2015/06/18 - 22:41~01:24 のログ
ご案内:「転移荒野」に鳴鳴さんが現れました。<補足:【乱入歓迎】 道服の童女、悪い仙人/元ロストサイン>
鳴鳴 > 転移荒野。
様々な異界のものが「転移」してくるような、非常に不安定な場所だ。
常世島の中でも、かなり危険で謎の多い場所の一つであることは違いないだろう。
時は黄昏時であった。
いつの時代、世界のものかわからぬ遺跡群や、地下に広がると思われる迷宮への入り口などが立ち並ぶ場所。
そこに一人の童女がいた。
一つの巨大な岩の上に腰かけ、杯を掲げていた。
空に現れ始めた星々に向かってか。
それとも、ここから見える遥か海の彼方に向かってか。
鳴鳴 > 「――やあ、どうだい。君も、君達も一献。……ハハハ! そうだね、無理だったよ。
君達にはまだ、無理だった、
まあ、こういう世界だ。どうなってもおかしくないけどね」
自分の頭上に杯を掲げ、けたけたと童女は笑う。
遥か過去にこの星から、宇宙から去った者たちへ。
遥か過去に死にも等しい眠りについた者たちへ。
盃を掲げるのだ。
「星はまだ正しくない。でも僕は自由に動ける。
君達は死に等しい眠りについているかもしれないが、僕は九万里を駆けることもできる。
それでも、君達が帰ってくれば、この世界はもっと楽しくなるけど、「門」は消え去ってしまった。
ああ、残念だな。実に残念だ……」
胸に赤い五芒星の刻印を持つ少女は、大げさに首を振り、残念だという。
そうして盃に入った酒を飲み干した。
干されたはずの杯は、いつのまにかまた満たされていた。
「……君達の事はもう少し待っていてほしい。なあに、時期に時は来る。
その時、めいいっぱい楽しめばいい。僕も彼らの印がある限り、大したことはできないよ。
それにしても」
「あの子は莫迦だなあ……いやいや、とても面白いけれど。
享楽というものを、わかっていないよ。僕がまだ何も教えてないというのもあるけど」
鳴鳴 > 遥かな荒野を眺めながら童女は嗤う。
あの子、とは童女がこの前、作り変えてやった少女の事だ。
その少女の行動を垣間見て、嗤っていた。
「だが、それは誰かに教えられるものでもない。
あの子は、あの子の好きなようにすればいいだけだ。
まあ、少し僕が歪めてしまったけど……それはそれさ。
僕は腐条理。僕の条理は腐っている。天から与えられるような突然の災厄のように」
酷く楽しそうな笑みを浮かべ、巨石の上で杯を傾けていく。
「……まあ、気づけなくてもそれはそれでいい。
僕が楽しめるならそれでいいよ」
ご案内:「転移荒野」に石蒜さんが現れました。<補足:黒髪に漆黒の巫女装束の少女、隻腕。>
石蒜 > ご主人様だ!!ご主人様を感じる、ご主人様に会える!!会って私をもっと歪めて欲しい、迷いなどなくなるぐらい!!
まるで長い間会っていない主人の匂いに気づいた犬めいて、喜色満面といった顔で、身体能力の全てを使って荒野を駆けてくる。
「ごす、ご主人様!!石蒜です!お会いしたかった!!ずっと、ずっと待ってました!」鳴鳴の腰掛ける岩の根本に、転がるように跪いた。
掻き乱され、混乱した自分がすっと収束していくのを感じる、私はこの方の玩具だ、楽しんでもらわないと。そう本心から思う。
鳴鳴 > 「君達もそう思うだろう? いや、いや。すまない。無理だったね。
君達はそういうものを遥かに超越している。
善とか、悪とか、そういった人間的な価値観から解き放たれた真人だ。
遥か宇宙を駆けて、矮小なものの存在を凌駕した者たち。
君達が戻ってくれば、とてもこの世界は楽しくなるけれど――
ハハハ! そうだ、無理だ。君達は今遥かな世界に遊ぶことも叶わない!
