2015/06/17 - 18:08~13:36 のログ
ご案内:「路地裏」に石蒜さんが現れました。<補足:黒髪に漆黒の巫女装束の少女、隻腕。>
スラッシュ > 最近は警察組織の動きが例年以上に厳しく感じる。
あくまで体感での話だが。
(ココまでヒマってなると、やっぱ歓楽街に戻るのも手かねぇ…。って言っても読んでないお客まで来るから商売にならねー訳だけどぉ。)
なんていうイライラを煙にしてため息と一緒に吐き出す。
「こんな眠い時間に起きてまで頑張ってやってるってのに、報われないなんてニャーは哀れな子ニャー…」
両手で顔を覆い、めそめそと泣いた振りをして見せる。
勿論、近くを通る人がその様子を視界に入れるコトも、気に留めることも無いだろう。
むしろ、避けられている。
石蒜 > 「……何か、ありました?」そんなスラムの住人からあからさまに避けられている女性に、あまり心配そうでもない声をかける少女。ただなんとなく興味を惹かれた、といった風だ。
漆黒に染まった白衣(びゃくえ)と、血のように赤い緋袴。色違いの巫女装束のようなものを身にまとっている。
スラッシュ > 声をかけられれば、一瞬で嘘泣きをやめて、
「ニャッニャニャーン☆いらっしゃいませだニャ~?お客様~」
あざとい営業スマイルで両手をあげてバンザイ。
そして初めて石蒜の姿を見る。
(何だ中学生…か?)
「…あんまり、お金もってそ~に見えねーニャ。」
あからさまにイヤそうな顔で悪態をつく。
商売人に有るまじき態度だ。
石蒜 > 一瞬でテンションを変えてきた相手に、驚いて目を丸くする「ここは、お店でしたか。」トランクが横にして置いてあるだけに見えたので気付かなかった。
「お金……何を売ってるかはわかりませんが、これで足りますか?」懐に手を入れて、金貨や銀貨を十数枚ほど取り出す。換金する必要はあるが、結構な価値はありそうだ。
スラッシュ > ぽかーんと目を丸くしてぱちぱちと何度か瞬き。
(最近のガキはマセてんなぁ…オイ。)
「ボクの可愛さで先ほどの非礼をお許しくださいニャ☆」
と自分の頭をコツン、と叩いて舌を出す。
「充分どころか余っちゃうくらいニャ~☆うちのお店、むしろ安すぎて困っちゃうかもしれないニャ~☆」
とニコニコと嬉しそうに笑いながらおもむろにトランクを開ける。
そこに並ぶは大量の小瓶。どうやらクスリ売り…ということはわかるだろう。
「ま、危ないオクスリは売ってないから安心するニャ☆
皆様の不安を解消する、ちょっとしたお手伝いがしたいだけニャ~」
私イイ子でしょ、とでも言いたげに笑っている。
腹の中では
(…何だかコイツ、危なそうな匂いが済んだよなぁ。逃げる準備だけしとこ。)
と根拠の無い不安を感じていた。
石蒜 > どういう対応をすべきかわからないので、曖昧に笑って流す。スラムをうろつくのは初めてだけど、ここの人はみんなこういう話し方なのだろうか?だとしたら馴染みづらいな……。
「薬売りなんですね……。どんな薬を売っているんですか?」小瓶だけではわからないし、商品名が書いてあったりしていたとしても、ひらがなと数字ぐらいしか読めないのでわからない。
スラッシュ > 自分の言動が流されるのには慣れている。
特に言及することも無く次を話し始める。
「フツーのオクスリ屋さんにあるものと変わらないと思ってもらってケッコーにゃ。」
と言いながらトランクの中の小瓶を次々と取り出しては戻していく。
風邪薬とか、身体を元気にする薬とか、魔力を増やす薬とか、という簡単な説明を交えながら。
「あとは、びやk・・・おっとコレはお客様にはまだまだ早い大人のオクスリでしたニャー☆」
てへぺろをリアルにやってのけ、その小瓶をしまう。
石蒜 > 「ほうほう……。」こちらの世界の薬局のレパートリーは知らなかったが、ポーションのようなものらしい。びやk……恐らく媚薬だろう、知らないわけではないが、別に興味はない。
でも多分、この人の売り物はこれだけではない。もしこれだけしか売ってないのなら、わざわざこんなところで店を開いている理由がない。聞いてみよう。
「もっと強い薬、あるんじゃないですか?私、困ってるんですよね」左の袖をめくって、肘のところで切断された左腕を見せる。さっき切断されたかのように断面が見えているが、不思議と出血はない。
スラッシュ > 「んっんー…痛そうだニャ~…」
