2015/06/26 - 23:39~03:24 のログ
ご案内:「家庭科室」にアリストロメリアさんが現れました。<補足:由緒正しい魔女のお嬢様。態度は尊大だが非常におおらかで善意的である>
アリストロメリア > それはとある日の放課後
図書室で借りた、料理初心者向けの簡単な料理の本を手にすれば
朝早く学園に登校した時に、あらかじめ入れておいた冷蔵庫内にある食材達を元に
今日は料理をするつもりで、先生に声をかけて許可を貰いやってきた
先日、薔薇園にあるフレンチにて秋尾先生に車で家まで送って貰ったお礼に
何かを作って渡そうかと思ったからであった
アリストロメリア > 始めは何か、お礼にキッシュなどを買ってプレゼントしようかと思ったのであるが
何故、彼女が調理するに至ったか……?
それは、先日の授業で行われた調理実習に由来する
アリストロメリア > その調理実習のあった日というのは
先生に車で家まで送って貰った次の日の事であった
昨日、そのような出来事があってから、お礼に何を送ろうかと考えていたのであるが
食費を削って愛車にお金をかけているらしいという話から
元々食べるものをお返ししようと思っていたのではあるのだけれど――……
「何をお返ししようかしらね?キッシュやテリーヌ等の傷みにくくて美味しいもの
男性ですし、食事もろくにとらないのであれば栄養面も考慮して
甘いものよりは食事系の方が良いかしら?」
等と考えていたのである
アリストロメリア > そんな事が頭の片隅にあった日に行われた調理実習で
同じ班になった女の子達がきゃっきゃと楽しそうに
女生徒1「これ多めに作ってさぁ、先生にも差し入れしようよ」
女生徒2「あーいいねー 絶対喜んでくれるよね!先生」
等と、話していたのがきっかけである
(成程……手作りの方が喜ばれますのね?)
実際にその日、料理が出来あがった後に皆で先生に持って行ったら、非常に喜んで貰えた事もあり
(これは、参考になりましたわね……)
と、密かに思ったのだった
アリストロメリア > その上、彼女を勘違いさせた理由は
調理実習が上手く行った――……と思う所にもあった
10代も中盤程まで生きていれば、中には家事を手伝っていて
料理に長けている子も少なくは無いし
まして、多少コミュニケーションにおける亀裂や衝突も少なくなるし
上手く人と接する事を覚えて来る時期でもある
班の中の料理上手そうな子がテキパキとメインに調理をしていきながら
見るからに料理の出来無そうなアリストロメアには
「アリスさん美味しいもの食べているんだったら
きっと綺麗な盛り付けも見慣れてるでしょー、お願いしてもいい?」
等と言って、やんわーりと上手く料理担当から外しつつ
かつ、仮に失敗しても問題なさそうな事をお願いして
上手く調理実習を終えたのであった
アリストロメリア > 「調理実習も案外きちんとやってみれば簡単でしたし
料理の腕も上がったと思いますわ」
……と、実際何一つ料理には関わっていないのであるが
彼女を勘違いさせるには十分であった
因みに、その日作っていたのはクレープである
「クレープはこの間作りましたし、やり方もわかりますし
中に色々果物や生クリームを入れて美味しかったですものね
きっと、喜んで頂けますわ」
――……重ねて言うが、彼女は実際には調理実習を一切行っていないし
事実腕が上がっている筈は無い、無いのだ
ご案内:「家庭科室」に葵 桃花さんが現れました。<補足:(背伸びをして窓の外から家庭科室を覗く少女>
葵 桃花 > (わぁ~ 何か料理をしようとしている~~ )
背伸びをして家庭科室の窓から料理をしようとしている少女を覗きこんでいる。
「綺麗な人なの~
何作るのかなぁ」
(外から見ている人には彼女が精一杯背伸びをして覗いているのが分かるかもしれない)
アリストロメリア > さて――……先ずは、多少は手慣れた
ハーブと果物のお酒の方から始める事にし始めた
……要するに、所謂サングリアだ
用意したワインは、シャトー・ラトゥール
寧ろ、ヘタにサングリアに使うよりは、このままプレゼントした方が喜ばれそうなワインのチョイスであるが
――……その理由は
「魔術で使いますので送って下さいませ、お父様」
と、父にお願いして贈られてきたのがこのワインであった
ワインというのは水元素における武器でもあり
また、キリストの血でもある――……故に魔術的なものとしての縁も深い代物だ
シャトー・ラトゥールのワインボトルをテーブルに置いた所で
ふと――……目線に気付いて、その主の元へと目を向ければ
可愛らしい少女がこちらを精一杯背伸びしていて覗きこむという可愛らしい光景
「あら……御機嫌よう
誰かの庶民の妹さんかしら?」
年的にも、学園の生徒とは思えず誰かの妹かと思いながら声をかける
葵 桃花 > 「わぁ~ なんか凄い事やっているの~ おとなぽ~~~い?