僕を除いてはね。残念だ、実に残念だよ」
愚かしいものを見るような目で空を見上げ嗤う。
自分の主人であったはずの者たちを、童女は嗤っていた。
「……ほう?」
嗤っていたところに、何かがこちら目がけて駆けてくるのを童女は感じた。
丁度、彼らに話していた少女だ。
それを横目に見る。
「おいで。石蒜」
褐色の肌を夕日に照らせながら、駆け寄ってくる少女に手招きする。
石蒜 > 「あ……ごめんなさい、お忙しかったですか……?」ご主人様は何かと話していたようだ、相手は見えないけど、私に見えないだけかもしれない。叱られるかな……?不安にぎゅっと身を固くするが
手招きをされれば、ぱぁっと明るい顔になり「はい!」嬉しくてたまらないといった風に答える。
足の裏に魔術で斥力を発生させ、一気に岩の上、主人のすぐ隣に着地する。慎重に力を調節したので、砂粒がわずかに動いただけだった。
「ご主人様、今日は石蒜で遊んでくださいますか?」しっぽがあれば、千切れそうなほど振っているだろう。
鳴鳴 > 「いいや。どの道彼らは口を効けないんだ。
それに、今は目にも見えない。遥か彼方にいるわけだ。
……いずれ、君にも見えるよ。この世界も、彼らを見るだろう。
僕は、そのときまでの暇つぶしをしているわけだ。
愉快だった蟲の彼も、もうダメなようだからね」
残念だ、とそう呟く。
自分になついている石蒜がいるうえで、他人の事を口に出した。
誰かを気遣っているような、誰かが消えたことを残念がるような。
そんなことを。
「ああ、遊んであげるよ石蒜。
でもまずは聞かせてもらいたいな。君が成してきた享楽のことを。
君は何にも縛られなくていいんだ。
どんな価値観も、九万里を駆ける鵬の前では意味がないものだ。
だからこそ僕は君を真人としたわけだ。君もまた、全てに縛られずに、心任せの遊びをしてほしいから」
両手を広げて石蒜に言う。
「――君も飲むかい?」
そして、杯を向けた。
石蒜 > 「そうですか……。」ご主人様のことはまだ良くわからない、でも、自分以外の誰かを愉快だと、ダメになって残念だと言ったのには嫉妬を覚えた。「石蒜は、石蒜はもっと愉快になってみせます、ダメにもならないように、します。」だから私だけを見ていて欲しい、そう言外に願う。出すぎた真似だろうか、と言ってしまってから不安になる。ご主人様の自由を縛るような口ぶりだったかもしれない。
「はい!石蒜は、風紀委員の詰め所を襲ってきました。3人しか居ませんでしたけど、全員病院送りにして、一人心を砕いておきました!そしたら、教師が来て襲ってきたので、少し斬りつけてやりました!あ、あとええと、落第街で、適当な連中を痛めつけて、お金を奪って集めてます!」褒めて欲しい、喜んで欲しい、その一心で、自分が為してきた悪を、並べ立てる。
杯を向けられれば「えと…お酒は、飲んだことないですけど、いただきます!」両手を差し出して、受け取る姿勢。たとえこれが泥水だったとしても、喜んで受け取ったことだろう。主人から与えられるものはなんでも欲しいし、嬉しい。
鳴鳴 > 「そうか、ならばそれでいいよ。
愉快になるといい。なんでもするといい。
僕の考えつかないことを、遥か遥か遠き世界まで。
君なら僕を連れて行ってくれるかな?
君が僕をどうするかも、君の自由さ。
絶対者とは、そういうものだよ」
嘲りのような笑みを浮かべて言う。その口角は吊り上っていた。
胸元の赤い刻印が輝く。
「へえ……」
口元を歪め、赤い瞳で石蒜を見つめながら、話を聞いていく。
詰め所を襲ったこと、教師を切った事、落第街で金を奪っていること。
それらを聞いた後に、杯を渡す。中に入っている酒は普通のそれではない。
仙人が飲むようなものだ。一発で酩酊しそうなほどのものである。
「……わかっていないな。君は
享楽を成すということを、わかっていないよ。
僕は、君にそんなことをしろといったわけじゃない。
……僕は、享楽を成せといったんだよ?