と心配そうに切断された左腕を眺める。
(うっわグロいモン見せてくれやがって。メシが食えなくなったらどうすんだよ)
と心の中で愚痴りつつ
「と、は、言っても、魔法使いじゃないから、そこまで非科学的な超再生をするオクスリは持ってなーいニャー…。」
申し訳なさそうにはぁ、と小さくため息をつく。
「でぇもぉ、もっと強くなりたいって言うなら、お力になれるかもしれませんニャ?」
ぱっと紙芝居を切り替えたかのように表情が変わる。
また営業スマイルに戻ると、異能開発薬、と書かれた小瓶を取り出した。
石蒜 > 「そうですか……。」残念そうに、腕をしまう。治療を受けずに戦い続けられるようになりたかったのだが。
「強くなれる……興味があります。」少し身を乗り出すように、相手が取り出した小瓶を見つめる。
スラッシュ > 「コイツは異能開発薬って言うニャ。ちょぉっと副作用があるケド、お客様に新たなチカラを与えてくれる魔法のオクスリニャ~ン☆」
じゃじゃーん!という感じで小瓶をあなたに見せる。
中には複数の錠剤が入っているのが見えるだろう。
「ま、後で怒られるのもイヤだし、ちゃんと保護者サンにご相談してから使ってほしいけどニャ~」
何だか関わってはいけない、といった先ほどの不安から、一応のクッションを置く。
これだけ金を持っている…ということから裏に何かの存在も感じる。
ココまで危うい橋を渡らず細々とやってきたのだ。
こんなところでヘマ踏みたくないぞぉ~…という気持ちから。
「その金貨がはした金っていうなら、とりあえず買ってみても良いかもしれないけどニャ~」
とはいいつつ。
石蒜 > 「異能開発……。私はすでに異能を持っているのですが、それが強化されるのですか?」単純な強さが存在する異能ではないので、どうなるかわからないが、強くなるに越したことはないだろう。
「保護者……。」保護者、強いて言うなら、ご主人様がそれにあたるだろうか?でも強くなりたいのは戦いたいからだ、それはつまり私の享楽、きっと許してくれるだろう。
「わかりました、相談してから飲みますね。」この場は嘘をついておこう。
「はした金ではないですけど、買う価値はあるように思います、これで足りるでしょうか。」確か異邦人街で換金してもらったレートによれば、これぐらいと金貨と銀貨を数枚渡す。
スラッシュ > 「ぶっぶー!新しい異能が手に入るのが正解ニャ~☆」
手で大きくバッテンを作る。
「おっかねー…」
ひいふうみいと指をさして金貨を確認する。
「は大丈夫かニャ~…。でもホントに許してくれるのかニャ?怒られるのはミーなんだけどニャ??言っちゃ悪いけど、副作用はランダム、例え死んだってウチは責任取れないニャ?」
少し真剣な顔でじっと貴方の顔を見つめる。
正直売れなくともいいと思え始めてきた。
もう一度脅しをかけて置く。
彼女の持つ異能の力で貴方の中にある不安などといった心の揺れは大きくなるだろう。
石蒜 > 「新しい異能ですか。」異能、人によってピンキリだが、とても強力なものもある、それが新たに手に入るのなら……買います、と言おうとするが。
「う……。」自分の中で膨らみ始めた不安と脅しに、一瞬たじろぐ。副作用で死んでしまうとも聞くと……ご主人様に捨てられた後ならまだしも、まだ死にたくない。どうしよう。 [1d6→3=3]5以上で、勇気を出して買う
石蒜 > やはり、やめておこう。小瓶をとりかけた手を、ひっこめる。
「すみません、やっぱりちょっと……怖いですね……。」5以上で、勇気を出して買う
スラッシュ > 「ま、よく考えてみるといいニャ~。まだ若いんだから時間はあるんだしニャ☆
アタシも使って死んでないし、ゆっくり保護者サンにでも話すとイイにゃ。」
と小瓶を引っ込めてトランクに片づける。
今はまだ営業スマイルだが。
正直、この判断が正しかったかどうかはわからない。
本当なら今すぐにでも金が欲しい、というのに…。
「しばらくはこの辺でショーバイを続けるつもりニャ、今日は閉めるけど、またゆっくり来るといいニャ~」
とトランクを閉めながらお構いなしにしゃべっていく。
なお、不安を煽る異能は既に使用を止めている。
石蒜 > 「そう、ですね。話し合ってみます。使ってもいいと言われたらまた寄らせていただきますね。」
相手が片付けを始めると、さっきまで抱えていた不安が急に晴れていった。買わないことにしたせいだろうか……?
