2015/07/08 - 19:09~19:29 のログ
ご案内:「◇野外試験会場2(期間限定)」に谷蜂 檻葉さんが現れました。<補足:眼鏡を掛けた口元の黒子が特徴的な少女(18) 腕の図書委員の腕章は外している。>
谷蜂 檻葉 > 「―――いやー、危ない危ない……」


試験を受け終えて、これであとは結果を待つだけだと元素魔術の授業を内職しながら受けていたのが今日の午前3限の時。

『あ、檻葉さん少し授業終わったら来てくださいね』

そう、コゼットに言われて内職がバレたかと冷や汗をかいたが―――



『あの、ね? 第二試験の結果なんだけど、1回分しか記録がなかったの。 多分檻葉さんの事だしうっかりだと思うのだけれど、残り2回の分。まだ試験場に端末はあるから受けておいてね?』

『あー!』



「せっかくの持ち点減らすところだった……。さ、手早くやって図書館にいかないとね。」

残り2射。
よくよくうっかりが多いほうだとは思っていたが実技試験――試験官が居ないところでやらかしたのが痛かった。 これがコゼットのような温情のある先生でなければ大幅に持ち点を落としての結果だっただろう。

谷蜂 檻葉 > 元素魔術実技試験
修正
――認証 学生証をご提示下さい

――認証完了しました

■■第二:単体射撃試験■■
魔力測定が完了すると、遠方に水晶で出来た的が形成されます。
その的に対して【元素魔術:魔球】を一つずつ放ちこれを三回行い、
その合計点数が持ち点となります。
その際専用端末よりも前に出ないようにする事。

残り 2 回



「よし、 それじゃ―――」
[1d6→4=4]
谷蜂 檻葉 > .
ブリーズ バレット     シュート!
『風よ・収束して―――放て!』


お節介ついでに、コゼットから魔力の感じ方、イメージ法、理論の立て方

―――そして詠唱の仕方をこっそりと教わっておいてこの不良生徒はスルーする……!


「ぃよしっ!」

パァン! と軽快な音と共に水晶に緑が灯る。
やはり個人的な魔力強度としては低いものの、その精度だけは確かだった。

谷蜂 檻葉 > 「これで最後ね」

コゼットから教授された魔力の感じ方。
世界に満ちる魔力と呼ばれるそれは、妖精達が住まう自然によって生み出されてきた。

故に、イメージは変わらず。
世界の助けを借りるようにして魔力を象り、自分の力はほんの僅かに添えるだけ。


「―――――!」

そして、射る
[1d6→2=2]
谷蜂 檻葉 > .
ブリーズ バレット     シュート!
『風よ・収束して―――放て!』

気合一閃。

指から的を一直線に結んだ「当」のイメージは



「……なぁっ!?」


クスクスと。
”ないがしろ”にされた意向返しに悪戯をする”彼ら”によって、ふわりとズレて飛び散ってしまった。


「………………。」

がっくり。と肩を落とすも水晶には既に破片のように跳ねた魔力の残滓が跡のように残り、こっそりと再試をするわけにもいかない。



「ま、まぁ他のはよく出来たと思うし……大丈夫よね。」

谷蜂 檻葉 > 頬をかきつつ、端末を操作して試験場を後にした……。
ご案内:「◇野外試験会場2(期間限定)」から谷蜂 檻葉さんが去りました。<補足:眼鏡を掛けた口元の黒子が特徴的な少女(18) 腕の図書委員の腕章は外している。>