そこに、善悪なんてないんだ。だけど。
君がやってるのはただの暴力沙汰さ。そんなことは、そこらへんのごろつきにでもできる。
――それは、君が本当にやりたかったことなのかい?」
石蒜を歪めたのはこの童女だ。
闇に染めたのもこの童女だ。石蒜が闇に落ちるような行為を成していくのは、鳴鳴が原因といっていいだろう。
それにもかかわらず、違うという。
相手が褒められたがっているのをわかっていながら、違うと言うのだ。
不条理、腐条理であった。
「君は揺れているじゃないか……ほら、公園で「お友達」と話していたようじゃないか」
石蒜に私が盃を軽く揺らしてみれば、公園での黒髪の少女と石蒜の会話の様子が映る。
「僕が見たいのは心からの享楽だ。歪み果ててもなお、全てを嘲笑って高みに登る姿なんだ」
石蒜 > 「はい、誠心誠意頑張ります!」期待されている、ということだろうか。もっと、もっとご主人様を楽しませないと。そうすればきっと私だけを見ていてくれる。私だけを。
上機嫌で杯の中身を飲もうとして。『わかってない』の言葉に
「え……あ、あう……。」間違ったんだ、私は間違っていたんだ。
俯いて、下唇を噛み締め、涙をこらえる。
享楽、それは楽しみ。斬り合いは楽しかったし、金を奪うのも楽しかった。
でも、ご主人様は違うという、その事実に悲しみと後悔、罪悪感がこみあげる。
そして「…………!!」俯いて見ていた杯に写った光景に、絶句し杯を取り落とす。
「あ……うあ……ち、違う違うんですご主人様……!私は……」涙が溢れる、どうしよう。揺れていた、私は確かに揺れていた。
ご主人様に捨てられてしまう、それだけは嫌だ。まだ全然ご主人様は私で遊んでない、それなのに捨てられるということは、私がつまらないからだ。
そんな感想だけは抱いてほしくない。
「わ、私は……違うんです、サ、サヤが……サヤが私の中に、まだ残ってて……す、すすすぐに塗りつぶします、もっと歪みますから……捨てないでください……お願いします……。」額を地面にこすりつける、何をされてもいい、ただ失望だけはしないでほしい。そう願いながら。
鳴鳴 > 「ハハ、ハハハハ……」
石蒜の狼狽する様子を見て、石に腰かけた仙人は嗤う。
これが見たかったといわんばかりに、けらけらと嗤う。
すがりつくような、懇願するような、自分の顔色を窺うような。
絶望したような表情。それを見て嗤う。
果たしてその声は、石蒜に届いただろうか。
「まあ、待ちたまえよ。
何故そんなに嘆く必要があるんだい?
何故そんなに絶望する必要があるんだい?
君は真人だろう? そんなことで、悲しんでいてはいけないよ。
それすらも、遊びとするのが本当」
本来ならば、鳴鳴の叱責など気にしなければいい。
全ての束縛から離れて、自由の世界に遊べばいい。
だが、目の前の少女はそれをするにはあまりに一生懸命だった。
「……石蒜。安心するんだ。
僕がいつ、君を捨てるなんていった?」
額を地面にこすり付ける石蒜の方へと歩き、その顎を下から掴んで、こちらの方を向かせようとする。
「そんなすぐに僕と同じところに来れるなんて思っていないさ。
そんなにすぐにここまで来れるのなら、僕なんて必要ないだろう?
