2015/06/21 - 22:10~01:21 のログ
ご案内:「薔薇園」にアリストロメリアさんが現れました。<補足:由緒正しい魔女のお嬢様。態度は尊大だが非常におおらかで善意的である>
アリストロメリア > (本日は、以前来た薔薇園へとランチをしに足を運ぶ
美しい世界各国の薔薇が咲き誇る薔薇園の中に、英国式の格式高い建物があり
それはフレンチのレストランであり、ランチやディナーを提供している他
午後のティータイムにはアフタヌーンティーを楽しめる場所でもある)
アリストロメリア > (普段は極貧生活を送っているが、時折こうしてお休みの日にたまの贅沢をするのは
ここ最近の密かな楽しみになっていた
それに、こういう密かな楽しみがあるからこそ日々の生活に耐えられるものでもあるし
贅沢が出来ると言うのは感謝な事であると同時に
日々、食べるものに困らない当たり前の生活にも、心から感謝できるので
悪くは無い生活であった)
アリストロメリア > 流石に……6月下旬ともなれば、日差しが強いですわね
(日傘をさして、強い日差しを避けながらも
美しく力強い初夏の日差しに反射して輝く白薔薇は一層美しさを増している様にも見えたし
天気も良く、お出掛けには最適な正午だった)
アリストロメリア > (美しい薔薇達を横目に歩いていきながらも、今は真っ直ぐに
フランス料理店へと足を運ぶ
訪れてみれば、まだお昼になったばかりの早い時間だからか
店内もまだ空いていて、すぐに席へと案内して貰えそうだ)
(美しい装飾の扉の前には、今日のランチメニューが置いてあった
本日のランチ1200円~
魚のランチ1500円
お肉のランチ2000円
オードブルは+700円
スープ、サラダ、デザート、飲み物付き
――……と、手軽な値段から楽しめるのが嬉しい所)
アリストロメリア > (扉を押せば、来客の訪れを表すベルが店内に鳴り響き
お店の人がすぐに現れ、案内してくれた)
店員「いらっしゃいませ、お一人様でしょうか?」
アリス「ええ、一人ですわ」
(「中になさいますか?それともテラスになさいますか?」と問われれば――……
天気も良く、薔薇園の薔薇達は美しく咲き誇っている為
「テラスでお願いします」と答える
きっと、美しい薔薇達の咲く庭園で食事をするのは、とても贅沢な一時でしょう)
ご案内:「薔薇園」に秋尾 鬨堂さんが現れました。<補足:悪魔のLと呼ばれたマシンを操るドライバー。踏んでいける男。お昼は優雅にサンドイッチと紅茶。>
秋尾 鬨堂 > テラスには、オレンジのジャケットに紫のシャツ。
薔薇園の中にあって、薔薇に華やかさを譲る気は一切ない。
おおよそ慎ましいとはいえない色合いの男。
「一足先にいただいているヨ、レディ」
紅茶である。
そしてサンドイッチである。
安い。
あまりにも安い。
ここは喫茶店ではないのだ。
アリストロメリア > (席へと案内されれば、ワイングラスに水を注いで貰って
お手拭きとメニューをそっと置かれる
改めてメニューに目を通せば
本日のランチは
『子豚のグリル』1200円
『魚のランチ:本日の魚はカレイの衣焼きバジルトマトソース』1500円
『お肉のランチ:子羊のグリルチーズリゾット添え』2000円
(オードブル+700円)
スープ、サラダ、パンorライス、デザート、飲み物付きという格安で楽しめる所から
『ブランシュ』
スープ、サラダ
オードブル
パスタ
選べるメイン(魚or肉)
ライスorパン
デザートの盛り合わせ
飲み物
『アトリア』
小さなオードブル盛り合わせプレート
温かいオードブル
季節のスープ
本日のお魚料理
本日のお肉料理
ライスorパン
デザートの盛り合わせ
飲み物
『ベラドンナ』
アミューズ(一口のお楽しみ)
本日の冷静オードブル
フォアグラ料理
季節のスープ
本日のお魚料理
爽やかなお口直し
本日のお肉料理
ライスorパン
デザートの盛り合わせ
飲み物
――……と、上の方はランチでも高価だが本格的に楽しめるメニューも
アラカルトまで、様々に置いてある
デザートが充実しているのは、場所柄的にも女性の来客が多いせいなのだろうか?)
