2015/08/26 - 21:59~01:31 のログ
ご案内:「常世公園」にヨキさんが現れました。<補足:人型。黒髪金目、黒縁眼鏡。197cm、拘束衣めいた七分袖の白ローブ、ベルト付の白ロンググローブ、白ストッキング、黒ハイヒールブーツ>
ヨキ > (公園の各所に設置された東屋の下。
コンビニエンスストアの袋を小脇に置いて、ベンチに腰掛けている。
季節柄、日の落ちるのが早くなった。
退勤後の公園は既に暗く、街灯が照らす木々の奥で秋の虫が鳴いている。
東屋を通り抜ける風は肌寒さを含み、乾いた夜気が流れてゆく)
「うーん……」
(ペットボトルの茶で喉を潤し、大きく伸びをする)
ヨキ > 「……いやはや。調子がいいな」
(その顔は土気色なりに心なしかつやつやしていた。
依然として死人一歩手前の顔であることは変わらないにせよ)
「身体が軽い。生きているという実感がある。
講義という講義が冴えまくっていた」
(昨晩においては、それだけのことをした。
何をとは言わないが)
「いい充電になった」
(放電もした)
ご案内:「常世公園」に蒼穹さんが現れました。<補足:PCNo:53/気紛れな邪神様。>
ヨキ > (やがて、徐にスマートフォンを開く。
スクリーンを見下ろして、メールやニュースに見入る。
手馴れたフリック入力で返信を済ませ、ブラウジングに興じる。
薄闇のなか、煌々と照る街灯の下に、淡い液晶の光)
蒼穹 > (叢から不規則な周期でチリチリ、なんて音でもなっているのだろうか。
仄暗く、涼しい夜頃だろう公園。
ぶらりと落ち着かない足取りは、最近よく公園に向かう。
その理由は、この場では大抵気安く話が出来る人と会えるから、と言ったところか。)
…ん?
(さて、簡素な作りの屋根?の下に、何処かで見た様な髪型の人が。
…あれは確か、美術の先生で。凄く頭が切れる人、だった気がする。
その机の上で指を滑らせる様からすれば、端末を弄っているらしい。
東屋の、彼の座る側の対面側の入り口から、こちらに気付くまで視線を送ってみる。)
ヨキ > (とあるパズルゲームのデイリーミッションを消化しようとして、気配に気付いて顔を上げる。
見知った女生徒の顔だ。指先がアプリを閉じる。同時に、頭に浮かべていた攻略の定石も)
「――やあ、蒼穹君。こんばんは」
(ヨキの手に収まるほどの、シャンパンゴールドの色をした最新型。
扱いに慣れた様子で懐へ仕舞い込み、蒼穹をベンチの隣へ誘う)
「久々だな。夜の散歩か」
蒼穹 > (思いの外、早く此方に気付いてくれたようで。
端末で何をしていたかは、露と知らず。)
あ、どうも。こんばんは。
(小さく頭を下げながら、手を振って挨拶。
それから、彼の対面側から横側へ、くるんと回る筋道を辿って。
置き据えられたコンビニ袋の中身を一瞥。
長身と、何となく覚えやすい格好が特徴の人。)
そんなとこかな。
この頃暇したらここ来るようにしてるんだー。
あ、…ヨキさんは今帰り?
ヨキ > (手にしたペットボトルのほか、袋の中身は缶詰や惣菜や、野菜の類。
特に袋の口を閉じるような素振りもなく、笑って蒼穹を迎える)
「暇になったら公園、か。
如何わしい歓楽街などに出張られるよりは、よほど健康的だ。
――そう、ヨキも先ごろ退勤してな。帰り道の途中だった。
だがもう少し帰宅は遅らせよう。君の顔が見られたからな」
(蓋を閉じたボトルを袋へ戻し、蒼穹の顔を見遣る)
「君と話したのは、先月辺りだったか。
元気そうで何よりだ。有意義な学生生活は送れているかね?」
蒼穹 > (今日の晩御飯のおかずにでもするのだろう。
何となく、女性的な格好も相俟ってか野菜を切るという姿も普通に想像できる。
美術の教師の他、家庭科の教師も…いや、それはないだろう。)
いやはや、確かに歓楽街なんかはあんまり行かないね。
警邏とか適当な捜査の為にその奥に行くとき横切ることもあるけど。
…あ、でも歓楽街のゲーセンは好きだよ。
(さりげなく、サボりの匂いを薄くしつつも香らせる発言をしつつ。)
あっはは、たまーに時計塔行ったりするけどねー。
あそこも良いよ。登る人は皆酔狂でさ。
ああ、それとそれと、転移荒野なんかもうろつくかな。
ヨキさんはどう?暇になったらどの辺うろついてるの?
