2015/07/20 - 21:04~02:29 のログ
ご案内:「路地裏」に白崎玲刃さんが現れました。<補足:自由人な、なんでも屋。>
白崎玲刃 > 【最近は日数に間隔をあけて落第街で情報収集をしている玲刃であるが
やはり、少々の小競り合いはあるようではあるが、大した騒動も無く
いつもの落第街、いや、それよりも少し平和な状態であるという情報を得ながら
少し暇そうに、されど、平和であることに満足そうに歩いていた。】
ふむ…やはり最近はここも平和だな…
………!?
【しかし、その時!
突如として玲刃へと向けて発砲音が響く】
白崎玲刃 > 【咄嗟の判断で動いたことにより、
銃弾はかろうじて急所を外れるが
探知の魔術を発動した玲刃は即座に現状を理解して内心苦々しく呟く
この状況はまずい、と】
………囲まれてる…か……
おいおい……これはどういうつもりだ?
【玲刃は辺りの路地裏に潜む者たちへと向けて、笑みを浮かべながら軽い口調で問いかけるものの
内心では苦々しい表情で冷汗を流していた
なぜならば、玲刃を包囲するように路地裏に潜んでいた者達は
優に50人程の人数が居たのである。
その者たちは玲刃へと向けて言う、
これは報復だと】
白崎玲刃 > おいおい…報復だって?
いや、まあそれりゃあ俺だって、どこで恨みを買ってるかわからない生業してる訳だがな
流石にこれはやり過ぎじゃないかって?思うわけだがそこの所どうなんだ?
【報復だという言葉を聞きながら、苦笑いを浮かべながらも、漂漂とした様子で問う。
やり過ぎじゃないかと
それを聞いた者たちが声を荒げながら言う
やり過ぎなどでは無い、自分がやって来た事を思い出して見ろと
その者達の話を要約するとこうだ、
玲刃が依頼で潰した違法部活の残党や、依頼で殺した者の関係者だと
その者達が集まってこれだけの人数がいれば玲刃を殺せるだろうと判断して殺しに来たのだと
そういう事であった。
つまり、玲刃は現在、絶体絶命の状況であった。】
ご案内:「路地裏」にメアさんが現れました。<補足:長い黒髪に黒服の少女>
白崎玲刃 > いやいや、それを言うならお前達の自業自得の方が先だろう?
俺は、ただ依頼を受けて殺しただけだが、
その依頼が発生する原因を作ったやつは誰だ?
それは俺が殺した奴や、潰した部活の方だろ?
【内心苦々しくどうするべきかと呻きながらも、
漂漂とした態度を崩さずに言う
殺されたのは、殺された奴が原因だと、冷たく言い放つ
しかし、それは詭弁であり、更に言うなら自分が報復される事の正当性を助長している様なものであった
勿論、それを玲刃を囲む者たちは当然告げる、
じゃあ、今、報復される原因を作ったのもお前だろう?と
そう言いながら、その者達は痺れを切らしたように襲いかかってこようとしていた。】
メア > ………
【小さな少女がガリガリと剣を引きずり男たちの背後へ歩いてくる歩いてくる
玲刃はその剣にどこか見覚えがあるかもしれない】
白崎玲刃 > ああ、そうだな…
じゃあ、俺がお前たちにやり返すってものこれは正当だよな?
【そう言いながらも、玲刃はかかって来る者たちに対し
漂漂とした笑みを崩さずに、立ち向かう。
無論、不利な現状は解っている、
しかし、足掻かない事にはどうにもならないのである】
……とは言え、これは…不味いぞ……
【飛び交う銃弾をかわそうとして動こうとするも
同時に打ち出される40程の銃弾をかわしきる事など当然出来ない
辛うじて急所だけは何とかかわし切っていたものの、その体は銃創だらけであり
いつ致命傷を負うかはわからない状況であった。
当然玲刃も、構成に転じようと、収納の魔術で投げナイフを取り出して投げ放つも
玲刃についての事を口伝えで知っているその者達は
その癖を把握する様に動き、玲刃が投げ放つ投げナイフをかわしてしまう
現在、どうにか投げナイフを当て、行動不能や死亡させられたのは、2、3人のみであった
これはジリ貧な状況である
そこへ、更に泣っ面に蜂のように、拳に炎を纏った男が殴りかかり、酸を作り出す能力の者が強酸を飛ばし、雷を落とす能力の者が指を向け、
獣化の能力を持つ者が爪で切りかかり、触手を操るものが触手を向ける
そう、異能力者による総攻撃である。
これは絶対絶命の状況であった】
………メア……?…
【そこへと現れた人影を目にし驚いた様な表情で呟きつつも
現状が絶体絶命の状況であると知っている玲刃は、逃げろ…と、呻こうとするも
迫りかかる攻撃を前に声が途切れる。】
メア > ……
【数に物を言わせ麗人に群がる能力者たちを見て重そうに剣の先を向ける】
死んじゃったら……
【剣の鍔のあたりにある2つのトリガーのうち片方に指をかけ、ひく
剣がプラズマを纏い光量が増していき】
ごめんね…
【2つめのトリガーを引く
充填されたプラズマがまるで光の槍のごとく玲刃に向かっていた男数名を呑み込むように駆ける
胸や頭に当たっていれば一命はとりとめるだろうが…狙って撃ったわけではない
偶然にも何人も巻き込む形になるだろう】
白崎玲刃 > 【探知系の異能者がメアの存在に気づいており、
