2021/02/21 のログ
ご案内:「委員会街」に幣 美奈穂さんが現れました。<補足:ちっちゃな巫女さん with にゃんかいろ>
幣 美奈穂 >  
とってとって、委員会の建物内を歩く美奈穂です。
いつも背負っている鞄には封筒や書類などを詰めまして、お部屋を探してきょろきょろ。
少し見上げることになるので、他の人から見たら足元が不安ですけど。

「あっ、ありました!」

目的のお部屋を見つけますと、少し早足。
扉をこんこんと叩いてから「お届け物ですー」。
そう、今日のお仕事は郵便物の配達です。
ロビーの端で日向ぼっこしてお仕事くるのを待っていましたら、総務部の方がお仕事をくださいました。

幣 美奈穂 >  
開いた扉、出てきた方を見上げてにこにこ。
「こんにちはです」と頭を下げてご挨拶をしましてから、鞄を下ろしますと。
この部署あての書類などを取り出します。
間違いがないか、渡しそこねがないか、しっかりと確認しながらです。

普通なら黙って入って、書類受けに入れるだけなのですけど。
美奈穂はいい子なのです。
きちんと手渡しが基本なのです。

声をかけて初めて気づいたのか少しびっくりして下を見た、扉から顔を出してきた方の様子に気付くことなく。
そして、おっとりとその場で鞄を下ろしてお渡しするものを確認する美奈穂。
1分ぐらい無言の時間があきましてから「はいっ!」と両手で揃えて差し出すのです。

――すると、うにゃぁ、と小さなお声が美奈穂の懐から。
ぴょこんっと顔を出すのは長毛種のにゃんこさんです。
そう、美奈穂と契約している「にゃんかいろ」な野良猫さんです。

幣 美奈穂 >  
お外が寒い時、報酬――お魚一尾――で懐で温めてくれます。
期間はにゃんこさんの気まぐれですけど。
お互いにあったかいのでうぃんうぃんな関係というやつです。

そんなにゃんこさん、顔を出してモフッとした前足を美奈穂が持つ書類の上にてしっ。
目はじーっと出てきている方を見ます。
お手伝いしているようにみえますが・・実際はくれくれ攻撃。
こうすると偶に食べるものを貰えるからしているだけの、要領のいいにゃんこさんなのです。

幣 美奈穂 >  
じぃっときらきらしたお目めで見上げる美奈穂とにゃんこさん。
片方は仕事として、もう片方は欲望のままに。

少したじっとした方が「お、おうっ」と受け取るのを見届けますと。
美奈穂はへにゃりと微笑みまして。
にゃんこさんは、なぁう、と催促のお声を小さく気だるげに出します。
「ちょっとまってろよ」と部屋に戻る様子に、美奈穂は見下ろして、
にゃんこさんは見上げて視線を交わします。
もしかして、またお菓子頂けるのかしら?、とそんな視線です。

戻ってきた方の手に小さな袋。
ナッツと小魚が入ったお摘みなお菓子です。
くださるというので、ありがとうございますっ、と元気にお礼を伝えましてから。
鞄を背負いなおしてから手を振って、次の配る先を探しに行きます。

「ダメよ、もう少し後でね?」

食べたいと前足を伸ばすにゃんこさん。
でも美奈穂は駄目だと伝えます。
立って食べたりしたらお行儀が悪いからです。
空き部屋を見つけたら、そこで頂きましょう!
残念そうにするにゃんこさんを軽く撫でてからお仕事を続けます。

――ちなみに、ナッツは美奈穂が、小魚はにゃんこさんが美味しく頂きました。

ご案内:「委員会街」から幣 美奈穂さんが去りました。<補足:ちっちゃな巫女さん with にゃんかいろ>