2020/09/21 のログ
ご案内:「浜辺」に幣美奈穂さんが現れました。<補足:きゃしゃでちっちゃな巫女さん>
幣美奈穂 >
今日はお昼からボランティア活動。
夏の間で、なんか増えるごみを拾います。
今回の主催者である地域の人の挨拶の後、袋とトングを持ってさっくさっく。
たすきで振袖をぎゅっとしばり。
髪もリボンで頭の後ろでテールです。
あまり波打ち際の方にはいきません。
泳げない美奈穂は、海はちょっと怖いところなのです。
幣美奈穂 >
空き缶など燃えないゴミや、紙の燃えるゴミ。
袋を分けてきちんと分別です。
要領などあまりよくない美奈穂は、茂みなどをじっくり探します。
おかげで、他の人からちょっと遅れて離れてしまいますけど。
「これは、燃えるゴミ。こっちは、燃えないゴミ。
これは・・燃えるゴミでいいのかしら?」
茂みの中にもちょっとしたごみが色々あります。
花火したごみなどもあり、きちんとお片付けしていってほしいと思うのです。
ご案内:「浜辺」にレニーさんが現れました。<補足:腰までの銀髪/頭に狼耳、尻尾/Tシャツ/ジーンズ>
レニー > 連休は本当にやることがなくふらふらと目的のない散歩。
適当に気が向くままに歩けば磯の匂いと共に海にとついてしまう。
「ここは初めて来た」
街中や山はよくいくのだが海は初めて。
珍しそうに歩いていると一人だけ何かをしている人影を見つけ興味本位に近づき。
「こんな場所で何してる?」
ある程度近づけば唐突に声をかけて質問をかけて。
幣美奈穂 >
軽く鼻歌を吟じながら、ちょいちょいっと。
トングでごみを挟んで袋の中に・・。
「・・・・♪」
声をかけられても、それが自分へのモノか気付かないまま茂みをがさごそ。
ちょっとしてから、お顔を上げてきょとん。
左右を見回しましてから。
「わたくしですか?
ゴミ拾いです!
ほら、こんなにとれました!」
ぱあっと表情を明るくして、片手にもった袋を見せます。
まだそれほど時間がたっていませんが、そこそこ回収できたのです。
そして、
「あっ、足元にも・・!」
近づいてきていた方の足元にあった、たばこの吸い殻を摘まみ上げるのでした
レニー > 声をかけるが反応がないことに聞こえていないのか。
それとも気にされていないのかの判断に困り少しの観察。
微かに聞こえる鼻歌に聞こえていない方が高そうともう一度声をかけようとし。
顔を上げて左右を見るという少し遅い仕草。
「あんた以外に誰もいない。
ゴミ集め?……物好き?」
明るい表情で見せられた袋の膨らみを見るとそれなりにごみが入っている様子。
なぜ態々ゴミを集めているかわからずに首を傾げていると足元にトングを伸ばされ。
それに驚き後ろへと距離を開けるように下がってしまう。
幣美奈穂 >
言われまして、えっ?、というお顔で周囲を見渡します。
他の方々は?
背伸びもして足をちょっとぷるぷるしながらもう一度見まわします。
「あっ、ほら。あっちにいる方もそうです!
今日は、海の清掃活動しようって日なのですよ?」
吸殻を摘まんだトングで、随分先で活動している人を指します。
でも、見ている間に弧を描いている浜、雑木林の陰に人影は消えるのです。
「海開きも終わりましたので、綺麗にしましょうと。
やっぱり、綺麗な浜のほうが気持ちがいいですもの」
と、吸殻は燃えるゴミ用の袋に入れるのです。
レニー > 「あっち……?あっちの群れも仲間だったのか。
清掃活動?なんで一人でこっち?」
トングで指され先を見れば確かにずいぶん先ではあるが人影が見える。
その人影も同じようにゴミを集めているのか見えなくなってしまい。
どうして一人離れているのかとみてしまう。
「そうなんだ。でも……なんであんたたちはそんな事をしてる?
