2015/06/21 - 16:18~03:23 のログ
ご案内:「常世公園」に遠条寺菖蒲さんが現れました。<補足:長い黒髪を結い上げてポニーテールにした青い瞳の女生徒。護身に小太刀を携帯している生徒会幹部候補生>
遠条寺菖蒲 > 考え事をまとめようと放課後に校舎を出て歩き回って公園に辿り着く。
菖蒲のに取って初めてとなる公園であった。
(小さい頃はずっと家から出られなかったからなぁ)
そんなことを考えながら公園内へと入っていき遊具を眺めることにする。
遠条寺菖蒲 > ここ数日、次から次へと押し流されるように目まぐるしく事情が変わっていき、
色々と教えられ認識し理解しようにも追いつけない部分が多い。
少しはのんびりとこういう穏やかな場所でゆっくりとするのもいいかな、とか考えて公園内を見る。
自動販売機で桃の飲料水を購入してベンチに腰掛ける。
ご案内:「常世公園」にアリエンティアさんが現れました。<補足:ドイツ幼女。黒と白の混じった腰ぐらいの髪に普通の制服。赤い目が特徴>
遠条寺菖蒲 > 「色々とやりたいことは多くても……動けないなぁ……」
やりたいこと、確かめたいこと、探したい人。
やることは多くてもその時間があまり捻出出来ない。
学生として授業の課題はやらなきゃ駄目だし、幹部候補生として任された仕事も処理しなければならないし、次の日もあるしで割りと行動出来る時間は限られる。
そう少し愚痴るようにぼやく。
アリエンティア > 「……ぁ……」
自販機から飲み物を買うおねぇさんを見て少し、羨ましそうに声を出す少女が一人。
いつからそこにいたのか、じーっと一番上にある飲み物を見つめている。
遊具で遊ぶこともなく、ただただ自販機と
そして、お姉さんを見たりみなかったり
ご案内:「常世公園」に神崎 聖さんが現れました。<補足:生徒会幹部候補生の人間で女性。銀髪の長髪に深紅の瞳。髪を黒いリボンで止めてる。 #異能や魔術をコピーできる能力持ちです。 >
遠条寺菖蒲 > 気が付くと知らない小さな女の子に見つめられている事に気がつく。
珍しい容姿の子だと少し目が奪われる。
どうやら自動販売機と自分を見ているようだと気がついて声をかけてみようかと思う。
ベンチから立ち上がり少女の前に行き屈んで微笑んで声をかける。
「こんにちわ、どうかしたの?」
神崎 聖 > 先程の落第街の戦いを最後の方しか見れなくて
不服そうに公園で気分転換しようとした。
小さな女の子と、見知った顔がいる。
さて、近くに寄ってみよう。
アリエンティア > 「……ぇ、ぁ!? えっとえっと……」
びくぅっと話しかけられると思ってなくて
「Es tut mir leid war es überhaupt nicht böswillig und」
咄嗟に出てしまったのは母国の言葉。
わたわたと手をブンブン降って、何でもないとごまかすように。
そしてぱたぱたと自販機にお金を入れて
思いっきり背伸び。
でも、ボタンに届いてない。
悲しきかな年齢は小学生。
オレンジジュースに手が届かないのだ。
「で、出来申したら、あの、押して、くれたり、しんぜますか?」
すごくカタコトだった
遠条寺菖蒲 > 目の前の少女に視線をおくっているため声をかけるまでは特に聖には反応しないだろう。
異世界からの子かと思ったがこっちの異国の子か、逆に珍しいかな、と少し考えたが後輩にもいたわねと少し笑う。
「いいですよ。どれが欲しいの?」
立ち上がり自販機へ向き直ると少女を見て尋ねる。
神崎 聖 > とりあえず…。挨拶してみるか?
