2015/06/07 - 19:32~19:20 のログ
ご案内:「常世神社」にシュリクさんが現れました。<補足:真っ白なロングヘア 金の瞳 ややゴスロリチックな服 乱入歓迎 マスター募集中>
シュリク > (夕暮れ時。そろそろ住宅街からは夕飯の香りが漂い始める頃、長い長い石階段を登る少女が一人)
――ふむ、神社というからにはこの辺りでも<<ゲート>>による乱れが起きていても不思議ではないはずですが……驚くほどに静かですね。
(お参りに来たわけではない。「破壊神」や「創造神」といった存在を知ったがゆえの調査だ)
シュリク > (神社の成り立ち、祭神を説明した看板を仔細に読む。神話は詳しくない。知らずとも良い、余計な知識は与えられずに作られた)
とこよにいますすくなみかみ……むやみに長い……このような名前が一般的でしたら、今の世界はかなり住みにくいものとなっていたでしょうね……
(ずれた感想を述べ、興味を手水舎に移す)
これは……なんなのでしょう。水で満ちていますが……飲料用……?
(柄杓を手に持ち、湛えられた水をひとすくい。そのまま口に運び、こくんと喉を揺らした)
……特に何の変化もなし。普通の水ですね……。
ご案内:「常世神社」に久喜棗さんが現れました。
久喜棗 > (特に用があるわけでもないが休憩がてらに神社に立ち寄った所、手水舎の水を飲み干す奇妙な少女を見て呆れ顔で話しかける)
なにやっとるんじゃお主は、そこは手洗いする場じゃぞ
水飲み場ではない事ぐらい知らぬのか
シュリク > !
(不意に声をかけられ、その方を向いた。二杯目を頂こうとしていたところだった)
手洗い……? ですがそうなると、この入れ物は一体……? 明らかにこれに水をいれるのは明白。ですが、手を洗うのであればこのようなものは使わず、湛えてある水にそのまま手を突っ込んで洗えばいいだけの話じゃないですか。
(真顔だ。マジだ。真剣な瞳だ)
久喜棗 > (真剣な眼差しを返され天然モノに出会ってしまったことを悟り少しうろたえる)
む…なるほど、よく見ればお主は日本人ではないようじゃな
となるとこういった場所を知らぬのも無理はないか
(といって手本を見せるように柄杓を使い自分の手を洗い流す)
なぜ、と言われてもそういう儀礼なのだから仕方あるまい
特にこのような場所では形式が大切じゃからな(と言ってシュリクにも柄杓を渡す)
ほれ、お主もやってみぃ
シュリク > そもそも人ではありませんよ。……見たところ、貴女も人ではないようですが。
(頭についた雄々しい一本角に視線を奪われる。<<ゲート>>からの刺客か? といつ攻撃されても躱せるように身構えて)
……今の動作をすることにより、どういった効果が得られるのですか? たとえば、神とやらの加護が付いたり……?
(本気で宗教的なことを何も理解していないらしい)
久喜棗 > (シュリクの言葉に小首を傾げる。目の前の少女からは妖気を感じるわけでもなく外見も普通の人間にしか見えなかった)
ふむ、そうなのか?ここいらは人外の者が多いゆえ否定するわけではないが
人でないとするとお主は一体なんじゃろうかのう…(とじろじろと観察してみる)
(少女の僅かな身構えに感づきクスリと笑って)
そう警戒するでない、儂は見て分かる通りの鬼じゃが人に害為すような化け物でもないぞ
(少女の無垢な疑問にどう答えたものかとしばしば思案する)
人はな、と鬼である儂が説明するのも変な話じゃが
水で流すことによって穢れという悪い気を祓えると考えておるのじゃ
故にまぁ、水に突っ込んでじゃぶじゃぶするよりは上から流しかけるほうが好ましいのではないのかのう
シュリク > (妖気はない。だが、生気もない。――そういうのを魔物は察知する、と聞いていたのですが――)
私は、異能人形(アーツドール)です。簡単にいえば、アンドロイド、機械ですね。……鬼。やはり<<ゲート>>開放以降現れた存在でしょうか……いえ、申し訳ありませんが警戒させていただきます。<<ゲート>>の外から来た存在は、いるだけでこの世界のバランスを崩すので。
(臨戦態勢のまま、神社の説明を聞くというおかしな格好になっている。敵対心を出しているのか、教えを請うているのか、シュリクの態度はちぐはぐしていた)
ふむ、悪い気、ですか。では、貴女のような魔を帯びた存在が手を洗えば、貴女自身が消えてしまうのではないですか。
久喜棗 > (生き物ですらなく人形と言われ、流石に目を丸くする)
機械仕掛けの人形は何度か見たことはあるが、お主のような人間そっくりのものは見たことがなかったな
人の技術の発展は速いとは聞いておったが、いつのまにかこんなものまで創りだすようになっておったのか…
む、いや。儂は歴とした日の本出身者じゃ。ゲートから来たわけではない…まぁそう思うのも無理は無いがな
はは、本当に水を流すだけで鬼が消えてしまうなら儂は相当難儀で不便な生活をせねばならぬじゃろうな
流石にそのようなことはないから心配は無用じゃ
お主はどうにも頭が硬いのう、そういう言い伝えがあるというだけじゃよ
シュリク > いえ、私は6000年前に製造されたので、むしろ失われた技術というべきでしょう。私以外にもアンドロイドはいるらし――え?
