2015/06/14 - 23:21~02:05 のログ
ご案内:「教室」におこんさんが現れました。<補足:既知とか歓迎でーす>
おこん > …つまり、真なるこみゅにけーしょんとは、相互理解することじゃ。
仲良くなることが目的ではない。 相手の目的や真意を汲み取り、
こちらの真意と組み合わせることじゃ。 わかるかの?
(教卓に座り、足を組んで、生徒たちを見やりながら滔々と話し続ける。
己の妖力によって動かしている白墨は、黒板に重要な項目をリストアップしていく。
そう、授業中だ。 己が担当するコミュニケーション学の基礎を説いている、その真っ最中である。)
ご案内:「教室」に川添 孝一さんが現れました。<補足:時代錯誤なヤンキーファッション。>
川添 孝一 > (以前におこん先生からコミュニケーション学における喧嘩の勝ち方―――と、本人は受け取っているものを習い)
(それから彼はコミュニケーション学にだけは熱心に通うようになっていた)
(もっとも、今は不良をやめているため他の授業の出席率も悪くないのだが)
(真面目に板書を書き写していく)
おこん > 彼我の利害がぶつかることもある。
例えば、腹ぺこのワシがおるとしよう。妖力が尽きて、
今にも誰かを襲わねば倒れてしまう…そんなワシの
目の前に、偶然にもおぬしがおる!さあどうする!
(びしっ。最前列の男子生徒を指差す。
狼狽えた様子の男子生徒…しかし、決意を決めたとばかりに
グッと拳を握りしめた。 「逃げます!!」教室にシャウトが響く。)
ウム…覚えておけよ…。
今の話でいうなら、ワシが腹が減っておるのか、
ただ趣味なのか、あるいは発情しているからなのか、
それによって対応の仕方が変わってくるはずじゃろう。
つまり、正しい対応を導き出すための導こそが、
こみゅにけーしょんで生み出される結果なのじゃ。
(ざわつく生徒たち。「今の例題は正しかったのか?」
「おこん先生はどのみち襲うのでは?」
「辱めを受ける前に舌を噛むべきでは?」 等の活発な議論が湧き上がる。)
川添 孝一 > (川添孝一は青い顔をしている)
(自分も辱めを受ける前に舌を噛むべきでは?と思った)
(彼は童貞であった――――初体験に幻想を持っている、どこにでもいる、ありふれた童貞であった)
(いもしない彼女の部屋で『今日、親いないんだ』パターンを妄想しつつ、頬杖をついて思索に耽った)
おこん > よいかおぬしら…ワシはのー、定期的に交わらぬと死んでしまうんじゃぞ。
野良犬に噛まれたようなもん…といったら怒られるな、ウーム……
献血に行ったようなもんだと思って…
(怯えすくむピュアな男子生徒たちを説得しようとしたところで、
そこまでだとばかりにチャイムが鳴り響く。 一瞬憎々しげに
スピーカーを睨みつけるも、ぱんと手を打って。)
というところで、今日の授業は終わりじゃぞ。疑問や話があれば、
聞くでのう。 問題ないものは次の授業に向かうのじゃ。
(ぞろぞろと教室を出ていく生徒たち。 残った生徒の中に、
見知った顔の…喧嘩で天下をとったると言わんばかりの
男子生徒を見つけて、声をかける。)
おお、川添。 どうじゃ、わからぬところとか無いかの?
(できるだけやさしく問いかける。 自分のことはともかく、
授業はわかりやすくがスタイルだ。)
川添 孝一 > ああ、俺も今日泊まるつもりで来たから。
(先生の質問にすごくイイ笑顔で妄想の中の台詞を言ってしまう)
……忘れてほしいっす。(顔を真っ赤にしながらそう付け加えて)
いや、難しいところがちょっとあって……
コミュニケーション学ってスピーチ・コミュニケーションとか修辞学とか色々名前ついてるんすよね。
でも、結局全部コミュニケーション学なんすよね?
