2015/06/26 - 01:32~02:26 のログ
ご案内:「休憩Free(休憩描写注意)」に蓋盛 椎月さんが現れました。<補足:蜥蜴のヘアピンをした白衣の女性。いわゆる保健医>
ご案内:「休憩Free(休憩描写注意)」におこんさんが現れました。<補足:休憩フォックス!>
蓋盛 椎月 > ~ここまでのあらすじ~
保健室で黒塗りの白衣に追突してしまうおこん。
彼女に示された和解の条件とは……
おこん > (黒塗りの白衣って黒衣なのと違うかのう…)
蓋盛 椎月 > (狐さんを抱え上げて運び、
そのまま衝立のむこうのベッドに腰掛ける……
明かりはいつのまにか落とされており薄暗い)
「さーってどうしよっかな~~~」
(実に楽しそうに。
さすがに教師相手には“こういうこと”はしたことはない)
「どういう風にして欲しい?」
(とりあえず笑いかけてみる)
おこん > ひゃっ…
(小さな身体は簡単に抱き上げられて、衝立の向こうへ。
明かりを落としてあるのか薄暗い状態で、
普通に考えればここに人がいるとは思えまい。)
ど、どうしようってなんじゃよ…ワシはちょっと、ちょーっとだけいたずらしただけじゃろ…!
どういう風にって…えっと、優しくしてほしい、とか…そういうことかのう?
(恐る恐る答える。 返答を間違えてはいけない。
彼女は、やるときはやる人間だ。 下手をすれば、
さっきの話のように”躾けられる”ことだって十分にありうる。)
蓋盛 椎月 > 「大丈夫大丈夫。無茶なことはしないよ。
優しくしてあげよう」
(わかっているのかいないのか、頷いてみせて)
「じゃあ簡単なことから初めてみようか。
……“お座り”なんてどうかな?
それとも“伏せ”か。
スキな方を選びなよ」
(狐さんの身体から腕を離す。そして足元のリノリウムの床に手を向けて示す。
ゆったりとした口調だが、有無を言わせない迫力が宿る)
おこん > しづき、や、やめるのじゃ… その、これ以上は…
( 女日照りの男に嫁となって現れるように、好色な男の前に美女となって現れるように、
相手が求める存在になるのが化け狐なのだ。
相手が自分に”ペットになること”を求めてしまえば…
必死に相手に訴えるけれど、無茶なことはしないと言われて胸を撫で下ろす。)
よかっ……あ、あっ…いやじゃ、このような、ことっ…
(抵抗などできるわけがない。 震える声で答えるも、ゆっくりと身体を動かして、
床に稲荷像のように”お座り”。表情には怯えと、被虐の悦びが滲む。)
蓋盛 椎月 > 「やあ、座るところが一段違うだけで
眺めというのは存外面白くなるもんだ」
(愉快げに笑む。背徳の喜びが胸を焦がす)
(黒いストッキングに包まれた脚を目の前で組む。
その拍子に両足の間、タイトスカートの奥が見えるかもしれない)
(靴を脱いで、ぶらぶらと足のつま先を目の前で揺らしてみせて)
「そうだなあ、次は舐めてみようか?
犬らしくね。丹念に。」
(両目が冷たく見下ろしている……)
おこん > しづ、き…
(床から見上げる彼女はとても大きくて、絶対的な存在であるかのよう。
足を組む様子を、ぽーっとした表情で眺めながら小さく呟く。)
舐める…犬みたいに…? ワシは、その…さっきも言っておったが…っ…!
(目の前で揺れるつま先と、相手の目を交互に見つめる。
逡巡した結果、緩慢な仕草で顔をつま先に近づけて…)
ん、む…っふ…んふ…ふう、っ…
(小さな水音と共に、熱い舌を相手の足指に這わせていく。
指の間、関節、ツメの間に至るまで、命じられるがままに、
ただただ丁寧に。 次第に好意に没頭してきて、
うっとりと目尻を下げながら足先に吸い付きはじめる。)
蓋盛 椎月 > (人生はごっこ遊びだ)
(ロールプレイは得意技だ)
(灼熱に身を委ねることも、絶対零度に心を閉ざすことも
そう難しいことではない)
(指と指の間に与えられる熱に、わずかに身動ぎし
熱い情欲と、冷えきった眼差しの両方で受け止める)
(この時わたしはどこにもいない)
(そこにありながら、心だけが手を離された風船のように
ふわりと浮かび上がってしまっている)
「いい顔だ」
(もう片方の脚で、子狐の頭をぐいと押さえつける。
咥えられたつま先は、もう少し強く喉へと押し込んでやった)
蓋盛 椎月 > (凍った心は考える)
(はじめに見せた怯えも戸惑いも嘘ではあるまい)
(しかし今はどうだ)
(水のようだ、と思う)
(集まり流れば大岩を削り取り砕く偉大な力となるが、)
(奔流から切り離され器に入れられてしまえばその形から脱することはできない)
(くすり、と笑う)
「《慈悲》とか、《優しさ》とか」
「どこに存在するんだろうね」
(足の裏で、褒美だとでも言わんばかりに頭を擦ってやる。
頭頂部、後頭部、狐耳の裏)
(ふやけるぐらいにしばらくしゃぶられ続け、
ようやくそのつま先を抜いて、解放してやる。
濡れたつま先は茹だっているかのように蒸気を上げていた)
「どうかな? 楽しいかい、子狐さん。
わたしは楽しいよ、きみが嬉しそうにしてくれて」
(そう、言葉にして確認してみる。
悠然と女君主のように)
おこん > じひ…やさ、ひさ…? んあ、っ…♥
