2015/06/17 - 22:00~01:20 のログ
ご案内:「転移荒野」にアルフェッカさんが現れました。<補足:女/見た目17歳/171cm/79kg/銀髪紫目。しなやかな身体つき、巨乳。触られても分かりませんが、立派なロボ娘です。>
アルフェッカ > 「――スリープ解除。対物センサー反応なし。ステルスを解除します。」

木が生い茂る森の中、木の一つから声が聞こえる。
同時に、その枝の一本の周囲が陽炎のように歪み…銀の髪の少女が姿を現した。

「ログを確認。近場を通った生体反応は…特になし、と。見つからなくて安心安心。」

アルフェッカ > んーっ、と伸びをすると、ひょいひょいと木から降りる。

「…いつまでも隠れてる訳には、いかないしね。ここ――常世学園、だったかな? の事を少しでも詳しく知るまでの間は、出来るだけ人目につかないで活動したいけど…。」

きょろきょろと辺りを見回す。視界の内に、今の所目立ったモノは入って来ない。

アルフェッカ > 「さて、何処に行こうかな…? あんまり騒動に巻き込まれて、警察のお世話になるのは避けたいから、治安の悪い所は避けたいけど、地図も地形データもないからなぁ…」

遠くを見る。昨日、自分がこの世界に現れ、あの竜の少女と出会った荒野…その向こうに、小高い連山が見えた。

ご案内:「転移荒野」にシュリクさんが現れました。<補足:真っ白なロングヘア 金の瞳 ややゴスロリチックな服>
アルフェッカ > 「山、か。そんなに高さは無いけど…少しは遠くの景色とか、見えるかも知れないかな!」

ぽん、と一つ手を打ち、銀の髪の少女は早速歩き出す。

「よし、目標はあの山の上! 決定!」

シュリク > 「やはり、この世界に残されている私の時代への足跡はあの遺跡だけ……再調査する必要がありますよね」
アルフェッカが山を見据えた時、背後より声がする
しかし、生体反応は見えない
銀の髪に、金色の瞳、幼い出で立ち

「……うん?」
と、アルフェッカのひとりごと――にしては大きいが――に気づいて、顔を上げる
「あの、ここでなにをしているのですか。此処は危険な場所ですよ」

アルフェッカ > 「ほぇ?」

後ろから突然声を掛けられ、間抜けな声を出してしまう。
振り返ると、そこに居たのは銀の髪に金の瞳の小さな少女。

「え、あ、ふ、ふ~ん、そうか、危険なのか~! どうもありがとうね~…?」

反射的にお礼を返すが、動揺が声に出てしまう。

(う、うそ!? 生体反応センサーに引っかからなかった!? もしかして故障!?)

シュリク > 「……おや」

じっ、と金色の瞳がアルフェッカを見つめる
その瞳を見返せば、カメラのレンズめいた作りになっているのが分かるだろう
シュリクも、機械人形であった

「貴方、不思議なほど生命力がありませんね。波動も全く出していない……
よもや、アンドロイドのたぐいですか」

アルフェッカと同じような銀髪を風に靡かせながら、尋ねる

アルフェッカ > 「――!」

ずばり、と自身の本質に切り込まれる一言に、僅かにたじろぐ。
…しかし、相手の眼をよく見つめ返せば、その瞳がカメラのレンズのようになってる事に気が付いた。

「……成程。アナタ“も”創られた存在なんだね。いやー良かった良かった、センサーが故障したかと思って焦ったよ、うん!」

安心したように、へらっと気の抜けた笑顔を浮かべる。

シュリク > 「此処に来て、初めて同類に会いましたよ。いる、いるとは聞いていたのですが」

スカートの端を摘んで、恭しく頭を下げる
「私は、要人警護用<<異能人形(アーツドール)>>シュリクです
故あって現在はその任を解かれ、学園生活に従事しております」