こんにちわ~~!! 桃花は桃花っていうんだよ。
だれかのしょみんのいもうと?? ? 桃花にしょみんって言う名前のお姉ちゃんいないよ? 」
窓の外でカリカリと開けて開けてとばかり手を動かしている
葵 桃花 > (綺麗なお姉ちゃんが器用にグラスとか置いているのを見て不思議そうに見ている。)
「お姉ちゃんどんなの作るのかなぁ。 桃花料理作ってみたいんだよ・・・(彼女が作れる料理は泥団子だけだった)」
アリストロメリア > 「大した事はありませんわ……今から簡単な料理をしようとしていた所ですの
こんにちは、きちんと挨拶が出来てお利口さんですわね
私はアリストロメアと申しますわ……
ふふ、それは失礼致しましてよ?」
等とにこやかに言いながら、開けて開けての合図をされれば
そちらに移動して、窓を開ける
「此方から入るのは危ないですし、場所的にも不衛生で宜しくないですわ
……そちらでお待ちになっていて頂戴
案内して差し上げますわ」
と、声をかければ……すぐにエプロンを外して、彼女の元へとかけて行くのであった
彼女の所へ行き、家庭科室へと案内しながら、やや困った様に
「……そうですわねぇ、今日作るものは……あまり桃花嬢には楽しめるものではありませんし……」
少しだけ、どうしようかと考える
サングリアも子供には飲ませられないし、クレープも火を使うから危ないと判断したからだ
料理初心者であり、自分でも慎重に本を見て確認する中で調理する状況にて
子供の世話を焼きながら調理を行える余裕は正直、無い
(うーん……どうしましょう……?)
少し悩みつつ、口数は少なくなりながらも思考の方は色々と巡らせて
葵 桃花 > 「すご~い 簡単な料理~~ 桃花みてみた~い(指をくわえて少お姉ちゃんを見上げている) 桃花ちゃんとあいさつできるもん。
先生にもちゃ~んと元気よくあいさつできるって言われているもん(ぴ~んっと手を挙げて嬉しそうに微笑む」
「わ~い。 桃花ここに入るの初めて!!・・・ (窓の外からかけよってきたおねえちゃんに嬉しそうにみあげた)」
「イイ香りするの~ ありすとろめいあ?お姉ちゃんは何を作っていたの? 桃花邪魔しないから見てていい?」
(くんくんと鼻をひくつかせながら、余り言い慣れない名前に首を傾げつつ)
葵 桃花 > 「でも、簡単な料理って名前の料理って桃花聞いた事が無いの。 料理って何時も難しそうにままが一杯美味しいの作ってくれているもん 簡単な料理ってあるのかなぁ??」
(ワクワクとした表情でワイングラスを突っついたり覗きこんだりしている
アリストロメリア > 人懐っこい性格や、指を咥える仕草がが可愛らしい
頬を緩ませながら
「ええ……挨拶がきちんとできて偉いですわね」
と、そっと頭を撫でて褒める
手を引いて案内して、嬉しそうな笑顔を見れば
無邪気に学校を喜ぶ様子は、見ている方の心が温かくなる
いい香り、と言われる、ハーブと果実の香りの広がる家庭科室の中で
「ちょっと長くて呼びにくいでしょう?アリスで良いですわ
……私が作ろうとしていたものは、生憎お酒やクレープなのですけれど……
折角なら一緒に作って美味しく食べられるものがいいでしょう?」
と、優しく声をかけながら、再びそっと頭を撫でる
(折角なら一緒に料理をしたいところですけれど、どうしましょう……?)