(声がかかり、ちらりと声のかけられる方を見れば――……)
まぁ……!先生
此方にいらしていたのですね(ひらひらと手を振って、嬉しそうに声をかける)
先生はお一人ですか?もし、御迷惑でなければ相席をご一緒してもよろしくて?
秋尾 鬨堂 > 「もちろん。いや、一人のお昼というのも寂しくて」
軽やかに立ち上がる。
相席、とは言っても、一度席に着いた女性を立たせるのはマナーはともかく主義に反する。
「ドゥーィッ」
くるりとバレェダンサーのようにトゥを立て回転。
ティーカップとサンドイッチの皿を持ったまま、テーブル間を移動。
何らかのパフォーマンスを疑う動き。
だが…珍しくもない、この人物、この状況であれば!
「で、そちらも一人、と アリストロメリア君」
着席。
このようなレストランに学生の脚が近づきがたいのはわかるが、
彼女とて孤独ではない。
「わざわざ休みの日に訪れるからには、一人になりたかったかナ?」
アリストロメリア > ありがとうございますわ……是非ご一緒に
(先に来て食事をしている先生の方へと、店員に声をかけて席を移して貰おうかと思うが――……)
(バレエ最高峰、白鳥の湖のオディール役も真っ青だろう
――……いや、もしきっとこの場にバレエ関係者が居たらスカウトされて居そうなほどに
美しくも鮮やかなグラン・フェッテ!
因みにグラン・フェッテとは『鞭で打つ』という意味を持つ
バレリーナが片足を爪先で立ち、もう一方の足を無知の様に蹴り出して回転する大技である
白鳥の湖のオディールが有名であり、4の倍数の32回転を最高とさせる非常に難しい技である)
(実に難しい動作を、美しく、しかもティーカップとサンドウィッチ皿を持った状態で行い
その上更に、テーブルの間まで移動すれば――……
周囲の客が観客となるのは、自然なことだった
見事な彼のパフォーマンス?に、周囲からの注目と、拍手が聞こえてくる――……)
(そして、何より凄いのが、そんな大技を難なく披露しておきながら
また何事もなかったかのように、当の本人が席に着き、至って普通の客として語り始めた所だ)
凄いですね、先生。まさか以前はバレエを……?
ええ、私も一人でお食事ですわ。今日は月に一回の、贅沢であり楽しみですの
一人なのは、偶然ですわ
(彼女は友達が居ない訳でもない。もし見覚えがあるなら蒼穹嬢や、シュリク嬢等と一緒に
会話したりお食事をしたりという姿を見た事があるかもしれない
要するに、一人で居るのはたまたまそういう気分だっただけであった)
秋尾 鬨堂 > 息を切らせる程ではないが、その移動にかかったコストは早々の一服を必要とした。
カップを傾け、香りと味を楽しむと息をつく。
「良かった。お邪魔というわけでは、無いようだネ」
レディの言葉を額面通りに受け取るのは、紳士の嗜みである。
バレェ。もう、いつのことだったか。拍手には、照れくさそうにはにかみ応える。
「わかるかい?でも、そちらの道よりも―ボクにとっては―楽しい道を、見つけてしまったんだ。」
ティーカップを置く。
注文のランチが来るまでの間の、ちょっとしたお喋り。
「キミは、ここで何か、今までの人生とは違う道を―見つけたかな?」
個人面談じみてはいたが。
アリストロメリア > (バレエ後に席へと座り、カップを手に取りお茶を手にする仕草も実に様になっていて美しい)
ええ、勿論
一人でのランチでしたので、ご一緒できて嬉しいですわ
(にっこりと微笑む)
(あの大技を簡単にこなせると言う事は、そうとう鍛錬した者だろう)
ええ、勿論……私もほんの少しだけですけれど、一時期バレエをしておりましたから
グラン・フェッテは最終目標の憧れの技ですし――……
(男性の方の技は、なんて言ったか。等と思いながら)
先生がそんなに夢中になる楽しい道というのは、何か気になりますわね
(『教えて頂けます?』と尋ねて)
今までの人生と違う所……そうですわね、新しい生活の一人暮らしでしょうか?