覚えるの大変だなぁって思って……なんか暗記の良い方法教えてくださいよ、先生。
ご案内:「教室」に稲葉聡美さんが現れました。<補足:身長154cm。黒のショートヘア。ブレザー制服。>
稲葉聡美 > (人が少なくなっていく教室の隅で熱心に板書を写している黒髪の少女。先日、橿原眞人とともにおこんの授業に加わった稲葉聡美である)
「しんいをくみとりー、しんいとくみあわせるー……と。最後の質問は……どう答えたらよかったのかなっす……」
(幼稚園児に毛が生えた程度の性知識の持ち主である彼女には、教室の男子生徒が青くなっている訳を知る由もない)
おこん > おお、そうかそうか、泊まるつもりか。 それならワシも一晩……
そうじゃの、教室で言うことではないからのう。忘れるとしよう。
(なんかスゴイ勢いで一晩を共にしようって言われたので、
さすがにうなずかざるを得なかった。 でも忘れろって言われたので、
そっと胸の中にしまっておく。 教師には優しさがある。)
ふむ、そうじゃの。 すぴーちもそうであるし、修辞学なんぞは…まあ近いといえば近いかの。
もっといえば諜報活動やなぞもこみゅにけーしょんじゃな。
暗記か…おぬしの場合は、そうじゃなあ…
(覚えるのが大変と言われると、自分の顎を撫でて視線を宙へ。
彼は物覚えが悪いわけではない。自分の中にしっくりくる当て嵌め方が
できれば、ズバッと覚えられるタイプであることを認識する。)
ほれ、あれと同じじゃ。ぱんちする…ぼくしんぐ!
まっすぐに相手を打ち据えるのがすぴーち…
修辞学は…ほれ、立ち回りじゃ、すてっぷじゃ。
立ち回りが出来ぬものはただただ打たれるだけよ。
…この言い方で分かるものかのう。
(自分でもちょっと心配げ。 不安げな調子で問いかける。)
川添 孝一 > (稲葉聡美を横目に助けを求める)
(川添孝一は以前、稲葉聡美と甘味処で相席したこともある仲だ)
(いや待て――――今の失言を彼女に聞かれているのが一番まずい気がした)
(とりあえずリカバーだ、失言の撤回だ)
……はい、忘れてくださいス……感謝します……!!
(真っ赤になってワハハハと笑って誤魔化した)
(童貞の妄想は控えめに――――それが教訓だ)
諜報までコミュニケーションに入るんすか……そらー覚えるの大変だ。
なるほど! スピーチ・コミュニケーションがストレートで!
修辞学がステップか! そんなだったら覚えるの簡単すよ!
(うんうんと頷いて)コミュニケーション学……また一つ学んじまったなァ。
(頭は悪くないが低intという矛盾を孕む彼の脳みそにまた一つ言葉が刻まれたのだった)
おこん > おお、稲葉も悩んでおるのー。 まあ先ほどの例えは気にせずともよい。
大事なのは、相手と自分のすべきことを理解するということじゃぞ。
おにぎりに例えても良いぞ。おにぎりはひとつ。
おぬしと川添どちらかが食べる…
この時、川添の腹が減っているかを確かめるのは大事じゃろ?
(彼女は明るくてとてもマジメなのだが、よく考えすぎてしまうところもある。
そうだ、と頭のなかの豆電球をONにして。 我ながらいい例えができた。)
稲葉聡美 > (ひと通りの作業を終えて、まばらになった教室に視線を移す――)
(――教室に残る二人の人影、片方は言うまでもなくおこん先生、もう一人は甘味処で会った川添か。)
「あっ、かわぞえ先輩もおこん先生の授業にきてたっすかー!」
(ぴょんぴょん跳ねながら二人の近くにやってくる。)
「何の話っす?なんか『とまるつもり』とか……ん?」
(言いかけたがおこんの問いがかぶさり、思考がそれる。)
川添 孝一 > なるほど……より腹が減ってるほうがおにぎりを食べるべきで。
それを確認することがコミュニケーション学なんすねぇ。
……コミュニケーションって難しいっすよね。
俺、親戚の家に引き取られた妹がいるんすけど。
手紙に何書いていいのかわかんなくて……
いつも元気かーとか、当たり障りのないことばっか書いちまう。
(稲葉聡美の言葉に耳まで赤くなった)
止まるつもりはないぜ……俺ってルシファー川添と呼ばれた走り屋だから…………な、なんつてー。
(場合によってはこの通称のほうが妄想より恥ずかしいが、事実である)
おこん > おお、そうじゃぞ、稲葉。 川添は良い生徒じゃからのう、
きちんとワシの授業に出てくれるんじゃ。 困ったことがあったら、
なんでも聞いてみると良いぞ。 例えばそう…
ワシが出した例題がわからぬとかのう。
(元気よく跳ねる彼女を見て、満足気に頷く。
