2015/09/13 - 21:08~00:45 のログ
ご案内:「女子寮内・サヤと畝傍の自室」に石蒜さんが現れました。<補足:褐色の肌にカーゴパンツ、Tシャツ。>
石蒜 > 「ん~ふ~♪」鼻歌を歌いながら、楽しそうに画用紙の上に色鉛筆を走らせる。
描いているのはオレンジ色の人物、傍らに長くて黒いものを携えている。
幼児が描いたような拙い絵、誰が描かれているのか顔では判別出来ない。
「ふふ~~ん♪」グリグリと色鉛筆を押し付けるようにして色を塗る。
描きながら、ちらちらと時計と、携帯端末を交互に見る。そろそろ帰ってくるはずだ、まだだろうか。まだだろうか。

ご案内:「女子寮内・サヤと畝傍の自室」に畝傍さんが現れました。<補足:短いブロンドの髪と赤い瞳、オレンジ色のボディスーツ姿。巨乳>
畝傍 > しばらくして、鍵の開く音。

「ただいまー」

橙色に身を包んだ少女が、その声と共に靴を脱ぎ、室内に足を踏み入れる。
この日、畝傍は転移荒野における『狩り』へと赴いていた。
橙色のボディスーツは多少汚れているものの、幸いにも致命的な負傷はなく狩りを終え、こうして戻ってくることができたのである。

石蒜 > 扉の前で止まる足音に振り向き、鍵の開く音がする頃にはすでに扉の前で待ち構えていた。
そして扉が開き、待ちかねていた愛しい相手が姿を現せば。
「おかえり!」元気と喜びに満ち溢れた声で応え。
だっこをせがむ子供のように両手を伸ばして、抱擁を求める。

畝傍 > 自らに向け、両手を伸ばしている石蒜。
その声と仕草に応えるように、彼女を優しく抱きしめて。

「……ただいま、シーシュアン。かえってきたよ」

大切な親友にもう一度、無事帰ってきたことを示す挨拶。
しばしの間そのままの姿勢で抱擁を続けた後、
その視線はかすかに、橙色と黒が塗られた画用紙へと向けられる。

石蒜 > 「うん。お帰り、畝傍。」胸に顔を埋めながら、スンスンと鼻を鳴らす。土埃と汗、硝煙が混ざった匂いと、大好きな畝傍の香りを胸いっぱいに吸い込んだ。
苦痛から受けるものとは違う、優しく甘い快楽が全身を駆け抜ける。

そして見上げれば、テーブルの方に視線が向いているのに気付いて、一旦腕を離した。視線の先を一緒に辿ると、描きかけの画用紙。
小走りでテーブルまで戻ると、画用紙を持ちあげて、見せる。
「えへへー、もうちょっとで出来るとこだよ。誰描いたかわかる?」
描かれているのは顔と胸の下半分以外をオレンジに身を包んだ人物と、長く黒い棒状のもの。
きっと正解してくれるだろう、わかってくれるだろうと、期待に満ちた顔。

畝傍 > 石蒜から見せられたその絵を、じっと見つめる。
客観的に見れば拙いもので、描かれている人物も一目では断定しがたいだろう。
しかし、畝傍にはそれに描かれている人物をはっきりと認識することができた。

「これ……ボクのこと、かいてくれたの?」

描かれた人物のほとんど全身を包む橙色と、黒く長い物体。
そこから、石蒜が描いていたのは――畝傍自身であろうと、そう判断していた。
その答えに辿り着けば、畝傍の表情は柔らかく暖かな笑顔になる。

石蒜 > その答えに、満面の笑みを浮かべる。「正解!畝傍だよ!これからとなりに石蒜とサヤも描くんだ。」手をぶんぶんと振って喜びを表現する。
持っている絵とあいまって、本当に小さな子供のように見えることだろう。

画用紙をテーブルに置いて、畝傍に歩み寄る。
「でも畝傍が来たから絵はもういいや。明日にする。」
また抱きつこうと、腕を伸ばした。
主人の匂いを求める犬のように、また畝傍の匂いをもとめて鼻から息を吸い込んだ。

畝傍 > 「そっか……ありがと。絵ができたら、がくぶちに入れてかざろっか」

石蒜の笑顔を見れば、感謝の言葉を述べた後、そう付け加える。
今回の狩りは依頼によるものではなく、畝傍が自身に課している信仰上の義務だ。
従って報酬は出ていないが、石蒜が描いている絵が収まる程度の額縁を買える程度の資金は、まだ残っている。
その後、石蒜が再び畝傍の体へ抱きつかんとすれば喜んでそれを受け入れるも、
匂いを嗅がれるのが少し恥ずかしいのか、ほんのりと頬を赤らめていた。

