2015/06/27 のログ
ご案内:「教室」にリーセ・グリエさんが現れました。
リーセ・グリエ > 教室の一角で携帯をぽちぽちと弄っている。

「なんというか――」

まぁ、分かりきっていたし、
だから魔王様も正せといわれたのだろうが――

「1枚岩じゃないですよね。
 公安というものは。」

携帯で確認しているのは、今起きている事件の事だ。

「ま、私はお仕事をするだけですけど。
 ――ぽちっと。」

今のうちに必要なものを処理する。
大切な事だと思う。
が。

「まーそれにしも、厄介事に事欠きませんよねぇ。
 この島。」

“仕事をおえて”ぐったりと椅子にもたれかかった。

リーセ・グリエ > 「まぁ、当たり前といえば当たり前ですか?
 ――この島って結局の所――
 おっと。」

口をつぐむ。
これ以上はいけない。

「誰も聞いていないとは思っていても、
 誰か聞いているかもしれない。
 喋りすぎは非常によろしくない。
 そうは思いませんかー?」

誰もいない教室で、
誰にいうともなくそんな言葉を発する。

リーセ・グリエ > 「――ここで、気づいていたのか――?
 とかいって誰か出てきたら面白かったのですが、
 残念ながらそうはいきませんか。
 残念です。」

なお、出てきてもらっても……
あ、女の子なら大歓迎です。
というのがこの変態であるが。

「ともあれ、後の処理は大変ですが、
 どうなってどうするんでしょうかねぇ……」

面白い事になってくれればいいと思う反面、
仕事が上手く以下なくなるのは困るなぁと、
困ったようにくるくると手で携帯を弄る。

リーセ・グリエ > 「こう、ここで美少女が出てきて、
 私の頭を踏んづけてくれるとかご褒美ないんですかね。」

なお、絵面的には美少女が妙齢の女踏んづける構図になるわけだが、
それは果たしてどうなのだろうか。

「まぁ、あれですね。
 精々上には踊ってもらいましょうか。
 別に私が何するわけでもないですけど、
 仕事きっちりやっただけですしー?
 文句いわれてもこまるーみたいなー?
 くそ、なんでここで妖精さんがこないんだ!」

頭を抱えて机に突っ伏した

リーセ・グリエ > 「まぁ、願望いってても仕方ないですね。
 切り替えていきましょう。」

だが、突っ伏したまま顔はあげない。
未練はたらたらなのである。

「とりあえず、
 予算カットでいいんじゃないですかねー。」

何かぽちぽち携帯弄って送信している。
見ずにきっちり打ってる辺り、
妙に手際が良い

リーセ・グリエ > は、あ、と大きくため息一つ
リーセ・グリエ > 「――」

顔を上げて眉間に手を当てて考える。
ここからとりうる手、
取れる手、必要な流れ。
ない事はないが……

「頼られたら応えるくらいに構えておきましょう。」

うん。
結局の所、落ち着く場所があるとすればそこである。

リーセ・グリエ > 「しかし、あれですね。
 こういうときなんていうんでしたっけ。」

うん、と一つ頷いて。

「貴様、見ているな!」

なお、この馬鹿、
誰かがみているなんて欠片も思ってない。
というか察知する能力は皆無だ

リーセ・グリエ > 「――」

暫く冷めた時間が流れる。

「どうやら、誰もいませんね。
 それでは、失礼するとしましょうか。
 くっ、
 綺麗な女の子が来るかもしれないってドキドキを返して!」

そんな理不尽な事を残して転移する。
転移した瞬間、
教室の片隅で何かが揺らいだ気もするが――
気のせいかもしれない。

ご案内:「教室」からリーセ・グリエさんが去りました。
ご案内:「教室」に如何夜羽さんが現れました。
如何夜羽 > 深夜、誰もいないはずの教室。
照明も何も無いが特に何かに躓く事なく黒マントを靡かせて自分の席につく。

「こんばんは、もうすぐおはようございます?なんて」
誰もいないはずの教室の屋根に向かってナニかと話しかけている。
ナニかがそこにいるといえばいるが、全く知らない人からすれば何も見えない。
言うなれば教室で彷徨いている霊と会話している。

