2015/10/08 のログ
ご案内:「食堂」に平岡ユキヱさんが現れました。
平岡ユキヱ > 時刻は放課後。夕飯時。
賑わってきた学園内の食堂の一角に陣取り、がつがつと食事を続ける金髪の何か。

「イテテ…しみる!」
この前の戦闘で切った口の中がまだ完治していないのか、渋い顔をしながらスープをすする平岡ユキヱである。
委員会の書類作業から逃亡してきたようだが、脱獄犯? とは思えぬほどに堂々とした食いっぷりであった。

テーブルにはラーメン大盛、チャーハン2人前付き。なかなかの量。

平岡ユキヱ > 「いーとこなかったのが泣きたいけれど…。ま、そういう事もあるか」
スマートフォンで送信、と風紀のネットワークに報告書をあげると、静かに息を吐く。
水がうまい。

「しかし…何なのかしらアイツ」
鎧の悪魔の姿を思い浮かべ、はてなと首をかしげる。
どうにも暴れる事が目的の輩とは毛並みが違う気がするか、狙いが不明すぎる。
無意識に頬をかこうとして、ガーゼ越しに指をガリリとやってしまい痛ぇと眉をしかめる。
「絡め手を使うか…こっちも頑丈な生徒でも探して協力をお願いするか…」

平岡ユキヱ > 「…」
近くにいた体育会系と思しき生徒を見る。あ、逃げた。

「なんでじゃあ!! まだ何も言ってなのに!」
かの人間発電所が痛々しい顔になって登校してきたのだ。
そんな事をしでかした相手とスラムで戦ってやろうなどという生徒は、なかなか見つからないかもしれない。

レンゲいっぱいにチャーハンを頬張りながら、うむ! 今日も美味ぇ! と
もっきゅもっきゅ憤慨しながら食事を続ける。

平岡ユキヱ > 「やれやれ…しょうがないにゃあ…」
どんぶりのスープを飲み干すと、ガタンとトレイに食器を置いて口を拭きながらにやりと立ち上がる。
こういう時は、大抵悪だくみかしょうもない事を考えているのである。

「やるか…スカウト活動!」
魔術や異能の技巧派、あるいはとにかく頑丈な奴! 食器返却口のオバちゃんたちにごちそうさまです!
と元気に挨拶してから勢いよく立ち去っただろう。

ご案内:「食堂」から平岡ユキヱさんが去りました。