2021/10/23 のログ
ご案内:「みなほのお屋敷」に美奈穂さんが現れました。<補足:ちっちゃな巫女さん>
美奈穂 >  
「んくぅ~っ」

お布団から起きまして、のびをん~っと。
ほっそりした腕を上にあげるのです。
美奈穂の起床は早く、この時期だとまだお外が暗い時間。
その分、寝るのも早いのですが。

土曜日です。
今日は何をしましょうか、と思う所存です。
お布団の外が寒くなってきましたが、加護のおかげで寒くはないのです。
てきぱき、お布団を畳んでおきます。
シーツとかも洗わないと!
洗濯も結構大変――ではなく、電子制御とかない古い型式の洗濯機があります。
それを美奈穂の体質のせいで壊れないように手を入れられておりますので、
壊れるのは年に2,3度ぐらいですみます。
まあ、着物とかが多いので手洗いなのも多いのですけど。

寝室としている離れ、本当は茶室なのですが。
大きさがいいのでそこを寝室にしています。
たまのたまーに、使わないといけない時があるので、その時は大変ですが。

朱塗りの渡り廊下をぱたぱた通り、小口を抜けたらお手洗いや洗面所もすぐです。
お顔をパシャパシャとして、歯を簡単に洗います。
お食事の後も磨きますが、起きた後も磨きたい派なのです。
がらがら~、ぺっ。

美奈穂 >  
お台所に。
昨日は二郎三郎宗衛門ちゃん、うちにいるにゃんこさん(美奈穂視点)が帰ってきてないのです。
お散歩でしょうか?
美奈穂も行ったみたいにご旅行かもしれません。
念のためにと作っておいたご飯、まだあります。
今日の朝ごはんとお昼ご飯に十分な量です。
出来れば炊き立て派なのですが、もったいないので食べちゃいます。
お昼の分はおにぎりにしてお弁当にすればいいでしょう。

ご飯を炊かなくていいので、準備は特にありません。
お味噌汁様に、干し椎茸(自作)をお水に浸けておくだけ。
少し考えがあるので多めの水です。
朝食分ならお椀分だけでいいのですけど。

お庭に出て、型の練習です。
きちんとずれないようにぶれないように、流れるようにゆるゆる身体を動かします。
傍目には健康体操に見えかねないのですが、指の先まで真剣です。
力強さはありませんが、これは『儀』なのです。
身体全体を使った立体的な珠ともいえるかもしれません。
穢れや邪を打ち払う、古い古い時から伝わる型です。

美奈穂 >  
九十九式な方を一通り。
力強さはありませんが、舞のような流麗さはある動きです。
ふぅ、と残心をとって調息。
外がちょっと明るくなってきました。

お風呂場に行き、着替えて湯浴み着に。
冷たい水で頭からざばー。ざばー。ざばー。
清めです。
寒くないですし。
一通り被ってすっきりしてからお風呂です。
ぬくぬくです。
ビルの屋上ですが、温泉な檜風呂です。

ゆっくり入りぽかぽかしたら上がり、丁寧に身体や髪をぬぐいます。
そして体重計と身長計に。
太ったりしてませんが、伸びてもいません。
うぬぬ~です。
美奈穂の予想では、ぐんぐん伸びるはずなのに。

新しい下着などを身に着けて浴衣。
それに割烹着を着まして、再びお台所です。

戻した椎茸は刻んで小さく、椎茸の戻し汁に昆布と煮干しと鰹節で出しに。
取り出して、出汁醤油とお酒で味を調えます。
出し醤油も自作です。
朝ごはん用にと、鯵の開き半分を焼き、お漬物は糠床から取り出した人参です。
海苔と卵焼きも用意。卵焼きは出汁のです。
冷蔵庫から、ほうれんそうのお浸しもちょっと取り出します。
早めに食べちゃいたいのです。

お味噌は、いつもと違い減塩の物を使います。
お昼にも使うつもりだからです。
美奈穂的にはいつもの赤味噌使いたいのですけど・・。

美奈穂 >  
整ってきましたら、お湯にワカメを小さくして入れて、
お豆腐も細かくしていれます。
教のうちに使わないと、なので豆腐たっぷりお味噌汁。
やっぱり一人だと食材が余り気味です。

お櫃に入れてあったご飯をお茶碗に。冷や飯です。
それらをお盆に乗せ、こたつの間にてけてけ。
ここにちゃぶ台があるからです。
お台所にもテーブルと椅子がありますが、
出来るなら畳に正座でお食事したい派なのです。

こたつの間、今はあけていませんが、畳をどけて板を外せば掘りごたつになります。
中に炭を入れて使うのですが、まだ使ってません。
お鍋する時は、となりの囲炉裏の間を使ったりします。
囲炉裏も普段は畳と板敷の下に隠れてますが、使う時はそれをどけて、
天井から鈎を下ろして使います。
人が来た時ぐらいしか使いませんが。