「ごきげんよう。お二人共」
挨拶をする。さて小さい子は
私を知っているのか。
知らなければ自己紹介はしておこう。
アリエンティア > 「これ、この、オレンジ、ジュース……に……ううん、さん、ぼんっ」
指をさすと、『ぽんかんじゅーす』と平仮名で書いてある。
ん~~~~っと指を伸ばすけど、やっぱり届かない……
近づいてくる人にちょっと首を傾げるが
「Auf Wiedersehen《ご、ごきげんよう》」
挨拶されるのに気づくと、はっとなってはしたないのをやめて
スカートをつまんで挨拶を返してみた
遠条寺菖蒲 > 軽く顔だけで聖にはまず会釈しつつ、少女の示すオレンジジュースを買う。
三本も買うようだが、大丈夫だろうかと考えつつも欲しいのならばそれでもいいかと続けて二本追加する。
「こんにちわ、神崎さん」
と三本のオレンジジュースを手にして聖へと挨拶をして少女の前でかがみ。
「はい、これでよかったのよね?」と笑みを浮かべつつ差し出す。
神崎 聖 > 少女の言葉に疑問を持った。
何か可笑しい。
「それは、「さようなら」「またあいましょう!」とかじゃないかな?」
指摘してみよう。
そして、ジュースは菖蒲に任せよう。
アリエンティア > その笑顔がなんだかとっても素敵で。
大和撫子ってこういうものを言うんだっけと思いつつ。
「あ、ありがとうごじゃなしゅ……」
買ってもらったのが恥ずかしくなったのか
顔を真っ赤にしながらうつむきながら”2本だけ”受け取って。
髪の毛をくりくりと指で弄りつつ。
「……それあげます……御恩と奉公……大事な鉄則……」
そして間違いを指摘されれば
「はうあっ!?」
うつむきながら、うー……っと声を出しながら
すっと銀髪の女性にポンジュースを一本差し出した
神崎 聖 > 「お、ありがとう。なに、間違いはよくあるよ。」
ジュースを受け取り、さっそく飲もうと
するでしょうか。
遠条寺菖蒲 > 「お役に立てたならなにより」
照れる少女を可愛いなと思って少しお姉さんっぽく振る舞おうとか思ってしまう。
くれるという一本を両手に持って
「ありがとう、そういう事なら有り難く頂戴するわ」
中々面白い子だな、と思ってしまう。
今どきの世の中でそういう事を言える子は少ないと新聞とかテレビドラマで聞いた気がしたのでそう思った。
アリエンティア > 「それあげるから、あたしは間違ってなかったことになった。そういうことにしておいて…………くだされ、です」
ぅぅっと、なりつつ。自分もプルタブに指を引っ掛ける。
開かない。力を入れる、開かない。もういっちょ
ぱきゃっ……
「開いた! ………………」
なんでもなさげにくぴくぴ飲みながら。
「お姉さん達、先輩、なの?」
首をかしげながら話題を変えて、恥ずかしさをごまかそうと試みる
神崎 聖 > 「はいはい。分かりましたよ。」
そういって軽めにジュースを飲む。
聞かれて
「ん?私もそっちの人もその通りですよ?」
そう答える。
遠条寺菖蒲 > 先輩、なのだろうか?
異国の子は割りと飛び級とかしている場合が多いのでその疑問に僅かに悩むが考えたところで少女の学年は知りはしないので聞くしかない。
「私は高等部一年だけれど、あなたは?」
聖の言葉を補足するようにして、
「彼女は私の先輩で二年ね」
アリエンティア > 「あ、黒髪のおねぇちゃん、あたしと同学年だ」
わ、これはちょっとまずいのではなかろうか。
威厳が、こう。こう、なんていうかこう!
でもいっかと思っちゃうくらいには綺麗なお姉さんなので
いろいろ考えるのはやめることにした。
ちなみに悩んだ表情と、まぁいっかという表情。そしてふぅっとため息。
まるで百面相である。
「白銀のお姉さんは、先輩なんだね。覚えておく」
こくこくうなずきながら、美味しそうにジュースを飲みきった。
よっぽど喉渇いていたようである
神崎 聖 > 「しかし、よっぽど喉が乾いていたのね。」
その飲みっぷりに感心しつつ…。
しかし可愛らしいなぁと思いつつ。
「ふぅー」
私も飲みきる
遠条寺菖蒲 > やっぱり飛び級かぁ……となんとなくそうなのではないかと思っていたので予想があたって嬉しいやら同級生と言う不思議な気持ちを抱きで少女ほどではないが僅かに表情をが揺らぐ。
「同級生ならそのうち学園内でも会うかもしれないね。
私は遠条寺菖蒲(えんじょうじあやめ)。良ければ名前を聞いてもいいかしら?」
同級生なら知り合っておこうとそう聞いてみる。
神崎 聖 > 菖蒲が名乗ったのを見て、
私も名乗ろうと思った。
「私も名乗ろうかな?神崎聖(かんざきひじり)。」
小さい子に名前を教えておこう。
アリエンティア > 「き、昨日から狙ってたけどの、飲めなかったから……」
はしたない場面をまた見られてしまった、恥ずかしい。
髪をくるくるしつつ、自己紹介をされたのではっとして。
ちょっと雰囲気を変えてきりっとしてみた。つもり
「あ、アリエンティア・ルン・エーデルハルト、です。専門は一応召喚魔術、です。
えっと、異能に関してはいろはも知りません。
日本語不自由、ドイツ生まれ。家では”落ちこぼれ―ガラクタ―”って呼ばれてました!