ありゃ、それは嬉しい、かな。
お互い暇してる感じなんだね、じゃあ今は。
丁度今思いついたけど、ヨキさんと、ちょっと話してみたい事もあるし…。
ま、ただの話のタネなんだけど。
(少々お行儀の悪い姿勢で東屋の椅子に座れば、横を向きながらいつもながらの上機嫌で元気な様を見せる。
その裏にて思い浮かべるのは、先日の怪異の一件、等。
善悪とか、正義とか。何をどうすればいいのだとか。
そう言った話には、きっと彼は乗ってくれるだろうし、こういう場合にこそ、生徒と教師の関係だろう。)
そうだね、どれくらいだったろう…。
確か美術室で倒れかけてたんだったっけ。
うーん…、まぁまぁ、かな。
夏休みも開けたけど、今のところは変わりないって感じだよ。
ヨキ > 「ゲームセンターか。ふふ、女子があまり遅くならないようにしたまえよ。
夜になると、素行の悪い者も増えるであろうから」
(ふっと笑う。蒼穹の自制に任せて、諭すのは止しておくらしい。
が、時計塔と聞いてはわずかに苦い顔をして)
「……おいおい、全く。あすこには立ち入り禁止と書かれているだろう?
ヨキのような偏屈な教師に、あまり楽しげに話すでないよ」
(言いつつも、顔は笑っている。塔への侵入を許したというより、匙を投げた、の方が近い風情で)
「暇になったら、か。そうだな……
カフェへ行ったり、神社に足を伸ばすこともある。
ここは鉄道が便利だから、街の中ならどこへでも行ってしまうな。
特に出かけるでもないときは……制作をしている。自分の作業場とか、学園の美術室を借りたりしてな」
(蒼穹の話に相槌を打ちながら、隣に座った顔を見る。
横目で視線を流すと、暗闇の中で双眸が鈍い金色に光っている……ようにも見える)
「――ほう?ヨキと話したいこと、か。
それは光栄だな。何かあったかね?」
蒼穹 > 程々に気を付けておくよ。御忠告感謝しまーっす。
(半笑いに左右逆の緩い敬礼を見せる。)
いやはや、偏屈なんて言う割には…ま、皆まで言うのはやめておくかな。
こればっかりはどうしようもないんだよ。
確かに危ないけど高度の問題だろうしさ?
