2015/07/04 - 12:58~20:51 のログ
ご案内:「考古学試験用特別遺跡」にラジェルさんが現れました。<補足:銀髪の髪を蜻蛉玉の髪飾りで結ぶ。漆黒と白銀のオッドアイ。魔女の格好をしている>
ラジェル > 【かつん、と。土日であるにもかかわらず。否土日であるからこそであろうか。魔女風貌の女子生徒は曰く制服と言い張る格好で遺跡に訪れていた。考古学の実地試験に用いられる特別遺跡。
理由は明白。この特別遺跡の探索であった。】

「さて、どのような未知なるものがあるか、いざパンドラを開くとするか」

【参加者:柿―――】【選択階層1/5】

「……」

ラジェル > 【名前の入力をしなおします▽】
【――参加者:ラジェル】【▽受付を受理しました▽】

「……フッ。では参ろうか、禁忌の扉よ!」
[1D15→11=11]
ラジェル > 【11.
おっとここは古代の拷問部屋の跡地だったらしい!苔むす壁の上からすごい勢いで水が流れ込んでくる!
制限時間内に部屋に仕掛けられたスイッチを探しだして解除しよう。
スイッチの探し方は授業でやったぞ、よく観察して壁や床におかしな所がないか冷静に探してみよう。
(※水は天井ちょっと下まで上がりきった後は自然と排水されます。失敗しても溺れ死なないから安心してね。)】

「ナブバッ!?」

ラジェル > 「ク、ククク。いきなり水を引き起こすとは。この遺跡はノアの箱舟に乗り込むための試練だとでもいうのか!
 よかろう、ならばこの荒波、我が力を以って飲み干してくれよう!」

【実際に飲み干すわけではないが、帽子をつかみながらスイッチを探す。水をかぶって重たいものの、すぐに床にあるスイッチを目に付け、それを踏んだ。水の勢いは見る見るうちに収まっていく】
[1D90→5=5]
ラジェル > 「他愛なし。さて次か……」

【ぱしゃぱしゃと足を上げる。水流が運悪く頭からかぶったせいで、水浸しの部屋に入ったわけでもないのに濡れそぼっているが、ここでくじけるわけにはいかない!】

「この程度の試練、すぐに乗り越えて見せよう!」

【2/5】
[1D15→7=7]
ラジェル > 【7.
なんと幻術トラップのかかった部屋だった!君の好きな人や好きなものが誘惑を仕掛けてここへ足止めしようとする。
心頭滅却し、雑念を追い払うなり魔術を解除するなり頑張ってみよう!】

「なん……だと!?」

【ごくり。】

「まさかこの様な場所にエクスカリバー、ゲイボルグ、シャルル。それに神の刀、造形を映し出す線と点の集合論理(コミック)で見た武器が余すことなくここに保管されていたとは。ガン○ムまであるではないか!」

ラジェル > 【その顔つきは悪をもたらす魔王めいた笑いをこぼすものでも、魔女めいた不気味な笑いを零すそれでもなかった。
 単に目をきらきらさせてそれに飛びつく学生であった。やはり本物はすばらしいものだ、だのひとつくらい持っていってもかまわないのだろうか、と短剣を持ち出したりと。幻術にすっかりハマっていた。】


【20分ほどして大幅な時間をロスした後、『次に行こう』という思考から雑念が消去。おそらくこの部分で減点ものだが、無理やり突き進むこととなった。】

「フッ、今度はどのように楽しませてくれるのか。我を飽きさせんでほしいものだな」

【すでに短剣がその懐にないことには気付いていなかった】
[1D15→3=3]
ラジェル > 3.
真っ暗闇の部屋の中複雑な迷路が待ち構えている……。途中途中の分かれ道には真面目に考古学の講義を受けていたら正解がわかるような簡単なクイズが壁に書かれているぞ。正解を選ぶとどうやら出口へ近づけるようだ。
もちろん、そんなのとか無くてもルートがわかるようなら無視して進んでも良いぞ。出来ることなら灯りは用意していこう!

