が持っている買い物袋。それはそれは思った以上に重そうだ、ということにも。

「…………。」

足元を見て、買い物袋を見て、目を細めて、にや、と笑った。
これは何か悪いことを考えたときのような笑みだ。
桃入りのカゴを片手につるしたまま、つかつかと近づいてきて…

「やー、すまなんだ。俺としたことがちょいと食欲に中てられちった。
 なぁに、一宿一飯……宿まではおかしいか……、桃をお譲りするとはいえ一飯の恩に預かるんだ。
 ちったぁ俺にもカッコつけさせてくれい。」

なんて言いながら、両手で彼女を背中から掬おうとするだろう。
そう……お姫様抱っこというやつをするために。

幣美奈穂 >  
同世代の子に比べても、歩みが少し遅い美奈穂です。
歩幅も狭いので、余計に速度さがあるのでした。

「あっ」

と小さな声で躓きかけ、とととっと。
それでも転ばないだけの体幹などはあるのです。
転ばなくてよかった・・と、内心ほっとしてましたら・・。

「えっ?、あっ・・」

反応が遅い美奈穂、すっと抱っこされてしまいます。
身長も体重もまだ小学生と言えるぐらいしかありません。
でも、子供らしいぷくっとした感じはなく、線の細い華奢な身体です。
その差分は・・きっと我儘な部分に集まっているのかもしれません。

「あのっ・・!・・あのっ・・」

びっくりしてお顔を上げて言うのですが。
人通りのある学生通り・・うっすらと、耳を染め始めると。
視線を外して少しうつむきかけに、声が小さくなってしまいます。
歩けます、と言いたいのですけど。
なんかちょっと恥ずかしい・・。
不意な思いにとらわれまして。
持っている袋をお腹の上に、動きが止まってしまいます。

アーテル > 「………。」

にまにま、にやにや。悪い顔をしながら目を細めて見下ろして。
それでもどこか微笑ましそうに、華奢で一部我儘な身体を軽々と抱きかかえた。
それが人目のある学生通りだったとしても、遠慮なく、容赦なく。

「さ、こっちの方が早いってーもんだ。
 ささ、ずずいっと行っちまおう!」

普通、幾ら軽くても人ひとり抱えて移動するとあれば、抱える方も抱えられる方もそう簡単にはいかないもの。
だが、この男のそれはどこか堂々と、それでいて不快な揺れも振動もない。
…そんなただの人間にあらず、というところは、異能を持つ人の集うこの常世島であれば大して驚かれたりしないだろうが。

「……おや、どうしたー?
 恥ずかしくなっちまったかー……?」

すたすた、涼しい顔で学生通りを往く男。それに抱えられる少女。
一体何の現場なのだろうかと、人目を引くのも無理はない格好だ。
そんな状況にしておいて、耳まで染め始めた様子にやっと気づいたか、小さな声で問いかける。

幣美奈穂 >  
なんで恥ずかしいと感じるのか判らなくて、頭がぐるぐるとします。
耳の桜色が少し濃くなります。

「・・・・」

ちらっと、上目遣いでアーテルお兄様のお顔を見ますと。
なんか、にやにやしてるのです・・むくむっと、もたげてきたものがあります。
耳の赤身を引いていき・・ちょっとぷくっとほっぺたが膨らむのです。

「わたくし、もう子供じゃ・・きゃぁっ!?」

思わず反発してきゃんきゃんと文句を言おうとしかけて、頭をあげると周囲が見えます。
こちらを見ている人もいますけど・・なにより、いつもより高い視界。
歩くたびにふわふわと揺れるのに、身体がきゅっとなるのです。
初めてな姿勢で、落ちたら腰を打つのを想像してしまい。
小さな悲鳴を上げて、アーテル様の和服を握ってしまうのです。