不思議そうに首を傾げる彼女に、川添を指して教えてあげて。)
お互いが元気でいるのが条件であれば、そうかもしれぬのう。
何でもよい。 どんなことでもよい。 見聞きしたことをもって、
相手の状況と真意を見定めよ。 妹への手紙か…それならそうじゃな、
今言ったように、相手の状況を見定めて、書いてみい。練習じゃ。
うまくいったら妹も驚くであろう。「お兄ちゃん、なんで見てないのにわかるの?」とな。
(若干恥ずかしい台詞が川添の口から飛び出した気がするけど、気にしない。
妹さんの話を聞いて、きちんと示してあげる。先生だからね。)
稲葉聡美 > 「おにぎり…………ふむふむぅ」
(思いつくままにおにぎりの具の好みの話に逸れそうになるところを川添の的確な返答に救われた)
「る、るしふぁー……走り屋……かわぞえ先輩にそんなかっこいい一面があったっすか!」
(一切の茶化しの感情はない。極めて純粋に――結果的に――川添を弄んでいる)
「おー、なるほどっす。じゃあ……ルシファーかわぞえ先輩は、おこん先生に襲われたらどうするっす?」
川添 孝一 > 相手の状況を見定める……(まずイメージしたのは、親戚の家で窮屈そうに暮らす妹の姿)
……優しい言葉でもかけてやるべき、なんすかねぇ……
(遠い目をした、今更そんなことが許されるのだろうか)
……そうすね、何事も練習っすわ!
ここで教わったコミュニケーションを妹に見せる時だオラ!
(不器用な兄の不器用な手紙が書かれることだろう)
お、おう………(純粋な言葉がなんか刺さる気分だった)カッコいいか………
も、もういい! ルシファー川添とは呼ばなくていいから!
おこん先生に襲われたら、そうだな………?
(しばらく考え込んで)泣く、かなぁ……? ガチ泣き。
おこん > うむ、うむ……んフッ!!
(素直な稲葉は、まさに川添に件の質問をぶつけてくれた。
力強くガッツポーズをしながら、思わず顔をそむける。
まだだ、まだ笑うな…!)
そう、何でも良いのじゃ。読み取れることから書いていくがよいぞ。
…えっ、泣くの? 泣くほどイヤなの? そんなに泣くの…?
さっき「オレも今日は泊まるつもりだから」って言っとったのは、
嘘じゃったのか…そんな…
(おおお、と声を漏らして戦慄き、顔を手で覆う。
半分ショックだけど半分からかいたい思いが産んだ行動である。)
ご案内:「教室」に久喜棗さんが現れました。
稲葉聡美 > (複雑な表情で言葉を放つ川添。そして言葉を聞いて咽び泣く小さなおこん先生。)
(どちらに正義があるか? ――明白)
「わあっ!ルシ……かわぞえ先輩!おこん先生泣いちゃったっすよ!」
「何か約束したんでしょ?なんか『泊まる』とか!嘘ついたんすか?嘘はよくないっすよぅ!……こみゅにけーしょん的に」
(勢いで言葉を放ち、適当に大義名分を付け足す)
川添 孝一 > 笑うなよ!!(顔を背けるおこん先生に思わず叫ぶ)
別にいいだろ人がどこの公道攻めてようがなんて二つ名持ってようがよぉ!!
えっ…泣くのかよ!?(狼狽しながら)
そんでさっきの言葉蒸し返すのかよ!!
あ、あああ………ごめんおこん先生…!
でも俺って結婚する人としかする気ねぇからさぁ…!!
(古風というか重い考えの川添孝一であった)
おい今ルシって言ったろ稲葉ァ。ルシファー川添って言いそうになったろ稲葉ァ!
約束してねぇから!! その嘘ついたことになったら俺どんな外道になるんだよ!?
コミュニケーション学云々の前に俺が人でなしになる流れだろこれ!!
バッドコミュニケーション甚だしいだろこれ!!
(頭を抱えて叫ぶ―――俺が何をしたというのか、ナニもしていないと潔白を叫ぶ)
久喜棗 > 棗は今日こそ貯まった課題を片付けようと一人で集中できる場所を探していた
そして空き教室と思って入った中に見知った顔二人と見知らぬ顔一人がいることに気づき声をかける
「ん……?お主ら、もう授業時間は終わっとろ?何しとるんじゃここで
ああ、そういえば前の時間はおこんが担当の授業じゃったか」
稲葉聡美 > 「……あ、あうあう。こわいっす……ル……かわぞえ先輩」
(濡れ衣に猛る川添の反応に、ちょっと涙目になって一、二歩後ずさり。)
(その中で視界の端に、見覚えのある――ような――有角の少女が映った)
おこん > のう、ひどいじゃろ、ルシファーは… ワシ、期待しとったのに裏切られたのじゃ。
まあ、まあよい…おぬしが貞操観念の硬い男じゃということはよくわかったからのう。
ふふふ、ワシが泣いてると思ったじゃろ?