【3/5】
【3番目の部屋はまっくらだった。明かりが必要なので、己が行使できる灯火の魔術を浮かばせた。】

「なるほど、今度こそ我が知識を試す難題が訪れたということか。ならばよし、この我が答えてみよう!」

【授業はきちんとまじめに受けていたので、問題には難なく解答していた。】

「さぁ次だ次!」
[1D15→6=6]
ラジェル > 【6.
この部屋を守る番兵役のストーンゴーレムだ!硬くて怪力、物理攻撃はなんのその!対して魔法攻撃は結構弱いぞ。
動きも遅いからさっさと逃げて次の部屋へ向かうのも良いだろう。】

【4/5】

「ほう、まさか神が気まぐれに作り出したガラクタ、石造の番人か。人造生命、かりそめの命。クククッ、しかしながら見飽きた存在だ!」

【髪を掻き撫でて、クカカカッ、と乾いた笑いを浮かべた。
 ――空気を圧縮。気圧を増量。濃度を増量。】

「こいつを倒すには魔術が相場であると決まっている。我が地獄の業火に焼かれて、灰燼と化せ!」

【さきほど灯していた火を揺らし、ゴーレムに向けて放った。
 直後、ゴーレムの周囲で大爆発が発生し、そこにいた番人のいた場所には大穴を空けられていた。】

「クチほどにもない。いや、元からクチは聞けんのだったな」

ラジェル > 【次の――否、最後の部屋へと移動する。帽子をしっかりかぶりなおす。十分な警戒を以ってそこへと向かう。】 [1D15→9=9]
ラジェル > 【9.
おやラッキー!碑文がぽつんと置かれた部屋に出た。どうやら碑文の古代文字をきちんと解読すれば壁一面のスイッチの中から正しいスイッチを選び次の部屋をスキップできるだろう。
この古代文字は授業で扱ったものしかでてないぞ。頑張り給え!(ダイスを振る回数を-1して下さい。)】

「………碑文か」

【5/5】
【難解であるこの言語を解読する限り、兎角これはスキップするための転送装置の役割を果たしていたらしい。】

「なるほど、これを用いれば移動できるというわけか、しかしこの『次』の部屋はスキップできんのだ」

ラジェル > 「これで我の踏破回数は規定値に達した。我がスキップしてしまえばせっかくの宝もなくなってしまう。ククク、そのような欺きなど通用せん。我は自力で、この足で向かうとするわ!」

【仰々しく手を広げながら、スイッチ部屋を後にする。そして彼女は最後の部屋へと入ることとなる。】

ラジェル > 【――部屋はいたってシンプルだった。しかし、この空間だけまるで別世界のようにも思えるほど、静寂に包まれていた。】

「……あれだな」

【一台のカプセルマシン型装置。今までの記録を合わせて入力することでレバーをまわせるらしい。
 かかったタイムは2番目の部屋のロスがあったものの、他はおおむね通常通りのスピードでクリアしていた。素子を与え、データを参照。ガチャガチャをまわす。】

「……フッ、童の賭博。この博打がいかなる勝負となるか!]

【いざっ 星の数は】
[1D7→4=4]
ラジェル > 【4。即ち死。忌まれた数字とされる凶兆のナンバー。半透明の薄い橙色には、星型で数が刻まれていた。】

「……フッ、奇しくも今日の日のめぐりも4と来た。なるほどなるほど。この数字は死を暗示する、または死を恐れるな<メメント・モリ>という暗示ということか。あるいはもしや、巨大な存在につぶされぬということなのやもしれん」