大人しくしてくれる隣で、料理をするのは構わないのだけれど……
折角なら、一緒に楽しめて味わえる方がいいのではないか、と思う
「簡単な料理って、無いですわよねぇ……」
彼女の言葉に、はぁ……と、小さな溜息
二重に困りつつ、頭を悩ませるが――……
「……そういえば……」
簡単な料理が、あった
取っても安かったし「簡単」と書かれていたので試しに買ってみた
プリンの元をお試しで買っていたりしていたのだった
……クレープが失敗した時の為の防衛線でもあったのだが
「一緒に、プリンを作りましょう?」
にっこりと微笑みながら、手洗い場に手を引いて連れて行く
「……先ずは、丁寧に石鹸で手を洗うところから始めましょうか」
葵 桃花 > 「えへへへ~~ 」(嬉しそうに少女は笑みを浮かべる
撫でられるのは好きの様でにこにこと微笑みむぎゅぅぅっと抱きつく
「あっ、そうなの、アリスお姉ちゃんもあいさつできるから偉いの」
と思いついたかのようにパチンと手を合わせると、背伸びをしながら手を伸ばすが・・・当然、アリスお姉ちゃんの頭は届かない。
「クレープ?? きいたことがないのっ プリン!?(目を輝かせて食い付くように)」
「ねぇねぇ~ 桃花でもできるのプリン!? わぁ~ 桃花ママみたいなの!!」(にっこにこと笑いながら少女に連れて手洗い場にいく。)
「綺麗綺麗にしないとバイキンマンがやってくるもんね
桃花しっているんだよ。ばいきんまんってわるいんだよ」
ごしゅごしゅと手を一杯あわあわにして 時折指をOKマークにしてから息を吹きかけシャボン玉風味に膨れるのまでたのしんでいるようだ
アリストロメリア > 撫でれば、ひまわりの花を連想させる満面の笑みが、明るい日差しの様に眩しい
抱きつかれれば、優しく片手で撫でながら、片手で抱きしめ返して
「いい子ね……」
と、そっと彼女の頭を撫でる
「ふふ、ありがとうございますわ」
と、嬉しそうにお礼を言いつつ――……背伸びをする様子に、始めはわからず見ていたが
何をしようとしているのか理解すると
「まぁ……優しい子ですのね」と、笑って
ヘッドドレスのリボンを外して、その場にしゃがみこむ
「ええ、今日は簡単なプリンを作れる、プリンの元がありますの
本格的なものじゃないけれど、桃花嬢も一緒に作れますわね」
と、微笑みながら取っ手を捻り、水を出す
「その通りですわ……手を綺麗にしてからお料理しましょうね
……ばいきんまん?桃花嬢はお詳しいのですわね」
等と言いつつ、彼女が手を丁寧に洗っている横で
もう一度自分も一緒に手を洗い、丁寧に石鹸を泡立てて綺麗にしていく
葵 桃花 > 「わぁ~い」 抱きしめ返されると安心している様な表情も見せている
かがみこんだお姉ちゃんの頭をなでなでと 撫で始めているが、ヘッドドレスのリボンを見て
「わぁ~ 凄く綺麗なの、 お姉ちゃんも魔法少女なのかなぁ こういうの付けているの桃花よく見ているもん」
日曜日の朝やっている様な魔法少女みたいと!!
「桃花も魔法少女なんだよ しぃ~っとひみつだよ」
「わぁ~~すご~い !! プリンの元!! そんなのアルの~ それをどうするのどうするの~~」
きらきらとした目でお姉ちゃんがやる事を見ている。
「バイキンマン知らないの~ アンパンマンの敵なんだよ~ 悪いことするの!!」
数分泡立てて手を綺麗にしていた少女は綺麗になったのと水で注ぎ泡を洗い流す。
アリストロメリア > 頭を撫でられれば、優しく笑いながら「ありがとね」と言いつつ……
「魔法、少女……?