綺麗が良いのはわかるけど」
なんでそんな苦労を進んでやっているのかがわからず。
なんでだ?というように見てしまうのです。
幣美奈穂 >
「群れ・・?」
ちょっとした違和感の言葉なのです。
お顔をきちんと上げて、お顔を見ます・・とその上。
ふさっとしたお耳!
ちょっとぽかんと小さくお口をあけてみてしまいます、
「え、あっ、えと。
始めたときは一緒だったのですけど。
わたくし、じっくりと探してしまいますので――」
とちょっと目元桜色にしまして。あたふたと説明するのです。
「?。汚れてたら綺麗にする。
そうした方が気持ちよいでしょう?
それが清掃活動というものです」
えっへんっ!
ちょっと胸を張って堂々と言います。
レニー > 「……こっちだと集団?
何?」
つい癖で言ってしまい、言い直すが正直判れば一緒かなと大雑把。
こちらの言葉が変だったのか顔を上げた少女が何故か口を開けてしまっている事に何と問いかけ。
「最初は一緒で今は一人……?
はぐれた?一人だと危なくないか」
あたふたとした説明に探していてはぐれたのだと取ってしまい。
危ないと注意するように口にして。
「それはわかる。でも汚したのが掃除するべき。
なんであんたがやってるんだ?」
胸を張り堂々とする少女にそこが分からないというように問い。
少なくとも元の世界ではあまり見なかったことだけに不思議にとって。
幣美奈穂 >
そのお耳をもみもみしたい誘惑。
ダメです、獣人さんにとってお耳は大事なところ。
邪な気配や穢れは感じないので、大丈夫な獣人さんだと勘です。
「な、なんでもありませんわ。
・・はぐれてなんていませんっ!
わたくし、もうオトナなんですから。
それに、わたくし。ちょっとは強いのですよ」
なんか子供扱いをされた気がしたので、反射的にオトナだと言い返してしまいます。
トングを持った手を軽くしゅっしゅっと二度三度。
力強さや速さとは無縁ですけど、まったく同じようにふるってみせます。
「ん~?
汚した人は、汚れていることが気にならないだらしない方なのです。
わたくしとか、今日、お掃除にきている方々は気になる人たちなのです」
そう言いながら地面を探しまして、ビニール袋を拾いごみ袋に入れるのです。
レニー > 「そう、それならいいけど。
なんでそんなに必死?
大人………それに強い?
悪いけど……子供、それに弱そう」
反射的と思われる反論にほとんど条件反射で思ったことを口にしてしまい。
トングを持った手を振るえば警戒するように腰を落とし。
動きこそ遅いが当たれば危ないのでタイミングを見計らいトングを奪おうとして。
「気にならないとかあきれる…使ったら片付けるが基本。
俺はそれが物好きだと思う」
そしてまたゴミを拾う姿を見ては不思議そうに尻尾を揺らして。
幣美奈穂 >
子供、と言われまして。
ちょっとほっぺがぷくっ。
だけど美奈穂はもうオトナなのです。
言われても、つーんとそっぽ向くだけで聞き流せるのです。
「そうかしら?
綺麗になったら気持ちイイですから、ちょっとお得ですよ?
――あっ!、返してくださいませ!」
さっとトングを取られますと、それに反応できない美奈穂。
取り返そうと手を伸ばすのです。
レニー > 「それが子供っぽい…」
頬を膨らませて拗ねたようなしぐさ。
そっぽを向いて聞いていない振りも実に子供っぽいと。
「好き好んで苦労をするのが分からない。
それって得なのか?綺麗は良い事だけど。
振り回すと危ない。だから没収する」
返してと手を伸ばす少女から離れるように下がり、手を高く上げて取れないようにして抵抗を見せる。
幣美奈穂 >
「わたくしはもうオトナですー。
もう中等部なんですー」
ぷくっと頬を膨らませたまま、何度も子供と言われてしまい。
つい、反応してしまいます。
本人としては怒っているのですけど、子犬ほどの迫力もないのが美奈穂なのです。
「綺麗になったら、ここでキャンプとかもできますでしょう。
だめ、返してっ!