【フッフッフッフ】

「よかろう、それも我がすべて受け止めるとしよう。神から遣わされた啓示がいかなるものであろうとな!」

【彼女は啖呵を切ると、出口につながる転移装置へと乗り込んだ。消える直前にもらした笑い声は、少しの間だけ、この空間に響き渡っていた。】

ご案内:「考古学試験用特別遺跡」からラジェルさんが去りました。<補足:銀髪の髪を蜻蛉玉の髪飾りで結ぶ。漆黒と白銀のオッドアイ。魔女の格好をしている>
ご案内:「◇野外試験会場1(期間限定)」に相楽 満さんが現れました。<補足:ボサボサの髪、丈夫そうな服。少し息が荒い>
相楽 満 > 「うーし、よろしくお願いしまーす」

ぺこり、礼をして入ってくる。
先日考えた結果、やはり実戦形式での試験の方がいいと感じ、この形で連絡をしたのだ。

なお、医師には試験内容はぼかしてきた。
バレたら大目玉だが、倒れたりしなければ問題ないだろう、と思っている。
んなわけはないが。

相楽 満 > 試験官と最後の打合せで警告を受ける。
捕獲されたものとはいえ危険度の高い魔獣との実戦であり、ここまで目立った戦闘履歴の無い満には危険かもしれない、と。
それどころか、最近は体調の悪化で事前試験の受験や入院までしている。
下手をすると命はないぞ、と。

「まぁなんとかしますんで」

にへら、と笑って答えた。
心配そうな試験官をよそに、準備運動を始める。

ご案内:「◇野外試験会場1(期間限定)」にエルピスさんが現れました。<補足:赤いショートドレスにニーソックスを履いた、長い栗色の髪を持つサイボーグちゃん。右腕には公安委員の腕章。左腕は兵器だったり普通だったり。>
エルピス > 「ふぅー……」

 同試験を終えて暢気に戻ってくる少女が一人。
 左手には大きな鉄塊めいた銃らしきものを装着している。

 ふと横を見れば、次の人の試験が始まりそうである。
 何となく足を止めて、眺める事にした。

(そういえば、試験終わるまでは頭がいっぱいいっぱいだったけど……
 他の人はどう動くんだろう?) 

相楽 満 > 「ん? おっ、プレスr……
 間違えた、エルピスじゃん。
 男子寮に居る女子って有名の」

危うい名前を出しかけたが踏みとどまった。
どうやら顔を知っているらしい。

「お前も実戦試験?
 すげーな、その銃。それでズバーンってやんの?」

試験待ちの間、にへらーっと笑って近付いてくる。

エルピス >  
「プレスr? ……あ、うん。エルピスだよ。
 え、っと、男子寮に居るのには事情があって……
 その、ボク、元々男の子だから……」

 困り気味に恥じらいを見せながら答えつつ、銃について尋ねられれば、肯定の意で小さく頷いた。

「うん。殴りにも使えるんだけどね。
 新型武装のテストも兼ねて、使ってみたんだ。
 普段使いにはちょっと、過剰火力だったけど……後で報告書書かなきゃ。」

 全長約2.5m、エルピスより大きい。

「えっと、お兄さんもこの試験を受けるの?」

相楽 満 > 「あら、そうなの?
 マジか、それで男子寮に……」

なんか納得してる。
全くおかしいと思ってないようだ。

「っへー、すげーなぁ……
 こんなデカいもの女の子の体じゃ持ち上げるのも難しいと思うけど……」

まじまじとデカい銃を見ている。
日本人だからか、銃が珍しいようだ。
それも巨大な銃だ、男心をくすぐられる。

「おう、この試験形式にした。
 CTFRA審査もいい加減受けようと思ってさ、俺の異能だとこれがいいかなって感じで」

そこそこ細身の体で、ぐっぐっと準備運動をしている。

エルピス >  
「サイボーグ、いや、フルボーグって言うのかな。
 そういう身体だから、ボク。女の子担ったのも、その時……」

 鉄塊、と呼ぶに相応しい巨大且つ無骨な銃。
 エルピスの腕に直接マウントされているらしく、その腕を引きずりながら歩いていた。
 ちょっと動かして、相楽の前に銃身を持って来る。