それはわかりませんが、私は魔術師の家系に生まれた魔女なので、魔法は多少使えますわね
日曜日の朝にやっている魔法少女……?」
此方の文化に明るくない為、時々首を傾げつつ
秘密と言われれば、人差し指を立てて唇にあてて
「わかりましたわ……内緒ですわね?
その代わり、魔法少女ってどんなものか教えて下さいまして?」
「ええ、これを使えばプリンが簡単に作れる……らしいですわ
きっと、桃花嬢も作れますわよ」
と、言いながら作り方を確認する――……
ボウルに袋の粉を入れ、70度以上のお湯200mlを入れてよく溶かし
更に水100mlを加えて混ぜ合わせ、プリンの型に流し込み
冷蔵庫で1時間以上冷やせば出来るらしい
……流石に、これなら簡単で失敗もないだろう
カラメルも水大さじ1杯と溶かせばいいらしい
それから、水は牛乳の方が美味しいらしいので、牛乳にしようと思った
「プリンの型は、今日はティーカップで代用するとして……
先ずはそれらと、ボウルやお水を計るカップやスプーン等使う物を洗いますから
……それから、一緒に作りましょうね」
等と言いながら、調理器具を棚から出して用意する
彼女用に、小さい踏み台を用意すれば
先ずは先に、器具を洗う
その間にお湯を沸かし、準備を整えて――……
「バイキンマンも知りませんわ……あんぱんまん?
良く分からないですけれど、バイキンマンが悪い奴だと言う事は分かりましたわ」
初めて聞く言葉で詳しくは分からないが……きっと、子供が好きな絵本か何かの物語だろうか?と、思う
(小さい頃は、私も不思議の国のアリスが好きでしたわね)
と、思いながら
彼女の手洗いが終わり、準備が整えば
先ずはボウルに粉を入れ熱湯を200mlカップで計量してから
ボウルの中に二つとも投入して
クレープ様に用意していた牛乳100mlを入れて――……
「それじゃあ、桃花嬢が混ぜて頂けるかしら?」
彼女の前に、ボウルを出して、泡立て器を差し出す
葵 桃花 > 「わぁ~ 魔法使い!? すご~~い えっとえっと、魔法少女っていうのは、変身して凄く強くて敵をバッタバッタ倒しちゃうカッコいい女の子たちなの」
(そして少女の中では魔法使いというのは物理で殴る人達の事だった、尊敬のまなざしで見上げる)
「えぇ~ そうなの~~ いっぱいいっぱいつくれるのかなぁ~~
桃花にも作れるんだ~~ その粉魔法の粉なの!!! 一緒に作ろうなの~~ !! 桃花も手伝う!! 桃花ママの手伝いしたいもん!! 憶えるの!!」
(普段は危険なので手伝えないようだった)
小さな踏み台を用意されると嬉しそうにジャンプして飛び乗る。
「 わぁ~ すご~い ねぇねぇ、 プリン作るのにほうちょうって奴使うのかなぁつかうのかな~ まま何時でもあれ使っているの!!」
おままごと用の小さな包丁を、ランドセルから取り出して手伝う気満々だった。
「うん。 アリス姉ちゃんもバイキンマンとあったらやっつけるといいんだよ!! 魔法使いのアリス姉ちゃんんならぜったいやっつけれるんだよ!!」
(きらきらとした目で魔法の粉をボウルに入れられお湯を入れられるのを見ている)
「わぁ~ 桃花混ぜていいの!! やった~~ 料理手伝うの!!」
(ぐちゃぐちゃぐちゃぐちゃと・・・泡たて器を持って混ぜ始める。 )
「りょうりりょうり~~ おもしろいの~~・・・ ふふ~ん ママにも負けない料理を作るの!!」
アリストロメリア > 「ふふ……桃花ちゃんもきっと、この学校にいつか入学した時に
魔法を学べば使える様になると思いましてよ
……成程、魔法少女というのは強いのですわね」
感心したように、頷く……そんなに強いのであればきっと魔術に長けているのだろうと思ったからだ
……物理で殴る人達とは露知らず
「そうですわね……ティーカップ何個分できるかしらね?