よろしく? お願い申し上げまする?」
最後になって日本語が怪しくなって疑問形だ。
「ミス神崎 と ミス……え、え、エンジョジ?」
神崎 聖 > 「アリエンティアさんだね。よろしく。
しかし召喚かー。興味深いね。」
好奇心から笑顔でそうかえす。
遠条寺菖蒲 > 昨日から狙ってたと聞いて思わず笑ってしまう。
「ふふ、ごめんなさいアリエンティアさん、名前で呼んでもいいかしら?もし今度から飲みたい時に近くに私がいたら言ってくれれば喜んで手伝わせて貰うわ」
と少し笑ってから息を整えて
「それとそこまで言わなくても大丈夫よ。色々と興味深くはあるけれど、家でそう言われていた、とか口にしなくてもいいのだから…」
きっと事実なのだろうがあまりにも当然のように言うのでそれは別に言わなくても良かったのだと言っておこうと思った。
「言い難いなら菖蒲でいいわ」
聞き取りには問題がないようだし後は滑舌と数を喋るだけでこの子は普通に日本語を扱えそうだなと思う。
国外の言葉を授業でしか知らない菖蒲にとっては凄い子だという感想を抱くところである。
アリエンティア > 「……そう? みんな使えるよ。召喚魔術。いろんな種類、いっぱい
でもあたしは、ただ一体だけしか呼べないし。それに家族と違って一種類しか使えないから」
白銀の美女……神崎には、そう答えて。ちょっとおどおどした感じ。自分に興味を持たれること自体が少女には初めてで。
どう言ったらいいかわからなかったので真実をそのまま口にした。
黒髪の美女……菖蒲が笑ったのを見ればどこかむっとしてしまって。
ちょっと涙目に。でも手伝ってくれると言った瞬間笑顔になった。
「そうなの? でも呼び方はあったほうが楽、じゃない?」
そう、今の提案のように。
「よろしく、ミス・アヤメ」
少し発音は変だが、しっかりと名前を呼べたようだ
神崎 聖 > 「なるほど、一体だけね。
でも逆に言えば、一体だけにしてあるからこそ
得化してると、考えたくならない?」
なるほど、この子は私とは違う。
一体だけとは気になるが、逆に得化してるかもしれない。
コピーして多数を扱う私とは違う。
アリエンティア > 「……わかんない。あたしはガラクタらしいから
でも、誰にも負けないけど」
そういう理屈はわからないが
でも、思うのだ。
「あたしは多分優秀じゃないしすごくないけど
誰にも負けない。絶対。うん、それだけは確か」
えへへっと、笑いながらこくりと頷いて確かめるように。
「縁、だっけ? その力ってここ、日の本では言うんだよね?」
遠条寺菖蒲 > 「私は召喚魔術とかは専門外かな……」
そもそもが自分の使う魔術が特殊であるため殆どの魔術の術式だ何だとかそう言う話題には食いつけない。
「こちらこそよろしくね、アリエンティアさん」
笑顔が似合う子だし、このまま仲良くなれたらいいなとは思う。
それに先ほどのは外人特有のジョークと思う子もいるだろうけど、自分でそういうふうに言うのはなにか変だとは感じつつもそこまでだ。
アリエンティア > 「ミスアヤメは、大和撫子なの? 種族、大和撫子?」
首をかしげて
「カグラマイ、タイマ、ニンニーンってやつが専門?」
じーっと見ながら。でも少なくとも自分よりはすごいはずだ。
しなやかな足、綺麗なクビレ。
モデルのようなスタイル。
無駄がない体躯。
「イアイ、きええええ?」
ん、よろしくってついでのように言いながら
ぶんぶん刀を持ったふりした手を振ってみる
神崎 聖 > 「まぁ、縁ってやつかな?」
そうかえす。
「たとえ、ガラクタだとか言われても
誰にも負けない。その強い意思があれば
いいのです。おねーさん感心ですよ。」
おねーさんぶる。先輩。
アリエンティア > 「……なんか違う?」
そういうミス・カンザキのは?