「そっか。大変だと思うけど、頑張ってね。」

 にぱっ、と人懐っこい子犬のように無防備な笑みを浮かべた・
 加えて、公安委員の腕章を掛けた右腕を胸の前でぐっとガッツポーズ。
 少々、胸が揺れる。色々と無防備だ。

相楽 満 > 「サイボ……フルボーグ?
 なんかよくわかんねーけど、つまり機械ボディか。
 ……なんで女子になるんだ、それで……?」

さすがにそれはわからないといった顔である。
銃身が近くに来ると、うーんとうなりながら不用心にもぺたぺた触り始める。

「うっしゃ、任せとけ。
 じゃ、行くか……なんなら見学してってもいいぜ?」

ぐるぐる腕を回し、準備が整ったらしい会場へ入っていく。

エルピス > 「そんな感じ。あ、でもちゃんとご飯も食べれるし、涙も出るよ。
 ボクのことながら、凄いよね。えへへ。女性ボディになった理由は、
 えっと、なんだっけ……」

 無邪気に笑ってから、きょとん、と小首をかしげた。
 会場へ入っていく相楽を見れば、見学しようと会場近くまで歩くだろう。

「あ、うん。じゃあ折角だし見学しちゃおうかな……」

相楽 満 > 「ほー……普通に人間なんだなそれ。
 単純に女の子になっただけじゃん」

変な感心の仕方をしている。
性転換は珍しくて面白いらしい。

「おっけー、じゃ終わったらまたな」

会場へ入っていく。
大きなクマのような魔獣相手だ。
だが楽しそうに肩をぐるぐる回して相対している。
余裕の表情だ。

エルピス > 「あはは、でもやっぱり機械って思う事もあるけどね。」

 見送った後、観戦へと移行する。
 相手は大きな熊のような魔獣だ。

(素手みたいだけど、どう戦うのかなぁ……魔術師、と言う風にはあんまし見えなかったけれど……)

相楽 満 > 戦闘が始まる。
うなり声をあげながら近付く魔獣だが、にっこり笑いながら満が手招きをする。
ナメられていると理解したか、単純にエサと思ったから、魔獣は恐ろしい勢いで突撃してきた。

それに一歩でかなりの距離を踏み込み、寸勁の要領でカウンターを叩き込む。
単純な動きに見えるが、クマのような魔獣が大きくのけぞる。
どうも見た目以上に恐ろしい威力があるらしい。

そこへ大きく震脚を伴う踏み込み、吹き飛ぶようにのけぞった顔面に右手で裏拳を打ち込んだ。
横へ吹き飛ばす。

たった二撃、それも人間の打ち込んだ攻撃で体を震わせながら立ち上がる魔獣。
余裕の表情、どころか愉悦の笑みすら浮かべた相楽。
恐ろしく対照的な状況だ。

エルピス >  
(やっぱり格闘スタイル……それに、技巧もあるけど……)

 単純なカウンター、たったその一撃で大型の魔獣を揺らす少年。
 次いでの裏拳も魔獣を吹き飛ばした。彼は機械や兵器のようには見えない。
 だが、単純な一撃で圧倒するその様は――

(……見た目以上の、物凄いパワー……!)

 そう、印象付ける事の出来るものであった。
 観戦を、続ける。

(機械って訳じゃないよね……身体能力系の異能にしても、かなりの……)

相楽 満 > 威嚇するように立ち上がった魔獣、その額にかかと落としが刺さる。
地面に顔を伏せるように落ちたところを、蹴り伏せた足ですくい上げる。
巨体を片足で持ち上げ、浮いた体に鉄山靠で吹き飛ばした。
それに追いすがるように飛び。
空中から、腹に拳を叩き込んだ。
大きく魔獣が体を跳ねさせ、動きを止めた。
その口から血が溢れている。
完全にとどめになったようだ。

「……こんなとこでいいッス?」

試験官に問いかける。
受験者のダメージ無し、魔獣は戦闘不能。
異能系審査としては合格らしい。
ついで、CTFRA審査の結果はランク7「特化」として認定された。
異能を用いて、十分な戦闘力があると判断されたのだろう。