それ、必要なのだから!」
身を寄せると背伸びをして手を伸ばします。
相手の男の子の服を掴んでまで精いっぱいに背伸び!
脚をぷるぷるさせますけど、身長差が、身長差が!
レニー > 「中等部……?
普通に子供だよ」
頬を膨らましている姿は怒っているよりも拗ねているように見え。
迫力のない事に全く怯みもせず。
逆に、ワウ!、と吠え返したりとして。
「ここでキャンプ?…野営のこと?
駄目、振り回すと危ない」
服を掴んで背伸びをされると更に伸ばしての抵抗。
身長差でトングを死守し、取り返そうと必死な様子が面白く見えてつい笑みを浮かべ、尻尾が左右へと振られて始める。
幣美奈穂 >
「そんなことないものっ。
一人でなんでもできるもの・・!
きゃんっ!?」
吠えられまして、思わずびくっと。
ちょっと涙目になってしまいます。
「お友達とお外でご飯作ったり、一緒に寝たり。
林間学校みたいなの。
それないと・・」
あぁ、もっと高くにあげられてしまいました。
うぅっ、と迫力ないけど本人はきっ、といじめっ子な男の子の眼を睨みますと。
視界の隅に入る揺れるものに目を向けます。
揺れているふさ尻尾・・。
――!
「返してくださいませんと、酷いことしますわよ?」
そう背伸びして手を伸ばしながら宣言をするのです。
レニー > 「それで大人って言えない」
そして吠えれば驚き涙目になった姿は大人とは言えないと笑い。
「それはよくやった。でも…砂地は勧めれない。
林間学校……?これなくても大丈夫じゃない?」
危ないものを振り回す子には返せないと高く上げ。
睨まれはするは元の世界で怖い生き物を多く見ているだけに全くひるみもせず。
それどころか小動物を見ているような気持になってしまい。
「酷い事?できると思えないけど?」
何をする気だろうか、それが気になり問いかけ。
少女の今までを見ていれば鈍そうで直ぐに避けれそうだと油断をついしてしまいながら。
幣美奈穂 >
笑われたっ!
きゅっと唇を噛みます。悔しいのです。
自分のオトナ力を見せつけませんと!
「手でゴミをとったら、怪我したりすると大変でしょう!」
小さくぴょんぴょんしても全然届きません。
意地悪な男の子!
「それでしたらっ・・!」
踵を落としますと。
男の子のお洋服を片手で掴んだまま、身を乗り出すようにして後ろに手を伸ばします。
お尻尾さんを確保です!
上手くつかめましたら、お洋服を掴んでいた手も放してお尻尾を両手で捕まえるのですけど。
できるでしょうか。
レニー > 大人という背伸びした子供を見ている気分。
元の世界ではよくあった光景なのでつい警戒するよりもほほえましくなってしまう。
「気を付ければ大丈夫。刃物がある訳でもないし?」
もし本当に危ないのがあれば気を付ければいい。
それでケガはしないと軽い考え。
ぴょんぴょんと跳ねる少女にそう告げて。
そして何をする気だろうとよく観察。
服を掴まれたまま身を乗り出してこられれば密着し、何をするかがさっぱり。
「にああああ!」
しかし尻尾を掴まれた感触に間の抜けた悲鳴を上げ。
両手で掴まれると尻尾はその手から逃れようと激しく動きだす。
幣美奈穂 >
初等部相当教育の授業でも、1人か2人、こういう意地悪する男の子がいたのです。
高等部相当ぐらいの年齢に、美奈穂には見える男の子。
でも、美奈穂も風紀4年のベテランなのです。
「ばい菌とか入ったりするかもしれないでしょっ」
ちっちゃくて華奢なのに、ふにっと結構なふくらみのある胸元。
さらしで抑えられて、装束で細く見えるのですけど。
それが男の子にあたり・・でも、そんなことをまだ気にしないお年頃な美奈穂でした。
もふっとしたお尻尾さんを捕まえました!。
そのまま、両手でつかみますと。にやっと笑顔なのです。
「悪い子にはお仕置きですっ!」
暴れるお尻尾を撫でるのには慣れたものです。
これまで、どれだけのお尻尾を撫でてきたか・・。
まずは指を開いて、軽く指で好きながら。
毛並みが乱れないように根元から先にと優しく撫で上げるのです。
レニー > 少女の大人ぶっている姿が元の世界の仕事の後輩のように何故か見え。
なんでそこまで大人に拘ったのか、少女を見ても判らないという顔になり。
「ケガをしなかったら大丈夫。それに舐めてればいい」
怪我なんて舐めれば治るという大雑把な考えをして。
身を乗り出されると感じる感触に少しだけ動揺したように耳が動く。
そんな隙に尻尾を掴まれてしまい、少女の笑顔に嫌な予感。
「それ、冗談にならない…!」
変なことが得意なのか尻尾を撫でる手つきはうまいの一言。
ただそれは犬ならば喜ぶところだが獣人の自分には困る感触。
撫でられ毛を梳かれ、根元から撫で上げられる感触に体を震わしてしまい。
幣美奈穂 >
「そんなことしたらだめっ!