でも、きっと沢山出来ると思いますわ(と、分量を見ながら答えて)
ええ、これはお料理が上手にできない人でも作る事の出来る粉ですの……凄いですわよね
ふふ、お手伝いして下さって嬉しいですわ……一緒に作りましょう?
ママも、きっと桃花嬢の事褒めて下さると思いましてよ」
と、優しく諭す様に語る
踏み台の上でジャンプする彼女に
「踏み台の上でジャンプすると、危ないですから……大人しくしましょうね
足を踏み外すとこけてしまって怪我をしてしまいますから」
と、優しく注意を促して
「今日は包丁は使いませんわ、危ないですから 使わなくても済む料理を――……」
と、言いながら ランドセルから取り出されたおままごと用の小さな包丁を見ればくすり、と笑って
「それじゃあ、もし次に会える時がありましたら
包丁を使う、簡単な料理をしましょうか?」
と、小さく指きりの形を作りながら、問う
「そう致しますわ……悪いのでしたらやっつけないと」
ありがとね、と言いながらくすくすと楽しそうにお喋りを続けて
キラキラ輝く目で此方を見る彼女に
「ええ、どうぞ。お願いね……この粉を綺麗に混ぜるのが美味しくなるコツですの
桃花嬢のお手伝い、とっても期待しておりますわ」
と言いながら、楽しそうに混ぜる彼女とボウルの中身を見ながら微笑む
楽しそうに料理をする彼女が可愛らしいし、喜んでもらえてとても良かったと思いながら
彼女が飽きるまで、或いは綺麗に混ぜ合わされるまで
隣で身守る様に、そっと見つめる
葵 桃花 > 「桃花も学校に入っているの!!
この学校の小学校に来ているの。 魔法少女強いんだよ強いんだよ!! どんな敵でもやっつけちゃうの。負けない様に戦うの!!」
「まま喜んでくれるの!! わぁ~ 一杯作れるのならママとパパの分も作れるかなぁ!? 料理が上手にできない人でも作れる!? すご~い 本当に魔法の粉なの」
(嬉しそうに魔法の粉を見つめている アリス姉ちゃんも一緒に作るから絶対美味しいよね~~♪ アリス姉ちゃんやさしいの)
「わかったの。 ママとかに心配かけないように大人しくするの~ 怪我するとパパとママも心配しちゃうの」
「もしも会える時!? え!? アリスお姉ちゃんもうあってくれないの!? うん。 包丁の使う桃花にも出来る料理を教えて欲しいの」(差し出された小指を絡めてぶんぶんとふっって約束してる
「嘘ついたら、ハリセンボン飲ますんだよ!!」
「この粉を綺麗に混ぜるのが、美味しくなるんだ!! 責任重大なの!!! おいしくな~~れ~ プリンさん おいしくな~~れっ」
鼻歌交じりに プリンの歌を即興して歌っているようだ
「ぷ~ ぷぷり~ん♪ ぷりんさん~♪ ももかが一杯おいしくしてあげるんだ♪~~ いっぱいいっぱ~~~い つくって~つくって~ ねえちゃんとつくるの~ たのしいの~♪」
葵 桃花 > (そして気が付く~ あっぁ、桃花だけで料理していたら、アリス姉ちゃんもできないの!? )
「アリス姉ちゃんも混ぜる!?」
(そっと一杯混ぜて混ぜて混ぜまくったプリンの元を見せつけた)
アリストロメリア > 「まぁ……そうでしたの
それじゃあ、そのうちきっと使えるようになりますわね。お勉強しっかりしましょうね
……随分とその魔法少女という人達は強くて凄いのですわね」
(負けないように常に戦う事は、きっと向上心も努力も並大抵では無いのでしょうね……)
と、思いながらも勘違いしつつ
「ええ。多分桃花嬢が作ったのであれば……きっとママもパパも喜んで下さいますわ
沢山作れるから、二人で食べて余った分は、桃花嬢のパパとママのお土産に持って帰って下さいませ
……ただ、食べ終えた後のティーカップは学校のものですから
後で学校に持ってきて下さいませ……約束ね」
勝手に備品を使うのも、よくはないかもしれないが……恐らく数個のティーカップなら
仮に学校側に調理実習があっても、問題にならないと願いつつ
嬉しそうに魔法の粉を眺める少女が、可愛らしくて
(きっと、妹が居たらこんな感じかしら?)