即座に数人にメアへの銃撃の指令を出す。彼らは女子供であろうと躊躇しない様だ
10人程が玲刃への銃撃からメアへの銃撃に移る
更に、サイコキネシスの異能を持つ者が、メアの持つ剣を危険と判断しメアへと向けて
路地裏に落ちている雑品をメアへと向けてサイコキネシスでぶつけ様とする
更に、メアが撃ったプラズマの矢に対し、光を操る異能の者がそれを減衰させ
その矢は1、2人の無能力者を巻き込んだ後、獣化の能力を持つ者の腕をを消し飛ばすがそれだけに留まる】
……ぐ…ぁ……ま、だだ。
【メアが現れた事によって、囲む者たちに走った一瞬の驚きによる、一瞬の隙
その、ただ少しの隙を玲刃は見逃さなかった
メアが現れた事により出来た隙、メアが作ってくれたともいえるその隙を見逃さなかった
玲刃は自分にまず最初に、自分に落ちようとする雷への対策として、取り出した投げナイフを頭上から斜めになるような軌道に投げ、
雷の軌道を逸らす避雷針の様にする
そうしながら殴りかかって来る炎の拳に対し水の魔剣を取り出しながらぶつけ
その勢いを使いながらその男の後ろへと回り、強酸からの盾にする
しかし、触手への対処が足りず、その触手に足を絡めとられ銃撃に曝されようとしていた。
絶体絶命の状況は未だ変わらずであった。
未だ、数の差は20倍以上あった。】
メア > 【飛来する弾丸や雑品を影が受け止める
メアの事を知らず薄暗い路地裏に居る男達ははメアがサイコキネシスで止めているように見えるだろう】
玲刃……
【銃弾に晒される玲刃、もう時間はない
メアの影が一斉に多数に鋭く伸び男達の影の頭を貫かんとする
メアに注視していた探知系の異能者でなくては避けるのは難しいだろう】
ご案内:「路地裏」に畝傍さんが現れました。<補足:短いブロンドの髪と赤い瞳、オレンジ色のボディスーツ姿。巨乳。狙撃銃を携帯、両脚に拳銃入りのホルスター>
畝傍 > 転移荒野での決戦以後、畝傍は協力者の一人、白崎玲刃にサヤの無事を伝えていなかったことを思い出す。
背負った脳波操作型フライトパックを用い、彼を探して島内の各所を飛行していた畝傍は、やがて路地裏へ辿り着いた。
そしてようやく見つけた彼は――窮地に陥っていた。玲刃と、名も知らぬ黒づくめの少女の二人が、多数の男たちと交戦している。
「レイハ!」
思わず、叫ぶ。そして上空でフライトパックを制御し姿勢を維持したまま、狙撃銃を構え、戦闘態勢をとった。
白崎玲刃 > 【雑品が受け止められた事に驚きつつ
サイコキネシスの異能を持つ者は鼻や目から血を流すを度に集中し出力を強めそのまま押し切ろうとする。
持っていた異能故に、メアが操っている物が影だとわかった
光を操る異能の者は、路地裏を明るくしてメアの影を薄めようとする
探知の異能を持つ者はメアの攻撃に気づき自身も除けながら
男たちに除けろと指示するもそれが通じたのは半数ぐらいであり、
20人程の男の頭が貫かれる、その中には、酸を作り出す能力の者や、活躍すること無く命を落とす事になった、超音波を操る能力の者も居た
しかし、メアへターゲットを変えた異能者も存在した、
それは雷を操る異能を持つものである、彼はメアへと指を向けてメアに雷を落とそうとする】
………か……ぁ…
【メアの影により大半の銃弾は受け止められたものの、
一部残っていた銃弾が玲刃を貫き、更には声帯を打ち抜かれた玲刃は声を出せなくなる
しかし、全身を打ち抜かれながらも、メアが自信を助けようとしてくれているという事実に
自分だけが諦めるわけにいかないと奮起するも、
触手に絡めとられ、逆さに吊るされたままである、
そこへ、間近に居た炎の異能を持つ者が殴りかかるも、
身体強化を使って腕を縛る触手を無理やり引き千切りながら
無理やり水の魔剣を前へと付きだし、それが丁度、炎の異能を持つ者の胸へと突き刺さるのであった。
しかし、そこへと背後から獣化の能力異能を持つ者の爪が迫っていた
更には、玲刃を縛る触手が持っていた毒が銃創から染み込み玲刃を蝕む。】
【上空に来て狙撃銃を持つ畝傍に、探知の異能を持つ者は気付いたようで
叫び、何人かの男が畝傍に気付く。】
メア > 【光が強まり路地裏が明るく照らされる
だが光が濃くなればなるほど影はよりはっきりと浮かび上がる
弱めるというよりも多少見やすくなった程だろう】
1つ……2つ…
【場を全体的に見回しまずは自身に迫る雷の異能者、あれは避けなければマズイ
転移で男のすぐ近くに現れそのまま男の頭に影を一閃
濃く地面に映るメアの異形と化した影が雷の異能者の男、
そして触手を操る男に狙いをつけ貫かんとする】
畝傍 > 「……よくも、こんな……!」
満身創痍の玲刃を見やり、畝傍の中に男たちへの強い怒りが生じる。
畝傍は玲刃がここまでの事をされるに至る事情をほとんど知らないも同然であった。
その時、二人と交戦していた男たちの一部がこちらに気付き、銃を抜いていた。
玲刃に対する仕打ちから察するに、向こうは殺害を辞さぬ構えだ。
ならばと、上空から男たちと対峙する畝傍もまた、躊躇なくヘッドショット殺を試みる!