対するシュリクは人形のように無表情だ
アルフェッカほど感情豊かには作られていないのか、
――或いは、製作者の趣味か

アルフェッカ > 「要人警護…ガーディアンタイプに近いのかな? 『よそ』で何度かそういったタイプのモデルは見たけど、アナタみたいに人間に近いスタイルの子は、これが初めてかな。」

恭しいシュリクの挨拶に、にかっと笑顔を浮かべて応える。

「ADDHT-AWS-27-2214 アルフェッカだよ。よろしくね!」

言葉は軽かったが、近しい存在に遭えた喜びと、シュリクの恭しい挨拶に相応の対応をすべく、昨日出会った竜の少女には教えなかった「製造番号」まで含めての名乗りと挨拶を返す。

シュリク > シュリクの時代には製造番号、という概念がなく、単なる文字列の列挙に思われた
が、恐らくアルフェッカの文明では意味のある言葉なのだろう、と納得し、頷く

「見たところ感情表現がとても豊かですね。高度な学習AIが搭載されていると見えます。
この世界で作られたのですか? それとも、<<ゲート>>の向こう側から来たのでしょうか」

アルフェッカ > シュリクの問いかけに、顎に指をあてながらう~んと唸る。

「ゲート、か。昨日テリメーラちゃんから聞いた話や、あの荒野の反応痕跡もだけど、やっぱり此処って『よその世界』から来た人が多いんだね。」

うんうん、と納得しながら、シュリクに返答を返す。

「多分、正解は「ゲートから来た」かな。厳密にはそれも違ってるかもだけど。学習AIについては、『それが私の仕事に大切なモノ』、だからかな。」

シュリク > 「此処は非常に力場が不安定な世界です。異世界への門が開きやすい環境なので、まま混迷した時代を迎えることがあります」
テリメーラ、という聞き覚えのない名前も、<<ゲート>>の話をしたということは恐らく外なる世界の住人なのだろうと当たりを付けた
「現在は特に、<<ゲート>>が開いて間もないですので様々な世界から様々な存在を確認しております
破壊神、創造神を名乗る存在もおり、極めて混沌としていると言えるでしょう」

追って、アルフェッカの解答に耳を傾けた
「なるほど。異世界の技術であるならば納得も行くというもの
感情表現が豊かであることが重要な仕事、というと、やはり人間を相手にしたものなのでしょうね
それも、相互にコミュニケーションを図るような」

アルフェッカ > 「ふむふむ成程。自称とは言えカミサマまでやって来るとは、凄い所に来ちゃったかもね。」

一人で納得してから、シュリクに返答を返す。

「アナタは鋭いね。やっぱり、そういった敏感がないと、ガーディアンは務まらないのかな。
アナタの言う通り。私の仕事は、様々な世界を渡りながら、その世界の人達とコミュニケーションを取って文化や政治などの情報を集め、私が生まれた世界、私を創った創造者に送る事。
――まぁ、今となっては仕事じゃなくて、私の生きる目的、なんだけどね。
……あ、出来れば今の事はなるべく他の人に言いふらさないでくれると助かるかな!!」

少し感傷的な雰囲気で語った後、慌てて取ってつけたお願いをする。

ご案内:「転移荒野」に蒼穹さんが現れました。<補足:PCNo:53/気紛れな邪神様。>
蒼穹 > (時間は、何時頃の事だろうか。最近思うのだが―――)
何か私さ、噂される事、多くなったねぇ…。
(一つクシャミをしながら、苦笑い。転移荒野に出没する影。)
んん、同族の水入らずの会話中お邪魔しちゃったかな。
やっほ、シュリク…と御友人?
まぁ、何にしても例のお約束を楽しみにあっちこっち探し回ったりしたらこんなところに居ただなんてね。
奇遇というかなんというか。
…御話中、やっぱりお邪魔だったかな…?
(手を振りながら、数歩寄って行った。先程から話を聞いていたのか、否か―――二人の間できょろきょろと視線を行き交わせて。少しだけ心配そうに問を遣った。)

