2022/02/05 のログ
ご案内:「学生通り」に風間 奈緒さんが現れました。
風間 奈緒 > 未だ不慣れな生活、不安を減らすためにもまずは散歩。
そう意気込んでテクテクと道を歩くも…"興味深すぎた"。
「……」
この制服少女、周囲の風景を眺めるのに夢中でぷかぷかと宙を漂っている。
空高く浮上…しそうになると降りてくるものの、似ているようでまるで違う光景は
彼女の思考を没頭させるのに十分に過ぎたようだ。
「…はっ」
「ああ、もう…。わかってはいたつもりだけど、ホントに違うんだ」
楽しいような、なんだか気が沈むような。
言葉にできない程度には複雑な心境の中、また少し道を歩いてゆく。
風間 奈緒 > 「…とりあえず、本格的に通う時に迷うことは無いかな」
たまに立ち止まりつつも、学生通りの一番通る場所だけは大体把握した。
よく整備されていて、"こちら"に慣れていない自分でも安心感は感じる。
そうすると気になってくるのは、あちこちの建物の中身の方。
「あそこにキレイなカフェ、あっちはレストラン?なんだかこう…イケイケ?」
「知ってる所みたいに地味じゃない…い、良いなぁ。学生生活の印象変わりそう」
彼女の常識とはちょっと、いやだいぶ違う内容だったらしい。
辺りをきょろきょろと見回す癖がある彼女だが、あちらこちらに視線を向けながら
ぱたぱたと小走りで道を引き返して再び進んでいく。
考えることも増えていき…時々ふわりと月面を跳ねるかのように身体が浮く。
自覚しているのかそうでないのか、置いてあるものに衝突しないよう移動していくが
楽しそうな生活を想像してはしゃぐ彼女は、前方不注意になってきている…