男たちの銃撃を回避の後、まずは一発、発砲!BLAM!
着弾を確認する間もなく、すぐさま次弾を装填し発射。BLAM!再び発砲音!さらに再装填、のち発射!
白崎玲刃 > 【先程までメアの居た所に雷が落ちる
しかし、そこには既にメアは居なく、驚いた様な表情をするも、それも一瞬の事でその後にはメアの影が頭を貫いていた
しかし、触手の異能を持つ男は玲刃が触手を引き千切った時の痛みに崩れその動作によりメアの影を回避していた
そして、メアの姿に気づいたその男はメアの姿を見るとメアへと向けて痛みを忘れたように元気になり、舌舐めずりしながら触手を伸ばす
その男はロリコンであった。
更に生き残っている男たちのうち5人がメアへと向けて銃弾を放つ。
サイコキネシスの異能を持つ者は物品を押し返すのから、男たちが打ち出す弾丸を加速させるという行動に移行した
畝傍の狙撃は的確であり、男たちの頭を的確に打ち抜いてゆく
しかし、連射性においては拳銃の方が上である
触手の男がメアへと向かうのを一瞥して確認すると、嫌悪感を露にした様な表情をしつつ
探知の異能者、彼女は無能力者達に向けて、畝傍の軌道を的確に指示し狙わせる。
そうして、光を操る異能者も、指先に局所的に強めた光をレーザーの様に畝傍へと放つ】
(畝傍……?)
【探知の異能者の言葉により、上空にも誰かが居る事に気づき
上空を見れば、そこに居るのが畝傍だと気づき、彼女が加勢してくれた事にも心強さを覚える】
……がっ―――!
【そうしながら、獣化の異能を持つ者の爪に気づくも、触手の毒に蝕まれたその体は動きが渋く
どうにか首を切断させる事を避けたものの、背中を深く爪で抉られる。
そうしながらも、振り向く様に斬撃を放とうとするも、そこに硬化の異能を持つ物が現れて盾となる。
が、玲刃は、即座にその勢いで無理やりとび下がり距離を取る
穿たれた銃創から血が飛び散って舞う
そうしながら、路地から拾い上げ持ち上げるはメアが持って来ていた電気の魔剣
修理され、改造されたそれを持ち上げて、起動し、毒で覚束無い体ながらも、硬化の異能を持つ男へと切りかかった。】
メア > っ…
きもち、わるい……
【自身に向けられる触手の異能者の視線
あれだけは何だか周りの者と違う…そんな事を思いながらも自身に意識を向けているのなら都合がいい
迫りくる触手や銃弾を影で防ぐことに集中する
上空からの狙撃で確実に数は減っている、時間さえ稼げれば勝てると見込んでの行動だ】
畝傍 > 着弾するたび、畝傍の全身に甘い刺激がほとばしる。
「ああ……イイっ……♥」
狙撃行為によって快感を得ているのだ。彼女は狂っていた。
――そして再び、迫りくる銃弾を回避せんとする。直撃は免れたものの、何発かの弾丸が体をかすめた。
橙色のボディスーツがところどころ破れ、そこから出血。
「く……っ」
苦痛と快楽が入り混じり、表情が歪む。
さらに、光を操る異能者の指先から迫りくる光線!直撃すればひとたまりもないだろう。
だが、ここで自らの異能――『炎鬼変化』<ファイアヴァンパイア>を用いるわけにはいかない。
急加速で回避した後、弾を込め、光線の出所を探り発砲する!