それはさておき、朝食です。
外が白んできた時間です。
冷や飯なので味は堕ちますが、うまーっです。
朝ごはん、しっかり食べる派です。
たまにパンと目玉焼きなんかもいいかなーと思いますが、
自然と作るのは和食です。
電熱線だけなのであまり壊れない、昔ながらのトースターも台所にありますが、
この4年で10回使ったことがあるかどうかです。

美奈穂 >  
一人食事がすめば、お台所に戻って洗い物かちゃかちゃ。
すぐに終わります。
まだある冷や飯、幾つかはそのまま握り飯に。
自分の分は、手にお塩を付けて中に牛肉の甘煮や昆布、梅干しをイン。
自分用です。
まだあるお味噌汁は、温度を確認。
まだ熱いです。

ねこまんまにして、にゃんこさんにあげるつもりです。

出汁取りに使った鰹節や煮干し、昆布は乾煎りします。
水分をある程度飛ばせば、あとは天日干し。
縁側に並べておきます。
今日使うのは、以前に作った分。
にゃんこさん用のおやつです。
タッパーから取り出して、閉じれる使い捨ての袋につめておきます。
出会うわんこさん用のために、肉の味だけしみこませた固焼きも用意。
ばっちりです。

手を洗い、お台所のテーブルに用意したものを置いておきます。
さて、土曜日ですので、せっかくですからと。
戸を全て明け、屋敷の風通しを良くします。
換気して、そして掃き掃除。
本当は毎日したいですが、授業とお仕事があります。
まとまってやるならやっぱりお休みの日。
はい、美奈穂は基本、土日祝日はお仕事お休みです。
緊急などの連絡がない限り。

美奈穂 >  
さささーっと掃き掃除。
こまめに手入れをしていますので、すぐに終わります。
糠床もまわし、お味噌も確認。
前に作ったお味噌、次の芋煮会で使い切りたいところです。

実際を言うと、協会がつけている家政婦代わりの式神がいるので、
ほうっておいても細かいところまで手入れされるのですが。
美奈穂は出来るところは自分でするのです。
美奈穂が一人住まいするには大きすぎるお屋敷です。
本来は、協会のお偉いさんが住むようなお屋敷ですから。
周りに影響を与えないためと、守られるためにこのお屋敷です。

残っている食材や冷蔵庫の中身を確認。
うーん、キャベツあまってるー。
1玉買いたいのですが、我慢して1/4玉とかにしてますけど。
やっぱり余ります。
出来るだけ芋煮会に出してすっきりさせたいところです。

ぱたぱた忙し気に次です。
次は、勝手に作っている屋敷横の庭に作った家庭菜園の畑の整備。
もうそろそろ家庭菜園の収穫も終わりです。
あと、香草類は手入れしないとはびこります。
スコップや熊の手使って、手入れです。
肥料とかぜんぜんやってませんが、ちょっとしたものなら作れるのです。
来年は何を植えましょうかなんて考えて、既にかれた根っことか掘り出しておきます。

美奈穂 >  
畑の手入れが済みましたら、手を洗ってまたお台所。
うん、お味噌汁も覚めました!
これを水筒に入れておきます。

ちょっと余っているのは、白い器に盛り飾り、並べて次は屋敷の裏手。
そちらの庭を降り、白砂の道を通り、周囲に木々で覆われ隠されたお社に。
ここら辺の地脈を整えているお社です。
お膳を置き、お祈り。

平日なら学校に行く時間です。
けど、土曜日です!
遠出するなら出かけるところですが、その予定は今日はありません。
奉仕部の芋煮会も明日です。
ですので、時間があるのでお洗濯。
日頃ですとできない時間が掛かる手洗いができます。

予約できた修学旅行も楽しみです。
やっぱり、1泊2日のプランのモもの。
次は北にある湖に行くやつで、今回はお友達と一緒ではありません。
どきどきです。
実は3泊4日ので気になったのはあったのです。
海底遺跡に潜水艇を積んだクルーザーで行き、ぐるりと見て来るやつです。
夜はデッキでBBQですって!
でも、3泊4日は流石にお仕事があります。
実際、よほど封印や結界が綻びかけて危険になったので緊急対処を、とか。
力ある敵対的な神威存在が転移荒野に現れて、とか。
そんな事態がない限り、美奈穂が3泊だろうが7泊だろうが、して。
日常的な業務にまるで支障がないのですけど。
美奈穂、真面目な子なのです。

――そんな来週のお楽しみで浮かれながら、朝早くからぱたぱたと動き回る美奈穂なのでした。

ご案内:「みなほのお屋敷」から美奈穂さんが去りました。<補足:ちっちゃな巫女さん>