「恥ずかしくなんて・・!
 おろ、降ろしてくださいませ・・」

さっきまで恥ずかしそうにしていたのに、次は身を固くしてしまい。
次は少し顔青くし、ふるふると小さくその身体がちょっと震えているのです。

アーテル > 「……む。」

表情を赤らめて、今にも沸騰しそうな様子だったものだから。
それならからかい甲斐もあるかとにまにま悪い笑みを浮かべていたのだが。
…どうにも次に見せた表情からは、そんな楽しみは得られなさそうな切羽詰まった感情しか見られない。

「……怖いかい?」

その場でぴたっと立ち止まる。
僅かに上下するふわふわな感覚もなくなって、きゅっと服を掴まれたまま、彼女との対話に集中する格好だ。

「やー、悪かった悪かった。
 まさか高いところが苦手だったとはなー……」

やめてほしいと言われたら、素直に応じようと思っていたようだ。
それを言外に感じ取ったか、足回りを抱えた腕からゆっくりと地に近づけていく。
そこから降りようと思えば、容易いくらいに。
その時だけは、からかいやおどかしの意志は微塵も感じられないくらいに、紳士的。

幣美奈穂 >  
さっきまで恥ずかしそうに耳を赤くしていたのに、今は怖そうに少し顔を青くと。
なんとも忙しい表情です。

停まって頂けると、ぎゅっと和服を握っているのはそのままですが。
身体がほっとした様子が腕に伝わると思います。
ぎゅっと瞑ってしまった眼ですが、ゆっくりと開きます。
眉尻が下がり、不安そうなお顔は少ししてますけど。

「こ、怖くなんてありませんわ・・。
 高いとこだってそんなに苦手じゃないもの・・」

ちょっと強がり。
ただ、おんぶや抱っこ、肩車とかなら平気だったのですけど。
横に寝た状態で宙に浮かんで揺れるのは・・初めてで。
自分で支えようがない、しがみつき方が分からないので。
正直、ちょっと怖かったのです。

「本当よ?。高いところが怖いわけじゃないの・・」

と、足回りから降ろされていくと普通の抱っこに近くなり。
顔色がすっかり戻ってきます。
アーテル様の首回りに片手を引っ掛けながら見上げて、まっすぐな目を向けて説明をしながら。
降ろして貰えるなら降りようとするのですけど――。

アーテル > 「………。」

対面に近づくにつれ、彼女の顔色に生気が戻りつつあった。それを見て、ふと考える。
高いところが苦手…にすると、あの居住地は酷すぎる。
そんなところに敢えて住むような度胸があって、この程度の高さが怖いとは到底思えない。
そして、今の反応といい。今こうして自分の首に自然と回される、その片手といい。
…もしかして、違うのか?

「…………あぁー……」

目を細めて、小さく声を上げる。
納得がいったというか、腑に落ちたというか。
彼女は本当に高いところが怖かったのではなく、自分がしがみつけないことを不安に思っていただけなのだ…と。
それなら……

「ほれ。それじゃあこれなら、平気かい?」

降ろすのは一旦やめ、互いに対面した状態で抱っこし直そうと試みた。
お姫様抱っこでさえ容易にやってのけるのだから、対面抱きくらい訳がない。
彼女にしたって、自分の手でこちらにしがみつける余裕はいくらでもあるだろうか。

幣美奈穂 >  
「・・?」

アーテル様のお顔を見上げて、小首を傾げさせます。
視線が、どうしましたの?、と不思議に思っている目なのです。

「・・あぁ・・・?」

アーテル様の首に手を回したまま、さらに首を傾げさせます。
どうしましたのかしら?、とちょっと心配する視線になります。
そして・・抱っこの姿勢。
「きゃっ」と少しびっくりしたお声を小さく出してしまいますが。
目の前にアーテル様のお顔があります。

「くすくすっ。はい、大丈夫です」

片手でアーテル様の首にはぐっと。
そして近い距離で匂いを嗅ぐと、桃と太陽の匂い・・うちのにゃんこさんと同じ匂い。
それは同時に、美奈穂の温かい体温と甘い匂いも感じられるかもしれません。