シュリク > 「実際に破壊神を名乗る少女とは会いましたが、見た感じ、話している感じは人間の少女とそこまで変わりません
少々傍若無人な面はありますが
しかし、実力は確かに神と言われても納得するほどです」

「情報を整理すれば、この程度は誰にでも予測が可能ですよ
……ふむ、異世界探査型アンドロイド、とでも言うべきでしょうか
しかし、アンドロイドとはそもそもが仕事=生きる目的、ではないでしょうか? もちろん、今のようなことを第三者に言う機会もないでしょうけど」

アルフェッカの望みには頷きつつ、質問を返す

アルフェッカ > 「!」

センサーを切っていた上、シュリクとの会話に夢中になり過ぎて、近づいて来た相手に気が付かなかった。

(シュリクちゃんの名前を知ってる…口調からして、友達なのかな。さっきの話…どこまで聞かれちゃったかな。)

少し警戒しながら、青髪の少女を伺う。物騒な事になるなら、すぐにでも逃げだせるように気を払いながら。

蒼穹 > おっと、まぁまぁ、そうびくびくされちゃったら困るかなぁ。
…取って食ったりはしないんだけども。
(視線、のような物を感じる。この場合視線と形容していいのかどうかわからないけれど。少なくとも、己は彼女に警戒されているとみて間違いないだろうか。困り顔を浮かべた。)

アルフェッカ > 「ん…そうだね。普通だったら、私みたいに創られた存在は、創造者が与えたコマンドが存在意義そのもの。実際、私も創られてからしばらくはそうだったから。」

シュリクの聡明さに感心しながら、言葉を続ける。
しかし、シュリクの最後の問いへの回答は…少し、言葉をためらう。
青髪の少女は、今の所こちらに何らかの危害を加えるつもりはなさそうだが、果たして聞かせてしまっていいのか…。

シュリク > 「――ああ、蒼穹。まったく貴女はいつも唐突に現れますね」

アルフェッカの様子を見るに、彼女の到来に気づいていなかったようだ
相変わらずですね、と首を振った後

「申し訳ありませんが、蒼穹。この間した約束ですが、もう少し待っていただけないでしょうか
初めてお会いした「同類」に、私も気持ちが高ぶっておりますので……ああ、アルフェッカ。ご紹介します
……と、勝手に紹介してもいいですか?」
と、蒼穹に尋ね返した

蒼穹 > そういうもんだよ。邪神っていうのはいつだって唐突さ。
(その点悪びれもしなければ、否定もしない様子。)
ん、おっけーおっけー。ま、また今度やろっか。
…ああ、そう…同類。同類ね。
うん、どうぞどうぞ、御好きなようにー。
(こくこく頷き。)

蒼穹 > …ああ、ええっと、何だか警戒されてる…んだよね?
何だろう。…変な事したりするつもりは今のところは無いんだけどな。
どうしたものかなぁー…。
(先程から、どうにも居心地が悪い様な。もしくは相手に居心地を悪くさせているのではないか、という懸念を抱く。何やら、本当に御邪魔してしまった様だったろうか。「同類」という言葉もやはり、そういうことなのだろうか。)

アルフェッカ > 「――――。」

言葉を聞く限り、自分が警戒している事に青髪の少女は戸惑ってるような反応である。
居心地の悪そうな表情が僅かに見え、少し過剰に警戒し過ぎてしまったのかも、とも考えてしまう。

(今の所…とは言え、本当に変な事はする気はないみたいだし…信用しても、いいかな。うん。信用しよう。)

警戒と逃走準備を解き、青い髪の少女に頭を下げる。

「いえいえ、いきなり出て来てこられたので、ついびっくりしてしまって。気分を悪くしたなら、ごめんなさいです。」

蒼穹 > あっはは、それについてはこっちこそ悪かったよ。ちょっとくらい出方改めた方が良かったね。
ま、そうやって気楽にしてくれたら何より、かな。
(漸く警戒を解いてくれたと思ったら今度は謝られてしまった。これはこれで何処か居心地が悪い、ので、いやいや大丈夫と言わんばかりに手を左右にふりふりしながら。)