石蒜 > 「えぇー、ちょっと恥ずかしいな。」少し困ったような顔。拙い絵だというのは自覚しているため、それを飾られるのは少し抵抗があった、額縁というのも少し大仰だ。
「でも畝傍がそうしたいなら、いいよ。壁に飾ろうね。頑張って仕上げるから。」にいっと笑う。畝傍がしたいことなら、何でも賛成だ。

抱き合いながら匂いを堪能するうちに、石蒜の持つ、女性にはないはずの器官が熱く隆起してズボンを押し上げ始めた。
「あ……。」太ももに擦り付けるように腰が動く。
恥ずかしいが、その動きを止められない。

「あの…畝傍…」海に行った時に聞いている、したくなったら求めてもいいと。
でも今まで、なんとなく言い出すのが恥ずかしくて、我慢してきた。
それももう、限界に近かった。潤んだ目で、顔を見上げる。
「疲れてるところ、ごめんね。でも……いいかな、シたく、なっちゃって…」熱い息を吐きながら。求める。

畝傍 > 抱き合ったままの状態で太腿に擦りつけられる、熱を帯びた「それ」の感触。
畝傍にはその感触の正体を、それとなく察することができた。
そして、石蒜自身から言葉で求められれば、

「……いいよ。でもね」

畝傍は彼女の欲求を受け入れんとするが、後に付け加えるべき言葉もあった。
まずはヘッドギアを操作し、頭上に開いた収納ポータルの中から小さなケースを取り出すと、
それを開き、小さな包みを手に取る。その中身は、以前学生街の薬局で購入した避妊具。

「シーシュアンには、これ……つけてほしいんだ。わかんなかったら、ボクがつけてあげるから」

畝傍には、保健体育の授業で習う程度の性知識はある。
望まない妊娠といった事態が起きれば、自身のみならず、大切な親友までも不幸にしてしまいかねない。
そのような事態を防ぐためにも、石蒜にはこれを使ってもらう必要があると考えていたのだ。

石蒜 > 「うん…。」でもね、の言葉に餌を前に待てと言われた犬のように、そわそわと落ち着かなく様子を見せる。両足をもじもじとすりあわせて、我慢。

「それ、何?わかんないけど、わかった…。」何をするように求められたのかはわからないが、承諾する。きっと悪いものではないだろうと信じて。

石蒜には自分が求めているのが子供を作る行為であるという知識はあったが、実際に出来てしまったらどうなるか、までは考えていない。
性欲と愛情の交じり合った衝動に突き動かされているだけなのだ。

畝傍 > 「ええと……まず、服の下のほうをぬいで。はずかしかったら、ボクがさきにぬぐから」

避妊具を装着するには、石蒜の男性器が勃起した状態でなくてはいけない。
かといって石蒜を先に脱がせてしまうわけにもいかないなと、まずこちらが服を脱いでみることにする。
畝傍はヘッドギアを操作し、普段から着用する橙色のボディスーツから、瞬時にスーツとほぼ同じ橙色の下着姿になった。
ヘッドギアを外して傍らの机に置いた後、畝傍の豊満な乳房を包み込むフロントホック式ブラジャーのホックを外すと、解放された乳肉は大きく揺れ動く。
そして最後に下着を脱ぎ捨てれば、陰毛が丁寧に剃られた盛り上がりと、ある程度使用された形跡のみられる秘裂が姿を見せた。

石蒜 > 「う、うん……。」畝傍が脱ぐのに続いて、自分もズボンを下ろす。
石蒜はよく一緒にお風呂に入っているため、見慣れた畝傍の裸だが、今から交わるのだと考えるだけで、それがどうしようもなく扇情的に思える。
続いて下着も下ろせば、血流が集まりきったそれは固く勃起していた。
その根本には淡い茂みと、ぴっちりと閉じられた秘所が見て取れる。

「脱いだけど、どうするの?」何をするのかわからない不安もあって、妙に気恥ずかしく、手を股間にやって、隠すように広げた。成人男性のものほどの大きさがあるそれを隠すには、面積は全く足りていないが。

畝傍 > 「じっとしてて」

そう言って、包みの中の避妊具をその端に寄せ、包みの反対側を丁寧に破いてそれを取り出せば、
固く勃起した石蒜の男性器、その亀頭の先端にそれをぴったりと密着させんとする。
石蒜がまずそれを受け入れれば、爪などで破れないようゆっくりと、両手の指で避妊具を巻きおろし、
茂みを巻きこまないよう注意しながら、下まで降ろしてゆくだろう。