あっ、でも傷に入ったゴミとかとるのとかなら・・」
男の子ってなんでこう大雑把なのかしら。
美奈穂はそう思うのです。
「んふふ~♪。
ここかしら?。ここがいいかしら?」
もふな尻尾を梳きなであげます。
ちょっとずつ指先を深くして、尻尾のお肉もマッサージしていくのです。
美奈穂としてはお尻尾点数45点。
もっときちんと尻尾ケアした方がいいと思うのです。
本当なら、シャンプーで洗ったうえでトリートメント。
しっかり乾かしてブラッシングしたいところですけど・・。
――今はお仕置きが優先!
気持ちよくして腰砕けになるよう、手練手管を尽くすのです。
「わたくし、返してって言いましたのに・・。
ここでちゅかぁ~?」
まあ、大きなモフ尻尾なので。
美奈穂はにこにこひまわりな笑顔になってしまいますけど。
レニー > 「それで消毒にもなるし手軽。
そんな事考えて疲れない?」
そんなに細かく考えることなのか。
もっと簡単に決めてしまえばいいのにとあきれてしまい。
「だから、やめ……冗談にならない……!」
あまり手入れはしないがそれなりにモフモフとした尻尾。
それを丁寧にマッサージをされると慣れない刺激に身震い。
これをお仕置きという少女の言葉に戸惑うが、与えられる感覚はさらに危険。
「振り回すのに返せない……
本当にやめ……っ」
笑顔になっていく少女とは逆に表情が引きつっていく自分。
早く尻尾を逃さなければと少女を押し放そうと身じろぎを始めて。
幣美奈穂 >
「ダメです。
きちんとしませんと、回復させましても。
ゴミが中に入ったりしますし、余計に悪くなりますから・・!」
美奈穂も他の人も回復させる力がありますので。
そういうのには注意してしまうのです。
「ここですね~?
ごめんなさいって返してくれるなら。
許してあげなくもないかもしれないです♪」
本当ならブラシを使いたいところですけど。
指ブラシでももふ毛も少し柔らかくなるのです。
さらり・・と指先をお尻の方から根本まで。
――そして、一度逆に撫で上げ毛並みを逆立てるのです!
それを指ブラシでまたお尻から尻尾先まで。
さらりさらりと綺麗に整えるようになでていくのです。
「トングと交換です!
あと、わたくし、もうオトナですからっ!」
相手が弱っているいまのうちなのです。
逃げようとするのに、脚を寄せて逃がさないのです。
レニー > 「細かすぎる。
怪我なんて治れば一緒」
怪我は薬をかけて包帯を巻いておけば勝手に治る。
治癒力の高さもありそれで本当に治っていたこともありかなり無頓着であり。
「謝るのはそっちになる。
早くやめないと俺じゃなくてお前が大変になる…」
尻尾を何度も撫で梳かれ固い毛並みを柔らかくされ。
それでも続く刺激に早くやめろと何度も告げて。
「危ないから凶器は渡せない…って。
こんな事、大人ならしない事だって」
刺激を続けられ色々と我慢したり押さえているの限界が近くなり。
逃げようとしても脚を寄せられ逃げれなくされてしまえば、ならばと…抱き寄せて捕まえてしまおうと逆な動きをしてしまう。
幣美奈穂 >
「やめてほしければ返しなさいです。
あと、それは危ない凶器ではありません!