シュリク > 「……?」
アルフェッカの煮えない返事に首を傾げる
文明が違うと、考え方も違うのか、と一応の納得はするも、どこか、腑に落ちない点があるような気がした

「すいませんね、……こほん。ええ、こちらは「蒼穹(そら)」。先ほど話していた破壊神ですよ」
承諾を得たので、さくっと、簡単に説明した

「貴女の放つ悪しきオーラが警戒させているのでは? 邪神ならばいくらでも警戒されるでしょう」

蒼穹 > そうそう、話の通り破壊神だよー。
(何故か手を振ってみる。)

うわ、酷い。
だけどそれは確かにそうかもしれないね。普段は邪気放ったりしてないんだけども。
やっぱり、感じ取れる人には感じ取れちゃうみたいだし。…その点、如何ともいえないや。
(悩まし気に言葉を紡いで。けれども、そう言った経験は無きにしも非ずなので反例もなければ否定もできなかった。)

アルフェッカ > 「ほぇ~…このヒトがカミサマなのか。初めてみました、カミサマ。」

紹介された青髪の少女の砕けた態度もあってか、先程の警戒心は完全に何処かに行ってしまっている。

「アルフェッカと言います、よろしく、蒼穹さん!」

ぺこりと蒼穹に頭を下げると、シュリクに向き直る。

「ん~っと、何処まで話したっけ…ああ、被創造物にとっては、創造者の与えたコマンドが生きる目的…って話だったね。何で、今の私が異世界調査を与えられたコマンドではなく自分の意志で行ってるか。
答えは簡単。私の創造者が滅んでしまった可能性がとても強いから。それも、私が生まれた世界ごと。」

蒼穹 > 神様じゃなくって邪神様だよー。神様とはまたちょっと違うんだ、その辺こだわりだったり。
(何だか得意気。だが、初対面なのに実に馴れ馴れしいといって差支えないだろう。)
うん、こちらこそよろしくねっ。アルフェッカ。
(にぱりと、無邪気な笑顔で対応しながら、頷いた。)
…世界ごと滅びるっておっそろしいね。
(仮にも万の世界を滅ぼした邪神の言うことではないだろうが。)

シュリク > 「……あまり驚かないのですね」
ちょっとつまらなそうに表情を落とす とはいえ、あまり変わらないのだが

「まあ、いいのではないですか? 邪神的にはそのほうが気分がいい、みたいな感じはないのですか
蔑ろにされるよりは、畏れられたほうが、とか」
一応、彼女なりのフォローのつもり

「……ああ、なるほど。であるならば、私ととても境遇が近しいかもしれませんね
私の時代も、既に滅んでしまった可能性が高いのです
もしこの世界であるならば6000年前に、別世界からやってきたというのであれば、まだ希望はあるのですが
……って、貴女がいうことですか蒼穹……」

蒼穹 > あはは、確かにそれもあるんだけど、今はそんな気分じゃないんだよね。悪戯心で人に邪気当てたりすることはあるんだけどさ。
うん、私…畏れられる事も、好きだよ?けども、ずっとそんなんじゃ楽しくないじゃん?
(何処か煮え切らない様子だった。)

…あっはは、そうだね。私が言えたことでは。
(口をつぐむ素振り。)

アルフェッカ > 「んー…カミサマって、何ていうか、もっとこう凄い光り物とか羽とか背負ってて、認識とか思考の次元が全然違うってイメージが多かったので。
馬鹿にしてるんじゃないですけど…とても人間っぽいので、カルチャーショックを受けてて。
なので、結構驚いてるんだよ、イメージとの違いにさ。」

