2018/03/20 のログ
ご案内:「【常世島の現在】」に式典委員会さんが現れました。
式典委員会 > ──三月。旧世紀の「地球」、特に日本国の学園においては、一般に卒業の時期を意味した。
学生たちは己が未来に向けて学園を離れ、教師は巣立つ若人たちを見送ったのである。
しかしながら、旧世紀が終わり、新世紀の始まりとともに到来した《大変容》はかつての「地球」の文化風習を大きく変化させた。
異能者に魔術師、そして異界から来る者。「学園」という存在もそのあり方を変えざるをえなかった。
その代表例がこの《常世学園》である。「学園」であるものの、かつて存在した学園とは多くの点で相違している。
《常世学園》での卒業のあり方は様々であり、修業年限は四年と定められてはいるものの、卒業するか否かは生徒の判断に任される。
自らの《異能》や《魔術》の制御に不安を覚えているのならば、四年を過ぎても在籍することは可能である。
自らの目的を達するために学園に学生として残る生徒は少なくない。
故に、必ずしも卒業の日が一律に定められているわけではないのである。
三月の卒業、それは旧世紀の慣習であった。
──だが、かつての慣習が容易に忘れ去られることがないのも事実である。
学友と共に卒業の日を迎えたいという思いが、ごく自然に学生の間に生まれることも当然の理であった。
三月に卒業を迎え、学園を巣立つ学生たちも決して少なくない。
故に、《常世学園》では、「卒業式」が行われている。世界がどのような変容を遂げようとも、「学園」である限りはその定めからは逃れられないのかもしれない。
今年もまた、旧世紀の慣習に従い、《式典委員会》主催として「卒業式」が行われている。
生徒数の多さ故にそれは一日では終わらず、三月中は卒業のための式典が繰り返して行われる。
基本的な会場としては「常世大ホール」で行われるものの、それはあくまで《式典委員会》主催の公式のもの。
様々な部活や集団が独自に催す「卒業式」やそれに類するイベントも常世島の様々な場所で執り行われている。その形は決して一様ではないのだ。
だが、どの「卒業式」においても、きっと卒業生はその門出を祝福されることだろう。
この混沌とした《大変容》以後の世界を導くのは、《常世学園》で学んだ者たちなのだから。
式典委員会 > 【イベント詳細】
三月にと予告しておりました卒業式関係についての告知です。大変お待たせしました。
三月の末日まで常世島では「卒業式」が行われていることとします。
基本的な卒業式の会場は「常世大ホール」になりますが、これは《式典委員会》主催のものとなります。
そのほかの部活や集団による「卒業式」の場所については特に限定いたしません。
また、すでに卒業式を行っている方についても、修正など行っていただく必要は一切ありません。三月頭にはすでに卒業式が始まっているものとします。
《式典委員会》主催の卒業式の内容については明確に定めてはいませんが、一般的な「地球」の小中学校、高等学校の卒業式とさほど変わりません。
何かしらの挨拶など行っていただいても構いません。その点はご自由にどうぞ。
なお、常世大ホールにおける「卒業式」での戦闘行為・妨害行為などはご遠慮ください。
ご案内:「【常世島の現在】」から式典委員会さんが去りました。