如何夜羽 > 「えぇ、そういえば貴方は初めましてでしょうか…如何夜羽って言います。
 如何様でも、如何様にお呼びください、なんて」
夜羽は何も無い空間へ笑顔で、黒マントの隙間から手を出して手を振って挨拶をしている。

「へぇ、貴方はここの教師で…とある事件に巻き込まれて?
 なるほど、その無念でここに残って生徒を見守っていると」
こういう島である為に事件に巻き込まれてその無念故に成仏できずにこういう教室等に縛られている霊も多い

「しかしそれは何年前の話です?
 貴方を知っている生徒は本当にいるのですか?
 貴方はそれをして何か満たされる物があるのですか?
 無いのならば、悪霊として退散される前に、私に退治される前に成仏した方が楽だとは思いますが
 それとも…」
一緒に来ますか?と霊がいるらしき方向へ語りかけ、懐よりそれらしい札を取り出す。
この札は霊魂を一時的に避難させる、ぶっちゃけてしまえばモン○○○ボールのようなものである
必要時にその霊魂を開放し、自分の為に憑依する、という使い方が主になるだろう

如何夜羽 > 「一緒に来るのならばここに封印されてもらいますが…住み心地だけは保証しますよ?
 実際に、また入りたいと仰られる方がいらっしゃる訳ですから…」
あくまで営業スマイルのような何かを向けて霊への答えを待つ。
実際に霊を打ち払える力はないが、無理やり札に封印するという手段は存在する。

「そうですか…ありがとうございます。
 ではいらっしゃいませ私の世界へ――」
札を持っている腕を少女らしくない逞しい腕を精一杯霊に伸ばし、呟くように霊を封じ込める詠唱を始める

如何夜羽 > 「あの世この世現世幽世
 今その境界を打ち破りてかの霊をこの世に留まり続ける為の楔をこの札に打ち付けん
 ……今から貴方の世界は私になる」
青白い光が札から発せられ、目の前に何かあると思われる場所が光で包んで行く
暫くするとその光は全て包みきったのか青白い光は段々と収まっていく

「ご冥福をお祈り申し上げます…と」
札にはその霊の顔の絵がぼんやりと映って、生きているかのように動く。
それは苦痛に満ちた顔ではなく幸福の顔、苦痛の表情は全くない。
にやり、と口角をつり上げ上手く事が運べた事を確認出来ると
札を黒マントの黒ポリ袋…ではなく三次元ポケットに乱雑に突っ込む。

如何夜羽 > 「割と幽霊いるものだね。
 深夜に学校に忍び込むのはちょっと大変だけど確実に霊を集めれるね。」
特にノルマとかある訳ではないが、弾丸は多いほうが心強いということである。
別に憑依させる霊は使い捨てではない。
ただ使える用途が多いほうが色んな事に対応出来るというだけだ。

つまり今の先生の霊は何に使うのかというと…
「…あ、駄目。全く分からない。
 ちょっと、先生先生お願いします教えてください」
先程乱雑に突っ込んだ札を取り出して霊を解放してすぐに先生に教えを乞う。

「え、そんな事言わないで…ほら、さっき良い場所あげたじゃないですか。
 それとこれとは話が別?そんなー…」
参考書やノートが広げられているべたり、と机に張り付くようにうつ伏せになる。
当初の目的は先生の霊を捕まえ、あわよくばテスト前に憑依してしまおう、という魂胆だったのだ

如何夜羽 > ただその魂胆も丸潰れ、先生の鑑とも言えるべきだろうか生徒を甘やかさずに簡単には答えを教えないという先生だった
憑依も霊が憑依する意志を見せなければ憑依出来ないのだ。

霊の意志を無視して憑依すると身体が乗っ取られるか後遺症としてその霊の死因だった傷か病が夜羽の身体に起きてしまう
なので無理な憑依は出来ない。というより夜羽自体がやりたくない。
あくまで他人に優しくというより自分をひたすら大事にする人間である

「…あーもうあさ。あさ。
 このまま仮眠しよ…」
そのままうつ伏せになりながら学園の鐘が鳴るまで仮眠を取る事にした

ご案内:「教室」から如何夜羽さんが去りました。