「さっきの、ピエタ像の恰好は、ちょっと怖かったです」

と、落ち着いたのか。
素直に唇を少し尖らせて文句を伝えます。
美奈穂にとって、あれをお姫様抱っこと判るのは、ちょっとまだ早かったのかもしれません。
「あっ、あのマンションです」と、抱っこされながら元気に、住んでいるマンションを指さします。

アーテル > 「にしし、悪かった悪かった。
 …お前さんにゃあの抱き方、ちょいと早かったようだなー…?」

ちょいと早い。きっと、知識的にも、年齢的にも。
そんな意味を含めた言葉で小さく揶揄しながら、互いの距離をより詰める。
傍から見ればこの方が恥ずかしいかもしれないが、二人して気にする様子はない。
彼女がこちらを見れば、蒼い眼が見返してくる余裕さえあった。
…ただ、少し経った頃に少し明後日の方を向くようにして、

「……にしてもほんっと、発育いいんだよなぁ………」

なんて呟きながら、小さくため息なんか吐いた。これくらいは許されるだろうか。
とはいえ立ち止まってばかりではいられない。
そのまま彼女の柔らかさを前面でたっぷり堪能する形になりながら、すたすたと何の苦難もなく歩き始めるのだ。

「おう、知ってる。屋上だろー?
 歩いて行けるとこまでばっちり運んでやるから覚悟しなー?」

どうやら、このまま降ろす気はなさそうで。
ハナからマンションめがけて歩いていたものの、本当にこのまましっかり屋上まで運ばれてしまうのだろうか。

幣美奈穂 >  
謝ってくれておりますから、許して差し上げますわ。
という想いを込めて、うんうんっと重々しく?頷くのですけど。
早い、というお言葉に首をまた傾げさせてきょとんとしてしまいます。

「女の子にあんな抱えあげ方したらダメですからね?」

ぴっと人差し指を上げて、アーテル様に女の子の扱い方をご説明です。
女の子歴13年、女の子についてはアーテル様より長いのです。
――「少女」や「思春期」「女」となっていけば。
その考えも変わっていくことでしょう。

抱っこしていれば、身体が触れるのも多くなり。
我儘なのが肩下あたりに当たるのでしょうか。
明後日の方向を見る様子に、合わせて何があるのかしら?、とそっちに顔を向けてしまいます。

「あっ、ほら。もう空が墨を流したみたいに・・。
 日が落ちるのが早くなってきたわ」

当たってしまっているのを気にすることもなく。
うつろ、他人のぬくもりを感じられる距離で、無意識に心が嬉しがっています。
空の色が変わっていくのを見送りながら、抱っこされたまま運ばれます。

「あっ、そうです。ほら、あの一番上・・」

下からは見えないですが、言われたとおりに屋上を指さします。
抱っこされるのにすっかりご満悦。降りる気配はまるでないのでした・・。

屋上の玄関前で流石におりますが。
お家に帰りますと、リビングにアーテル様をご案内します。
お茶を出してから、お料理の前に少し着替えてきます、と自分の寝室に一度入るのです。

アーテル > 「…ほんっとに最後まで降りる気なかったなー?」

屋上の、玄関前。
そこまでひっしと抱きかかえ…寧ろ、しがみつかれてさえいたような。
まあこちらは問題ないわけで、その我儘をたっぷり堪能させてもらったこともあり。

彼女のおうちにやってきた。
見慣れた玄関、見慣れた廊下、見慣れたリビング。
ただし、今日は視点が高いので、これだけでも新鮮に映るよう。
だからだろうか、あまり行儀が良いとは言えないが、少し視線がうろうろするのはご愛敬。

「………こうしてみると、やっぱ視点が違うと新鮮なんだよなー……」

…そして、すっかり客人らしいもてなしを受けてしまった。
リビングで独り座りつつ、出された茶をちびちび楽しみながら。
着替えてくると言って出ていった、彼女の戻りを待ったのだ。