(今度は此方が目を丸くした。感情らしい感情を見せるのは、久喜に出会ってからはそれが初めてだった)
<<ゲート>>からでは、ない……? ……そんな、まさか……この世界に、もともと貴女のような存在がいた、と……?
言い伝え……人間は、どうにもそういう、胡乱な行動を有難がる傾向にありますよね。非合理的です。
久喜棗 > ろくせ、六千年前じゃと…!?そんな昔に文明などあったのか!?(予想外の返答にますます驚きひいふうみいと手で数えてみる)
それに他にもお主のような存在がおるのか。流石は常世島、儂の常識が狭く感じよるわ
ああ、そうじゃな。少なくとも儂の古くからの知り合いにも妖怪がおるし
人間が信じていないだけで、あやかしはそう珍しい存在ではないのじゃ(と何故か得意気に語ってみせる)
機械のお主には非合理に感じられるか。そうじゃなぁ、そうかもしれんがこういった非合理を大切にするのは人間らしさとも言えるからのう
シュリク > ええ。当然、もう滅びましたけど……私は、未開発地区の遺跡群から目覚めてここにいるのです。……このような、日本、などという島の文明ではなかったと思うのですが……
(おかしなことを言った。まるで、遺跡群自体がもともとこの島のものではないかのような)
神もいる世界です、機械ぐらいそう珍しくはないでしょう……。
……そう、なのですか……
(それを聞いて、よろける。自らの価値観、知識、その全てが崩れて散ったかのような感覚を受けた。――急に頭を横に振り)
い、いえ、貴女が嘘をついていないという保証はどこにもありません。私は、信じませんよ。そんな、魔物がこの世界にいたなんて……
非合理を、大切にする……分かりませんね。そんなものを大切にする理由がどこにあるのでしょうか。
久喜棗 > そうか…しかしお主のような存在を作ることのできた超文明が何故滅んでしまったのかのう
いや、うむ破壊神と創造神には既に出会っておるからな。驚くことはないといえばまぁそうなのじゃろうが…(と何か釈然としない感じの表情になる)
(二度も魔物と言われ少し表情をむっとさせ)
そう人を悪魔か何かのように言われるのは納得いかぬな。儂は鬼は鬼でも良い鬼じゃ……と、儂は思っておる
少なくとも元いた村では人とも仲良くやっておったのだからな
ふむ…ある劇で役者が言っていた言葉をお主に贈ろう「必要性だけで持つべきものを決めるな、乞食ですら何かしら不要なものを持っている」
とな、人間は無駄なものを好む生き物。儂も心は人間に近い、ゆえにその気持がよく分かるよ
シュリク > ……それが、データにないのです。何故私がその時眠っていたのか、こんな知らない場所に飛ばされているのか、何一つとして……書籍にも何も残っていませんし。
(そう語る表情は無機質だが……ほんの少し不安そうに感じられたかもしれない)
既に……! ちなみに、どんなかんじでしたか。容姿は? 危険性はないのですか。破壊神に関しては、どうも不完全らしいのですが……。
(あからさまに不機嫌になった様子に首を傾げる)
良いも悪いも無いでしょう。人間は人間、機械は機械、魔を帯びた存在であるならば魔物。単なる俗称じゃないですか。
貴女がどんなに善性を持っていたとしても、人間とは呼びませんし。鬼とは、魔を帯びた存在なのでしょう?