高い所から落ちたくらいじゃビクともしないさ。
それにあそこから見える景色が綺麗で、色々面白い人に会えるし…ま、これくらいにしとこうかな。
(程々にして、話を切る。呆れられてしまっては元も子もない。)
学生や教職員の区域を歩いてるって感じかな。
ああ、あと…彫刻とかしてるんだろうね…如何にも美術の先生らしい。
神社にカフェなんかも、落ち着けそうな場所だし。
(見えた眼差しの色は、先程彼が持っていた携帯端末のような、
そんな色合いがキラリと見える…といって、注視するわけでもなく。)
ああー、それなんだけどさ。
先に言っとくけど、ヨキさんだけに話すってことでもないんだ。
他に…少なくとも、あと一人は話そうって…そう思ってる人はいるんだけど。
私ってさ、甘ちゃんなんだなぁって思って。
色々と理由付けてとある…うーん、なんて言えば良いのかな。
そうだね…"人殺し"を助けちゃったんだ。それも自分の意でね。あれでよかったのかなぁ、なんて。
(元気そうな表情は少し、仄暗く。
バツが悪そうで、つまりつまりの言葉は、
話す内容がありながら、自分の中でも固まっていない故。
これだけで、彼が理解してくれるとは思わないけれど、
話のタネになるのなら、加えてどうにも晴れないモヤモヤが晴れれば、と。)
…ああ、雰囲気を悪くしたらごめんね、この話はやめるよ。
(そう言って、仄暗さを霧散させてまた笑った。)
ヨキ > (時計塔の話には苦笑いして、それでいて特に怒るでもない。
『ひとりで落ちるならいいが、下の誰かを巻き込むんじゃないぞ』とだけ忠告を添えた。
蒼穹の話に、気楽な様子で応じていて――
『話したいこと』に、唇を結んで耳を傾ける)
「ああ、相談ならばヨキのみならずとも、人の手を借りた方が好かろう。
何人に話したとて、ヨキの気にするところではないさ」
(茶を一口、喉を潤す。
低い声でゆっくりと答えながら、蒼穹の言葉が整理されてゆく様子を見ている)
「――『人殺し』。ふむ?
穏やかな話ではなさそうだな。……詳しく聞こう。
君が悩んでいる以上、多少なりとも気が晴れるなら」
蒼穹 > …話したところで、どうしようもないんだろうけど。
あはは、ありがとうね。
気を晴らすのも一つだし、ただ、今後の為に意見を聞きたいってのもある。
(腕を組んで俯く。
さて、何から話したものかと。)
んー…言ってしまえば"人殺し"というより"人食い"の方が適切なのかな。
まぁ、何にしても穏やかじゃないんだけど。
それで、その人食いは少なくとも、人間と同じ知性と、人間と同じ言葉を持ってる。
それと、その危ない性質と裏腹に何か可愛らしい見た目してる。
ただ、あの体の性質と…詳しくは知らないけど、その食性も人間のものじゃないって思う。
…ううん。一応これでも風紀委員だし、いつもながらの警邏に当たってたら、話中の人食いと鉢合わせしてね。
憂さ晴らしにと私も殺されかけたんだ…生きてるけど。
(無表情に、何処まで話したものかと考えつつ。それでも冗談を交え己の五体満足を示しながら。)
それで、もう一回会ったら今度はその人食いが死にかけてて…。
紆余曲折あって、助けちゃったんだよね。
あそこで倒れてたら危ないからって、避難手伝ったり。…色々と。
甘ちゃんな自分がイヤになった、って、そんなところかな。
あ、あとこれは秘密ね。ヨキさんなら誰にも言わないだろうけどさ。
ヨキ > (真面目な顔で、黙って蒼穹の話を聞く。
手のひらで頬や顎を撫でて、ふうむ、と息を吐く。
『もちろん誰にも言わんさ』と前置きして、)
「――つまり君は、その人物を『本当に助けてもよかったのか』悩んでいる、という訳だな。
そいつは人を殺して食べる。
自分がその命を助けてしまった以上、そいつがまた人殺しを重ねてゆくのではないか……と」
(目を伏せて、頷く。
腰の後ろ側へ両手を突き、上体を傾けた格好でゆったりと座り直す)
「ヨキは、その『人食い』について、今しがた君から聞いた以上の『体質』を知らん。
……『体質』については一旦置いておくとして。君はそいつの、『人となり』についてはどう思ったね?
