2015/06/02 - 20:47~18:40 のログ
ご案内:「図書館」にひなせさんが現れました。<補足:制服姿の一年女子。今にも死にそうな顔。>
ひなせ > ああ……うー……(げんなりした顔で図書室に入ってくる。いつもの鏡は持っておらず、かわりに大量のプリントを抱えている)
どうして……どうして……(覚束ない足取りで机の一つに座り、プリントの束を乱暴に置いた)

ひなせ > また遅刻したぁ……!また教室に!辿り着けなかったぁ!(机にダァン!と派手に突っ伏した)
ひなせ > 宿題こんなに!こんなにたくさん!できるわけない!無理!明日までになんて!(突っ伏したままプリントをバンバン叩いている。一番上の紙が少し折れた)
ご案内:「図書館」にシュリクさんが現れました。<補足:真っ白なロングヘア 金の瞳 ややゴスロリチックな服>
シュリク > (学園に来た目的の一つ、図書館で早速歴史のお勉強をしていたシュリクちゃん)
ううむ、やはり異邦人街の図書館とは比べ物にならない蔵書量……来たかいがあったというもの……ん?
(途中、何やら騒がしくわめきちらす少女を見つけた)
どうなさったのですか、図書館で騒ぐのはあまり褒められたことではありませんよ。

ひなせ > むずかしい……無理……さよなら進級……へあ?(顔を横に向けてシュリクを見る。話しかけられるまで人がいることに気づかなかったらしい)
あ、ごめん……静かにするね……(突っ伏した状態から少し身を起こし、一番上のプリントを取って問題を見て)
やっぱり無理ぃ!(もう一度机に頭を打ち付けた)

シュリク > ふむ。(ひなせが見たプリントを一枚取って)
ああ、なるほど。課題が分からず苦悩している、ということですか。しかし、頭部に衝撃を加えるものではありませんよ。脳細胞というのは酷く脆いので、叩くとそれだけで数千もの細胞が死滅するのですよ。それに、静かにすると言ったその次に騒ぐとはどういうことなのですか。
(どうしようか、瞬間迷って)
よろしければ、お手伝いしますが。

ひなせ > うん……遅刻しすぎた罰にたくさん……
あっ、それ聞いたことある!どうしよう、たくさん死んだかなー、ただでさえ少ないのに困る!(額を軽く摩り)
ご、ごめん……あまりに絶望的すぎて……え!いいの!(手伝う、という言葉を聞いた途端勢いよく立ち上がった……せいで、派手にガッターンと椅子が倒れた)

シュリク > 遅刻は罰せられるべきですからね、当然の報いと言えるでしょう。何故遅刻を?
脳細胞は脆いですが、使えば使うほど増えていきもします。つまり、減った分脳を使えばいいのですよ。
ええ、私としても貴女を放置して調べ物をするのは難しいと思いますので。……とりあえず、落ち着いてはいかがでしょうか
(横転した椅子を立たせて、座れるようにしてやる)
私のデータは些か古いので現代のそれと違う場合もあるでしょうが、まあ、なんとかなるとは思います。

ひなせ > 学校、広いでしょ?迷って教室になかなか行けなくて……(普通ではないレベルの方向音痴のせいだが、そうは言わない)
ご、ごめんまた椅子……あ!じゃあ使って増やす!ありがとう、落ち着く!
データ……?(首を傾げ)あ、そうだ!私ひなせ!比良坂ひなせ!きみは?

シュリク > まあ、確かに広くはありますが……覚えられないというのであれば、誰かと一緒に登校するという手段はどうでしょうか。
はい、それがいいと思います。逆に、脳とは使わないとどんどん腐ると言います。貴女はまだお若い、思考を放棄してはいけませんよ。
(そんなことを、10歳ほどにしか見えない幼子が言ってのけた)
比良坂ひなせ。……登録しました。私はシュリク。機械人形です、よろしくお願いします。(ぺこり、と頭を下げつつあっさりと自分の正体を口にした)

ひなせ > だれかと一緒にかぁ……一緒に行く人はいないんだけど……一応案内はしてもらいながら行くんだけど、うまくいかないんだよね!
若いって、きみのほうが年下じゃ……機械!シュリクちゃんね!え、機械なの?(周りをぐるぐる回って、あなたの姿を確認し)
えー!全然わかんなかった!(驚いた様子だ)

シュリク > 貴女がどの程度の、所謂方向音痴なのか存じませんが、案内されてダメなのであればやはり友人らと最初から最後まで行くことをお勧めします。この調子で遅刻し続けていれば、(山となっている課題を見て)無尽蔵に課題は増え続けるでしょう。
私は凡そ6000年前に製造されておりますので、年下ではありません。殆ど休眠状態で過ごしましたが……。
(自らの周りをうろちょろするひなせを目で追いながら)
そういえば、草薙も珍しがっていましたね。この時代は機械人形はあまりいないのですか?