と、ほんの少し妹が出来たみたいで、内心嬉しかった
「……いいえ、そうじゃないですわ。変な言い方をしてしまってごめんなさいね
(小さく苦笑する――……と、言うのもこの学校は実に多くの人で溢れていて、様々な出会いや小さな別れも多いから)
じゃあ、次はサラダか何かを作りましょうか?……桃花嬢はお野菜はお好きでして?」
(等と言いながら、指きりをして約束を交える)
「まぁ……怖い。約束は守らないと、ですわね」
と、笑いながら
「ええ、とても頼りにしておりますわ」
と言いながら、横でプリンの歌を作って謳う少女が可愛くて、にこにこと見つめながら
そっと優しく、再び頭を撫でるのであった
――……こうして、暫く彼女を撫でながら見守っていると――……
彼女の申し出に微笑んで
「ありがとう、それじゃあ私も混ぜますわね」
と、言って 一生懸命彼女の混ぜたボウルを、自分の方に寄せて泡立て器で混ぜながら
中身の混ざり具合を確認する――……
しっかりと混ぜて混ぜて混ぜまくったプリンの元は、十二分に大丈夫だ
軽く混ぜた後に
「……もう、大丈夫ですわ
桃花嬢はとーってもお上手ですわね。きっと料理上手な女の子に育ちますわ」
と、笑うと ティーカップにそーっとプリンの元を零さないように入れて行きながら
6個分入れ終えれば、それらを冷蔵庫に入れて
「ちょっと長いけれど、1時間待って頂戴ね
……その間にもう一回、今度はカラメルソースを混ぜて作りましょう
桃花嬢がとってもお上手なので、また頼んでも良いかしら?」
と、言いながら、ボウルを洗いプリン液を綺麗に洗い流して
カラメルだけにしてはちょっと大きいボウルではあるのだけれど
カラメルの元と水を入れると、泡立て器では大き過ぎる為
今度はティースプーンを手渡しながら再びお願いするのであった
ご案内:「家庭科室」にアリストロメリアさんが現れました。<補足:由緒正しい魔女のお嬢様。態度は尊大だが非常におおらかで善意的である>
葵 桃花 > 「へへへへ~~ 今でも凄いんだよ凄いんだよ!! 桃花凄く強いんだもん 桃花も魔法少女だもん!!」
(負けないつよいの~バッタバッタと倒しちゃうの!!)
「わぁ~ 沢山作れるのがスゴイの凄いの~~ パパとママもお土産に持って帰るの!! あっ、そうなの!! ちゃんと洗って返すんだよ!! でもももか、ここに入れないの・・・ここって、大人の人しか入れないらしいのっ」
アリス姉ちゃんに愛に着て返して貰うね(にこにこと満面の笑みを浮かべつつ)
「なぁ~んだっ もう会えないかと思っちゃったのっ
心配したんだよ(むぎゅぅっと抱きつき消えちゃダメなの消えちゃダメなの~と呟く)
「も、桃花、や、野菜食べれるよ!!ぴーまんだって食べれるんだよ(目を逸らしてプルプルと青ざめている)」
「(鼻の下を擦りつつ) 桃花の手料理、知り合いのお兄ちゃんにも食べて貰ったんだよ~~」
(どろだんごをつくっておままごとしたのだった)
「一時間!?……一時間って授業の時間なの(本当は45分だが)
一時間待つのなら~宿題やっちゃえるの
からめる!? あぁ~ あの茶色い奴なの! 甘くておいしいんだよ。 これがからめるの魔法の粉なの!? すごいなぁ~ 魔法使いのお姉ちゃんは一杯凄い魔法使えるの。 桃花が作ると一杯美味しくなるもんね」
(と、褒められると桃花がやるのと元気よく手を挙げてボウルを持ちかき混ぜ始めるようだった)
アリストロメリア > 「桃花嬢もとっても強いんですの?