ですから、その好む理由がわからないのです。合理性を欠いて、得るものとは? その不要なものを持つ、貴女がわかるという気持ちとは一体どういうものなのですか
久喜棗 > なるほどのう…お主も苦労しておるのじゃな。何か手がかりの一つもあらぬのか?
(少女の境遇を案じて同情してしまう。一人ぼっちは寂しいだろう、たとえ機械といえども)
そうじゃな、創造神の方はなんというか……普通の女の子であったよ
破壊神はだいぶ不安定な性格のようじゃ。ぬしが言うように不完全だからかのう…危険性で言えばこちらのほうじゃろうな
ぐぬぬ…確かに、それはそうなのじゃが。結構痛いところをついてくるのうお主は…
(人間とは違う、自覚していることだがあまり進んで認めたくはない事実を指摘され言い返せなくなってしまう)
ううむこればかりは価値観の話じゃからなぁ…(といって頭を捻って理屈を考える)
何故人間がそのように無駄を好むかといえば
必要でない多様な行動を好む人間のほうがより生き残りやすかった、からじゃろうか
生物においては高等なほど無駄な行動が生じやすいようじゃしな
シュリク > あれば、もう把握しています。図書館にも、わたしの文明に関する書物が「一冊」もなかったのです。禁書扱いにでもされているのでしょうか……
(6000年前といえば、日本で言えば縄文時代に相当する。その時代にそこまで高度な文明があったとすれば、書籍の一冊や二冊出ていてもおかしくはない)
普通の女の子……? 神、ですのに? ……そちらもやはり不完全なのでしょうか。それとも、セーブしている……?
ふむ、ではやはり破壊神の方は見つけ次第討伐する必要がありそうですね。完全体になる前に始末しなければ。
むしろ、どうしてそこまで魔物であることを拒むのですか。人間になりたいとか、そういうタイプなのでしょうか?
なるほど、自然淘汰の結果ですか。それならば、人工的に作られたわたしが理解できないのもうなずけます。
無駄な行動によってなぜ生き残りやすいのかは、分かりませんが。そればっかりは人間に聞いても納得できる答えは得られないかもしれませんね。
久喜棗 > (ふむ、と指を顎に指し当て思案する)
ここの蔵書は一級品の資料が揃っておると聞いたがそうか…ふうむ、それは確かに不自然じゃのう
何億年も昔の話でもあるまいし実在したとなれば遺跡のひとつやふたつ残っていて不思議ではあるまい
それが無いとなると、誰かが隠蔽でもしておるのかのう…そんなことをして得する者がいるのかもわからんが
……お主意外と武闘派なのじゃな…未完成といえど破壊神じゃぞ、返り討ちにあわぬよう気をつけるのじゃな
(手をひらひらと振りそうではない、と断りながら)まさか、人間ではないものがどうしようと人間にはなれぬよ
だがのう、儂は人間のそばにありたい。魔物であることを否定するわけではないが、人のそばに居られる善き魔物でありたいものじゃ
お主にとってはどちらも変わらぬだろうが(と自分の言葉に苦笑する)
あとはそうじゃな…環境が変われば何が必要かも変わっていく
そういう時に無駄な行動が一転して必要なことに繋がることもあるじゃろうな
シュリク > 私もそれを睨んであの学園に入学したのですが、見当違いでした。今度奥にあるという禁書棚の閲覧許可をとってみようと思います。そこでもないとなれば……遺跡周辺を調査するしか無いでしょう。
ええ、……確か、「蒼穹」という方にも同じように言われました。ですが、危険な存在と知って放置しておくわけには行きません。
(ぽろりと、件の破壊神の名を口にする)
私は人間によって作られた存在なので、人間を大事にしたいという気持ちはわかります。
ですが、貴女のようなまも――いえ、鬼がそこまで思う理由、とは?
(多少気遣ったのか、魔物呼びはやめた)
……成る程。そういう考えたかも、あるかもしれませんね。
何が必要になるかわからない。だから、無駄と思えるものも集めておく。……まあ、無駄な行動をしている人がそういう考え方をしているかと問われればそれは否、でしょうが。
久喜棗 > 禁書棚なぞあるのだな、それは知らなかったの。しかしどのような本があるのじゃろうな?
