2015/06/14 - 20:18~05:38 のログ
ご案内:「その他」に音糸さんが現れました。<補足:銀髪の地味目な女生徒、生活委員会所属>
音糸 > (常世学園女子寮・共同給湯室)
(階ごとに一つ設置されており、自炊派の女子たちが使う場所でもある)

たまにはチキンラーメンでも食べますかー

(と、部屋から持参してきた鍋と袋麺を片手に入ってくる)

音糸 > (水道の蛇口をひねる)
(この時の水の量が味を大きく左右する、慎重に目検をする)

ん、こんなもんでしょ

(蛇口を締め、コンロを点火し鍋をかける)

ここに来た頃はコンロの使い方もしらなかったなぁ……

音糸 > この袋麺も、食べ方分からずにそのままかじってえらい塩っ辛かったけ
この世界の人はこんな味付けのもの食べるんだとか思ったなぁ

(鍋に入れた水が沸騰してくる、頃合いだ)
(と言わんばかりに袋を開け、麺を投入)

あちっ!

(少し勢いが良すぎたのか湯が手に飛ぶ)

音糸 > (じっくり三分待つ、この時間が妙に長い)
(給湯室に置いてある時計と睨めっこしながら時折、麺を箸でほぐす)

うん、いい香りだ
袋麺の醍醐味はこの食欲をそそる香りだよねー

(そろそろ三分、コンロの火を止め、どんぶりを用意すると麺を移す)

音糸 > (冷蔵庫から予め置いといた卵を手に取る)
(空にはマジックでイルミと書いてある)
(こうしないと次の日に消える、それはもう魔術みたいに)

(カンカンと音を鳴らし卵を割ると麺の上に落とす)
(カラはゴミ箱へ、どんぶりにはラップをかける)

いっちょ上がりっと

音糸 > (蛇口をひねれば、鍋をスポンジと洗剤で洗い、チャッチャと水切りをする)
(片手には丼を持ちつつガスの元栓を確認)

火元よしっと

(生活委員会が火事など起こしたら大目玉である)
(きちんと確認すると鼻歌交じりに給湯室を後にした)

ご案内:「その他」から音糸さんが去りました。<補足:銀髪の地味目な女生徒、生活委員会所属>
ご案内:「部屋」にアリストロメリアさんが現れました。<補足:由緒正しい魔女のお嬢様。態度は尊大だが非常におおらかで善意的である>
アリストロメリア > (朝、目が覚めればまだ若干ぼんやりとした状態で、そのまま朝の瞑想をし始める
少し涼しく心地の良い朝のこの時間は、寝起きの状態と含めて瞑想には最適だった

ゆっくりと、ゆっくりと自分の内面へと探求していく
目を瞑り、自分の中を空にした状態では 目前に広がるのは暗闇であるが
その中で無意識の中に封印されている自分の、意図出来ぬ無意識的な部分が蠢き、静かに
自分ですら知覚出来ないが、活発化しているのだろう)

アリストロメリア > (瞑想中、自分の中身を空にし無へと近づけようとするが……
ふつふつと、自分の中に様々な思いが浮かんでくる
それらを捨て去り、浮かんでも囚われることなく、無へと無へと繋がる様に
ただひたすら自分の中を空虚にして、瞑った目の奥に広がる闇の中を静かに見つめる)

アリストロメリア > (暫くして、闇の中から光が浮かび それに集中しながら一層無へと集中する――……
段々段々光が大きくなっていき、目の前が光に溢れた様に明るくなった時
静かに瞳を開けて、まだ若干まどろむ意識の中、ゆっくりと起きあがれば
お湯を沸かし始める)

アリストロメリア > (目覚めの朝の為の、イングリッシュ・ブレックファスト・ティーを淹れる為
此方に来る時、気を利かせたメイドが自分の荷物の中に沢山のまだ未開封の紅茶缶を詰めるだけ詰めてくれたのだった)

『お嬢様は紅茶がお好きですからね
お嬢様には分からないかもしれませんが、庶民にとって紅茶は高価なんです
ピンからキリまで様々にあるので、安い奴はそうでもないんですが
特にお嬢様の飲んでいる様な奴は、一層高い茶葉でありまして
そんな良い紅茶に慣れて居たら、安物なんて決して飲めませんよ

月1万じゃ、学園に行ったら紅茶代の捻出は難しいでしょう……
だからきっと、今は「こんなに持っていく必要無いわ」と思われているかもしれませんが
全部ありったけ、詰めれるだけ持って行って下さいね