そうですわね、魔法少女と仰っておりましたものね……
ふふ、危険な敵が現れた時は桃花嬢に退治をお任せしても良いかしら?」
と、言いながら小さく拍手をしながら尋ねて
「是非、そうして下さいませ……ええ。お願いね
……成程、入れないのは困りますわね……それじゃあ、桃花嬢が食べ終えたら、おねえさんに連絡して下さいませね」
(と、笑顔を浮かべる彼女に、自分の女子寮の番号等、簡単な連絡先を渡す
部屋の電話はあるようだし、手紙は可能ではあるが 携帯等は持っていなかった)
「大丈夫、連絡してくれればいつでもお会いしますわ。心配しなくても大丈夫」
と、抱きつきながら『消えちゃダメなの』と囁く彼女が可愛らしくて
また抱きしめ返しながら『大丈夫』という様に、軽く背中をぽんぽんとして宥める
「……本当?桃花嬢はお利口ですわね。お野菜もちゃんと食べれますの?」
と、目を逸らして青ざめる彼女に『いい子いい子』と、撫でながら
(甘いパプリカなら美味しく食べられるかしら……いえ、野菜より果物の方がきっといいですわね)
と、思いなおすと 果物を使って簡単にできる料理を探しておこうと密かに決めるのであった
「まぁ!凄いですわ 桃花嬢は本当にお料理が上手なのね」
(と、驚く――……無論、泥団子とは露知らず
恐らくはそのお兄ちゃんが一緒に料理をしたのだろうと勘違いをして)
「長いですわね……もし、宿題をするのであれば、やってもいいですわよ
分からない所は見て差し上げますわ」
「そう、あの美味しいソースですわ
……これはね、あの美味しいソースが出来る粉でしてよ」
目を輝かせて凄いなーと感嘆する彼女の様子を微笑ましく思いながら
「ええ。桃花嬢がお料理が上手だから、とーっても美味しくなるのですわ……だから、よろしくね」
と、答えて
ボウルをかき混ぜる横で、彼女を見ながら時には時計を見て、時間をチェックする
葵 桃花 > 「そうだよ~ ももかっつよいから~ 皆助けるの~ えへへへへ~~ バイキンマンとか、悪い奴らを助けてお友達護るんだよ!! アリスお姉ちゃんも桃花の友達だから。助けに行くんだよ」
「お姉ちゃん。 ここにすんでいるんだ~ お泊り毎日して楽しそうなの~~~ えっとえっと、ここよめないの~ (と漢字で書いてある所を数個ひらがなにして貰うようにお願いしつつ)」
「わぁ~い 消えないのなら大丈夫なの~ 心配しなくてもだいじょうぶなんだ~~ アリス姉ちゃんも強いから消えないよ寝消えないよね」
「う、う・・・うんっ た、食べれるよ(目を逸らして青ざめつつ……撫でられると甘えるように、少しほっとしたようだお野菜やっぱり苦手なのぽつりとつぶやいた」
「うん。 そう兄ちゃん美味しいって言ってくれたんだよ。 またあったら一杯一杯作ってあげるんだ!!」
「今日は一杯、漢字を教えて貰ったの。 書き取りの宿題がいっぱいでているの~ 10回は書く事になっているの!!」
(カラメルを混ぜ終えてから、漢字の描き取りを見て貰いつつ、1時間が経ったようだ)
アリストロメリア > 「桃花嬢はまだ小さいのに、皆を助ける事が出来て偉いですわ。優しい子ですのね……
ええ、私がピンチの時は助けて下さいませ」
と、微笑みながら彼女の話に頷いて
「ええ、そうですわね……この女子寮の部屋の一つが私のお部屋ですわ
あら、ごめんなさいね?(と、言いながら改めてふりがなを振って、読める様に直して)」
「大丈夫、私は消えませんわ……だから心配しないで、また次会った時は
こうして今日みたいにお料理をしましょうね」
「きちんとお野菜が食べれてお利口さんですわ……苦手なのに、食べれるだなんて尚更……」