と首をかしげてじっと見つめて
「でもガラクタには変わらないよ?」
こてんっと首をかしげて
それは事実だというように。
「意思、だけじゃなんにもならない、よね? 現実、変わらないし」
遠条寺菖蒲 > なの?と言われてアリエンティアと同じ方向に同じように首を傾げる。
「うーん、日本人ではあるけどね。大和撫子ってきっともっと深窓の令嬢みたいな日本のお嬢様の事を言うんじゃないのかな?私にはちょっと分からないかな?」
まさか自分がそう言われる対象になるとは少し予想外だった菖蒲である。
周囲からの自分の認識というものに疎い菖蒲にとっては貴重な意見の一つでもある。
「忍者ではないけれど、神楽舞なんかは昔ちょっとやってたかな……退魔に関しては元って付くかな。現役じゃないからね」
と考えながら答える。
こっちからしてみると向こうの文化が面白いように向こうからすると日本の文化が物珍しく写っているんだろうなぁと少し微笑ましくその身振りを見守る。
神崎 聖 > 「まぁ、現実は代わりはしないけど、
すぐにへこたれるのがいるからねー。
現実は変わらずとも人は変わるのさ。」
二級学生の大抵はそうかもしれない。
人はへこたれたり、立ち直ったりする。
「まぁ、私が好みなのはすぐにへこたれない子だね。」
自分の好みを言う。
アリエンティア > 「……ほー、おぜうさま。でもミスアヤメとっても美人ツヤツヤーだから、そんな感じするかも。黒髪、ツルツルスベスベ、ゲイシャ!」
あれ、なんか違う? っとまた首をかしげつつ。
ほへぇっと納得したように頷いて。
「タイマミコ! カンナギっ……しゅっしゅ……シュシュ? でも踊れるんだ、すごいっ」
きゃっきゃっと、嬉しそうに笑って。
「……もう、引退しちゃったの?」
アリエンティア > 「人は変わるの?」
少し考えて
「わかった! 女は化けるってやつだね!
ミスカンザキ、おとなだー!!」
わぁっという顔をして、好みって言われると体を抱いた。
「……いぇす、ろりこん、のーたっち?」
神崎 聖 > 「私、ロリコンとかそういうのじゃないからね?」
どういう風に見られてたんだ私。
というか、物理的に変わらないぞ。
大人って言われたのはいいが、ロリコンじゃない。
「私をそういう風に見ないで傷つく」
危ないおねーさんにみられるのは
少し傷つく、ロストサインに所属してた時に
いろいろあったが、今のはそれ以上だ。
遠条寺菖蒲 > 「芸者はちょっと違うかな……?でも、そう言ってもらえるのは嬉しいからありがとうね。私はアリエンティアさんも肌が白いし髪の毛も珍しいからお嬢さまって感じがするけどね」
「うん、もう現役とは言えないかな。今持ってるこれもただの護身用だし」
と言って肩にかけている刀袋に視線を向けてから少し首元をいじくりシャツの中に隠れてたロザリオを出して見せて、
「後輩からこういうのを貰って身につけてるくらいだからね」
と笑いかける。
無神論者という訳ではないが、こだわりはないと言うところである。
アリエンティア > 「ちがった、ごめんなさい」
間違ったなら謝る。でも、ちょっと距離はとりっぱなしである。
「Love じゃなくて Like ってものだね。わかるよ」
うんうんって頷いて、理解しているように見せる少女。
ごまかすように白ではなく黒い髪を指でくるくる。
「じゃあ、どういうふうにみたらいい?」
アリエンティア > 「お嬢様? 家は立派だけど、そんなすごいやつじゃないよ?
