2015/12/03 のログ
■観堂 貴緒 > 「つー訳で脳波系の異能を防ぐには……とするのがベターって事。」
いつもの様に脱線した授業を行い、軽く教室を見渡す。
寝てるヤツ、内職中、2級生っぽいヤツ。
俺の授業は単位とりやすいからな……授業終了時間30分ってとこか。
「もう良いだろ。あとは自習でもしてろ。
質問があれば聞きに来い、何でも良いぞー。」
ぶすっと教壇に寄りかかり時間を潰す。
■観堂 貴緒 > もういっそのこと催眠術の授業なんてやめて
英国の小説にあった「闇に対する防衛術」の授業とかにするか?
と首をひねりながらブツブツ呟く。
「つーか特殊授業じゃない普通科目すべきか?。
いやいや、俺、普通科目とか無理だわ。」
教壇の周りを独り言を呟きウロウロする。危ないヤツ。
実際、教育者になるために外で大学に入ったもののチンプンカンプンだっし。
魔術のアンチョコがなけりゃ資格も取れなかったと思う。
とチャイムの音が鳴る。
「さて、おら。てめーら出て行け。
戸締りしねーと委員会の連中が五月蝿いんだよ。ほら」
うっとおしそうに生徒を教室から蹴り出すとタバコに火をつける。
フカーと煙を窓へ吐き出し、少したそがれる。
■観堂 貴緒 > タバコを潰し、灰皿代わりの空き缶へ。
窓の戸締りをして、黒板の掃除をしたら教室の鍵を閉める。
「たまには風紀委員の方へ行って見るかな。」
違反者の尋問とかじゃなけりゃ俺もさぼったりしねーよと思う。
ケツをかき、どうすっかなーと思いながら教室から去っていった。
ご案内:「教室」から観堂 貴緒さんが去りました。