2021/07/05 のログ
ご案内:「風紀委員会ビルロビー」に幣美奈穂さんが現れました。<補足:ちっちゃな巫女さん>
幣美奈穂 >  
(風紀委員会のロビー、その空間に新しい装いです)

「はい、もう少し右です!。右!、あっ、ちょっと左です!」

農業区のおじ様たちに持ってきてもらった立派な竹。
それを入り口の左右に据え付けているのです。
もうすぐ七夕です。
お願い事をする短冊もたくさん用意して、受付の隅に置かせてもらったのです。
竹が倒れたりしないように、しっかりした土台も持ってきていただき。
それを堂々と入り口に飾ろう・・としたのですが、持ち上げる事もできなかった美奈穂。
農業区のおじさまたちに据え付けまで手伝ってもらっているのです。

幣美奈穂 >  
張り切ってますが、傍に近づくと危ないからとちょっと離れまして。綺麗な位置になるようにと声を出しているのです。

「もうちょっと回してくださいませ・・あっ、逆ですわ!
 こう、さわ~って笹が入り口に掛かるぐらいに!」

きちんと据え付けて貰えまして満足。
手伝って?くれました方々に短冊と筆ペンを渡します。
次いでいお願い事も書いていってくださいませとばかりに。
その間に、美奈穂はお茶と羊羹をご用意です。
お礼はきちんとしませんと!
ちょこちょこと動いて頑張っている美奈穂です。

・・そう、風紀委員会において真面目なのに暇?な美奈穂は、立派にお仕事をやり遂げているのです。

幣美奈穂 >  
なんじゃなんじゃとばかりに入り口から覗いていた、この辺りを縄張りとする野良にゃんこさんたちは、
人の出入りの隙にそっと覗いては、出入りする人たちにピュッと逃げ。
そして落ち着いてきたので改めて中を覗きますと、特に食い物を貰えるとかないようなので解散していきます。

「はい、お疲れ様でしたわ」

ほのほの、お茶と羊羹を配りお礼をする美奈穂。
特にお金を払ったりはありません。
自分の分もきちんと用意してあり、あむあむとゆっくりと頂きながら、
短冊が飾られていくのを嬉しそうに眺めるのです。

幣美奈穂 >  
「ありがとうございました!」

竹を飾るのを手伝ってくれた方々に頭を下げてお礼を言ってお見送りです。
ここまで運んでくれた車に乗って去るのまで見送りまして。
さて、と。
受付の隅を借りまして、考えなくてはいけません。
そう、短冊に何を書いてお願い事をするかです。
悩むところです。
願い事を一点突破、1つに絞りますか。
それとも思いつくままに沢山書いてしまうか。
これは大事な選択です。

幣美奈穂 >  
・・二郎三郎宗衛門ちゃんにお嫁さんがきますように、とかいいでしょうか。
ふわふわな白い毛が長い可愛い女の子がいいかもしれません。
いえ、やっぱり曾祖母と祖母の長寿を・・。
公園のレッサーパンダ君に勝てるようにというのは、自分の努力次第でしょう。
二丁目のパン屋さんのカツサンドにベーコン入りを復活させてほしいとかもあります。
あのかりかり感がとてもいいものでした・・じゅるり。
バターが違うのか、それともお肉の差か。あの味はまだ美奈穂は作れていないのです。
幾ら取り締まっても悪戯を止めない寅太郎ちゃんの悪戯癖が治るのを願うのもいいかもしれません。
あっ、くっころさんを見てみたいとか駄目でしょうか・・。

――悩みます。

幣美奈穂 >  
――目を瞑り。椅子の上に正座して精神集中していた美奈穂。
かっ!、と目を開きます。
そして、さらさらさらっと短冊に草書体の達筆で願い事を書くのです。
それは――。

ご案内:「風紀委員会ビルロビー」から幣美奈穂さんが去りました。<補足:ちっちゃな巫女さん>