それ以外は、元々魔術を学んでいる身ですし 大きな変化はこれと言ってありませんわ
(店員にメニューを聞かれれば『オードブル付きで、本日の魚のランチを』と、答え
それからすぐに、必要なフォークにナイフが用意されていき
すぐににスープが運ばれてくる
今日のスープはオニオングラタンスープだった
じっくりと根気よく炒められ、玉ねぎの味わいが深く引き出されたスープと
スライスされたバケットがこんがりときつね色に焼かれ、浸されたうえにグリュイエールチーズがふんだんに使用され
オーブンで蕩けたチーズと、玉ねぎのコクの深いスープとバケットがとても美味しいスープだった)
……美味しい
先生は、その様子ですと既にお食事を終えてしまったのでしょうか?
(先に頼んで食べていたサンドウィッチと紅茶を見つめつつ)
秋尾 鬨堂 > 「ああ―キミの舞う姿は、きっと美しいのだろう、ネ」
それは、所作から。雰囲気から、言外に伝わってくる。
立場が逆であったなら、キミの方から近づいてきてくれたのかな、などと冗談を飛ばしつつ。
前菜が運ばれてくる頃になっても、アリストロメリアが注文したモノ以外、テーブルに料理は増えていない。
「いやあ…お恥ずかしい。今、食事中というか なんというか」
つまるところ。このサンドイッチがランチ。
食後の一服というわけではない。
ピクニックではない。これが教師たる男の休日の昼食。
これだけが。
「夢中になっているモノのせい、とも言えるかな」
「お金がかかるんだよ、クルマには。」
アリストロメリア > 恐れ入りますわ……照れてしまいますわね
(少し照れつつ返事をする。もし、仮にバレエを続けていたならば……きっとコーチにして貰いたいと憧れた未来もあったかもしれない)
(スープを楽しみ、サラダを味わい、前菜が運ばれてくる
今日の前菜は、オマール海老のムースと、一口サイズの田舎風テリーヌ
オマール海老の風味が、ムースの柔らかい舌触りと共に口の中に広がり
田舎風テリーヌも、フランス料理のオードブルに相応しい一品で、お肉とお野菜の風味が非常に良い
ハーモニーを奏でていて、これだけでも食べていたいほどに、二つのオードブルはとても美味しかった)
失礼致しましたわ
(成程――……今日はサンドウィッチと紅茶だけだったのかという事に今更ながら気付くと
ちょっとだけ申し訳なさそうに)
車……?
(此方の街中で見たことのある、最新の相当進化した馬車の名前だった気がする
馬が居ないので、きっと『車』なのだろうけれど)
見るからに、高価なお品ですものねぇ……自動で動いておりますし
(機械レベルはヴィクトリアン王朝時代で止まっている彼女には、此方の最新鋭の科学の結晶は
どれもこれも、ハイレベルで想像を絶するものだった)
そこまで夢中になる魅力も是非伺いたいですわね……機会があれば、乗ってみたいですわ
(車について、詳しくないからこそ どんなものか興味も惹かれる
それに、馬を使用しない車もどうやって動いているのか興味があった)
秋尾 鬨堂 > 「いやあ…失礼なのは、ボクのほうだと思うかな…」
サンドイッチと紅茶で粘りこのテラスを昼休憩に使っている大の大人はあまり褒められたものではない。
「そう、クルマ。ガソリンという油を飲んで動く、馬と馬車が鉄のハコに押し込められたようなモノ。」
「御者はボクだ。乗客とは近いし狭い、あんまり優雅とは言い難い乗り物だけどネ」
時折、サンドイッチをつまみながら。
食事は和やかに、会話は多すぎない程度に。
なんといってもあちらはランチとはいえコース。
こちらの気楽さとは違う。
「買うのはもちろん、維持費もかかる――維持するだけじゃ、つまらないから。それ以上の改造費も」