トングっていう、ごみを拾ったりする道具です!」
どうしても返してくれない男の子!
美奈穂も意地になってしまいます。
「きゃっ!?
あっ!」
抱き寄せられて捕まりますが。
人質ならぬ尻尾質、
これを取り返されては困るとばかり、ぎゅっと抱え込むのですが・・気付くのです!
トングがすぐ傍にまで近づいてきたことに!
片手で尻尾を確保したまま、急いで男の子の手にあるトングに手を伸ばすのでした。
レニー > 「振り回すと危ない。
お前また振り回すから」
返せばまた振り回しそうな予感。
先ほどの行為に身の危険を感じたからこそ意地になり返せず。
「俺もお前にお仕置きをすることにした。
尻尾は駄目だって言っただろ」
逃げれないなら捕まえてしまえと抱き寄せてしまう。
それでも尻尾は掴まれたままだがそれはそれとして。
抱きしめたことに取り上げたトングの位置は下がり、少女に奪い返されてしまうが構わず。
抱き寄せたまま持ち上げてしまおうとして。
幣美奈穂 >
「そんなことしません!」
ときゃんきゃん言いながら、さっき振り回していた美奈穂なのです。
華奢で小さな身体は、捕まえられると腕の中にすっぽりとでしょうか。
それでも、手を伸ばして取り返したトング・・!
やったぁ、と表情を明るくするのですけど。
「きゃぁっ!?」
持ち上げられて、驚いて地面に付かない脚をじたばた。
草履が片方脱げてしまいます。
びっくりしたので、片手で持っていた尻尾をぎゅっと握って・・握っているのですけど。
基本、握力がない美奈穂のぎゅっなのです。
レニー > 「さっきしたばかりだろ」
振り回した少女の忘れてしまっている様子にあきれ顔。
そんな少女は自分よりも小さく捕まえてしまうと腕の中。
トングは取り返されてしまったが逆に両手が開いて捕まえる力だ強くなり。
「言っても聞かないお前が悪い。
お仕置きするからな」
脚をじたばたさせる少女を抱き持ち上げたまま有家手。
尻尾を微妙な力具合で握られると耳が震えるように動き。
その事に少女を睨みつけると抱き上げたまま歩きだして。
幣美奈穂 >
「し、しませんもんっ」
さっき、と言われると。ちょっと声が弱まりまして、視線を逸らします。
トングを取り返しましたが、腕の動かせる範囲は狭く。
そしてお尻尾を手放しますと、何をしてくるか分からない男の子。
ど、どうしようとか思いますけど。
「――!