そんなちやほやされないし、大切に、されないし」
うんうんっと思い出すように告げて。
「えへへ、そう? アヤメ、あれでしょ、たらしってやつでしょ?」
てれてれしつつ覚えたての日本語を使っていく。
意味はあってる? はずだ。
「……ロザリオ……魔除け、破魔。それに刀……祓魔師……」
それを見てぶつぶつと、頭の中の学問と照らしつけつつ。
「日の本はヤオロズの神。もともと”そう”だから別に変じゃないよ?」
神崎 聖 > 「うん、そういうこと。
だから、離れられると…。
その、つらい。」
ロストサイン時代に血が流れるような事はあったが
それは些細なことだ。現状のこれよりは。
「普通のおねーさんを見る目で頼む。切実に。」
本当に切実です。
そして菖蒲のロザリオを見て、
「おや、それは?てか、誰から貰ったの?」
疑問をぶつける。
アリエンティア > 「はなれられるとつらいの?」
……じゃあっと一息いれて、ダッシュ。
ぴたぁっと足に抱きついた。
「密着したら幸せ?」
上目になりつつ覗き込むように。
神崎 聖 > 「うん。それでいいかな。」
離れられるよりはいい。
てか可愛い。私はロリコンじゃない。
でも可愛い。私はロリコンじゃないからな。
「さっきのよりはずっとましだね。」
どんびかれるよりはいい。
アリエンティア > 「じゃあくっついてるねっ」
ふわりと笑いながら髪をいじりながらちょっと
ドラマで出た、魅せる! 女の動きを実演。
すごく背伸びしている感じが出ていた。
「それで、ミス・カンザキの魔術は?」
遠条寺菖蒲 > 「それじゃあ、きっと私の家も大した事はないんじゃないかな?
私も大切にされてたかどうかは少し怪しいからね」
そう苦笑して答える。
「たらし?……それは言葉巧みに異性を弄ぶ人のことだから私は違うんじゃないかな?」
単純に褒め返しただけだしね、と呟く。
同姓の場合は違うんじゃなかろうかと菖蒲は少し首を捻る。
「確かに元々日本のは名前だけしか出てこないような神サマも多いからね。そういう意味じゃ少し宗教観の違うものを持ってても別におかしくはないかもね」
と答えてから
聖の方を向いて問に反応する。
「うーん、答えないとダメですか?一応私の後輩ってことで」
最近自分の身の回りでは色々とあったりしているので不用意に知り合いの名前を本人の居ないところで出すのはちょっと躊躇われた。
神崎 聖 > 「まぁ、知りたくないと言えば嘘になるかな?」
そう答える。知りたい。
好奇心からだろうか?
「あ、私の魔術?つまらないと思うけど…。
こんな感じ?」
掌から光が現れる。
アリエンティア > 「……んー? そうなの? じゃあ似た者同士?」
首をかしげつつ。
「えー、違うのぉ? じゃあ、何になるの?」
呼び方の知識はあまりないのか、ちょっと考えて。
天使……? とか呟きつつ。
「うん、おかしくないよ。こういう国だからこその
編み出せる術……も、ある? って聞くし、なんだっけ?
しきがみしょーかーんだっけ? この前授業で出た」
そして神崎の手のひらが光ったのを見れば
驚いてとんっと尻餅をついた。
そして感動したように。
「すごいっ!」
そのままポーっと見ているので
スカートの中身は見えっぱなし。
くまさんである
遠条寺菖蒲 > 「きっとね」
一瞬だけウィンクして見せてそう言う。
その後のアリエンティアの呟きも聞き逃さずに
「天使というなら見た目的にアリエンティアさんのほうが天使みたいですよ」
と口に手を当てて微笑みながら言う。
実際天使の羽根やらそれっぽい格好をしたら似合うんじゃないかと菖蒲は少し思った。
「ありますね、式神の使役など。あれはあれで便利なのでしょうが私には扱えないのでなんとも……ですね」
通常の式神は扱えないので菖蒲には余り詳しくない部分だ。
故に曖昧に答えるしかない。
神崎 聖 > 「凄いっていわれるのは…。
純粋に嬉しいんだけど…。」
そのぽーっと見ている様に不用心なそれ。
「その…。見えてますよ?可愛らしいくまさんぱんつ。」
単刀直入に言う。それはどストレートに。
じーとみる。
遠条寺菖蒲 > 聖に知りたいと言われても少し困ったように笑って
「そのうち教えますよ」
と答える。
アリエンティア > 「……んにゅ……」
ぽっと頬が熱くなる。
美人にされたらなってしまうものだ。
ちょっとずるいぞっと思いつつ、お姉さんだからって。
「天使? ううん、あたしは、悪魔だよ?」
首をかしげて、違うよっと否定して。
嬉しそうに笑った。
「……あれ、カンナギはコマイヌ連れてビューンは違うんだっけ?」
首をかしげて、はてと。
そしてパンツと言われてばっと隠し、神崎から離れて
菖蒲の足にしがみついて。
「……ろりこん、変態。デリカシーなし」
ジト目で告げた
神崎 聖 > 菖蒲にそういわれて…。
「んー。まぁ、気を付けてね?