妖しい口調。
知る由もないだろう。
この改造というものが、どういう結果を引き起こすものか。
公道300km/h。
常識はずれの違法改造。
しばらくの会話。食事は進む。
「もし、嫌でなければ。帰りは送って行こう。」
レストランの横。
駐車スペースに、種々の乗り物―それこそ、馬車から空を飛びそうな何かまで―と並んで停まっているのは《悪魔のL》。
誘うのは、果たして単なるドライブか。
「とまあ、こんな風に、女の子にモテるからクルマに乗っている…と言ったら、信じるかな」
アリストロメリア > 成程……機械だから油で動いておりますのね。――……に、しても凄い技術ですわね
馬は居ないのに御者が居るのは不思議な気がしますけれど……
船に当たる舵取りのかたみたいなものでしょうか?乗り物も誰かが動かす指示をしないといけませんし……
馬車の方が乗る場所が広い分ゆったりはできそうですわね
(ただ、きっと御者が冬場に凍える様な事もないのであろう――……と思いつつ
少し先生が、ドアマンをしていて、寒い冬の空の下アインシュペンナーを嗜む姿を想像する
実に似合いそうだ)
軽いとはいえ、コースとサンドウィッチの少し摩訶不思議なランチ
互いの格好と組み合わせも、周囲からはきっとどんな繋がりの二人なのか謎に満ちているだろう
「改造費」
少し怪しい口調が、何か怪しげな雰囲気を漂わせるが――……
機械に明るくない彼女は、それ以上分かる訳が無かった
そして、そんなとんでもない運転をする事も、違法改造の事も
(オードブルが済み、お皿が下げられると
それと代わる様にして、本日のメインのお魚
『カレイの衣包み焼き、バジルトマトソース』が用意され
付け合わせの焼き立てパンも、来たのだった)
(フォークとナイフを手に取り、カレイの身にそっとナイフを入れれば――……
カリっとした衣の音が、秋尾にも聞こえるだろう
香ばしくきつね色に焼かれたパン粉の衣に包まれた旬のお魚の身は
脂がとろけて絶品である
そして、贅沢に使用されたバジルと、トマトの旨みの凝縮されたソースは
臭みのあるカレイを、上手くマイナスの部分を消して
とても美味しく、華やかに味付けするのであった
実に美味しく、魚が舌の上で蕩けるかのような味わいと香ばしさ、濃厚なソースの組み合わせが実に美味しく
付け合わせのフェットチーネもバターの風味豊かな味わいと絡めて美味しい
次にパンに手を付ければ、焼き立てでとても温かく
ちぎればふんわりと柔らかく簡単にきれていく
バターを付けると、まだ残る熱で蕩けて、断面に染みるバターがまた美味しい
美しい薔薇園を前にして食べれば、一層贅沢に
味と景色と……素晴らしい一時を味あわせて貰えた)
(時々『美味しいですわね……』と、溜息交じりに漏らしながら、彼女の食事は終わった
残りのデザートと、先に運ばれてきた紅茶――……今日は、薔薇園に相応しい、花の様な香りのするヌワラエリヤ)
まぁ、本当でして?
(先生の言葉に嬉々として頷いた)
嬉しいですわ……ええ、是非。宜しくお願い致しますわ
(小さく頭を下げる――……初めて乗る車は、どんな乗り心地だろうか?)
(運ばれてきた『グレープフルーツのムース』がまた、初夏に相応しい爽やかな風味と
上品な甘さがいくらでも食べれそうな味わいで
さっぱりとして品のいいヌワラエリヤと非常によく合う組み合わせだった
にこにことデザートを味わいながら、彼女はまだ 先生の<<悪魔のL>>を知らない)
……ええ、勿論。誘い方もお上手ですし、きっとおモテになるのでしょうね
(にっこりと笑うと、紅茶をゆっくりと味わって――……飲み干す
一体どんなドライブになるのであろうか?)