自分が人殺しであるそいつを、『助けてもよい』と思えるような言葉や態度を――君に見せたことがあったか?」
蒼穹 > そういう事、かな。
(要約すればそうなるのだろうと、と頷く。)
もわもわーってした話になりそうなんだけどさ。
今は大丈夫、とか何とか本人は言ってたけど…どうだか分からない。
人殺しする事を悪びれる様子もなかったし、
手を貸したなら最低限度でその殺戮の加担者だからね。
それに、どうも私らしくなくって、さ。
今更悩んだところでも仕方ないけど、スッキリしないんだ。
(もう、済んだ話ではあるのかもしれないけれど。
未だに、あれで良かったのかと思っている。
そこまで大きな後悔でも懸念でもないけれど、少しの迷いが生じている、気がする。)
ひととなり、…かぁ。うーん…分かんない。
ただ、まあ…悪い奴…じゃあ、ないの、かな。
人殺しは「食事の為」って悪びれずやるみたいだけど、お礼も謝罪も出来るみたいだし。
此方の要求にもそこそこ応じられるみたいだし…って言っても、これも実際どうだか分かんないんだけどね。
色んな意味で子供っぽい、って。それが印象。
結局、…助けても、良かった、って、そう…なのかな?
(押しが弱い一言。少々泳ぎながら彼を見遣る視線には、あたかもこの言葉を肯定して欲しいという意図を馳せてか。)
ヨキ > (普段は朗らかな蒼穹が浮かべた陰りに、ゆったりと笑う)
「……なるほど。
人殺しは『食事のため』か。
じゃあ、もしも……例えば君が、傷付いて倒れていたとして。
誰か知った顔が、君の命を助けてくれたとして。
その命の恩人が、後日ヨキのところへ相談に来る……話の内容はこうだ。
『わたしは“悪魔の実の種子を発酵させた練り物”を好んで食べる異端者の命を助けてしまいました。
わたしの故郷では、誰もが忌避するあの麻薬! 彼女は快復ののち、あの邪悪な食物を再び口にするでしょう……』
その“練り物”の名前は“チョコレート”。
……ちょっとした例だが、どう思う?
100円でも握り締めてスーパーへ出向けば買えるその菓子を、咎められたとしたら」
(両手を緩く広げる。まるで座学の講義のように)
「生き物の食性など、そんなものだ。
人が『節度を以って』獣を食うのと同じで、そいつは『節度を以って』人を殺しているのではないか。
『これ以上、牛や豚を殺したら生態系が崩れる』『これ以上、人を殺したら生活が出来なくなる』。
人食いが『人を殺して生活が出来なくなる』ことの理由は、様々あるだろう。
ひとつは、“人間の数が減ることで自分の食物の絶対数が減少するから”。
もうひとつは――“法律ないしは社会通念によって、自分の立場が危うくなることを知っているから”。
それらの『理由』が、人食いにとっては『節度』の基準になる。
君が問題にすべきは、そいつの中の『節度』の在り方だ。
食性それ自体は、大した問題ではないよ」
蒼穹 > …?
……??悪魔…?麻薬…?
(きょとん、と、話す内容に首を傾げて、時折零れる不可思議なワードを拾っては、
頭上にクエスチョンマークを浮かべる。)
チョコ、レート…。
(悪魔の実の種子が、カカオ豆。麻薬、邪悪な食物は、チョコレート。)
…成程。
その時は「何言ってるんだろうこの人って」って、そう思うだろうね。
(思い起こす。…あれは、確か。路地裏だったか。
財団が存在を認めない、存在していないとされる、そんな場所で。
社会にも認められない場所であったし、別段食に狂って食い荒らしていたわけでもなかった。
まして、あれ一人で生態系を崩せるわけでもなかろう。
彼の言葉の通りか、『節度を以って』の食事であったと言って間違いはあるまい。
彼の述べた二つの理由を、クリアしている。
何を食べているかを見るのではない。)
…あっはは、ありがとう。
そう、なんだろうね。…『節度』。
…うん。
じゃあ…食べてる物が問題じゃないんだね。
(美味い具合に返す言葉は見つからない。
だけど、この間の一件の語りもあってか、自分の記憶と照らし合わせて。頷く。)