幣美奈穂 >  
「二郎三郎宗右衛門ちゃーん?」

リビングの扉越しに、飼っているにゃんこさんを探し呼ぶ声が微かに聞こえてくるでしょう。
綺麗に掃除をされているリビング。
床に置いてあるクッションはにゃんこさんの為のものです。

呼んでも現れないので、外にお散歩に行ってるのね。
と、お客様と会わせられないのを残念ながら寝室に。
そこで巫女装束を脱いで、普段着を着るのです。
部屋着にしないのは、お客様がいるからですが。
苦しいサラシもほどいて、青いニットのセーターと膝丈の白いフレアスカートすがた。
去年かったものなのですが、ニットは伸びるので着れます。
ちなみに、ブラウス類は全滅です。
髪もくるっとまとめてハーフアップにしておくのです。

スリッパでパタパタと音を立てながらリビングに戻り、

「お待たせいたしました・・ごめんなさい。
 二郎三郎宗右衛門ちゃん、お出かけしてるみたいで・・」

へにょっと眉を下げながら、申し訳そうなお顔をします。
・・なんか、部屋に慣れているようなくつろぎ姿に見えます。

「すぐにご用意しますわね・・」

と、すぐに朗らかなお顔になりまして台所に。
その間も、アーテル様が口寂しくないように、つまみに、冷蔵庫にある小芋の煮っころがしをお箸と共にだしておくのです。

アーテル > 猫を呼ぶ声が扉越しに聞こえてくる。
きっと探しているのだろう。そう思うと、ついくつくつと笑ってしまう。

「俺なんだよなぁ。」

今日は通い猫ではなく客人としてお招きを受けているので、呼ばれても行かないと決めているのだった。
彼女も気づいていなさそうだし、どこまで気づかないまま過ごせるか…見守るのも面白いと思ってきたところなので。
すると、ぱたぱたスリッパの駆ける音。
こちらに戻ってくるとあれば、一つ二つ咳ばらいをして…

「おう、お帰り。
 まぁしょうがないさ、そういうことだってあるもんだ。」

凄くにこやかな笑顔で、爽やかに答えた。どの口でほざくのか。
さて、すっかり余所行きの衣装に着替えた彼女を、胡坐をかいたその膝に頬杖付きながら眺めつつ…

「にしても、そんなおめかししなくともよかったのにー。
 ……とはいえ、よくお似合いですよ。お嬢さん。」

こちらにつまみを一品サーブして、忙しなく台所に向かっていく彼女の背に、そう声をかけた。
自分のことを慮って、お客様向けにわざわざ普段着をしたのだろう。
猫の時に彼女の部屋着姿を見ていただけに、そう言わずにはいられなかったのだ。
ちなみに桃はさりげなく冷蔵庫の傍に置いてあった。カゴごと。

幣美奈穂 >  
伸びた胸元、ふわりと揺れるスカート。
そういう姿は外ではほとんど見せない姿です。

「にゃんこさんですから、猫集会とか行ってるのかもしれませんわね?」

猫は気ままなものなので、いないのを気にしても仕方がありません。
褒められまして、ちょっとはにかみます。

「そうですか?
 ありがとうございます♪」

スカートを少し摘まんで、左右にクルリ、クルリ。
装束より身軽で、裾が揺れて、神も軽やかに揺れます。
緋袴ではあまり見えない素足も見せていまして。
ついでにお胸も良く揺れます。
初めて会う男性だというのに、なんとも警戒心がない無邪気さです。
純粋に、お客様が来たことを喜んでいるのです。

手早く包丁の音がなりまして、それほど時間がたたずにいい匂いがこぼれます。
焼き物とご飯ができてきましたら、それに合わせてお造り。
ささっと、謎魚の赤身を刺身に、触手の一部を細切りのソーメンに。
その上、大根のツマまで自分で作ってしまっています。
乾いたりしないように時間を合わせたのです。