危険な魔術に危険な思想、失われた歴史などといった辺りか。なかなかロマンがありそうじゃな…儂が申請しても読ませてもらえるのじゃろうか
蒼穹?同名かもしれぬが破壊神も蒼穹と名乗っておったが…もしかしてお主、破壊神がどのような顔をしてるか知らぬのか?
(何故か、と問われ腕を組みしばらく考える)……さてのう、こういうのはそれこそ理屈でなく気持ちの話じゃからな
あえて言えばそうじゃな、儂のような者も元を辿れば人と繋がっておるのかもしれぬな
人の信仰が神を産むように、淀んだ思いの残滓のようなものが儂らの種になっておるのかもしれん
ゆえに儂は人を求めるのかも…まぁ、勝手な思い込みじゃがな
シュリク > さて、それではどうでしょうか……誰でも申請すれば閲覧できるものならば、禁書扱いになどしないとは思いますが……
ただ、価値のある書籍で満ちているだろうことは推察できます。ダメ元で申請してみては?
……いえ、知りませんが……あの、もしやとは思いますが、その破壊神は女性で……?
人の思いが貴女を生み出した、とでも言うのでしょうか。
しかし、淀んだ思いにしては、貴女は……善い者寄りな気が、しますよ。
少なくとも邪念はあまりかんじられません。……人外が皆貴女のようであれば……
久喜棗 > やはりダメか…確かに興味本位で読めるようでは禁書にはならぬしの
そうじゃな、中には儂のようなものの存在のルーツが書かれた本もあるやもしれぬし
試しに一度頼んでみるかのう…この場合司書に頼めばよいのかのう、それとももっと上に掛け合わねばダメなのじゃろうか
ん?うむ、儂が出会った破壊神は髪の長い女性であったよ…お主、破壊神に遊ばれたのではないか?(とクスッと笑う)
(褒められたと感じ、恥ずかしいのか手をもじもじとさせながら)
そ、そうか?善い者を自称してはきたがそう言われるのは初めてのことじゃな
そういえば…まだ名前を聞いたなかったのう
ぬしの名はなんという?儂は久喜、久喜棗じゃ
シュリク > セオリー通りに行くならば、司書に頼んで上に掛けあってもらう……でしょうね。図書委員に聞いてみてもいいとは思いますが。
……わ、私としたことが破壊神を見ておきながらみすみす逃がすような真似を……!
(わなわなと震え、すごく悔しそうだ)
……でも、あれなら当分は置いておいてもいいかもしれませんね。破壊神、と呼ばれるような邪気をそこまでかんじませんでしたし……随分人間臭かったですよ
貴女と話した相手は、言わずともきっとそう思っていると思いますよ。邪気を全くかんじない。本当に貴女のような方ばかりなら私も人外に対して警戒などしなくて済むのですが。
ああ、そうでしたね。私はシュリク。今は女子寮に住んでいます。――久喜、ですね。登録しました。やはり学園に?
久喜棗 > おお、図書委員か。そういえばそのような委員会もあったな、すっかり失念しておったわ
しかし最近の委員会棟はピリピリしておって近づきたがいのじゃよな…何かあったのかのう
やはりか、あやつ破壊神と名乗りながら茶目っ気が多いからのう…まったく困ったやつじゃ
そうかそうか、そうだったら何も言うことはないのう(と満足気に微笑む
シュリクか、覚えておくぞ。…っとだいぶ長話してしもうたな、そろそろ帰るとするか
またなシュリクよ、そのうちお主の住む女子寮にでも遊びにゆこう
ご案内:「常世神社」から久喜棗さんが去りました。
シュリク > ああ、そういえば……まあ、人間間の争いなど常ですよ。それよりも私は<<ゲート>>の向こう側の存在が気になりますし。
(周囲で起こっている事件は興味ないと言いっているかのようだ)
茶目っ気というか、なんというか……話していて不思議な感覚はありましたけど。
いえ、有意義な時間が過ごせたと思います。ええ、是非。その時は歓迎しますよ。また、お会いしましょう。
(去りゆく背に頭を下げて見送った)
(ある程度神社を回った後)
……さて、それでは私もそろそろ帰りますか。エネルギーも補給しないといけませんし。
(今日は何を食べましょうか、とるんるん気分で石階段を降りていった)
ご案内:「常世神社」からシュリクさんが去りました。<補足:真っ白なロングヘア 金の瞳 ややゴスロリチックな服 乱入歓迎 マスター募集中>