2017/02/26 のログ
ご案内:「屋上」に暁 名無さんが現れました。
暁 名無 > 「ふ、……はぁー」

もうすっかり日も沈んで暗くなった屋上で、俺は紫煙と共に溜息を吐き出した。
もうすぐ3月、年度末。学生たちは一年の集大成でもあるテストを控えている者も多いだろう。

しかし、それ以上に教員は忙しい。
幸い非常勤の俺には試験問題の作成という一番面倒臭そうな仕事は回ってこなかったが、それでもほぼ毎日出勤して仕事に追われる日々だ。
こうして一服入れたらまた次の仕事に取り掛からねばならない。凄まじく気が重い。

「これ帰れるの何時だろうな。」

腕時計を見れば定時なんてとっくに通り過ぎていた。
そもそも教員に定時なんて概念があるのか、かなり怪しいが。

ご案内:「屋上」にクロノさんが現れました。