白崎玲刃 > 【メアへと向けた触手を影で防がれながらも
その防御を打ち崩そうと触手の異能者は力を込めて無理やりその防御をこじ開けようとしている
更に、メアが影で銃弾などを防いでいる状況に、防がれている銃弾をサイコキネシスで後押しし、防御を崩す手伝いをしているサイコキネシスの異能者もいた。
しかし、銃撃をする者達は、また一人また一人と減っていってはいた。
畝傍の狙撃により減っていく男たちを見やりつつ、
未だ畝傍を仕留められていないという事実や、探知の異能を持つ能力者は癇癪を起したり
銃撃をして快楽を得ている畝傍の様子に驚愕し
その指示の精度が落ちる。
更に畝傍の弾丸が、光を操る能力者の頭に着弾…したように見えた物の、
光を操る能力者は光を屈折させて自分の位置を偽って見せていた為肩を貫くにとどまる
しかし、肩を貫かれても、その眼鏡をかけた男、光を操る異能者は冷静で
彼の光線の狙いは止まらず。レーザーは放たれる。】
【玲刃は、全身の急所以外のあらゆる場所を打ち抜かれた状態でなお
気力のみで立っている様に、しながらふらふらと、
しかし、的確に硬化の異能を持つ者へと、あらゆるものを分解し切り裂く電気の魔剣で切りかかる。
硬化の異能を持つはかわそうとする者の、その足には深々と水の魔剣が突き刺さっていた
何故、硬化の異能者の足にこの様なものが刺さっているのであろうか
それは、先ほど玲刃が引き下がる時に、全力で、腕が折れるのも無視して硬化の異能者の足へと向けて水の魔剣を投げ放っていた、それが刺さっていたのである。
そのまま、硬化の異能者は回避できずに両断されるのであった。
だが、玲刃への少量の銃撃や、獣化の異能者による攻撃も止んでいなかった】
ご案内:「路地裏」に九耀茉莉さんが現れました。<補足:黒服・黒スカート・黒い長髪・青紫の瞳の少女。「お兄様」を探している。>
九耀茉莉 > かつり、かつり、かつり、かつり。
戦場と化した路地裏に、誘われるように足音が近づく。
「…あらあらおやおや、これはまた、随分賑やかな夏祭りです事。」
楽しそうな声と共に現れたのは、黒ずくめの少女。
夏だというのに、真っ黒な長袖のジャケットにロングスカートだ。
メア > 【銃弾の数が減っていき少しできた余力
それを使い男の本体…ではなく触手を切り裂く
異能とはいえおそらく体の一部、隙を作ることはできるだろう】
また、1つ……
【癇癪を起している探知系の異能者に向け転移の魔術で
ポケットの中の五寸釘を頭の中へ転移させる
冷静な判断を欠いた今なら通用するかも、と】
畝傍 > 「はぁ……っ♥」
光の異能者の肩を撃ち抜いたことで、再び体を突き抜ける快感。
しかし、それに浸る間もなく光線は迫る。回避を試みるが一寸遅れ、フライトパック左翼の噴射装置が損傷。
「……あっ」
そのまま体勢を崩してしまい、徐々に高度が低下していく。
このような状態では狙いは定まらない。だが――。
すぐさまフライトパックを脳波操作、右翼側噴射装置の出力を上げて体勢を直しつつ、二発目の光線の出所と思わしき箇所へ発砲。せめてもの抵抗を試みる!
白崎玲刃 > 【触手を切り裂かれながらも、それがメアによって引き起こされたという事実に
痛みと共に快感を覚える触手の男、しかし、一瞬の隙は出来るが。
その後一転して、触手は更に勢いを増す。
癇癪を起こしていた探知の異能者は突然頭の中に釘を転移させられ
それを感知する間もなく、脳に損傷を負い倒れ伏す
それにより、探知の能力者による指示が無くなり、無能者達の銃撃は正確さを失ってゆく
畝傍と相対している、光を操る異能者は、全身を打ち抜かれながらも冷静に
畝傍を仕留めようと光撃の手は止めない
しかし、フライトパックを打ち抜いてしまった事により、飛行軌道の推測がずれ
光の異能者は少し慌てて畝傍の軌道を読むことに集中する。それにより、自身の位置を暈していた能力の発動が止まってしまい、
少しの間、光の異能者の正確な位置を見る事が可能になるであろう。】
(メア……畝傍…こんな俺の為にありがとう…
今回だって、結局は俺の自業自得なのにな…本当にありがとうな…)
【メアや畝傍が自身の為に戦っているという状況に声帯を打ち抜かれ声を出せないままで
しかし、心の中で礼を言う
そうしながら、弱まった銃弾の雨を、おぼつかない体を、気力と身体強化で動かしながら
致命傷を避けつつ獣化の者と対峙する。
電気の魔剣で切りかかるも、獣化していながらそれを本能で危険を察知した
彼は素早く回避しながら玲刃へと切りかかる
それに対し、玲刃はおぼつかない体で、