石蒜 > 「……んっ。」じっと畝傍の手元を見ながら、敏感な部分を触られる感触に、声を漏らす。

「ふわ、あぁぁ。」それが段々と根本まで登ってくるのに合わせて、声が上ずる。

「んふ…包まれちゃったけど、これ、何…?」ぴったりと陰茎全体を包まれるのがもどかしく、腰を引きながら目的を聞く。

畝傍 > 「えと……これ、コンドーム。避妊具、だよ。なんていったらいいかな。えっちなことしたら、こどもができるかもしれないでしょ。これは……えっちなことはしたいけど、こどもがほしいわけじゃないときにつかうの」

避妊具――コンドームを使用する目的について、
畝傍の語彙で石蒜にも理解できるように説明するのは難しい。
しかし彼女には理解してもらわねばならない事柄ではあるので、どうにか説明を試みる。

石蒜 > 「"こんどおむ"……。子供…そっか、そうだね。」ようやく、自分のしたいことが本来どういう目的で行われているのかを思い出す。
自分も畝傍もまだ学生だし、自分はまだほとんど文字を書けない。そんな状況で子供を育てるのはほとんど無理だろう。

「出来ちゃったら、大変だもんね。赤ちゃん産むのって、すごい痛いらしいし。」自分と畝傍の子供、その言葉にとても惹かれるものはあるが、畝傍に無理な負担をかけたくはないので、諦める。

「でも、いつか…欲しいね。いつか、大人になったら…。」はにかむように、両手の指先を合わせる。

畝傍 > 「そうだね。オトナになったら、ボクとシーシュアンのこども、ほしいな」

そう言って、石蒜に微笑みを返す。
いつか自分と石蒜の間に子供が産まれ、幸せな家庭を築くような、
そんな未来が訪れることを、心のどこかで願いながらも。

「だから、いまはまだ、コレつかっててね」

今はまだ子供を作るには早すぎる時期なので、改めてそうお願いした後。
いつも二人が一緒に寝ている一段ベッドへと向かい、先に布団の中へと入れば、その布団をぽん、ぽん、と叩き。

「……おいで、シーシュアン」

石蒜も布団に入るよう、促してみる。

石蒜 > 「うん、畝傍と石蒜で一緒に暮らして、子供育てて……そうなったらいいなぁ。」理想の生活を思い浮かべて、無邪気に笑う。そんな時が来るのを微塵も疑う様子はない。

お願いにはコクコクとうなずいて、了解の意志を示す。
そして、布団に誘われれば、ゴクリと生唾を飲み込んでから。
何となく周囲を見渡して、誰にも見られていないことを確認しようとして。
部屋の片隅に置かれた刀に気付く。
今はサヤとの感覚共有を切っているが、刀に宿っている方は刀の周囲を知覚出来るのだ。つまり今まで全部覗かれていたらしい。
右手で剣印を作り、軽く振ると、刀が浮かんで、適当な収納の中に放り込まれた。

「今行くよ。」Tシャツを脱いでスポーツブラも外す。全裸になってから、いつも一緒に寝るように、布団の中に潜り込んだ。

至近距離で、石蒜の薄紫の瞳が、畝傍の赤い瞳を見つめる。

そして、どちらともなく口付けを交わし……。

畝傍 > そうして二人がくちづけを交わし、行為に及んだしばし後。
布団の中の畝傍は裸のまま頬を紅潮させ、微笑みながら石蒜の顔を見つめている。

「……えへへ」

囁くような声で、笑いかけた。
石蒜との初めての行為に、不安や緊張が全くなかったといえば嘘になる。
しかし、一番大切な親友とこうして夜を過ごすことの嬉しさ、幸福は、
畝傍の心からそういった負の感情を払拭していた。

石蒜 > 「えへへへ。」釣られてこちらも笑う。

正直、触手も男性器も持っていない相手と交わるのは初めてだったし、互いを貪るような荒々しさもない行為もあまり経験がなかったため、最初は勝手がわからなかった。
だが、試行錯誤を続けるうちに、段々とどうするべきかわかってきて、きっと満足させられたと思う。

「すごく、幸せ。」心地よい疲労感に溶けるような感覚を覚えながら、小さくつぶやいた。
「だから、恋人同士ってするんだね。」性欲を発散するためだけではない、愛を確認する行為というものを理解して、納得したように言った。