いいこいいこして、褒める
「そうでしたの、美味しく食べて貰えてよかったですわねぇ」
と、楽しそうにお話を聞いて
「今日は漢字を習いましたのね、じゃあしっかり10回書きとりしましょうね」
等と言いながら、カラメルを混ぜ終えて漢字練習する様子を眺めて
時間が立ち、1時間経てば冷蔵庫からプリンを取り出して固まり具合を確認してみる
もう十分固まったようで、プリンは完成した
「できましたわ。それじゃあ、今日は1個づつ食べて
それから残りの4個は桃花嬢がお持ち帰り下さいませ」
先に6個全て取り出して、作って貰ったカラメルを全部に均等にかけてから
残りの4個を冷蔵庫に再び戻して――……
「では、二人で食べましょうか。頂きます」
スプーンを手に取り、プリンを掬う
固さも丁度いい様で、柔らかいプリンを口に運ぶ――……
甘いバニラの香りと風味が口に広がる
プリンの元の簡単な調理だが、味は十分に感じた
「美味しいですわね」
一口、口に運ぶとほんわりとした表情で、彼女にそっと笑いかけた
こうして、二人で料理を楽しみ一緒におやつを食べるのは幸せな時間だなと思いながら
葵 桃花 > 「わぁ~い ぷりんぷりん~~(自分が作った初めての料理が凄く嬉しそうにほおばっている。)
やっぱり、自分で作った料理は最高何だよ~~!! アリス姉ちゃんの美味しいね~♪
やっぱり、最高なの~~もぐもぐとプリンを食べからめる美味しいの~~
魔法の粉凄いの!! またアリスお姉ちゃんと一緒に料理作るんだよ(ジャンプジャンプと嬉しそうに跳ねまわる)」
そして歓談している時に…… 時間は過ぎて変える準備をし始めるようだ。(PL:そろそろ帰ります(^^)
葵 桃花 > 「ママも~ パパも~ 桃花の料理喜んでくれるよね。くれるよね~」 (くるっと回転したいようだったが崩れちゃうと嫌だと途中で思い返し 一回転するのを辞めて嬉しそうにプリンの入った箱を掲げる。
葵 桃花 > 「桃花そろそろおうちに帰るの~~ アリスお姉ちゃんありがとうね~~ 一杯一杯美味しい料理が出来るようになったの」
また魔法の粉を使わないと出来ないけどね(てへっっと微笑みつつ)
「じゃあ、きょうはパパとママを驚かせるんだ~~ お姉ちゃんありがとうね(と隣に座っている少女の頬に自分の頬をすりよせて微笑む)」
「じゃあまったね~~ アリスお姉ちゃん」(ぶんぶんとプリンを持っていない手の方を上げて何度も何度も振り返り手を振りてをふり、駆け去っていく。
ご案内:「家庭科室」から葵 桃花さんが去りました。<補足:(背伸びをして窓の外から家庭科室を覗く少女>
アリストロメリア > 本当に簡単な料理ではあるのだけれど……こうして喜んで貰えて何より嬉しかった
「自分で作ると美味しいですものね」
と、言いながら 彼女の喜びようと、美味しそうに食べてくれる姿に感動しながら
プリンを再び掬って口に運ぶ
――……先程と、同じプリンの筈なのに何故だろう
こんなにも、美味しさが一口づつ増していくのは
ジャンプして喜んで跳ねまわる彼女に
「ええ、きっとパパもママも喜んで下さいますわ
また、一緒に料理しましょうね」
――……と、声をかければ
箱を持って嬉しそうに駆けて行く彼女の後姿を、手を振りながらそっと見送って
「……今日は先生へのお礼のクレープやサングリアは作れませんでしたけれど……
いい日でしたわね」
と、言いながら後片づけをして
冷蔵庫に残っている、まだ使っていない食材を纏めれば
家庭科室を後にした
ご案内:「家庭科室」からアリストロメリアさんが去りました。<補足:由緒正しい魔女のお嬢様。態度は尊大だが非常におおらかで善意的である>