君の行為は愚かだ。僕はそう言った。でもね、そう定義する価値観さえ忘れれば、そんなものはどうにでもなる。
君が心の底からそれを望んで楽しめば、それでいい。
君は九万里を翔ける鵬になればいい。
心が揺れないようになって、本当にそれを楽しむことができるようになれば。
僕は君を、褒めてあげる。
……愛してあげるよ」
歪んだ笑みを浮かべて言う。そして、おいでとばかりに彼女の前で腕を広げる。
「折角の玩具を、すぐに捨てたりはしない。
僕は未だ、君で十分に遊んでいないんだから」
その苦しむ様を、まだまだ見切れていないのだから、と。
石蒜 > 笑った、かすかに耳に届いた笑い声。ご主人様が、笑ってくれた。嬉しい、良かった。
私が無様に動揺したからだろうか、きっとそうだ。
もしかしたらご主人様は私をからかって遊んでいるのかもしれない。
それなら良かった、私の苦悩がご主人様の楽しみになった。良かった。
私の顎にご主人様の手が触れる、肌と肌が触れる。それだけで丹念な愛撫を受けたような心地だ、気持ちいい。
「うぅ、ずびばぜん……ずるっ」声にからむ鼻水をすする。醜い声をご主人様に聞いてほしくない。
「石蒜はまだまだ……未熟でした。きっと……ええと……もっと、しょ、精進します……。」どこかズレた返答。自由になる、それは己を律し続けて来た少女には難しいことだったが。褒められる、愛されるとなれば、やらなければ、ご主人様を喜ばせたい、それだけは彼女の偽らざる本心であった。
そして、手を広げられれば。餌を前に待てを食らっていた飼い犬が、それを許された時のように、また明るい表情になる。涙を袖で拭い、その腕の中にゆっくりと飛び込んだ。抱きしめられれば、遠慮がちに、残った右腕だけで主人の背をだこうとする。
「はい、まだまだ遊んでください。ご主人様は石蒜の全て。どんなお遊びでも喜んでご一緒します……♥」母親の抱かれる赤子のような安らぎ、恋人に抱かれる女の喜び。それらを同時に味わい、恍惚とした顔になる。
鳴鳴 > 「君は縛られすぎた。そして、今も縛られている。
かつての君に、そして僕に。君は縛られている。
そんなものは必要ない。君は君のしたいことをすればいい。
だけど……」
自らの胸に抱きついてくる石蒜を抱きしめる。
褐色の手が、石蒜の背を滑る。
「君はまだまだ自分を解放しきれていない。
歪んでいない。いや、元に君に戻るというのならそれでもいい。
それはそれで面白いことだ。
だけど、僕の傍にいたいというのなら、僕の玩具になってくれないとだめだ」
鳴鳴は石蒜より少し小柄だ。その小柄な鳴鳴が石蒜を抱きつつ、その赤い舌で彼女のうなじを舐めようとしていく。
抱き、抱かれながら、肌を合わせる。
「だから僕が手伝ってあげる。君がこの世界から逸脱するほど、歪み切れていないから。
あの時のように、僕が手伝ってあげる。君を僕で染めてあげる。
ほんの少し、僕が後押ししてあげよう。君が、揺らがないために」
恍惚とした表情の石蒜にそう囁く。
そして。
「……でも、それとは別に。
君が揺らぐ姿、僕は面白くなかったな」
嘘である。何よりもそれを悦んでいた。
「暴力や殺戮が享楽の全てじゃない。君は安易に走ったのさ。
だから、そうだな。ご褒美はまだあげられない。
……まだまだな君には、お仕置きしてあげなくちゃね」
耳元で甘く甘く囁く。
「地獄のような快楽の世界で、それすらも楽しめるように。
一度、きちんと躾けておいてあげる。
それで、もう一度染め直してあげるから」
石蒜 > 「お願いします、歪めてください、石蒜を……
サヤであったことを、忘れさせてください……。」
背中にご主人様の手を感じる、私は今ご主人様に抱かれている。