(一生懸命自分を援護してくれた稲葉と、それに翻弄されるルシファーに優しく声をかける。
別に怒ったりしてるわけじゃなくて、ただからかいたかっただけということをアピールして。)
あっ、ほらぁ!稲葉が怯えとるじゃろー。 もう少し落ち着け。
からかいすぎたワシが悪いのじゃからの。
(どうどう、ってちゃんとルシファーをなだめることも忘れない。
自分でやったことは自分でまとめていきたい。)
おや、授業時間は終わっておるがのー。この教室次は使わぬのよ。
こうして二人に個別授業をしておったのじゃ、おぬしもどうかの?
(ツノ付きの女の子…自分の知り合いに手を振ってご挨拶。)
おいでおいでー、と招き入れて。
川添 孝一 > ん………? ああ、コミュニケーション学の授業が終わってダベってんだよ。
(棗を見ながら首を鳴らして)…そういや学内で見たことあるなあんた。名前は知らねーけど。
えっ泣かれた!? これこの場の女性二人泣かせたの俺になるの!?
俺の罪? 俺の罰?(震えることしかできない)
待て、落ち着け稲葉……悪気はないんだ………!
お前もルって言いかけたのも悪気がないようにな!
泣いたフリかよ!!(両の二の腕を腰に当てて直立する謎のポーズでツッコミ)
ルシファー言うなよ!! ルシファー川添って呼ばれるのちょっと誇らしかったけど!
今となっては恥ずかしくなってきたから!!
(頭を下げる)す、すまん稲葉……言い過ぎたよ…
(何とも背中の小さく見える男であった)
久喜棗 > 「お主が個別授業というと何かしら卑猥な意味を含んでおるように聞こえるのは気のせいじゃろうかな…」
おこんに招かれるように近くの席へと座り、聡美に挨拶する
「久方ぶりじゃな…とはいっても以前ちらっと面通しした程度じゃが
たしかお主はおこんの生徒じゃろう?
あともう一人は…」
次に川添を見る
先ほどの会話で彼はルシファーと呼ばれていた
棗は西洋の悪魔事情には明るくないがそれでも知っているビッグネームだ
ということは彼は悪魔なのだろう
やや警戒した面持ちで川添に挨拶する
「さすがの儂でも悪魔を見るのは初めてじゃな…しかしお主のような者が何故おこんの授業を受けておるのじゃ?」
稲葉聡美 > 「あっ……前にもなんだかこうしておこん先生と話している時に会ったような……はい、一年いなばさとみっす!」
(座った有角の少女にぺこりと挨拶。――そして)
「こっちは同じくおこん先生の授業を受けてるルシファ……じゃなくてかわぞえ先輩……」
「あ、悪魔!?かわぞえ先輩は悪魔だったっす!?」
(久喜の言葉を真に受けて、イスが倒れそうな勢いでわたわたする)
おこん > ワシは授業だけはちゃんとするのがとりえでのう。 あいにくじゃが…
(自分と比較的近い鬼の少女の言葉に、残念とばかりに首を横に振って。)
落ち着くのじゃルシ添! 焦りはほころびを産むぞ。
伝えられぬことも伝えられず、相手を警戒させるだけじゃ。
深呼吸の一つでもするとよかろう。
(ルシ添のフルパワーツッコミにも優しく対応してあげたい。
先生には生徒を守る気持ちがある。)
そうじゃのう…ルシ添は人と悪魔の間に存在する半魔というやつじゃな。
ああして時々ツッコミを入れたりしないと悪魔の力が暴走してしまうのじゃ。
おぬしもああいう時のルシ添を見たら、すこし遠巻きに確認するんじゃぞ。
(うろたえる稲葉にそっと声をかけ、身体に触れる。 空いている方の手で、
ルシ添を指さして真実を伝えてあげて。)
川添 孝一 > (棗を指差しながら矢継ぎ早に)
いや悪魔じゃねーから!! 川添! 川添孝一!! 名前!