相楽 満 > 「ありがとうございましたー」

ぺこりと礼をして試験場から出てくる。
そして観戦をしていたエルピスににへら、と笑顔を浮かべて近寄る。

「やー、お疲れー。
 けっこー上手く行ったわ」

成果も気分も上々、といったところか。
満面の笑みだ。

エルピス > 「お疲れ様っ。凄いね、お兄ちゃん。
 あっという間だったし……えへへ、カッコ良かったかも。」

 思い出しかのように左腕の銃器をアンマウントして背負い。
 そのまま相楽を出迎えれば、無防備に笑ってみせる。

「ところでお兄さん、名前、なんて言うの?」 

相楽 満 > 「さんきゅー。
 まー実戦経験ってあんまないけど、なんとかなるもんだな」

ぐーっと伸びをして、かばんからタオルを出して額を拭う。
少し汗が流れている。

「あ、俺は相楽満。
 名字でも名前でもどっちでもいいぜ。
 ……ってかお兄さんってのやめようぜ、エルピスって確か同い年だけど二年だろ?」

エルピス > 「あ、う、うん。雰囲気がお兄さんだったから、つい……
 ……えっと、じゃあ、満だね。えへへ。」

 遠慮がちに言い訳しつつも、どっちでも良いと呼ばれれば名前呼び。
 …汗を拭く仕草などをなんとなく眺める。少し息が荒いかな、って気がした。

「……アレであんまり経験ないんだ。凄いかも……」

相楽 満 > 「うん、じゃそれで。
 俺も学年上だけどタメで呼ばせてもらうから」

にへら、といい笑顔。

少し、肩を揺らし始めた。
目が泳ぐ。

「……まぁその話はおいおいってことでさ。
 ちょっと場所変えようぜ。
 ここ居るとほかの人の邪魔んなるかもしれないし」

エルピス >  
「あ、う、うん。そうだね。
 ……えっと、何処に行く?」

 小首をかしげ、暢気な様子で訊ねるだろう。
 気が付けば、次の実戦試験が始まっていた。

相楽 満 > 「うん、まぁ疲れたし一旦寮に戻ろうか。
 俺も取りに帰るもんあるし」

笑顔を浮かべ、かばんを抱えて歩き出す。
ほんの少し、呼吸音が漏れている。

エルピス > 「あ、うん。そうだね。男子寮に一度戻ろっか。
 ……呼吸が荒いけど、疲れてる? 銃があってごつごつしてるけど、背中、乗って行ってもいいよ。」

 呼吸音に気付けば、不安そうに尋ねた。
 疲れているのかな。そう思う程度ではあるものの。

相楽 満 > 「あー……まぁちょっと疲れたかな。
 でも大丈夫だよ、こっから寮までの距離くらいなら」

実際疲れたような表情はしている。
試験で相当気張ったのだろうか。

本当はもっと根深い病によるものだが、語らない。
心配をかけさせるつもりがないだけなのか。

エルピス > 「そっか。ならいいんだけど……
 えっと……とりあえず、行こっか。満おにい……満。」

 やや心配そうな表情は残っているものの、
 大丈夫と言われればそれ以上には言わず、満のペースに合わせてゆっくりと歩き出すだろう。

ご案内:「◇野外試験会場1(期間限定)」からエルピスさんが去りました。<補足:赤いショートドレスにニーソックスを履いた、長い栗色の髪を持つサイボーグちゃん。右腕には公安委員の腕章。左腕は兵器だったり普通だったり。>
ご案内:「◇野外試験会場1(期間限定)」から相楽 満さんが去りました。<補足:ボサボサの髪、丈夫そうな服。少し息が荒い>
ご案内:「◇野外試験会場1(期間限定)」に葵 桃花さんが現れました。<補足:ランドセルを背負ったツインテールの少女 >
葵 桃花 > 「えっとえっと、 次のテストはここだって聞いているんだよ」