そう言ってから、相手が邪神と呼ぶように言ってた事を思い出し、間違えてごめんなさい、と困ったような顔で手を合わせた。

「…正確には、本当に滅んだのかは直接確かめてないから、分からないんだ。
――でも、一年間。一年間、ずっと自己診断を繰り返して機器に異常がないかを確認しながら、途切れた通信を繋ぎ直そうと必死になって。でも、駄目だった。
本世界との通信機能は一番強固な通信網。それが一年間も復旧されないって事は、多分そういう事なんだろうな…ってさ。」

言い切ると、シュリクに向き直る。

「シュリクちゃんも、もう生まれた場所が滅んじゃったのか。…でも、此処にいるって事は、此処で生きてく事を決めて、それを受け入れたのかな。だとしたら、強いね。」

蒼穹 > えっとねー…。そういうの、出来ない事もないけど、羽根をはやすとぶつかって不便だしなにより羽根がなくても私は跳べるんだよね。
ああでも、どっかの天使を統べる様な神様とかは、光翼とかいうキミの想像してる翼みたいなものとか、天使のわっかとかついてたっけ。
あっはは、分かってる分かってる。…要は、この世界で生きていくには、
変に羽根や耳が生えてたりするより、少しでも人間に近い身の方が生きやすいのさ。だって、殆ど人間だからね。
勿論、キミがイメージする様なものに近づこうと思ったら近づけないことは無いんだけど。
あっはは、大丈夫大丈夫。謝んなくていいよ。寧ろおぼえててくれてうれしいし。
(ぺらぺらと饒舌に語った後、笑み浮かべながらにいやいやとまた手を横に振った。)

シュリク > 「……邪神は邪神なりに悩みがあるということですね……力がありすぎるというのも、考えものです」
でも、なんとなく蒼穹の言わんとすことは分かるような気がした
絶えず畏れられるということは、絶えず孤独であるのと同義だ
邪神のようで少女であり、少女のようで邪神である蒼穹にとって、どちらかに傾倒しすぎるのは、きっとバランスが保てないのだろうと

「いやまあ、気持ちはわかります。私も最初は騙されましたから」
こくこくとアルフェッカの言に頷いた
最初は、破壊神であることを知らずに、蒼穹に対して破壊神の話題を振ったのである

「――なるほど、アルフェッカは通信手段から、ですか
異世界間を行き来できる通信ならば、確かに考えられないことはないですね……」
声のトーンが下がる
シュリクといえども、世界が崩壊しているかもしれない、という事実はやはり辛く
そして、それは自分も同じようなものだ

「それもあります。……ですがその前に、本当に滅んだのか。どうして滅んだのか
或いは、どうしたら救えるのか。それを今は探しているところなのです」

アルフェッカ > 「――成程。此処は、出来るだけ人間に近い成りの方が生きやすい世界である、と。
…今までに回って来た世界にもそういうのはいくつもあったかなぁ。うん! アドバイスありがとうです!」

蒼穹の言葉を、「此処で生きていく為のアドバイス」と受け取ったアルフェッカは笑顔で頭を下げ、礼を述べる。

「…シュリクちゃんは、自分の故郷をまだ諦めてないんだね。可能性があるなら、それに賭ける。それも、勇気のある選択だと私は思うな!」

湿っぽくなってしまった空気を吹き飛ばそうとするかのように、アルフェッカはシュリクににかっと笑いかける。

蒼穹 > あっはは、そういうこと。流石だね。忌避されることも悪くない、…んだけど。
どうにも、私はそういうの、分からないだよね。
在り過ぎる力はそれだけで畏れられ、忌避される。一度力の使い方を誤れば神は邪神と落とされる。…嫌な時代だったね。
(そうして、彼女の胸中に秘められた「邪神でも少女でもある」というその思考を、言葉として肯定するが如く、また、表情として肯定するが如く、如何ともしがたい困り顔で、一息吐いた。)