下手したら純潔無くなったりするし。
最近世知辛いから、あれこれされるしね。」
ふと病室の風紀を思い出す。
お見舞い行ってないな。
菖蒲に何が起きたかしってか知らずかは
聖本人しか気づかない。
「うん、おねーさんが悪かった。
それ凄く傷つくし、泣きそう。」
ロリコン、変態、デリカシーなしと言われて
流石の聖もこれはへこむ
遠条寺菖蒲 > 「天使のような悪魔の笑顔、なんてフレーズの歌詞昔あったくらいだものね」
うんうんと頷いているがきっとアリエンティアの言葉の意味は通じていない。
「陰陽師、かな。多分そういうのは。私もその辺の分類は詳しくはないのよね」
菖蒲は一般教養を中心に授業を撮っていておまけ程度と必須になっている異能魔術などの超常の授業以外はノータッチであり、専門分野になると少し知識不足となる。
「かんなぎは、雨乞したり神さまの声を聞いたりとかかな?」
とあまり詳しくない情報のみで答える。
「……神崎さんは、余り滅多な事は言わないほうがいいですよ。
世話を焼く言葉も時と場合を選ばなければ不信を抱くものですから」
と声色や表情は変えないがこれまでの菖蒲の態度とは少し違ったものを聖にこれからは見せることになるかもしれないと言う姿勢をみせる。
神崎 聖 > 「ん、分かりましたよ。少し余計なお世話だったかな?」
態度が変わった気を感じて何かを察したようだ。
仮にこの人が私の過去を知ったら敵対するかもしれない。
ならば、無意味な暴力が始まるかもしれない。
ここは穏便に済ませておこう。
アリエンティア > 「いや、これからは変態って書いてルビしゅくじょって呼ぶ
それはこの国の嗜みでしょ。淑女のカンザキなら知ってそう」
むーっと頬を膨らませながら。
「ジーッと見て柄まで。ほかの人に聞かれてたらどうするのさ、どうするのさ」
ブツブツ言いながら……
「……? ミス・アヤメはそっちのお勉強得意じゃないの?
もしかして、さっきしゅくじょがいってた特化型?」
ここまで同じなのかなと嬉しそうに。
「すごく勉強できそうなのに……理科とか得意かな……?」
”空気”には敏いからか、捕まってたのをちょっと離れて。
離れたのを気まずそうに、俯いた
神崎 聖 > 「どこで知ったし…。てかそれもやめて。
それも傷つくし。」
菖蒲に警戒された時よりも、凄いダメージだ!
