2015/08/22 のログ
ご案内:「ロビー」に由乃 廻さんが現れました。
■由乃 廻 > しかしまぁ……忙しそうだな、風紀委員会ってーのは。
(時刻は昼休み、その場の勢いに任せて風紀委員会に入ったはいいものの、
一先ずは一般委員からということで今日は見学だ。一応、入ったばかりなので
目立たないよう隅っこの机と椅子にスペースを確保し、「活動」とやらを見守っている)
頑張ってくれ先輩、平和な昼下がりは先輩の活躍にかかってる!きっと。たぶん。
(適当な野次を先輩委員にふっかけていると振りかかる火の粉、
いや、アレはどう見ても火球だった……が頭の上を掠めていった)
■由乃 廻 > (なんでも今日は一部で局地的に流行っているらしいセンゴク・スピリッツとか言う呪符(と書いてカードと読むらしい)ゲームの取り締まりだとか。)
なるほど、赤はどこの世界でもやっぱ速攻型なんだな……
(掻い摘んで説明を受けたところによると、どこかで聞いたような名前を持ったモンスター達が暴れまわるらしい……割と実際に。)
「危険ですので直ぐにしようをやめてくだ……ああああ!」
(そして今も名も知らぬ先輩が甲龍シンゲン・ドラグーンとセイバータイガー・ケンシンの間に割って入ろうとして吹き飛んでいた)
あ、これって2本先取なの?サイドボードあり?
(同じく(?)観戦中のギャラリーにルール説明を求めることとする。気持ちシンゲン・ドラグーンのせいか、じわっと汗ばむような熱気に、横の自販機で買って来たコーラをぐびっと一口。冷たくてうまいな、これ。)
■由乃 廻 > 「ぐわああああ!」
(パリーンと言う音ととともにすごい勢いで対戦者が吹っ飛んで来た。屈んで躱す。隣のメガネ君も慣れているのだろうか、ひょいと避けてそのまま観戦モードに戻る)
ふんふん……今割れたのがライフで5つ減らされると負けと。割れると凄い痛い(当社調べ)で威力も調節可と。……あれ?面白いんじゃね?これ?
(一進一退の攻防は続き、俺から見て対面の男が軍団指揮型スピリッツ イマガワイレブン・ヨシモトを呼び出した。)
「あれは……!戦国ファンタジスタの異名を持って数々の魔球を蹴りだす戦国最強ケマリーガー!」
知っているのかメガネ君!
(すっかりメガネ君呼ばわりである。特に咎められなかったのでそのまま呼ぶことにする。しかし製作者はこの世界の者ではないのだろうか、それともわざとなのだろうか、微妙に史実の解釈がおかしい。…が戦国武将にそれを唱えるのも今更だろう、今はこの攻撃を目の前の男がどう凌ぐか、そこが問題である。あ、先輩は安らかに眠って居て欲しい。もちろん昼寝のことである。)
■由乃 廻 > (目の前の男がニヒルな笑みを浮かべた……ように見えた。
なにしろ見えてるのは男の背中だけだったので表情は判然としなかっただけである。)
「読みきってたぜ……お前がヨシモトを呼ぶ所までな!」
(どよめくギャラリーをよそに男は言葉を続ける。)
ソウル発動!フール・オン・ザ・ヒル!カードの効果によって第六鋼鉄魔王ノブナガイザーをノーコストで召喚!
(更にどよめくギャラリー、事態を飲み込めない俺をそっちのけでヒートアップしていく)
「ノブナガ・ザ・フール……実戦にあんなコンボ組み込む人がいるなんて……。」
(メガネ君が冷や汗を垂らしながらつぶやく。どうやら難度の高いコンボらしいというのは伝わった。
そのまま振り上げられたノブナガイザーの南蛮鎧にも似た黒鉄の腕はヨシモトもろとも対戦相手の男を粉砕した---)
■由乃 廻 > あ、毎度どーも。メガネ君も解説サンキューな!
(戦い……というか昼休みが終わりに近付き、三々五々に皆教室に帰って行く。
俺はと言うと、ちゃっかり目の前の男に賭けておいた食券を換金し、先輩は保健室まで引きずって置いてきた。そして…)
あ、スターター2つくださーい。
(授業後、手に入れた軍資金で俺がセンゴク・スピリッツのスターターパックを買ったのは言うまでもないことだろう。)
ご案内:「ロビー」から由乃 廻さんが去りました。