その事実だけで脳がとろけるようだ、足をぎゅっと閉じそうになって、こらえる。
「戻りたくありません……石蒜は、いつまでもご主人様の傍に居たいのです。
だから、玩具に……♥ んぅっ……♥して、くらさいぃ…♥」うなじを舐める舌に、声が震える。
「も、もう……揺らぎ…♥まひぇん…!石蒜はぁ…っ あふっ…♥ご主人様だけのおも…くんっ…♥玩具でふ……♥」燃え立つような快楽に、舌をもつれさせながら、必死に言葉を返す。
「もうしわけ……♥ありませ……んっ♥ 石…石蒜は、浅はかでしぃ……たぁっ…。
お仕置き…♥を…くだ、さいぃ♥♥ごし…ご主人様の好きに……躾けて……えぇっ…♥♥」
お仕置き、躾、何をされてしまうんだろう。きっと凄いことだ、二度と揺らがないように、しっかりと自分が誰かを仕込み直されるんだ。
その期待に、自分の一部に血流が集まっていくのがわかる。
鳴鳴 > 「ああ、楽しいな。人を歪めるのは、とてもたのしいよ。
彼らにそんな能はない。彼らはそんな人間を面白がるようにできてはいない。
でも僕は出来るんだ。彼らに出来ないことができる。
人を、弄ぶことができるんだ」
石蒜への言葉ではない。遥か彼方、どこかの宇宙の中心にして最果てで狂い続ける何かへ向けていったのだ。
石蒜を抱きながら。彼女の体や口に接吻を落し、その手で肌を撫でながら。
黒い何かを、闇なる何かを、彼女に落とし込もうとしていく。
「悪い子だね、石蒜。お仕置きだって言ってるのに。
心底嬉しそうじゃあないか。
でも、赦してあげるよ。君は今、君のしたいことをしているんだ。
それは君の享楽だ……ならば、それでいいんだ。
君が誰であるかを。君が何であるかを。刻んであげよう。
揺らがないように調教してあげる。
そうすればきっと、君は僕を喜ばせてくれるような真人になれるはずだ。
あらゆる世界を己の楽しみのために遊ぶ存在として。
この僕の代わりに、この世界で遊んでくれるはず」
「……僕が飽きるその時まで」
そう石蒜に囁いた。
一人の少女を闇に染めていく。自分が何かをせずとも、彼女が何かをなしてくれるだろう。
そう鳴鳴は思うがゆえに、こうしていた。
そういう風に導いておきながら、彼女の自由にと、囁くのだ。
彼女の血流が集まるそこに足を向けて弄ぶ。
「じゃあ、僕の仙窟に帰ろうか。
そこで地獄を見せてあげるよ。君は悪い子だからね。
……いつか、君も「門」の果てに行けることを願うよ。
彼らがこの世界に帰ってくる、そのときに」
石蒜の着物のあわせを無理やり解きながら、世界が闇に染まっていく。
無数の名状し難い何かが蠢く場所への扉が開き、二人を飲み込んでいく。
鳴鳴の仙窟への入り口だ。
そこに、誘われていったのであった。
石蒜 > 快楽に溶けた脳で、話を聞いているのかいないのか。
話しかけられればかすかに頷くも、口から出るのは嬌声ばかり。
「はぁーっ♥はぁーっ……♥」息を弾ませ、ほんの数日前まで、性的知識などほとんどなかった少女は、淫靡な笑みを浮かべる。
「お仕置き……お仕置きぃ……♥♥」頭に浮かぶのはそれだけ、ご主人様が石蒜をお仕置きしてくれる。
揺らぐ私を塗りつぶしてくれる。私の中のサヤを殺してくれる。
ご主人様のためならなんだってしよう、「門」の果てがどこかわからないが、そこにも行こう。
私はご主人様のために生きているんだ。望むまま、何にでもなろう。
私が何かなんて些細な問題だ、私はご主人様の玩具。ただそれだけでいい、それだけで。
狂信に似た陶酔状態のまま、扉の向こうへと消えていった。
ご案内:「転移荒野」から鳴鳴さんが去りました。<補足:【乱入歓迎】 道服の童女、悪い仙人/元ロストサイン>
ご案内:「転移荒野」から石蒜さんが去りました。<補足:黒髪に漆黒の巫女装束の少女、隻腕。>