変態さん扱いされるのはきつい。
「と、言うか、菖浦さんに聞かれてると思うよ?」
私以外にくまさんぱんつ(本人)と菖浦さんがいる。
「大丈夫。他には言わないから。」
遠条寺菖蒲 > 「……聞く場所によっては詳しくというところでしょうけどね」
そもそも私の被害に遭った事件については詳細を知るものは生徒会幹部と事情を説明した風紀委員会の特殊警察第二小隊の隊長とその協力者くらいであり、それ以外は異能を持つものだったりとかする訳だが……。
先ほどの口ぶりから「何か」を知っていると考える。
「異能や魔術の知識はちょっとね。一般教養だけならこれでも中等部時代は上位だったんだけどね」
と少し困ったように笑う。
そっちの分野はどうにも踏み込んでいない菖蒲にとっては少女の話題に乗れないのは少し申し訳なく思った。
そしてちょっと袖に描く隠れてた腕時計を確認する。
「そろそろ、私は家に戻らないとダメかな?ちょっと今日はやることがあってね」
と二人に軽く頭を下げる。
アリエンティア > 「……絶対だよ、言ったら怒るからね? 怒るよ、ホントに」
顔を真っ赤にしながら。白くて余計に目立つ赤さである。
「えっと……じゃあ、その。数学と理科と国語……今度、教えて、欲しいな……その……」
――同級生でお話できる人いないし。
ってつぶやいて。
「バイバイ、ミスアヤメ」
手を振る。
そして、神崎の足にしがみついて。
「レディに恥をかかせたから、ちゃんとお家……寮まで送って……」
遠条寺菖蒲 > 「一般教養なら高等部三年の分までなら予習してるから任せてね、私もまあそんなに知り合いは多くないから歓迎するよ」
と笑顔で答えて桃の飲料水の缶と未開封のオレンジジュースの缶を片手手を振る。
「神崎さんもアリエンティアさんもまた」
と言って公園を去る。
神崎 聖 > 「んーたしかに、私もアリエちゃんのように
デリカシーなしと言われても仕方ないか。
まぁ、今度聞く場所と、場合に気を付けるね?」
菖蒲にそういう。聖は何か知っているのかもしれない。
そして、菖蒲にしか聞こえないような声で
「もし、知りたかったら時間があれば教えるかもね?貴方の都合と私の都合が良ければね?」
そう伝える。機会があれば乗ってみるのもいいかもしれない。
ご案内:「常世公園」から遠条寺菖蒲さんが去りました。<補足:長い黒髪を結い上げてポニーテールにした青い瞳の女生徒。護身に小太刀を携帯している生徒会幹部候補生>
神崎 聖 > 「じゃあ、またね?」
菖蒲を見送る。
そして、
「私が悪かったわ。聖おねーさんが送っていくから
寮まで案内していくよ。」
そう言って、アリエンティアの手を握ろうとするでしょうか。
アリエンティア > 「……ん」
おとなしく手を握り返し、
小さな歩幅でゆっくりと後について言って
「……ついでに街のことも教えてくれると助かります」
神崎 聖 > 「ん。じゃあ行きますか。
町の事も教えてあげるね。」
そう行って寮まで送っていく。
その途中で…。
「しかし可愛らしいなぁ。アリエちゃん。
その見た目とか、くまさんぱんつとか。」
やっぱり聖おねーさんはいじわるでした。
悪い人じゃないけど、いじわるないいおねーさん。
アリエンティア > 「ん、ちゃんとエスコート、してください」
良きに計らえって感じで言いつつ。
ぎゅうっと、手の甲を抓った。
爪を使って、しっかりと。
「淑女のカンザキ先輩はホント冗談がうまいことで
あたし歓喜のあまりに手に力が入っちゃてええええええ」
――ろりこん、変態! らちされるー、助けておまわりさーん
って叫んでいた
神崎 聖 > 叫ばれると不味いが、でも事実なのか。
とりあえず異能で私とアリエンティア以外は
叫び声が認識出来ないようにした。
流石に社会的には死にたくないのだ!
「わーごめんごめん!冗談でも言い過ぎた!
だってアリエちゃんが可愛いからおねーさん意地悪したくなるって
いうか!くまさんぱんつ可愛いっていうか。
すべてが可愛いっていうか!」
そんなこんなのが続いて送っていったのでした。
ご案内:「常世公園」から神崎 聖さんが去りました。<補足:生徒会幹部候補生の人間で女性。銀髪の長髪に深紅の瞳。髪を黒いリボンで止めてる。 #異能や魔術をコピーできる能力持ちです。 >
アリエンティア > 「ええい、褒めてるのかけなしてるのかどっちなのだ!!」
もはや日本語もヘンテコになりつつ。
「可愛いからって意地悪したくなるってなんですか
そんな歪なものはいらないっ、もう知らない。ばかばかばか!!」
とかいいつつ逃げずちゃんと送られていきましたとさ
ご案内:「常世公園」からアリエンティアさんが去りました。<補足:ドイツ幼女。黒と白の混じった腰ぐらいの髪に普通の制服。赤い目が特徴>