「お待たせしました~」

とリビングのローテーブルの上に並べていきます。
その料理時間、30分強程度の時間。
ご飯に豆腐とわかめのお味噌汁、烏賊鮭の味噌包み焼きと、お刺身。
副菜に冷蔵庫にあるほうれん草のお浸しと筑前煮、豆ひじきもあるのです。


・・そのお料理、自分の分は少なめの半人前量。
アーテル様に成人男性として少し多い量を用意しておりまして。
横にのけた、にゃんこさんの為に、アーテル様にお出ししたのを若干減らしたぐらい。
アーテル様とにゃんこさん分を合わせて、3人前強分ぐらい・・が机の上にあるのです。

「帰ってくるかもしれませんから。
 あっ、桃をありがとうございます・・!
 冷蔵庫に入れて冷やしておきます!」

と、のほのほ。飼い猫の分もきちんと準備しておく、優しい飼い主さんなのでした。

アーテル > 「……ほんっと、色んな意味で心配になっちまいそうだなあ。」

他愛ない、その場でくるりくるりと回るだけなのに、
これでもかと、我儘な部分を強調するような、煽情的な仕草に見えてしまうものだから。
この姿では初めて会ったとはいえ、流石に何も感じないわけではない。
そんな感情をおくびに出さないように、何とか努めているだけなのだ。
自分でさえそうなのに、他から見れば如何ばかりだろうか…心配にすらなる心地を零すように、
台所に聞こえない程度の小さな声で独り言ちる。

「…………。
 手馴れてんだよなあ。」

よくよく知っている、彼女の手際の良さ。
面倒臭そうな工程でさえも、労せずこなしてしまうその技量は、彼女が一人でずっと培ってきたものだと分かっていた。
そこで待っているだけでも、小気味良い音だけ聞いても退屈しない上に、鼻腔を擽る良い匂い。
その半刻でさえもあっという間に過ぎ去るようで。

「おうとも、お待ちしておりましたっと。
 …おおー、なんだかかなり豪華になった予感がするなあ。」

これだけの皿が並べばさぞ豪華なものだろうか。
お客様補正が入っているかもしれないが、とはいえあれからそのために買い足しなどしていない。
全て有り合わせで済ませたわけなのだから、思わずうなるもので。
知っていたとはいえ改めて、彼女の技量に舌を巻く。
さて、ローテーブルの前に座りながら…気づいた。

「ああ、いいってことよ。アレくらいくれてやんねぇとな。
 ………して。
 そこによけてる残り一人分のは……やっぱそうなの?」

念のために、確認しておく。
解散の流れになったら猫の姿でさっさか戻って来なきゃならん上に、
美味いとはいえ気持ち僅か少な目の第二ラウンドが待っているのかということを、念のために。

幣美奈穂 >  
心配されているのをよそに、気付かず無邪気な様子。
サラシで抑えるのは結構圧迫感があるのです。それがないというのも気持ちが軽くなります。

炊飯器も電子レンジも、4年前に屋敷を使い始めてすぐ壊してしまった美奈穂。
ご飯さえも土鍋炊きです。
電化製品をほとんど使わない美奈穂のお料理。
慣れた手際です。毎日自炊なのですから。

「うふふ~。はい、お召し上がりくださいませ!。
 いただきます」

並べたお料理、褒められてちょっと自慢げです。
背筋を伸ばした正座で座りまして、手を合わせてきちんと言います。

「二郎三郎宗右衛門ちゃんが帰ってきて、用意が無かったら可哀そうでしょう?
 待たせたら可哀そうですから・・」

お刺身はまだ切らずに冷蔵庫の中。
食べる前に切ってあげるのです。
帰ってこないかなーっと、ちょっと視線が縁側の方へ向きます。
帰ってこなくてとても残念ですが、今日はアーテル様がおられます。
1人で食べるそこはとない寂しさを思うと、今日はとても嬉しく。ご飯がおいしく感じられます。