ひなせ > ほっ……方向音痴じゃない!(ここだけとても大きな声で)
ん、んー……でも、確かに、このままじゃいけないよねぇ……(げんなりした顔で課題の山を見る)
ろくせんねん……(想像もできないようで、頭の上に?でも浮かんでいそうな顔をして)じゃあ、大先輩?シュリク大先輩って呼んだほうがいいかなぁ……?
他の人も?うん、機械人形の人みたのわたし、はじめてだし!

シュリク > 静かに。(ひなせの唇に人差し指を突きつけて)先程も言いましたが、図書館では静粛にすべきです。周りの生徒から煙たがれることうけあいですよ。
……ちなみに、比良坂の住居はどこなのですか。女子寮であるならば、私も今度そこに移住するので一緒に登校してもいいのですが。
いえ、この学校には昨日転入したばかりですから、学年は同じです。シュリク、で構いませんよ。
そうですか、……<<ゲート>>が開いた割に、そういった存在はあまり来ていないのですね。意外です。
妖魔や魔物の気配は感じるのですが……ああ、そういえば。比良坂は異能はお持ちなのですか。

ひなせ > ご、ごめん……(慌てて口を押さえた。もう遅い)
本当!わたしも女子寮なの!じゃあ一緒に行けるね!(心底嬉しそうだ。遅刻せずに済むということもあるだろうが、誰かと一緒に学校に行ける、というところが大きい)
わたしも最近ここに来たばかりだから、一緒だね!じゃあシュリクって呼ぶよ!
わたしが知らないだけかもしれないけど……ううん、わたしは持ってないよ!

シュリク > 貴女は私が指摘してから3回騒ぎました。理性を働かせなさい。感情で行動するのでは獣と同じですよ。
ええ、ではそのようにしましょうか。その代わり朝の集合には遅れないでくださいね、私も遅刻はしたくありませんので。
(シュリク的にはそれが最も効率のいいことだと判断したからそうしたにすぎないが、別にシュリクがひなせをそこまでサポートする必要は本来ないはずで、どうやら機械とはいえ感情がない、というわけではなさそうだ)
そう、ですか……?(異能の気配は感じるのですが……それがなにか、全くわからない……まだ開花していないだけ?)
うん……? となると、この学園にはまたどうして?

ひなせ > うぐぐ……(一切反論できない。正論だと思ったからだ)
ありがとう!うんうん、わたし朝は寝坊しないことに自信があるんだ!だから大丈夫!(ない胸を張る)
ええと、『わたし』を元の世界に返してあげたいから!(わたし、の部分はまるで他人事のような言い方だ)

シュリク > 人間が他の動物に勝る点、それは思慮の有無です。それを放棄してはいけませんよ。(先程から、まるで教師のように諭している見た目10歳児だ)
それは良かった。私は最初、遅刻する原因を寝坊するからであると推察していましたが、誤りなようですね。ちなみに、寮のどのあたりに? 周辺が空いていればそこに転居できるよう手配しましょう。
……? 比良坂自身を、元の世界に、返す。言葉が間違っていませんか? 自分が帰りたいなら、元の世界に帰りたい、というべきでは?
というより、貴女、<<ゲート>>を通って来た側の人間でしたか……

ひなせ > しりょのうむ……う、うん……(10歳に説教される15歳。傍目にはどっちが年上だかわからないかもしれない)
寝坊なんかしないよ!よゆー持って起きてるし!ええと、部屋はねー……(部屋番号を伝える)多分、隣とかその隣とか、あいてたと思う!
あ、ううん、そうじゃなくってね!わたしなんだけど、わたしじゃなくて……(と言いながら手を胸元に持っていき……何も掴めない。いつもならここに鏡を持っているのだが、今日は持ってきていなかったためだ)
……置いて来ちゃった。うん、今度紹介するよ!とにかく、わたしは異世界のヒトじゃないよ!

シュリク > ……簡単にいえば、よく考えてから行動しましょう、ということですよ。特に、この島はどうやら治安の悪い場所もあるそうですし……そういった所で浅はかな行動をすると、大怪我を負ってしまいます。
良かった、ではその隣に住まうとしましょう。お互い困ったことがありましたら助けあいましょう。
わたしだけど、わたしじゃない……? いまいち要領を得ませんが、ではその今度に期待しましょう。
……その前に、課題を片付けないといけませんね。おしゃべりに夢中になりすぎて忘れるところでした。
さて、どこがわからないのですか――

ひなせ > わかった!(理解したかは置いておいて、いい返事で返す)
あっ!課題!危ない所だった……ええと、このあたりとこのあたりと――(結局全部わからないようで、全部終わらせるにはかなりの時間がかかってしまったかもしれない……)

シュリク > (結局、図書館の閉館時間近くまでお勉強会は続いたとか、なんとか)
ご案内:「図書館」からひなせさんが去りました。<補足:制服姿の一年女子。今にも死にそうな顔。>
ご案内:「図書館」からシュリクさんが去りました。<補足:真っ白なロングヘア 金の瞳 ややゴスロリチックな服>