と、とぼとぼと、蒼ざめた表情であるいている少女
普段の少女からはうかがい知れないような表情だ。

(うぅ~~っ、 変身できないからこのテストかなり難しいの。……お友達、呼んでも良いっていうのなら、マジカルピーチに変身できるんだけどなぁ)・・・と背中に入ったマジカルピーチ用の変身コスチュームを意識する。

(桃花は普通の子だからばれないようにしないと……しないとイケナイの)

と、誰でも見た人にはわかるような変装みたいなものだが彼女にとっては重要なものだった。
変身して気合を入れると、マジカルソードも答えてくれるそんな気がしている。

葵 桃花 > 広い空き地にたどり着く。

そこには、先生が一人待っていた。

『葵桃花ちゃんだね。 少し遅いですよ。ちゃんと時間通りに来ましょうね。』

と、子供の桃花にもわかる言葉で叱る。

「ふぁぃ……ご、ごめんなさいなの」
(ぺこりと 頭を大きく下げる……
(悪いのは桃花なの、でもどうしよう)

『桃花ちゃん が出来る事って、【アイテムの融和】と聞いているのだけど、やってみてごらん。先生が測定するから』


「・・・・あぁぁぁぁっ も、桃花『は』出来ないの。 桃花『の』お友達なら出来るんだけど」

苦肉の策でそう先生に話す。
目の前で首を傾げる先生

『いや、桃花ちゃんが出来ないと意味がないですよ? お友達さんに手伝って貰うなんてダメですよ?』

と真っ当な回答が返ってくる。
ソレは当然だ。葵桃花としての力を見たいというテストなのに、
他の人の力を借りて行うテストなど意味がありえない。

葵 桃花 > 「ほんとうにだめかなぁ?」

若干拝むように見上げながらそう言う。
半ば泣き出しそうにも見えるが……

『当然ダメですよ?…… これは桃花ちゃんのテストなんですから?』

先生がしゃがみ込んで少女と視線を合わせる。
立っているまま指導していると泣き出しそうになっていた為の処置のようだ。


(ま、ま、まずい、 まずいの!? 国語以外結構いい感じだったのに体育さん凄くボロボロになっちゃうの・・・か、 考えるの、 考えるの桃花)

えっとあっと、・・・・・考える事数分
「あっ、 そ、そうなのっ せ、せん、先生・・・少しの間だけ後ろ向いて欲しいの・・・だ、だれも、呼ばないから」

不思議そうに首を傾げ後ろ向き目をつぶる先生

『これでイイですか?』

葵 桃花 > (先生ごめんなさい騙しちゃうのっ 桃花は、マジカルピーチを呼ぶの!!)

と先生が律儀に後ろを向いて目をつぶっているのを確認する少女


「悪ある所に光あるの!! 光ある所には正義があるのっ マジカルパワーめーくアップなの」

と、前口上をいうと、いそいそとランドセルをパカッと開け、中からマジカルピーチ用の衣裳を取りだし着替え始める。

(いそげいそげっ いそがないと不味いの先生待たせているし)

彼女は気がつかない。後ろ向いている先生の肩がピクピク何かを堪えているように震えている事には

葵 桃花 > 着替えること数分 上手に着替えましたと言わんばかりに、マジカルピーチが参上する。

「マジカルピーチ参上なの…… せ、先生前向いてもイイのっ」

と振り返る先生

見る人が見ればどう見ても桃花だと分かる姿…服を変えて髪型をツインテールからポニーテイルに変えただけで違いは背中に大きめのソードを背負っている位だ。
『えっと、桃花ちゃんどういう事なのかな?』


「桃花ちゃんから、聞いた友達の マジカルピーチなのっ 桃花ちゃんの代わりに、テストを受けるの。 も、桃花ちゃんから騙してごめんなさいって聞いているの……」

(だめかなぁ~ だめだよねっ 先生、マジカルピーチが桃花って分かっていないから怒られちゃうよね・・・・・・こ、これ位しか、方法がないの)