しかし、爪で胸を浅く切りつけられながらも、剣を持っていない方の手でカウンターの様にしてその腕を抑え込む
しかし、その状態では銃弾に曝される危機があったがその時にはもう、
無能者達は、玲刃へと銃口を向けていなかった。
【何故なら
今まで、ここへ現れた者が皆玲刃の味方であった為
今現れた九耀の事も玲刃の味方だと判断したサイコキネシスを持つ異能者は、
メアを触手の男に任せ、玲刃への攻撃は獣化の者へと任せ、数人の無能者の者達と共に九耀へと攻撃を加える。
九耀へと数人の無能力者の者が銃撃を放ち、サイコキネシスの異能者が雑品をぶつけようとする。】
メア > っ…なんで…
【斬りつけたのにさらに勢いの増した男に集中する
司令塔はひとまず潰した…後はこれを抑えよう、そう思案し
触手の異能者と一対一で向き合い触手を少しずつ確実に刻んでいく】
九耀茉莉 > 「おやおや、随分なご挨拶。」
自分に銃撃を放とうとする者達、あるいは何らかの能力でそこらの品をぶつけてこようとする者達に小さく苦笑する。
だが、問答無用ならむしろ好都合だ。
「――――丁度、おかしな事をしたかった所なので。尋ねる事は、省略としましょう。…矢よ。」
左手を前に突き出し小さく詠唱する。
一工程で放たれる、魔力の矢。
しかし、現れたのは矢ではなく……剣。
圧倒的な魔力量とそれにふさわしい出力許容量、精密な動作を可能とする技量が、ただの魔力の矢を、自在に操れる魔力の剣へと昇華させているのだ。
スライサーのように高速で左手の魔力剣を回転させ、防壁として、飛んでくる物品と銃弾を防ごうとする。
同時に、やはり一工程の詠唱で右手を払い、魔力の剣を発射して自身に攻撃を加えた相手に向かって叩き込もうとするだろう。
畝傍 > 「あっ♥あはぁぁ……っっ♥」
快楽に打ち震えながら、ふらふらと飛行する畝傍。どうにか体勢を維持しつつ、放たれる光線を回避していくも、
何発かは脇腹や脚、そしてフライトパックから生えた板状の翼を、ギリギリのところでかすめる。
だが、噴射装置の損傷により飛行軌道が乱れたのが不幸中の幸いというべきか。
畝傍は自身に向け光線を放っていた眼鏡の男の正確な位置を、はっきりと視界に捉えることに成功した。
そして、男がその飛行軌道を読むことに集中する一瞬の隙を突き。
「…………そこっ!」
ヘッドショット殺を試みる!BLAM!響く発砲音!
反動で体勢を崩しながらもすかさず次弾を装填、駄目押しとばかりに眼鏡の男の心臓も射抜かんとした!
白崎玲刃 > 【メアに体の一部ともいえる触手を刻まれながらも
その男は嬉しそうな表情でひゃはははと笑い続けながら触手を伸ばし続ける、
それは傍から見れば痛みで狂った様に見えるであろうが、
しかし、その男にとってはメアの一部である影に、自身の一部である触手を切られるという
特殊な事態にひどく興奮していたのだ。
とはいえ、いくらその男の気力が続いた所で、体力はいつまでもは続かない
メアの影に刻まれながら触手の勢いはどんどんと減衰してゆく
だが、執念ともいえるものであろうか最後の力を振り絞った触手のいくつがメアの体へと近づく。
しかし恐らくこれを切り落とす事が出来ればもう、その男は触手を伸ばす事も出来ないであろう。
ぶれた畝傍の軌道に、推測通りにならない現実にいらつきながらも、冷静にレーザーを撃っていた光を操る異能の男は
しかし、最大の誤算をしていた、それは自分の位置を光で偽る事、
畝傍の軌道を読むことに集中しそれを忘れ居ていた男は、
最後の、最大の誤算に気づかぬまま、畝傍の狙撃により
その男によって自慢であった頭脳のある頭、そして心臓の打ち抜かれ絶命するのであった。
九耀に対峙する者達は、九耀の異様な雰囲気に物怖じしつつも銃撃の手は止めない
そして、九耀が言い放った言葉、魔力の矢という言葉を聞き、
安堵したように、馬鹿にした様に笑いを放つも、驕りはそれまでであった
九耀の魔力の矢の出力はもの凄く、剣へと昇華したそれによって雑品や銃弾を軽々と防がら
唖然とするもそれは一瞬で飛来した魔力の剣により無能力者は1、2人を残し大半は死に
サイコキネシスの異能者は必死に操った雑品で身を守り事無き事をあるも
その表情は自分達の方が圧倒的に有利であったはずの今日の出来事に、現在起きている途方もない出来事にへの恐怖に染まっており、
もうわけがわからないといった表情でやたら滅多らに、落ちている物や、壁に走る配管などを異能で振り回す
その出力は、振り切った感情により、大きなものとなっていた】
【玲刃はそれらの一連の戦闘を見る余裕も無いくらいに
意識を朦朧とさせながら、