何故おこん先生の授業を受けているかといわれればわかりやすいからとしか言えねぇーし!
(肩を震わせながら)警戒されてるのがまたちょっと恥ずかしい……!!
いやもうほとんど言ってるよな。ルシファー言ってるよな稲葉。
悪魔じゃねーから!! 人間だから!!
異能が身体変化系だから人外カウントされがちだけど人間だから!!
な、なるほど……深呼吸。(深く息を吸い込んで)
……ルシ添ってなんだよ!!(大きなツッコミをした)
混ざってるじゃねーか! ルシファーと川添混ざってるじゃねーか!
別に半魔とかそういう設定ねぇから!?
ツッコミしないと悪魔の力が暴走するって弱そうだよ悪魔の力!
暴走してもたいしたことなさそうだよ悪魔の力!!
久喜棗 > 「大分前になるがやはりそうじゃったか、人違いでなくて安心したわ
儂は久喜棗じゃ。この学園で二年生をやっておるから…一応お主の先輩ということになるかな
ま、よろしく頼むぞさとみや」
さとみの挨拶にこくりと頷き返す
「そうか、お主の授業は儂のカリキュラムには含まれておらんから
どんな授業をしておるのかと少し興味は持っておったのだよ…まぁ流石のお主も公然と猥褻行為はできぬか」
怒涛のツッコミをこなす川添によくこんなに口が回るものだと感心しながら
「おお、なんじゃ悪魔ではないのか?
ではルシファーというのはなんじゃ、最近流行りのそうるねーむというやつか?
もしくはミドルネームで川添ルシファー孝一が正しかったりするのかのう」
おこん > わからぬぞ? 悪魔の力が暴走したら、最早ツッコミだけではなくボケ続けるようになってしまうかもしれぬ…
エターナル・ボケィング・ルシファーとして覚醒してしまうのじゃ…
(恐ろしいことじゃ、と何度も呟きながら、川添に両手を合わせて祈念。
なんまんだぶなんまんだぶ・)
そりゃのー。授業は生徒たちを鍛えるためであって、ちょっかい出すためじゃないからのう。
少しはワシを見なおしたかー?
(どうどう?って鬼の少女にどや顔で尋ねてみたりしたい。)
稲葉聡美 > 「あっ!先輩なんですねぇ。ふむふむ。よろしくっす!えーと……なつめ先輩」
(少し驚き。おこんとの親しさから、恐らく教師だろうと思っていた。)
(最早八面六臂のツッコミ男と化したルシ添には返す言葉もなくとりあえずにこにこする)
川添 孝一 > ソウルネームと言えばソウルネームかも知れねーけど……
(ルシファー川添は魂の二つ名さ、と宣言していたのが今は死にたい)
川添ルシファー孝一だと名前のバランス悪すぎだろ!!
よくある苗字・悪魔の名前・よくある名前でバランス悪すぎだろ!!
悪魔の力ほんっとーにたいしたことねぇ!?
そもそも俺がボケに回ったらボケ4人になるだろ!!
全く回らねーだろ!! 会話が!!
あとボケィングって発音しづれーよ!!
(教科書とノートと筆記用具を鞄に入れて)
やってられねー!!(と叫んで教室を出て行った)
ご案内:「教室」から川添 孝一さんが去りました。<補足:時代錯誤なヤンキーファッション。>
稲葉聡美 > 「わわ!ルシファ……ルシぞ…………かわぞえ、先輩、またっす!」
(言いよどみながら、そそくさと出て行ってしまった川添に大きく手を振る)
久喜棗 > 「そうじゃな、少しはな」
ドヤ顔で威張るおこんにクスリと微笑みながら返事を返す
「ところで確かお主の担当はコミュニケーション学といったか?
あれは具体的にどういったものを教えておるんじゃ?
普通に雑談を繰り広げるだけでも鍛えられるものなのかのう」
聡美に先輩と呼ばれ少しくすぐったそうな顔をしながら
「儂はおこんと違って他人に教えるような何かは持っておらぬのでな
そもそも物を教えるのでなく学ぶためにここに来ておるのだよ
……まぁあまり進捗はないがのう
っと、ルシファーは帰ってしもうたか、なかなか慌ただしい奴じゃな」
逃げるように飛んで行くルシファー川添を見送った
おこん > やはり川添が一番しっくりくる名前じゃのう。
まあ、おぬしも何かあったら気軽に相談してみるとよい。
あやつはツッコミこそ派手じゃが、いいやつじゃからな。
(稲葉の元気なお見送りを見ながら、うむと頷いてみせて。)
こみゅにけーしょん学とは…相手を知り、己を知り、その後を考える学問よ。
相手の目的や真意、自分の目的や真意を導き出し、その対応を考えるのじゃ。
ワシがおぬしをからかうとして、そこに何の意図が隠れているのか?