異能を使われたとは思わず、首をひねる。
スラッシュ > 「く、くれぐれも私のことはヨロシク伝えていただけるよう頼むニャ…怖い方に怒られちゃうのはマジ勘弁ニャ…」
頭を抱えてわざとらしくプルプル震えて見せる。
そして、立ち上がってトランクを立てると
「じゃ、今日は帰るニャ☆」
とトランクに跨った。
石蒜 > 「はぁ、わかりました。」ご主人様は別に偉い人ではないと思う、私は崇拝しているが、どこかの組織に属しているとも聞かない。どうやら何か勘違いされているようだ。でも説明するのも面倒なので頷いておく。
「はい、今日はありがとうございました。」軽く頭を下げて、相手を見送る。
スラッシュ > 「ばいば~い☆今後ともご贔屓によろしくニャン♡」
と言って小さく手を振り、ウィンク。
地面を2,3度蹴って、トランクを動かすと、突如加速。
自動車もビックリの速度で、路地の奥、闇の中へと消えて行った。
石蒜 > こちらも手を振って見送る。相手が急加速して消えると。
「ニャン……」相手がしきりに語尾につけていた意味はなんだろう。翻訳魔法の不都合かな?と首を傾げる
まさかそういうキャラ付けとは思ってはいなかった。
スラッシュ > (ひぃ~くわばらくわばら!!何かコウ、逆の意味で引きがいいじゃねぇかオイィ!!)
帰り道、しばらくは息を潜めることを心に決めた。
ご案内:「路地裏」からスラッシュさんが去りました。<補足:女性。腰まで届く金髪ポニーテール、猫耳カチューシャ、制服の上にジャージを着ている。大きなイヤリングと左目の傷が特徴的。>
石蒜 > 静かになった裏路地、一度ため息をついて「……それで」振り向く。
「何か御用ですか?」見れば、ゴロツキが数人、鉄パイプなどの粗末な武器を持って、私を取り囲もうとしている。
『見てたぜぇ、随分持ってんじゃねぇか。換金は手間だが、俺達がもらってやるよ。』確かに今の私は丸腰で隻腕、その上金貨をいくらか持っている。カモがネギをしょってきたように見えても仕方ない。
石蒜 > 「あなたがたは、そうやってお金を得ているのですね。他人から奪うことで。」その発想はなかった、今持っているお金は元の世界で稼いだものと、それを換金してもらったものだけだ。
風紀委員から目をつけられている今、どうやってお金を手に入れようかと悩んでいたが。解決方法が見つかった、奪えばいいんだ。
石蒜 > 「そっかぁ……。なんで気付かなかったんだろう……。」ひとりごとのように呟く。
ゴロツキ達が包囲網を完成させる。『何をぶつぶつと、死にたくなきゃ、有り金全部よこしな。』
私は空中を掴み、絆を結んだ刀を呼び出す。
「奪えばいいんだぁ。」口が三日月のように歪む、笑っている。また人を斬れる、その期待に笑みが抑えきれない。
「そっかぁ」白刃が、閃いた。
石蒜 > [1d10-5→3+(-5)=-2]出た数字だけ、殺した
石蒜 > ―数刻後
路地裏は血に染まっていた、倒れたゴロツキどもの悲鳴がこだまする。
痛みはひどいだろうが、応急処置をすれば助かる程度の傷だ。
まだ殺すのに嫌悪感があった、忌々しいサヤめ、いつまで私の中に居るつもりだ。もっと血を浴びて奴を弱らせないと、いつまでも良心を残しておいてはご主人様も喜ばないだろう。
とりあえず、もらえるものをもらおう「まぁ……奪おうとするぐらいだから、期待はしてませんでしたけど」財布を抜き取って中を改める、小銭が少しと、紙幣が数枚。ないよりマシといった程度だ。石蒜 > でもここはいいところだな。人が斬れるしお金も手に入る。面白い人もいる。
もっと積極的に立ち寄ろう。そう思いながら、抜身の刀をぶらぶらと振って血の滴を落としながら、路地裏を立ち去った。
ご案内:「路地裏」から石蒜さんが去りました。<補足:黒髪に漆黒の巫女装束の少女、隻腕。>
石蒜 > でもここはいいところだな。人が斬れるしお金も手に入る。面白い人もいる。
もっと積極的に立ち寄ろう。そう思いながら、抜身の刀をぶらぶらと振って血の滴を落としながら、路地裏を立ち去った。
ご案内:「路地裏」から石蒜さんが去りました。<補足:黒髪に漆黒の巫女装束の少女、隻腕。>