2021/08/01 のログ
ご案内:「とある学生街の高級マンション」に幣美奈穂さんが現れました。<補足:ちっちゃな巫女さん>
幣美奈穂 >  
今日もお仕事を頑張ってきた美奈穂です。
きのこたけのこ抗争を繰り広げている、過激きのこ派違法部活動の1つに捕まった美奈穂。
17時になれば定時上がりです。
お部屋を綺麗にしましたり、お洗濯もばっちりしました。
お昼ご飯はキノコチャーハンをメインに。
・・そういえば、どうなったらこのお仕事は官僚でしょうか?
明日、総務部のお姉様に聞いてみないといけません。

スライムさんから、まだ帰っていないとの連絡を蛇口から受けましたが。
念のために。
あと、時間があったのでお料理の本を見直してましたら、夏風邪に良さそうなのを見つけました。
サムゲタンです。
鳥料理・・お肉を食べさせるためにもいいかもしれません。
足らない食材、もち米やニラ、ニンニクにクコの実などなど。
お近くのスーパー鶴望屋西異邦人外店で買い求めてから、迎えに来たスライムさんの案内で昨日のマンションです。

「・・まだ直ってませんわね」

入り口、工事中である。
電気系統が幅広く壊れたのに加え、夏休みに入ったので生活委員などの手が足りなくなっているのが原因の1つでしょう。
頑丈なガラス入り口は開かれており、横に立つ警備の方にご挨拶してから通り抜けます。
両手で抱えている鳥さん、うずらのピーちゃんもちちっ、とご挨拶。
まさか捌かれる為に買われたとは、彼は思ってもいない事でしょう。

幣美奈穂 >  
入り口を壊した張本人とも思われず、マンションのどこかの家のお手伝いする小学生ぐらいに思われたので
すんなり通れた、とは美奈穂も判っていません。
スライムさんの案内がなければ、この階で合っているかも分かっていないですが、
案内があるのですんなり。
スライムさん、既に慣れたものです。

「お邪魔します~・・まだ帰ってらっしゃらないの?
 どこで遊んでるのかしら?」

表札も見ていないのですが、ためらいもなく入ります。
電子キーは壊れたまま、物理キーは隙間から入れるスライムさんの敵ではありません。
中に入ってきょろきょろ。
ぷくり、ほっぺが膨らむ案件です。
夏休みだからといってお外で遊んでばかりはいけません。
センパイとして注意しないと!

幣美奈穂 >  
新鮮な状態にしておかないといけない食材たち。
うずらのぴーちゃんを床に降ろしてから、家主が帰ってきてから調理しようと
準備している食材の手入れです。

持ってきた食材、冷蔵庫などにイン!
そして、硝子鉢植えの方へ。
のんびり光合成しているセリ目とナス目のマンドラゴラさんに一度出ていただき、
お水を入れ替えて栄養剤をまた加えておきます。
『ぁ~、生き返るわ~』という具合に、また浸かって葉をわさわさ揺らす姿。
お待たせしてすみません。

カーテンをじっくりと見ます。
・・おりません。どこでしょう?
きょろきょろして探しますと、テレビの脇に引っ付いてます。
あっ、ご飯買ってきましたわ。
変色していたカメレオンのレオンさん、びくっ。
ごめんなさい、まだ黒焼きにできなくて・・。
そっと近づきますと、誤ってテレビに触ってしまいます。
テレビばーん!
え?え?、なんか破裂しました??
軟弱なプラズマテレビです。
びっくりしたのか固まりぽてりと床に落ちたレオンさんを回収。

「ほらっ、電気のはびびびっとかなるから近づいたらいけません!」

叱っておいてから、またカーテンにひっかけておきます。
ついでに、お食事として買ってきたコオロギ(袋入り)をあげます。
ぷくぷくになっていい黒焼きになるのですよ~。
七輪は明日持ってきておきますからね~。
意外とつるつるしている背中を撫でて差し上げます。
幣美奈穂 >  
おつぎは二頸のすっぽんさんです。
べっどの下を見ます・・おりません。
どこでしょう?
隙間に隠れてるのでしょうか?
きょろきょろしてましたら、こっちだよ、とスライムさんの案内。

そう、お風呂場にいました。
浴槽に水を溜め、ゆったりしてます。
あっ、お食事持ってきましたわ!
とお声を掛けますと、びくりっ。
『ついに、捌かれて鍋か・・』と遠い目をしたスッポンさんです。
が、まだ家主さんが帰ってきてないので大丈夫です。
スッポンさん用に貝と水草を買ってきたのです。
台所にあったお皿に入れて差し出しまして、水を入れられるなんて器用・・。
と水回り辺りを見ますと。
なんと、そこにはマタンゴさんがうっつらしてます。

「だめですよ、勝手に菌糸広げましたら!」

自分で調節して程よい湿気などで過ごしていましたら。
寝てしまっていたようです。
お風呂に水を入れたのもマタンゴさんのようです。
ほらほら、こっちまで菌糸伸びてますわよ!
ごしごしとタイルを洗っておきます。
ほら~、勝手にマツタケ生えてるじゃないですか~。

幣美奈穂 >  
ちゅいっ。
そんな様子を、扉から顔をのぞかせて見ているうずらのぴーちゃん。
骨まで出汁にしっかり使う、サムゲタンになるのは明日か明後日か。

ベッドの上に、可愛いウサギ柄の夏用の腹巻を置いておいて。
ざざっと換気とお部屋をお掃除しまして。
18時になる前にマンションを出る美奈穂なのです。
今日のお夕食は空芯菜の炒め物ですわ!
てけてけ急いで自分のお家にと急ぐのでした。

ご案内:「とある学生街の高級マンション」から幣美奈穂さんが去りました。<補足:ちっちゃな巫女さん>