「足りなければお代わりありますから。
 どんどん食べてくださいませ!」

ぱぁっと善意の笑顔前回なのです。

アーテル > 「………ああ、そうだな。
 独りってぇのは、寂しいもんな。」

独り。
その言葉には少し思うところがあるもので、つい湿っぽくなってしまいそう。
それではいけないと、気分を変えて両手を合わせる。

「さてさて、湿っぽいのはなしなし!
 猫ちゃんも俺が帰った後にその内やってくるだろーし、それまでは俺が食事を共にするってーことで!
 いただきます!」

しれっと、自分と入れ違いだとはっきり言っておきながら、
その時だけはきちんと崩した足を整えて、命に感謝を述べるわけで。
郷に入らば郷に従え、猫の姿で彼女のルーチンを見ているわけだから、それに倣うのもまた礼儀と心得ていた。

「にゃろう、言うじゃあないかい?
 釜の飯無くなっても知らねぇぞー?」

流石にそこまで食いつくせない…だろうけれども。
誰かと囲む食卓を、人間として、彼はきっと楽しめたことだろう。

幣美奈穂 >  
「そうですね。夏休みは家で賑やかだったです・・」

夏休みに実家に帰省していた時は、曾祖母まで存命の家族。
家族成分をたっぷりとってきたと思うのですけど、そろそろまた寂しくなってくる頃合いなのです。

「どんどんたべてくださいませ!。
 うちのにゃんこさん、すぐに帰ってくるかもしれませんし」

入れ替わるなんて想像できない事。
にこにことして、アーテル様の前に湯呑を置き、温めの緑茶も入れておくのです。
そして、アーテル様が食べられます様子を楽し気に嬉し気に見ながら、たわいもないお話をして。
自分もいただいていきます・・年齢に比して、食べる量は少なめですけど。
食後には冷えた桃を切って、熱い煎茶と共にお出しするのです。
残念かもしれませんが、このお屋敷にはお酒はさすがにないのです・・!

とても楽しいお食事なのでした――そう、でもアーテル様には第二ラウンドが。
猫の姿になって帰ってくると、にこにことお食事を勧め。もし食が細いと心配そうなお顔をする美奈穂の姿が・・。

アーテル > 独りよりも、二人。
食卓においては、猶更。
彩り豊かな皿たちに、感想を述べる人が一人いれば、それも一層華やぐもの。
そもそもあまり見返りを求めるようなものではないけれど、
ここまでの頑張りを知ってる狡い狐は、ついつい口が回ってしまうのだ。

食事し、会話し、堪能しつくして、自分の持ってきた桃でさえ余韻を飾るに丁度いい役に収まるくらいに楽しんで。
彼女にとっては、今の自分は人間としての初めてのお客様だからか、かなり嬉しかったんだろうなとも思いながら。
食後の水物も味わい尽くし、少し名残惜しそうにしてから男は去っていった。

それからわずか数十分後、いつもと比べて少し上機嫌な黒猫がいつものようにやって来た。
…彼女の頑張りを、一身に受けるのだと知りながら……―――

幣美奈穂 >  
もう帰る、というアーテル様に。
明らかにしょぼんっとした寂しそうなお顔を浮かべます。

「――また・・食べに来てくださいませ」

エレベーターに乗るまで、手を振ります。
良く知らない男性を家に上げても、無警戒なままの美奈穂でした。

そしてしょぼんと一人寂しく、にゃんこさん帰ってこないかなーと待っていて。
あまり時間を置かず帰ってきたにゃんこさん。
また笑顔になって、にゃんこさんに愛を注ぐのでした・・。

ご案内:「学生通り」からアーテルさんが去りました。<補足:長い赤髪に和服の男。尖った耳と蒼い瞳が特徴>
ご案内:「学生通り」から幣美奈穂さんが去りました。<補足:華奢でちっちゃな巫女さん/乱入歓迎/1時まで>