2016/03/05 のログ
ご案内:「屋上」にシェリルさんが現れました。
シェリル > (夜の校舎外に、緑色の電光が。
その主である少女は、やがてジェット噴射で屋上に飛び上がる。
昼間に比べて静かな其処を、ジェット音が包む)

…今夜は星が綺麗…。

(誰に語り掛けるでもなくそう呟き、屋上の広場に着地する)

シェリル > (縁の手すりに腰掛けて、空を見上げる。
其処には満天の星空が広がっている)

………。

(何かを考えているような表情で、何も言わずただ星空を見ている)

シェリル > (やがて、一粒の涙を零し。
その理由は、本人にしかわからないだろう。
周囲には、「学ぶために来た」と言ってある。
それも、あながち間違いではない。
でも、それが全てではない)

…大丈夫かな……。

(涙声になったことによって、普段ノイズが乗って聞き取りにくい声がより一層聞き取りにくくなっている)

シェリル > (そこに、タイミングよく一通の星間メールが入る。
着信音が鳴り、それに気付いて手すりから立ち上がって端末を取り出し、連絡の内容を確認する)

…っ…

(その内容を見て、膝から崩れ落ちた。
子供のように泣き叫んでも、現状は変わらない)

シェリル > なんで…あの子が……っ

(悲しみとも怒りとも憎しみともつかない表情で立ち上がると、勢いよくジェットを噴射して急に飛び立ち、寮とは違う方向に向かっていった。
向かった方は、山奥である。
翌日、シェリルは何故か学園を休んだ。帰ってきたのはその夜だろう)

ご案内:「屋上」からシェリルさんが去りました。