だったら、あれで、よかったん、だよね。…多分。
(ほ、と一息漏らして。)
…ありがと。何となく、気が晴れた…気がする。
襲いかかられたのだけは癪だけど、謝ってたし…もういいかな。
ケータイ弄ってるとこごめんね。
…ふぅ、後期は美術、取ろうかな。今更遅いか。
それに私って絵心ないし。
(一つ謝罪を述べた後、笑い顔でそう付け足す。)
ヨキ > 「君は学園の入学案内や、入島者向けのパンフレットを読んだことがあるか。
常世島は――『21世紀の初頭より現れた異能、魔術、異世界と、
現代の地球の文化を融和させ統合するモデル都市として、全世界にその門戸が開かれた』。
要はモデルケースなのさ。
人びとにとっては、すべての『異様さ』が。
異邦人たるヨキの体質も、人となりも……人間と獣の中間として。
『人は見かけによらない』丸きり鵜呑みにするのが正しいとは限らないが、大体はそうだ。
そいつが人を食らうことには、必ず理由がある。
君や君の親しい人を手に掛け、口にしたとしても――
そいつにとっては、君らがただ美味そうに見えただけやも知れん。
君がそいつを咎めてよいのは、その殺人が食性の範疇を超えたときだ。
腹八分目を超えて、大して食事をしたい気分でもないのに人を殺めたとき。
一族郎党を根絶やしにするほど、数多くを手に掛けたとき。
考えてもみろ。
『人食い』が人間社会で生活をしているんだ。
そいつにとって、この島は最高のビュッフェレストランに等しいだろう。
『食べ放題』にだって、ルールとマナーくらい在る」
(息をつく蒼穹の、肩をぽんと叩く)
「本当に善かったかどうかは、君がこれから判断してゆくことさ。
少なくとも――その瞬間、『そうすべきだ』と判断して手を伸ばした自分自身を、今は責めるべきでない。
もしも食事とは関係なしに襲い掛かられたのなら……次は一喝してやれ。
『人を襲って憂さを晴らすくらいなら、一緒にゲーセンに行こ』――とね」
(時計を見遣る。荷物を手に取り、ゆっくりと立ち上がる。
大らかに笑って、蒼穹を見下ろす)
「ヨキの授業へは、いつでも来るといい。モグリの聴講だって大歓迎だ。
誰だって最初は、絵心も腕もないところから始めるのだから。
――それではヨキは、そろそろ家へ戻るとしよう。
分かれ道まで、話しながら帰るか。このヨキが、君の話し相手に足るならね」
(誘って、小首を傾げる。
帰り道が二人かそれとも独りきりか、どちらにせよ最後には笑って別れる)
ご案内:「常世公園」からヨキさんが去りました。<補足:人型。黒髪金目、黒縁眼鏡。197cm、拘束衣めいた七分袖の白ローブ、ベルト付の白ロンググローブ、白ストッキング、黒ハイヒールブーツ>
蒼穹 > …うん。
(全世界の門戸、どちらかといえば外からやってきた己ではあるが、しかし。
誰から誰を見ても、全てが異様で間違いないのだろう。
人食い以前に大量破壊の大罪人もいるし、この世はつくずくロクでもない。
食べることを悪びれないのは、当然だったのだろう。
そして、食べるながらでも、きっとアレはルールもマナーも守っていた。
揺れる右肩、斜めに見上げる。
彼もまた、異様の一人。
人と獣の間、と今名乗っていたが…差し詰め獣人か。
この間見えた、特徴的な歯を思い出す。)
あはは、そうだね。うん…。
そのセリフ、きっちり覚えておくよ。
(大きく頷き、屈託なく笑みを浮かべて見上げる。)
そう、なら…気が向いたら行こうかな。
ヨキさんの授業聞いたら、何か絵が上手くなりそうな気がするしー。
んー、そうだね。…キリの良い所まで、御話していこうかな。
あはは、十分すぎるって。ヨキさんは凄く言葉が上手だからね。
(ワンテンポ遅れで立ち上がる。手ぶらで身軽なその身なり。
帰るアテもないので、言葉通り、キリの良い所まで話したら、切り上げたのだろう。
別れ際に返すのは、やはりというか、いつもながらの馴れ馴れしさを多分に含む笑い顔か。)
ご案内:「常世公園」から蒼穹さんが去りました。<補足:PCNo:53/気紛れな邪神様。>