獣化の異能を持つ者の腕を抑え着け…きる事も出来ずにその腕に
重症の体を振り回され、電気の魔剣を取り落とす。
しかし、彼はまだ諦めていなかった。
最後の力を振り絞りながら収納の魔術を発動し、
獣化の異能者に振り回されながらも、
ミウから貰った剣のうちの一つ、刀身から真空波を放つ剣を引き抜き
おぼつかない手で振り回す、
標準が定まって無いながらも、しかしそれは、獣化の異能者を中心として振り回されていた事が功を奏し
刀身から放たれる真空刃が、獣化の異能を持つ者を斬り刻んでゆく
後はもう、どちらが先に力尽きるかの耐久勝負であった。】
メア > ん……
【自身に接近した触手に咄嗟に握った釘を突き刺す
直接触れるのは何だか嫌だ、そんな完全拒否の思いと共に
体力が限界の男の胸元を影が突き刺す】
はぁ…はぁ……
【異能や魔術の連続使用に疲労困憊になりながらも触手の異能者を
倒せば自分の役目は終わったと地面に座り込む】
畝傍 > 「はァーッ……♥気持ちイイ……ッ♥もっと……撃ちたい……ッ♥」
目標の脳天と心臓、両方に着弾。それに伴う強烈な快感に、畝傍はもはや理性さえも喪失しかけていた。
しかし、快楽を噛み締めている暇は無い。まだ敵は残っている。
フライトパックは損傷している上、燃料も不足している。これ以上飛行を続けるのは難しいだろう。
噴射を調整しつつ、ゆっくりと地上に降り立つ。
九耀茉莉 > 「おや、全滅させるつもりが、生き残りが出てしまいましたか。」
生き残った何人かを見やる。
何事か叫びながら、手にそこらの物を持って暴れ始めた。
「…落ち着きのない。少し、「大人しく」してくださいまし。」
空いた右手をかざし、上から押さえつけるように動かす。
「『重力』:大地の力・『ベクトル』:流れ・『大地』:沈む――」
奇怪な詠唱。「力場操作」の詠唱だった。
男達の居る一体が増大した重力に覆われる。
もしもその重力に囚われ、動けなくなったら…容赦なく魔力剣が飛んで来るだろう。
九耀茉莉 > 「おや、全滅させるつもりが、生き残りが出てしまいましたか。」
生き残った何人かを見やる。
何事か叫びながら、手にそこらの物を持って暴れ始めた。
「…落ち着きのない。少し、「大人しく」してくださいまし。」
空いた右手をかざし、上から押さえつけるように動かす。
「『重力』:大地の力・『ベクトル』:流れ・『大地』:沈む――」
奇怪な詠唱。「力場操作」の詠唱だった。
男達の居る一帯が増大した重力に覆われる。
もしもその重力に囚われ、動けなくなったら…容赦なく魔力剣が飛んで来るだろう。
白崎玲刃 > 【メアに触手を釘で刺され、更に影で胸元を貫かれた男はしかし、
完全に拒絶されながらも、相変わらず変態的な笑みを浮かべたまま事切れ、
倒れ伏すのであった。
メアに対しては、最後の方において触手の男のテンションに他の者は着いていけずに
触手の男のみが対峙していた為、その男を倒したメアはもう安全であった。
光を操る異能者を打ち抜き、地面へと降り立つ畝傍に対しては、
残っていた残党の無能者2、3人が銃を向けるを、
人を撃ち快感を感じている畝傍の異様な様子に気後れし、
引き金に掛けた指が震え、銃を撃てずにいた。
九耀の力場操作により、九耀に対峙してた内の無能力者2人は重力によって押さえつけられるも、
サイコキネシスを使う異能者、彼女だけはその異能故に力場操作に抵抗出来ていたようであったが
結局、錯乱している為、動きは無く魔力剣で切るのは容易であろう。
しかし、力場で抑えられながらも、錯乱したサイコキネシスの異能者は、サイコキネシスで路地裏の物を振り回し続けていた。】
【玲刃と、獣化の異能を持つ者との耐久勝負、
それに勝ったのは…玲刃であった。
何故ならば、獣化の異能を持つ者は、メアが電気の魔剣で放ったプラズマで片腕を消失させられていたからだ
故に、獣化の異能を持つ者の残った腕にしがみ付いた玲刃は振り回され、全身の傷から血が飛び散りながらも、受けるダメージはそれのみであり
逆に獣化の異能を持つ男は、玲刃の持つ剣が放つ真空波によって刻まれ続け
ついには事切れたのであった。
しかし、事切れる獣人の男は最後に力を振り絞り、壁へと向けて腕を強く振り
それによって、玲刃は壁へと投げ飛ばされ強く叩きつけられ、
その衝撃によって気絶するのであった。】
畝傍 > 「……あははっ♥あははははっ♥」
銃を向けながらも気後れしている残党の無能力者達に対して、なおも快楽の余韻に浸る畝傍は右腕に狙撃銃を抱えたまま、
左腰のホルスターからオートマチック拳銃を抜き、すかさず連続発砲!BLAMBLAMBLAM!