どうせお嬢様は沢山紅茶を飲むんですから
沢山に見えても、すぐに全部飲み切りますよ、きっと』

(――……そんな、此方に来る前のメイドの言葉を思い出す)

アリストロメリア > (彼女の言葉は正しかった様で、ありったけ持ってきたからまだ数多くは残っているが――……
こうして一人暮らしをして紅茶を飲んで気付いた事は
大体250g入りの紅茶を月に1~2個消費してしまう事であった

本当に、メイドが気を効かせてくれて助かったし
何より、そういう細かい所にまで目を配らせて配慮してくれるメイドが我が家に居て
小さい頃から世話をされてきたのだ
……なんてありがたい事なのであろうと、改めて痛感するのであった)

アリストロメリア > (あんなに沢山持ってきたから、暫くは困らないであろうが
そのうち困る日が来るだろう……それまでに何処かで働きたいし
何より労働者の身分というのは楽しそうで憧れでもあった故に
何処かで働きたいな……と思う

クラスカの持ってきてくれた資料と睨めっこしつつ――……どうしようか?)

アリストロメリア > (そうこうしているうちに、湯が沸騰し
火を止めれば、ポットの中とティーカップに先ずはお湯を入れ二つを温め始める)

(再び水を入れ直し、火にかければ
今度は小さなお鍋を取り始めて、横で弱火でミルクをじっくり火にかけ始める)

アリストロメリア > (紅茶用のミルクのポイントは、40度以下で出来る限り高い温度で
決して暖め過ぎてはいけない事)

(暖め過ぎれば、ミルクのタンパク質が固まり始めて口当たりが悪くなるし
そうなってしまうと、タンパク質が分離して、やっぱり味も変わってしまうのだから)

(もう一つのポイントは、ミルクのみではなく
そこに多少の生クリームをブレンドして、ミルクと一緒に温めながら混ぜる事
我が家のメイドの隠し味では、その中に少しのコンデンスミルク
或いはミルクジャムを淹れて十分に溶かして混ぜることだとか)

(ゆっくりと――……お鍋の中でそれらをゆっくりとかき混ぜる)

アリストロメリア > (再び湯が沸騰する手前になり、急いでお鍋の火を一旦止めれば
ポットのお湯を捨て、茶葉を適量加えて、お湯が沸騰したタイミングで
高い位置から一気に注ぎこむ

高い位置から湯を入れる事で、お湯の中に空気が入り
なるべく勢い良く淹れることにより、茶葉のジャンピングが促され
美味しいお茶を入れるコツの一つなのである)

アリストロメリア > (約3分であるが、ミルクティー用なのでたっぷり5分
蒸らしている間に、またじっくりとミルクを温めて準備をする)


(暫くして5分経過した所で、火を止めれば
カップのお湯を捨て、先にミルクを3割くらい淹れ始めた)

(『ミルクが先か?後か?』という口論が
きのこたけのこ戦争並みに存在しているが
彼女は完全なる前派であった)

(ミルクを先に淹れた方が、紅茶と満遍なく混ざり合い
ミルクティーのコクが深くなり、ミルク感を味わえるし
口当たりがまろやかだ)

(最後に紅茶を注ぎこんで、彼女の朝の一杯は完成である)

アリストロメリア > (窓を開ければ、朝日が柔らかく差し込む部屋の中で
ゆっくりと紅茶を楽しみながら簡単に朝食を済ませるのが
彼女の日々の中にある小さな幸せの一つだった)

(――……こうして紅茶を楽しめるのは、何と幸せな事か)

(とりわけ、今日の一杯は一層美味しく入れられた気がする
本当は、ここにスコーンとクロテッドクリームと、季節のジャムが欲しい所であるが
今の所ではなかなかその贅沢は叶わない)

(……等と思いながら、素早く着替えを済ませて、髪を整える
そろそろ朝食を届けに、クラスカが来てくれる頃合いだ
彼への感謝に、まだポットの中に残っている紅茶とミルクで
彼のもう一杯を作り始める
部屋へ来てくれたら、紅茶を出してもてなそうと思いながら)

――……問題は、朝は忙しいですし
なかなかその1杯もゆっくり飲んでられない事ですのよね
特に紅茶は優雅でゆったりした気分にさせられますし

(これはアリストロメアの、朝の日課のお話)

ご案内:「部屋」からアリストロメリアさんが去りました。<補足:由緒正しい魔女のお嬢様。態度は尊大だが非常におおらかで善意的である>