秋尾 鬨堂 > 「クルマじゃなくてボクを評価してくれるとは嬉しいね。」
楽しい時間はあっという間。
いつの間にかもう、食事は終わりかけている。
その間―とても、とても空腹に悪い食事を対面で繰り広げられている間―
サンドイッチで凌いでいた男の精神は、鋼と言えよう。
何の自慢にもならないが。
いっそ分けてと言えるようなメンタルであったなら。
そもそも、ここに格好をつけて座ってはいまいが。
年長者の悲哀である。
ともあれ、ランチタイムは終わる。
上品に平らげられた皿を残して。
そして、駐車場に待つのは《悪魔のL》。
「そ、改造費。こいつは何から何まで、御者一人に押し付ける。」
運転も、整備も、思考も何もかも。
それが馬との違いだろうネ、と朧気ながらその構造を理解しつつあるあなたへと、教える。
いつもどおりに、ドアを開け。
アリストロメリアを助手席に乗せる。
そしていつもどおりに、助手席側からボンネットを転げて運転席側へ。
何らかのパフォーマンスを疑う動き。
全くの日常動作として運転席へと滑りこむと、
始まるのは―いって120km/h程度の、普通のドライブ。
初めて乗る者にとっても、慣れてしまえば普通の速度。
少々拍子抜けかもしれない。
だがそれも道理。
何故ならまだ―ミッドナイトでは、ないのだから。
アリストロメリア > ええ……どんなに魅力的な車を持とうとも、素敵な男性では無いと女性は誘いに乗らないでしょう?
(薔薇園の広がるレストランの 楽しく、美味しい一時は
花の散る様な短さを感じられる――……それだけ充実していて幸せな時だった証に)
(自身も最近は、普段は基本的に極貧生活をしているので、悪い事をしたかもしれない
と、密かに心の中で思う
後で、学校にて先生に車に乗せて貰うお礼に何か軽食のお返しをしようと決意した)
(ランチタイムは、甘いグレープフルーツムースの香りと
花の様に香り高いヌワラエリヤの香りを余韻として残し、幕を閉じる)
(会計を済ませ、建物から出れば――……駐車場に待つ<<悪魔のL>>
不意に、何故か魔力を感じる……!この車、只者ではない……!
簡単に解説をする先生の話が、あまり耳に入らないのは――……この車の魔力が気になるから
紳士的な先生に、ドアを開けて頂きエスコートをして貰い、色んな意味でどきどきしながら席に座る
鬼が出るか蛇が出るか、と思いながら助手席に座る――……が
それは至って普通の助手席シート……いや、先生が愛車を丁寧に手入れをしているからだろう
座り心地がよく、こまめに掃除や手入れをしているのを見て取れるシートは、とても座り心地がよい
窮屈な車内だというのに、とても寛ぎやすかった
――……どうやら、この車には<<悪魔>>たる異名の他にも、先生の車に対する愛情が深く深く感じられるようだった
何か操作する様な不思議な動きは、初めて見る自分には儀式めいて見えた
120km/hの、普通の車としても相当スピードの出ている車は
始めは早いスピードと流れる景色に驚くものの
慣れてしまえばとても楽しいドライブで――……)
先生、車って言うのは凄いのですね
こんなに早く移動できるなんて――……!
(馬より早いですわ、と驚きを隠せないまま、楽しそうに初めて乗る車から景色を眺めて楽しむ
……けれど、それは噂とは違う普通のドライブで、少しだけ拍子抜けすると共に
『噂とは、一人歩きしてしまうものですしね』と、一人で納得して
女子寮前に送り届けてもらえば、丁寧に頭を下げてお礼を言って帰宅する
まだ――……彼女はミッドナイトを知らない)
ご案内:「薔薇園」からアリストロメリアさんが去りました。<補足:由緒正しい魔女のお嬢様。態度は尊大だが非常におおらかで善意的である>
ご案内:「薔薇園」から秋尾 鬨堂さんが去りました。<補足:悪魔のLと呼ばれたマシンを操るドライバー。踏んでいける男。お昼は優雅にサンドイッチと紅茶。>