2015/07/10 - 20:27~20:44 のログ
ご案内:「畝傍のロッジ」に畝傍さんが現れました。<補足:短いブロンドの髪と赤い瞳、オレンジ色のボディスーツ姿。散弾銃を携帯>
畝傍 > 未開拓地区。風紀委員の巡回ルートから外れた森の中に、そのロッジはひっそりと佇んでいる。
周辺の木々には、魔物の侵入を防ぐために護符がいくつも貼られ、結界が生成されていた。
ここは未開拓地区における、畝傍の『狩り』の拠点。彼女がここを訪れた目的は他でもなく――来たるべき決戦のための備えだ。
畝傍はヘッドギアに手を触れて操作し、頭上に展開されたポータルから鍵束を取り出すと、その扉を開けた。

畝傍 > 中に入り、居間の方まで歩くと、その奥にはいくつか扉がある。
その中の一つ、普段は厳重に鍵がかけられている部屋の方向へ向かった。
鍵束の中の一つを錠前に差し込み、解錠。部屋の中へ入っていく。
そこは日常的に使用する銃の類から、普段の狩りには用いることのないようなモノまで、さまざまな武器弾薬群を揃えた武器庫であった。

畝傍 > 普段は大小さまざまな種類の魔物を、これら兵器群と鍛えられた狙撃の腕により狩ってきた畝傍であったが――今回は相手が相手だ。
黒き童女。全てを嗤う邪神。這い寄る混沌――
今の畝傍には、『混沌』に対抗しうる力がある。協力者もいる。
だが、それでも万全の準備を整えて戦いに臨まねばならない。
すべては約束を果たすため、ただ一人の少女を救うために。

畝傍 > 背中のフライトパックを一旦外し、先程まで持っていたショットガンや鍵束とともに再び傍らの机に置く。
そして橙色のボディスーツの上に深緑色のコマンドベストを羽織った後、再びフライトパックを装着し、
手榴弾、アーミーナイフ、両脚にはオートマチック拳銃の入ったホルスターと、次々に武器を装備していく。予備の弾薬も忘れずに収納。
これだけで、普通の少女にとってはかなりの重さであろう。だが、身体強化を受けた畝傍には普段より少し重い程度の感覚であった。
ここで一度ヘッドギアを操作し、収納ポータルを開くと、箱形の大きなロケットランチャーをそこに仕舞う。
そして右手にショットガンを持ち、鍵束を手にとると、武器庫を出てしっかりと鍵をかけた。

畝傍 > ロッジを出て、入り口にもやはりしっかりと鍵をかけた後、
再び収納ポータルを開き、ロケットランチャーを左手に持つ。
さすがにこれは畝傍にとっても重い。やや姿勢がぐらついたものの、どうにか保持する。
そして、ヘッドギアを通じた脳波操作でフライトパックを起動。
円形の中心ユニットから板状の羽が伸び、その先端に備わった卵型の噴射装置に点火され、畝傍の体は徐々に宙に浮きはじめる。
いつもよりはるかに重い装備の重量のために最初はふらつくが、噴射装置の微調整によりやがて姿勢が安定してくる。

畝傍 > 「(シーシュアン……サヤ……ボクは……もう迷わない。こんどこそ、かならず……たすけるよ)」
揺るがぬ決意を秘め、橙色に身を包んだ少女は空へと飛び立った――

ご案内:「畝傍のロッジ」から畝傍さんが去りました。<補足:短いブロンドの髪と赤い瞳、オレンジ色のボディスーツ姿。散弾銃を携帯>