畝傍 > 「ボクも……いま、すごくしあわせだよ」

『幸せ』。石蒜の口からその言葉が出れば、畝傍も心から、その言葉を彼女へ返す。
畝傍の純潔は、忘れもしないあの日、既に奪われている。
それまで無理矢理に犯された経験しかなかった畝傍は、
この夜初めて、幸福な交わりというものを知ったのであった。

「うん……そうなんだとおもう。おたがいに、好きだってきもちをたしかめるために、するんだよ。きっと」

愛の確認のための行為。今の畝傍の中にもまた、その理解と納得が生じている。

石蒜 > 「そっか、良かった。」
過去の畝傍にとって苦痛と屈辱でしかなかったであろう性行為が、自分とすることで幸せに感じられたということに、喜びを覚える。

「畝傍の気持ち、伝わってきたよ。私の気持ちも伝わったかな。愛してるよ畝傍。ずっと一緒だよ。」布団の中で、畝傍の裸体に擦り寄る。

「それと、ええと…何を話せばいいかのかな……頭のなかが、幸せで一杯で…考えられなくて…ああ、そうだ、畝傍が何か困ってたら、一人で悩まないでね、絶対相談して。私、畝傍のためならなんでもするから。」先日のことを思い出す。珍しくお互いの役割を交代した、あの夜のことを。

畝傍 > 「つたわったよ。ボクも、シーシュアンのこと、だれよりもあいしてる。これからもずっと、いっしょにいる。やくそくしたから」

石蒜がその小さな体で、一連の行為を通して伝えんとした、溢れんばかりの畝傍への思い。
それが当の畝傍に伝わらぬはずはなかった。
なればこそ、畝傍もその幼く純粋な心が思い浮かべられる限りの愛の言葉を、精一杯に紡ぐ。
擦り寄ってくる石蒜の裸体、その感触と温もりを肌で感じ取る。

「うん、そうだんする。それに、シーシュアンにも、てつだってほしいことがあったら、おねがいするよ。でも……むりはしちゃ、だめだよ。シーシュアンのできること、してくれればいいから」

一番の親友が側にいて、こうして自身を愛してくれている。
ならば、もう一人で悩むことはしない。困っている事は相談する。時に協力を仰ぐこともあるだろう。
しかし、そのために石蒜が無理な行動に出ることまでは、畝傍の望むところではない。その旨も伝える。

石蒜 > 「私も、畝傍を誰よりも愛してるよ。約束。」念を押す用に約束を確認する。これまでなんどもしてきたし、これからも問いかけることだろう。同じ答えが返ってくることを期待して。

肌から伝わる温もりと、布団の中に保存された熱に、心地よさそうに目を閉じる。嗅覚と触覚でわかる、2人が今一緒であることが。
そして目を開ければ、すぐ近くに顔がある。一緒に居ることの何よりの証拠。

「わかった。無理はしない。私も何かあったら相談するし、助けて欲しかったらそう言うね。約束だよ。」また1つ、約束を増やす。石蒜は約束が好きらしい、そうすれば決して破られることはないと考えているのかもしれない。

「愛してる、愛してる、愛してる。もうそれしか考えられないや。大好き。」何度も繰り返し、少ない語彙で愛の言葉を呟く。

畝傍 > 「うん……やくそく」

かくして二人の間に、また新たな約束が増えることとなった。
しかし、恐らく今後も、畝傍がそれを負担として感じることはないだろう。
二人が初めて出会った時に交わした『約束』を守り、果たすために行動し続けたからこそ、今の二人がある。
そのことを誰よりも知っているのは、他ならぬ畝傍自身であったからだ。

「ボクも、だよ。……だいすき。シーシュアン……だいすき……」

石蒜が何度も愛の言葉を囁けば、畝傍もまた、それに応えた。

石蒜 > 「ふわぁ…あぁ。」大きくあくびをする。

「眠くなってきちゃった、随分…心地良いから…。」まぶたがゆっくりと下りていく。声も眠たげだ。

「起きたとき、一緒に居てね……一人で起きるの、ちょっとだけ、寂しいから…。」わがままなお願いを言いながら、まぶたが下り切る。
そして、規則正しい寝息をたてはじめた。

畝傍 > 眠りに落ちる石蒜の様子を、我が子を見守る母親のように微笑んでしばしの間見つめた後。
畝傍もまた、幸せに包まれながら眠りへといざなわれるのであった。

ご案内:「女子寮内・サヤと畝傍の自室」から石蒜さんが去りました。<補足:褐色の肌にカーゴパンツ、Tシャツ。>
ご案内:「女子寮内・サヤと畝傍の自室」から畝傍さんが去りました。<補足:短いブロンドの髪と赤い瞳、オレンジ色のボディスーツ姿。巨乳>