その後、壁に叩きつけられ気絶する玲刃に気付くと、
「……はっ…………ボクは……?」
快楽に溺れかけていた自らの精神を、強引に正気の方向へ振り戻し。
「……レイハ!」
拳銃を納め、狙撃銃を両手に構えた状態で駆け寄り。
「レイハ!しっかりして……!」
弾を込めつつ、意識を確認するために声をかける。拒絶されなければ、そのまま彼に対して迫りくる脅威に対抗するため、彼を守るように狙撃銃を構えるだろう。
九耀茉莉 > 重力操作で動きを封じられたのは2人。
1人は何らかの力で抵抗しているようだが、錯乱しているので特に障害とはならないだろう。
本当ならのんびり楽しみたいが、状況が状況だ。さっさと片付けた方が良いだろう。
「おやすみなさい。――さようなら。」
左手の魔力剣を停止させ、錯乱する異能者に投げつける。
その後、動けなくなった2人には、力場操作をキープしたまま一工程の詠唱と共に左手を振り下ろす。
動けなくなった2人の3メートル程上に魔力剣が2本出現し、2人に向かって落ちて来るだろう。
白崎玲刃 > 【残っていた畝傍に対峙していた男たちは、畝傍の銃弾に穿たれ死亡する
そうして、玲刃の元へと駆け付けた畝傍へと返す声は無い
玲刃はすでに気絶していた。
一応、再生の異能により、なんとか一命は取り留めている様だが、
一つ違えば、死んでいてもおかしくない様な程の重傷であった。
気絶している、玲刃とそこに駆け寄った畝傍の様子を見ながら、
最後に生き残っていた無能力者の男は腰を抜かしながら来るなという様に銃を向けて怯えていた。
九耀の投げた魔力剣により、サイコキネシスの異能者は貫かれ
恨めしげな表情をしたまま倒れ伏す。
そうして動けなくなった無能者2人も同様に魔力剣に貫かれ死亡するだろう。
だが、しかし、サイコキネシスの異能者。彼女の最後の執念か、
路地裏に落ちていたあらゆる物品が九耀へと向けて降り注ごうとしていた】
畝傍 > 気絶している玲刃から、言葉は返ってこない。
「…………」
こちらに銃を向ける、最後の生き残りの男。
その脳天を狙い、畝傍は、無慈悲に引き金を引いた。
九耀茉莉 > にぃ、と笑う。笑いながら、自身に降り注ぐ多数の物品を眺める。
面白い。最期の足掻き程、意表を衝かれ、故に心躍るモノはない。
既に意味の無い重力操作をキャンセル。
新たに、詠唱を開始。
「『斥力』:動の力・『ベクトル』:流れ・『反射』:弾く――」
自身の周囲を覆うように、斥力のフィールドが展開される。
降り注ぐ品々から、己を守るように。
メア > 【九耀へ向けて飛来する物を見てまぁ大丈夫だろうとゆっくりと立ち上がる
そして玲刃の方へ視線を向け近付いていき】
だいじょう、ぶ…?
【最後の生き残りを射殺したオレンジ色のボディスーツの女性に尋ねる】
畝傍 > 「あ……ぁッ……♥♥」
最後の生き残りの脳天が打ち抜かれ、命が尽きたのをこの目で確かめた時。
畝傍の心情とは無関係に、容赦なく全身へ襲い来る快感。理性が奪われ、精神を呑まれそうになるその感覚を必死に抑え込む畝傍は、狙撃銃をしっかりと抱えたまま、足元から地面に崩れ落ちた。
そして、自らのもとへやって来た黒ずくめの少女の問いに答える。
「…………ボクは、だいじょうぶ……だけど、レイハが……」
気絶している玲刃のほうへ、顔を向ける。
メア > ……?
【男を射殺したときに妙な声を上げたことに首をかしげつつ】
…息がある、なら…平気……
玲刃、は…丈夫…
【再生の異能と玲刃の頑丈さを信頼しているのか気絶しているのを見て特に心配する様子はない】
白崎玲刃 > 【畝傍によって玲刃への報復を企てていた最後の者は死んだ。
今回の事態、これにより、
孤独だと思われていたなんでも屋には、何人もの仲間がいたという話が広がり
もはや玲刃への報復を企てる者は、おそらくもうほぼ居なくなるであろう。
それと共に、また落第街へとその話は広がり、落第街は落ち着くかもしれないし、落ち着かないかもしれない
ともあれ、今回の騒動、なんでも屋 白崎玲刃への報復の騒動は終わりを告げるのであった。
玲刃は気絶したままだが息はある、
しかし、よく見るならば、医療に詳しいものならば、既に死んでいてもおかしくない程の
傷の量と、出血の量であった、しかし、彼は生きている。
それには、おそらく彼の異能の真実が関係してるのかもしれない。
それは未だ、本人も知らず。
ただ、疑問に思うものが現れるまで、その真実を彼も知る事は無いであろう。】
【サイコキネシスの異能者、彼女の最後の執念は、
九耀の斥力のフィールドにより容易に逸らされてゆくのであった
そうして、恨みの様な形相を浮かべたままの、サイコキネシスの異能者もそうして、何を成せる事もなくその人生を終えるのであった。】
畝傍 > 「…………」
黒ずくめの少女は玲刃のことをよく知っているらしい。
彼女がそう言うのであれば、この状態であっても大丈夫なのであろうと考えるも、
サヤを救出できたことを、彼女をよく知る人物である玲刃に伝えられなかったのは、残念に思った。そして、何より――
「(ボクは……また……ヒトを、撃って……)」
畝傍はヒトであれモノであれ、撃って着弾すればそれに伴って生じた破壊の度合いに応じて心身ともに快感を得てしまう。
過去に異能が発現した『あの日』からずっと変わらない、畝傍の異常性の一部。
しかし――今、玲刃と黒ずくめの少女を救うためとはいえ、多くの人間を射殺し快楽を得ていた畝傍は、その事実を悔やみ、再び罪の意識に苛まれかけていた。
メア > …だい、じょうぶ…?
【俯く畝傍を見て首をかしげる玲刃も自分達も生きているのに何故そんな顔をするのか分からず】
……
【周りをきょろきょろと見回す
そこらじゅうに人だったものが転がっている…誰かが掃除をする時に大変そう
そんな事を思い浮かべながらどうするか考える。いかに玲刃の異能があるとはいえ
このままこんな所に寝かせていては体に障る】
病院…運ぶの、手伝って……?