そして自分はどうするべきなのか? お互いの目的が衝突した場合、
どう動くのがよいか… そういったことをやる。 難しいが、わかったかのう。
(彼女に説明して、よもやわからないとは言われないだろうが一応確認。
久喜棗 > 「ああ、性格がよいのは今のでも何となく分かるわ
しかし性格が良すぎて苦労も大きそうなやつじゃな…まぁ、今度会った時にでも話してみるとするかの」
おこんの口から存外真面目な言葉が繰り出されたことで思わずしばらく聞き入り無言になり
「……お主、意外とちゃんと教師をしておったのだなぁ
いや、これは無礼だったな。うむ、本当に見なおしたぞおこんよ
しかしあれだな、そう聞くとコミュニケーション術というより兵法という感じもするのう
ほれ、彼を知り己を知ればなんたらというやつ。孫子じゃったかな?」
稲葉聡美 > 「うん、最初は怖い人かと思ったけどー、すごくいい人っす。かわぞえ先輩。スイーツ好きだし」
(改めて椅子にちょこんと座り。)
「ふむう……難しいっす……」
「けど、今日かわぞえ先輩やおこん先生、なつめ先輩と話して、すごく楽しくて、それでみんなのことが今までよりちょっと分かったっす」
「もっともっとみんなのことを知って、もっと楽しくできるようにするっす!」
「そんな感じ!っすか?」
(ひどく大雑把ながら彼女は自分の言葉で円滑な意思疎通への意欲を述べた)
おこん > うむ、教師じゃからのー。 兵法というのはあくまでも戦術にすぎぬ。
ワシが言っているのは、もっと上じゃ。 敵を知った。己を知った。
次にどう行動する? というところじゃのう。 より良く相手を知ればこそ、
何をするにも良い結果を導き出しやすくなるのじゃ。
相手を倒すのか、あるいは手伝うのか、はたまた救うのか…
ワシが言っておるのはそこじゃよ。
(うむ、と頷いてから、久喜に返事を返す。 大事なのはここ、と
人差し指をぴっと立てて示して。)
おう、そうじゃぞ稲葉!よくわかっておるではないか! 楽しいことは良いことじゃ。
おぬしはその調子で皆のことをどんどん掘り下げていくのじゃぞ。
(自分の教えがきちんと伝わったことが嬉しくて、尻尾を振り振りしながら
何度も頷いて。 時計をちらりとみると、ふむんと鼻を鳴らす。)
どれ、話し込んでしもうたが次の授業が始まるでな。ワシはそろそろ
失礼させてもらおうかのう。 この教室はしばらく使わぬでな、好きに
やるがよかろう。ではの、二人共!
(それだけ言うと、ゆっくりと立ち上がって。)
稲葉聡美 > 「えへへ……あ、だいぶ話し込んじゃったっす。それじゃあ……さとみもこのへんで。」
「おこん先生!なつめ先輩!またーっす!」
(にへらと屈託のない笑顔を浮かべて、手をひらひらさせる。)
(情報端末とポーチを小脇に抱え――半開きのポーチから、様々な小物を落としては振り返って拾いしながら教室を出て行った)
ご案内:「教室」から稲葉聡美さんが去りました。<補足:身長154cm。黒のショートヘア。ブレザー制服。>
久喜棗 > 「あの見た目で甘味好きとは…とことん外面と内面のギャップが激しいやつじゃな」
聡美の言葉におかしそうに笑う
悪魔呼ばわりは少々彼を傷つけてしまったかもしれない、今度菓子でも差し入れてやろう
「知ることは存外容易いが、それに対処することは難しい物じゃな
ああ、儂も十分知っておるよその事は
しかし未だに正解をつかめぬ辺りが儂がコミュニケーションを苦手とする理由なのじゃろうなぁ
うむ、個人授業を中断させてすまぬかったな、二人とも
儂はしばらくここで自習させてもらうとしよう」
といって教室を出て行く二人を見送った
ご案内:「教室」からおこんさんが去りました。<補足:既知とか歓迎でーす>
ご案内:「教室」から久喜棗さんが去りました。