あっはは、邪神も神も、色々あるってことだね。
自己主張の強い奴なら姿として顕わしてるだろうけど。


アドバイス…?
(あれれ、ときょとんとした表情を浮かべて。)
あっはは、ま、そういう事にしておこっかな。いえいえ、どういたしまして。
(何やら踏ん切りがついたような表情で、頷いた。)

シュリク > 「アルフェッカも、諦める必要はないと思います
少なくとも、何故滅んでしまったのか……それを知る責務が、私達にはあると思います
残されたもの、には」
再び湿っぽい話に戻す辺りあまり空気を読む技能には長けていないようだ

「……蒼穹……」
もしかして
ある考えが湧いた
破壊神とは言うけれど
          ――故意では、ないのでは、と

ただし、それを口に出すのは躊躇われた
それに気付いてしまうのは、どうしようもなくこの「蒼穹」という「少女」を傷つけてしまう
――そんな風に思えたから

「私は機械です。邪神の考えることは分かりません
でも、その邪神がいつか心を打ち明けてくれる日を、願ってみましょう
誇っていいですよ、今、初めて「神」に祈りを捧げてみたのですから」
優しく、微笑んだ


「さて、こんな時間……私は私が眠っていた遺跡を調べに行ってきます
お二人なら大丈夫とは思いますが、くれぐれも注意してくださいね」
ぺこりと頭を下げ、その場を後にした

ご案内:「転移荒野」からシュリクさんが去りました。<補足:真っ白なロングヘア 金の瞳 ややゴスロリチックな服>
アルフェッカ > 「…ありがと! シュリクも気を付けてね~!」

去っていくシュリクの背中に、ぶんぶんと腕を振って見送る。

(諦める事はない、何故滅んでしまったのかを知る…か。)

シュリクの言葉に、少しの間、考え込み、そして夜空を見上げる。

(――いつか、心に整理がついたら、1度でも戻ってみよう。)

その場に留まっている蒼穹に向き直ると、にっと笑いながら頭を下げる。

「色々教えてくれて、ありがとうです! それと、カミサマ…じゃなかった! 邪神さんに会ったの、今まで回って来た世界で、これが初めてだったのでとても感動しました!」

それを告げると、遠くに視線を向ける。視線の先は…アルフェッカは知らないが、青垣山と呼ばれている小山。

「私もそろそろ行きます。もし、また会う事があったら、よろしくお願いしますね。」

その言葉を残し、アルフェッカは山を目指して歩き出した。

蒼穹 > どうか、した、かな?
(名だけ呼んだ、その末の押し黙った時間。そこに含まれた、そんな彼女の意図。それは、完全には察せなかったけれど。そこに、この間のような、何らかの気遣いのような…そんな物を、感じ取った。大凡、ただの機械人形にはなしえない、そんな心の片鱗を垣間見た様な気がする。)
…ああうん、…そう。誇って、おくよ。…私も、その…祈られたの、初めて、だし?
(ここで、邪神だと訂正するのは、あまりにも無骨だろう。いつも通り屈託なく笑って見せよう。そう思ったけれど、何だか、照れ臭かった。)

お疲れ様ー。
いってらっしゃい。そっちこそ気を付けて。
(彼女の背に手を振って。そうして見送った後。)

あっはは、そっか。確かに邪神は結構少ないかもしれないね。
その、感動してくれたのなら何より。
おっけ。いってらっしゃい。気を付けてね。お疲れ様。
(そうして、彼女の背に手を振って、見送った。)

(予期せぬ彼女等の同族としての邂逅。それに、己が横槍を入れたのは少しばかり無粋だったかもしれない。けれど、彼女等が別々、思い思いの場所へと歩き出すなら、己は、学園の方に踵を返そうか。)

ご案内:「転移荒野」からアルフェッカさんが去りました。<補足:女/見た目17歳/171cm/79kg/銀髪紫目。しなやかな身体つき、巨乳。触られても分かりませんが、立派なロボ娘です。>
ご案内:「転移荒野」から蒼穹さんが去りました。<補足:PCNo:53/気紛れな邪神様。>