【そう畝傍に声をかける】
九耀茉莉 > 降って来る物が無くなったのを確認して、斥力のフィールドを解く。
久しぶりに、面白い事に遭った。
これで退屈も充分に凌げるだろう。
口の端が、持ち上がり、笑顔になる。
まるで、捕まえた蝶かトンボの羽を毟って遊ぶ子供みたいな無邪気さで。
「さて、と。」
倒れている男と、付き添う少女二人に目線を向ける。
あまり観察の余裕は無かったが、大怪我の男は兎も角、あの少女2人はかなりの実力者だ。
楽しそうな相手だが…今、「遊ぶ」必要も無いだろう。
今日はこれで充分楽しんだ。それに、2対1というリスクを負ったまま戦う事もない。
黒い少女は異常であったが、同時に冷静でもあった。
「――おつかれさまです。お陰様で、こちらも良い発散になりました。感謝を。」
微笑みのまま、3人に声を掛ける。害意が無い事を、それとなく混ぜて。
「――では、私はこれで。おやすみなさいませ。」
そう告げると、再び路地の奥に足を向け、歩き去ろうとする。
メア > ん……お休み…
【以前一度だけ見た少女、お兄様とやらを探すその女性を見送る
ここに彼女が居て助かった。そう思いながらも礼を言うよりもまずは玲刃だ】
白崎玲刃 > 【気絶している玲刃は、罪の意識を感じている畝傍に対して何を告げる事も出来ない
しかし、もし起きていたならばきっと、
「救ってくれた事には違いないし、それがあったとしてもお前は俺たちを撃たなかっただろう?
それに殺してる量なら俺も相当のものだしな。俺だって変わらないぞ」
と苦笑いを浮かべながら言ったであろう。
玲刃の体重は、血液が抜けている量が多いためか、それなりに軽く持ち上げるのも容易であろう。
去ってゆく、九耀に対しては、気絶している玲刃は何も反応を返す事は出来なかった。】
畝傍 > 「……おやすみ」
去ってゆく青紫の瞳をした女性を、名も聞かず見送った後。
「……うん……わかった」
こちらに声をかけてきた黒ずくめの少女の言葉に応じ、携帯端末を取り出して保健課へ連絡をとる。
しばらくすれば救助が駆けつけてくるだろう。
「そうだ。ボクは、ウネビ……キミのなまえは?」
畝傍は彼女の名を知らない。まずは名前を問うてみる。
メア > 私は、メア…
よろしく…畝傍……
【名前を聞かれれば素直に答え頭を下げる
保健課へ連絡をするのを見れば周りに転がっている男達を異能で一か所にまとめていく
保健課が到着したときに邪魔にならないように】
九耀茉莉 > ――ふふふ、ふふふふふふ――
押し殺した笑い声が漏れる。
とても楽しそうに。
男と黒髪の少女には、以前に一度顔を合わせているので覚えがあった。
それに、今日出会った狙撃者と思しい少女の顔を脳裏に刻む。
ああ、なんて此処には楽しそうな人達が多いんだろう。
漏れる笑い声が反響し、虚ろに響く。
かつり、かつり、かつり、かつり……
足跡は小さくなり、やがて、消えた。
ご案内:「路地裏」から九耀茉莉さんが去りました。<補足:黒服・黒スカート・黒い長髪・青紫の瞳の少女。「お兄様」を探している。>
白崎玲刃 > 【そろそろ生活委員が保健課や、風紀委員や公安委員がやって来るかもしれない。
どちらが仕掛けたかはともあれ、これだけの死体の残る路地裏。
下手に残っていたりしたら面倒な事になるかもしれない。
が、しかし、畝傍の連絡によって先にたどり着いた保険課は、一か所に纏められた死体を見て怪訝な表情をしながらも
とりあえずはまだ息のあるものの救命を第一として
まだ息のある玲刃を、事情はともかくとして病院へと搬送しようとするであろう。】
メア > 【保険課が玲刃を究明している隙に路地裏の奥へ転移を交え消えていく
最近では自分の庭の様に地形を把握している路地裏、特に見つかることもなくその場から離脱するだろう】
ご案内:「路地裏」からメアさんが去りました。<補足:長い黒髪に黒服の少女>
畝傍 > 保健課が玲刃を搬送するのを見送った後、畝傍はゆっくりと立ち上がり、
歩いて路地裏を去っていく。その足取りは重く、表情は暗かった――
ご案内:「路地裏」から畝傍さんが去りました。<補足:短いブロンドの髪と赤い瞳、オレンジ色のボディスーツ姿。巨乳。狙撃銃を携帯、両脚に拳銃入りのホルスター>
白崎玲刃 > 【路地裏を去ってゆく2人に対しても、気絶したままで、挨拶を返せる事も無く
そのまま、保健課の救急車によって
病院へと搬送されて行く事であろう。】
ご案内:「路地裏」から白崎玲刃さんが去りました。<補足:自由人な、なんでも屋。/乱入大歓迎>