彼女にとっても苦肉の策だったようだ。
が、みたまんまの桃花だった為辺そうですらないと思ったか、先生は盾に首を振る。

「やった!!! 」

ご案内:「◇野外試験会場1(期間限定)」から葵 桃花さんが去りました。<補足:ランドセルを背負ったツインテールの少女 >
ご案内:「◇野外試験会場1(期間限定)」にマジカルピーチさんが現れました。<補足:ポニーテイルの魔法少女>
マジカルピーチ > 「先生~ マジカルピーチにどんなテストをしてくれるのかな」

と、先程までの蒼ざめた表情とは違い嬉しそうに満面の笑みを浮かべつつ

『えっと、威力や戦闘がどれ位で切るのかというテストですね。ドローンを用意致しましたので、そちらのドローンを倒してみてください。』

(と言って先生は小さな印を組むと、会場に15体のドローンを配置する)

『時間や、威力等を見ていますので、ご自分のタイミングでスタートしてください。』

「はぁ~い わっかりました~~」
(よぉ~し マジカルピーチの強さを見せてやるんだよ!!!
背中に背負っていたマジカルソードを引き抜き天空にかかげる)

「マジカルソードよ。 もも・・・じゃない、 マジカルピーチに力を与えてっ」

そしてマジカルソードに天空からやってきた稲妻が降り注ぎ輝く。 そして、カチカチっと、オモチャじみた小気味よい音が12回響く。

「マジカルソードも準備万端なのっ よぉ~~しいk・・・・ってまったまったまったなのっ」

(・・・・あれ?…… あれ・・・前にいる敵15体
た、たしか、えっとたしかだよ。)

と恐る恐る自分の剣の柄を見る。光り輝くスロットは12本
・・・・・あれっ? 桃花の攻撃12回……敵・・・15体

・・・・・

あれぇ? たりないよ?

マジカルピーチ > 『もも・・じゃないマジカルピーチ君 試験は始めないのかい』
若干焦れた表情で先生が問う。
そりゃそうだ。試験も来るのも遅れ、問答も遅れ、スタートすら少し待ってというのだから……

「す、少しもう少しだけ待ってほしいのっ」

(ヤバいの12回でどうやってやっつければいいの!?
ピーチが出来るのって、
でっかい剣でぶん殴るマジカルスラッシュ
でっかい剣から防御膜が出るセイクリッドシールド

だけなのに・・・あとは、威力や飛距離をあげるわざだけな・・・あれ?そうなの。 一回で2~3体とかやっつけたら、たりそうなの!!?

えっと、スロットを2個使うと凄く威力と飛距離が伸びるのっ
だから、スロットを2個つかって12回殴れば、一回に2体倒せば
12回の前に倒せるの
完璧なの)

・・・・・割り算……まだ学んでいない少女には12のスロットで2個分使うと、攻撃回数が6回に減るという事がまだ理解できていなかったようだ

マジカルピーチ > 「よぉ~し いっくの~~  マジカルソードよ~ 桃花にすごい力を貸してほしいのっ まじかるぴ~ちに力を

(くるくると踊るように彼女は力を溜めている。)
剣の柄と先を握り、見様見真似で、魔法少女の振付をやる・・・楽しそうだが……彼女が踊っている最中にも、マジカルソードの輝きは増し……踊り、剣を軽く振るう度に大地の土が浮かび上がり、マジカルソードの周りに浮遊する。

(よぉし~ これならこの力ならいけるの)

「いっくぅぅよ~~ まじかるぴ~ちの 必殺技っ まじか~~~るっ スラァァァァァアアアアッシュ」

カチンカチンと小気味よい音がマジカルソードから聞こえる。
彼女には気が付いていないが、自分に酔っているようだった。

ドローンの方に必殺技といいながら横薙ぎをするそれ……

・・・マジカルソードの魔力によって留められていた 槌つぶてと共に解放されていく。


輝く閃光と共に放たれるその一撃(剣だけで切り裂かれるドローンと…… 石つぶてがに放たれて穴開きになるドローン)