(足の先で触れられる、頭や耳の裏。まるで動物にするような仕草だけれど、
それが嬉しくて、心地よくて仕方ない。 求められた行為を返して、
そしてご褒美がもらえているのだ。 ゆっくりと口から引きぬかれたつま先を見、
次に主の顔を見る。 その顔は服従する愉悦に蕩けきっていて。)
たのしー…たのしー、のじゃ…ご奉仕できてっ、頭も撫でてもらえて…しあわせぇ…♥
(目の前の主の問いかけに、うっとりと表情を緩ませながら答える。
恍惚と言ってもいいくらいに幸福に満ちた表情で答えて。)
蓋盛 椎月 > 「……」
(見下ろす瞳の瞳孔が細まって)
(恍惚に満ちて見上げる狐の顔を蹴り飛ばそうとして
一度脚を上げ――しかしやめて再び脚を下ろす)
(屈みこんで、両腕を脇の下に差し込んで抱え上げる)
(そうしてベッドに二人でごろりと横になる)
「……やめよう」
「悪かった、やりすぎた」
(これ以上は手放した風船が戻ってこなくなる)
「もっと普通にしよう」
(抑揚のない声でそう語りかけて、
恋人にするようにぎゅっと抱きしめる)
おこん > ん、あ…
(うっとりとした表情で振り上げられる足を見つめて尻尾を一振り。
あれは何をしてくれるんだろうか。もし自分を打ったとしても、
大好きな主がしてくれることで、嬉しくないわけがないのだ。
そんなことを考えているうちに、ひょいと抱き上げられてベッドの上。
もっと普通にする、と言われると、まるで水でもかぶったかのように
ぶるぶると頭を振る。 あっという間に意識が戻って来る。いつもの自分だ。)
危ないところじゃったな…のう、しづき…… ワシが反抗できると思うたか?
それにしても、いい匂いと柔らかさじゃの…こうでなくてはならぬ…♥
(相手がそうしてくれるように、じぶんもぎゅっと抱きつく。
なだめるように背中を撫でながら、やさしい調子で語りかけて。)
蓋盛 椎月 > 「“優しくする”、っていう約束だったからね……
次にやるなら、もっと“ごっこ遊び”めいたやり方にしよう」
(笑みの作り方を忘れたような、
彫像のような無表情)
「間違いなく楽しかったし、あなたも楽しかったろうけど……
あなたがどこかに行ってしまうんじゃないかと怖くなった。
わたしとあなたは……
本当はひどく似ているんじゃあないかと思う」
(先ほどまでの泰然とした様子からは、
ひどくかけ離れた弱々しい声)
「ほんとうのわたしは……
どこに行ってしまったんだろう」
(器に入れられる水である前の自分は)
「……まだもう少し、情のあるふつうの人のようにありたい」
(顔を相手の頭に押し付けて、
すんすんと、鼻を鳴らして匂いをかぐ)
蓋盛 椎月 > 「ねえ……
わたしは“優しい保健の教師”でいられているかな……
そればかりがひどく不安なんだ……」
おこん > ワシはのう、人様を化かすために姿を変える狐じゃ。
おぬしも、相手に求められる存在…仮面をかぶっておるのかもしれん。
じゃがの…
(匂いを家具に任せて、ぎゅっと背中を抱きしめる。
腕だけでは足りなくて、尻尾も使ってしっかりと抱き寄せて。)
本当の自分は、もとからそこにあるのじゃ。 仮面が本体ではなく、
仮面をかぶるその人こそおぬしなのじゃからな。
…そんな寂しそうな声を出すのは、ワシの前だけにするんじゃぞ。
おぬしはおぬしのしたいようにすることじゃ。 他人に求められた姿ではなくてのう。
心配せんでも、おぬしは良い教師じゃぞ。 ワシが保証する。
(相手をあやすようにぽんぽんと背中を軽く叩きながら、
ゆっくりとした調子で語りかける。 時折見せる彼女の表情…
その原因の一端に触れた。 落ち着かせるように背中に触れてから、、
髪を、頭を撫でて。)
蓋盛 椎月 > 「そう、か……」
(平坦な声。しかし安堵しているようにも聴こえる)
「うん。わたしは……あなたを信じている。
だからあなたの前でだけ言うんだよ」
(真似るように相手を撫でて、
髪や耳を弱く食む)
「わたしのしたいように、か……
そうだなあ」
(安心したように目を閉じる)
「……首輪はやっぱ似合うと思うからつけて。
リードも用意しよう。
二人っきりの時に」
おこん > ああ、そうじゃとも。 安心してよい…
おぬしがよくやっておるから、他のものも保健室に来るのじゃからな。
そう言ってもらえると照れるのう。 んふ…
(優しく触れてもらったり、軽く喰まれるたびに小さく息をもらす。
ゆっくり目を閉じたのを見て、自分も同じように目を閉じた。)
……しづきの頼みとあらば、しかたないのう。 次は犬娘にでも化けてやろうか。
(目を閉じたまま小さく笑って、 もぞもぞ身体を動かしてぴったりくっつくと、
そのまま安心したかのように息を吐き、すぐに寝息を立て始める。)
蓋盛 椎月 > 「はは、そういう余計な気は利かせなくていいよ」
(ようやく、そう笑って……
寝入り始めた狐のもみじのような小さな手を取り、
指先をぺろりと舐めた)
(そうして、彼女も少しだけ眠る)
ご案内:「休憩Free(休憩描写注意)」から蓋盛 椎月さんが去りました。<補足:蜥蜴のヘアピンをした白衣の女性。いわゆる保健医>
ご案内:「休憩Free(休憩描写注意)」からおこんさんが去りました。<補足:休憩フォックス!>