2020/12/09 のログ
ご案内:「第二教室棟 教室」に幣美奈穂さんが現れました。<補足:ちっちゃい巫女さん>
幣美奈穂 >  
美奈穂は悩んでおりました。
そう、どうお声をかけましたら・・と。
と、教室に入ってきたお友達におはようございますとご挨拶です。
HRまで15分ほどあるのです。
『でねー。昨日のドラマだけどー』といつもの朝なのです。

「実は・・」

声を潜めて、昨日分かった新事実をこそりと。
と、それを止めるお友達。
笛を取り出しますと、ぴっぴっぴっ~!と吹きます。
――とっ!
ばたばたばたっ!、ざっ!、ふぃんっ!
廊下を走ってくる人、窓から飛び込んでくる人、異能なのか魔法なのか跳んでくる人・・
10人ほどの女学生が素早く集まります。
美奈穂、びっくりです!
『で、どういう相談?』と、相談を興奮気味にせがまれます。

幣美奈穂 >  
「あ、あの。ある方が関係してるらしくて・・」

美奈穂、びびってます。
圧力が凄いです。
知り合いの、美奈穂より小さな女の子なのです。
個人情報を得ようとする圧を一生懸命さけます。
角とお尻尾があって、美奈穂より若い子だというのだけまでです。
『あー・・ロリコン?』
『え?、ロリコン野郎をNTRしたんじゃないの?』
『ロリ巡っての修羅場かなぁ?』
『TSしたらショタいけんじゃ?』
ひそひそと互いに情報・・妄想を意見交換する女学生たち。
彼女らの膨れ上がった妄想力、ぱないのです。
そんな人たちに囲まれている美奈穂は首を傾げさせて「?」と表情に浮かべるばかり。
『公安の彼、ロリコンだったんだ・・』
『リア充、討つべしっ!』
愕然としている子や、ヤる気に溢れる子もいます。
美奈穂、何かちょっと怖いのです。

『ぴぴ~っ!。
 はい、このおかz・・情報はまた昼から会合を開いて、
 内容を煮詰めましょう!』

もうすぐHR時間。
笛の音で皆さん頷きますと、しゅばばっと去ります。
ほくほくとしたお友達が『また情報が出たら教えてね~』と席につけば、
ちょうど先生がやってきて『席に付けよ~』とするのです。

ご案内:「第二教室棟 教室」から幣美奈穂さんが去りました。<補足:ちっちゃい巫女さん>