2016/02/23 のログ
ご案内:「保健室」に蓋盛 椎月さんが現れました。
蓋盛 椎月 > いつもの保健室。
プラスチックのフォークで何やらチョコレートのタルトを食している養護教諭の姿があった。
甘いモノは人並み程度には好きな蓋盛ではあったがその表情はなんとも言えないものだ。

「うーん……いちいちあの人は気合が入ってるなぁ」

先日、某教師にバレンタインの贈り物として
保健室の冷蔵庫に入れられていたケーキである。
義理だということはわかるが、教員間で行き交ったチョコの中では
群を抜いて凝った代物である。おいしい。

「お返しとかしないとな……あれ? ホワイトデーってどっちがどっちに
 贈るやつだったっけ?」

フォークを咥えたまま首をかしげる。

ご案内:「保健室」におこんさんが現れました。
おこん > しづきーしづきしづきー。 ワシじゃよー。
(えーいって保健室のドアを開けて現れるなり、容赦なくしづき先生にじゃれつく。
 甘えたいお年ごろ(数千歳)なのだ。 ベタベタじゃれつきながら、
 しづき先生が食べてるケーキを見て、おお、と小さく声を上げる。)

しづきももらったんじゃなー。こりゃー恩返しせんとのう。
なんか…どーんと、せっかくじゃから二人でまとめてお返ししたいところじゃな!
(ナイスアイデアじゃろー?ってしづき先生に誇らしげな顔を向けたい。
 かしこいフォックスだ。)

蓋盛 椎月 > 「こんにちはワシさん」

当然のようにじゃれついてくる数千歳に慈母のように目を細めて、
コーヒー(インスタント)を一口すする。

「まとめてお返し……うーん、やっぱ目には目を、手作りには手作り?
 二人してマドレーヌかクッキーでも作ってさしあげますか?」

この狐の教員にお菓子作りスキルはあっただろうか?
そんなことを考えながら妙に得意げなおこん先生の頭をポフポフと撫でる。
蓋盛にはない。

おこん > そうじゃよーワシじゃよーっ。 しづきーい、しづきーぃ……♡
(ぎゅっと抱きつくようにして、ぐりぐり鼻先をすり寄せる。
 いい匂いする。 ご満悦の表情。 相手の言葉にうーむ、と唸った。)

ワシおはぎなら作れるぞ。 おはぎ。 あとはそうじゃのー。
せっかくじゃからびっくりさせたいもんじゃよなー。 うーんうーん…。
(頭を撫でてもらってうっとりと目を細める。9本の尻尾をゆらゆら
 動かしながら首をひねった。)

ひらめいた! こう、チョコを塗るというのはどうじゃろ、自分に…
ワシを食べてー♥的な的な? 的な? ベタすぎるかのう。
(うーん、って再び唸った。 思ったよりビックリ感は難しい。)