マジカルピーチ > 「わぁ~い・・・今の一撃で、10体も倒せたの」
きゃっきゃっと小さくジャンプをしながら、嬉しそうに笑う少女。
(あと、11回で殴ればいいんだから楽勝なのっ

ファイトなのっと・・・なにも気にせずに、そのまま5回切り裂いてドローンを始末する。
6回でばっちり全部倒せたんだし時間もかかっていないの。
必殺技には時間がかかり過ぎるんだよね)


今だ彼女は斬数を把握もせず屠り去る。
……スロットが彼女の想定では6回分・・・だが・・・実際には減っているスロットは7回分

ピーチの算数能力の向上が急務であった。

マジカルピーチ > 先生とはといえ、一流の魔法使いであった先生は、石つぶて程度では何ら問題なく、障壁で護っているようだった

『も、ま、マジカルピーチ君の一撃の威力は10体ですね。
中々の高威力ですね。』

そして、溜めの時間をスタートとしないのであれば速いともそう言う先生。

「えへへへへ~~ ぴ~ち強いでしょ~~。」
Vサインで、先生に微笑む。

満面の笑みだったっ

「後ピーチは防御も少しだけで切るんだよ~ 攻撃よりは弱いけど、カンカンって防げるの」

と、嬉々の笑みを浮かべ微笑む

『そのテストは、また今度行いましょうね。 本日のテストは終了です』

「はぁ~いっ 」
今調子が良いからビシッとやっちゃえば良かったのにっ

「マジカルソード ありがとうね!! またぴーちを助けてくれると嬉しいのっ」
と言って片手で高々と上げると、カチカチカチっと、オモチャじみた音が5回聞こえスロットが全て漆黒になる。

「せ、せんせ~い 桃花ちゃん呼んで来るから少し後ろを向いて目をつぶっていて欲しいの」

と律儀にまた後ろを向く先生。

するすると、服が脱げる音と、うんしょうんしょ あっ前と後ろ間違えたとか言う声が時折会場に響く

ご案内:「◇野外試験会場1(期間限定)」からマジカルピーチさんが去りました。<補足:ポニーテイルの魔法少女>
ご案内:「◇野外試験会場1(期間限定)」に葵 桃花さんが現れました。<補足:ツインテイルの魔法少女>
葵 桃花 > 「せんせ~い もうこっち向いてもイイよ。
先生嘘ついてごめんなさい。 友達呼んじゃったの。
そんで、マジカルピーチちゃん帰っちゃったの」

旬とした表情で少女は語る。
でも、マジカルピーチ凄かったでしょ!! 桃花の事すご~~く護ってくれるんだよ!!

先生が振り返り
『マジカルピーチ君は本当にすごい人ですね。うん。 先生もビックリですよ。』

とマジカルピーチを褒めるとぴ~ちつよ~い ぴーちつよ~い と小さくジャンプをする桃花

思案気に言う先生
『そうですね。 今後の体育のテストとかに関しては桃花ちゃんには、マジカルピーチ君にも手伝ってもらう事も許可しちゃいましょう。』

「えっ 本当~ せんせいすき~」
と先生のお腹あたりに顔をぐりぐりとして嬉しそうにしている少女

葵 桃花 > 試験も終わったし帰るんだよ~~嬉しそうにランドセルを背負い
少女は駆けていく~

(一番の問題だった体育は美味く行った。 お友達を読んでもイイっていう話しも出来たし~ 変身し放題なの!! やったやった~)
丸分かりの変装のため、温情処置だという事にも完全に気が付いていない少女……

いけ、僕らのマジカルピーチ とべ、僕らのマジカルピーチ


算数の割り算が出来る日は何時だ……
ソレが出来ないと数を間違えて進むぞマジカルピーチ

ご案内:「◇野外試験会場1(期間限定)」から葵 桃花さんが去りました。<補足:ツインテイルの魔法少女>