お仕置きするのはわたくしです!」
くるり。
トングに付け根に指を引っ掛けますと、逆手持ちにしまして。
それで先端を・・ずりっと自分の身体を持つ相手の腕を、服で滑らせるようにして下に。
トングで深く挟んでしまおうとするのです。
片側は袴の結び紐に差し込んでしまうのです。
「泣いたって、知りませんからねっ!」
上手くは挟めておりましたら、草履の脱げた片方の足。
それを持ち上げて。
トングの先っぽを身体方向に押し付けます・・。
トングの間で男の子の腕を挟んで。梃子な原理でぎゅっと絞める感じにしようとするのです。
レニー > 「説得力がないから」
視線をそらせて声の勢いが弱まる様子に呆れ声。
トングは奪われてしまったが捕まえているので振り回せないだろうと。
尻尾は掴まれたままではあるがやられた分はやり返そうともう決めていて。
「俺に変わった。尻尾の分はやり返すから」
そんな腕の中でトングを逆手持ちにするのが見え指してくるのかと警戒。
そのトングは腕を服で滑らせるように下に押し込まれて挟まれ。
「いた……、もう許さないからな…」
更に脚が上がりトングの先が押し付けられ、間に挟まれた腕が凄く痛く。
トングが食い込んだ皮膚が避けて血が滲み、その痛みにますますムキになり。
絶対にお仕置きをして泣かせると腕の痛みを我慢して絶対に逃がさないように抱き寄せていくのです。
幣美奈穂 >
「お尻尾さんは、あなたが返さないからでしょう!」
片手で握ったまま、きりりっ、言い返します。
もっぎゅもっぎゅと尻尾を握って緩めて握って緩めてとマッサージするのです。
こうなっても忘れない、尻尾愛なのです。
相手が警戒したのを、腕の強さで感じます。
正直、華奢な美奈穂にとってはちょっと苦しいのです。
「んん~っ、えいっ、えいっ」
草履の脱げた足袋靴下で、一生懸命にトングの先を押すのですけど。
抱き寄せられてぐぅ・・息しずらく苦しいのです。
ぎゅっとつむった目。もう目尻に涙が浮かんでます。
なんどもぐいぐいしますと、袴の結び紐が緩みかけてしまうのですけど。
レニー > 「もう持ってってるから…離せばいい…!」
もうトングは奪われているので尻尾を握られている理由もない。
だから放せというは尻尾への握る動きマッサージは続いている事に文句を言い。
こうなると半ば自棄、意地でもお仕置き、仕返しをしてやると決め。
苦しそうにしていても力は緩めず。
「この……!」
トングで腕を挟まれ、それをやめさせようと抱きしめての攻防。
このまま泣かせてしまいそうな勢いだったが先に腕の痛みに根負けをして少女を突き飛ばすように離して。
「ったい……覚えてろ。次は仕返ししてやる」
そういう怪我をしてしまった腕を押さえて逃げるように離れて。
幣美奈穂 >
「まだきちんと手入れできてないもの・・!」
つやつやぴかぴかになっていないお尻尾さん。
離すには不満があるのですけど。
「――けほっ」
ぎりりっと締まる腕に。
苦しそうな息がでてしまうのです。
そこで突き飛ばされますと、「きゃあっ!?」と砂浜に転がりながら。
けほけほっとするのです。
突き飛ばされて、お尻尾さんを手放してしまいます。
ついでに、少し脱げかけている袴もありますけど。
「そ、その時はあなたに謝らせてやるのですから!」
相手に怪我をさせてしまった意識まではないのですけど。
抱きしめられていたお腹を軽く押さえて咳をするのです。
そのため、去る男の子にそんな言葉しか投げかけられなかったのです。
レニー > 突き飛ばし距離を開ければ睨むように少女を見つめ。
その姿を見れば少しだけ視線が鋭くなるが深呼吸をして落ち着き。
「おまえに謝らせてやるから。覚悟しておけ」
怪我をしてた腕は巻き戻るかのように傷が塞がっていき。
せき込む少女にそう告げると立ち去っていくのでした。
幣美奈穂 >
暴れたのですけど、すぐ回復する体力は息切れ一つしません。
でも、痛みだけはな身体が治っても暫く痛むのです。
目尻に涙を浮かべて、きっと見ながら見送りまして。
落ちたトングを拾いますと、衣装が乱れているのに気づきます。
きゅきゅっと身支度を整えてから、消えていった方向を見るのです。
「風紀委員として・・受けて立つのです・・!」
きりりっ。
風紀委員の人が、悪いことをする人をとりしまったりしているのは知っているのです。
ですが、そんな業務はきたことがない美奈穂。
とうとうこの時が・・と無駄に意気込む姿を見せていたのでした。
ご案内:「浜辺」からレニーさんが去りました。<補足:腰までの銀髪/頭に狼耳、尻尾/Tシャツ/ジーンズ>
ご案内:「浜辺」から幣美奈穂さんが去りました。<補足:きゃしゃでちっちゃな巫女さん>