2017/07/10 のログ
■藤巳 陽菜 > 「やっぱり、見た目とかも考えて作った方がいいのかしら…。」
弁当箱を開けるなりそんな事をおもむろに呟く。
弁当箱の中身は煮物、一応肉じゃがと呼べるだろう物だった。
しかし、中身は真っ茶色。玉ねぎとじゃがいも、そして牛肉しか入っていない。
料理は作っているというのに女子力というものを全く感じさせない。
「…まあ、雨が降ってたせいで買い物に行けなかったのが悪いのよね。」
そんな風に言い訳しながらじゃがいもを口に運ぶ。
味はしっかりついている。でも、具の種類が少ないせいか普段より少し味が濃い気がする。
■藤巳 陽菜 > 「ごちそうさまでした。」
それから少し時間が経って、準備していた三つの弁当箱は綺麗に空になっていた。
お茶を口に運んで、一言。
「…少し物足りないわ。」
その後、彼女は更に定食を一つとデザートまで食べたらしい。
ご案内:「食堂」から藤巳 陽菜さんが去りました。
ご案内:「教室」に筑波 察さんが現れました。
■筑波 察 > ……次。問題番号は、3番。
(放課後、講義も終わり、各々自宅に帰るなり、部活をするなり、教室に残って駄弁るなり。
そんな時間帯、誰もいない教室で黒板に向き合う青年が一人。
黒板にはテキストの問題とその回答が散りばめられている。
教科は物理。自分の能力には欠かすことのできない科目だ)
以下の条件の時、振り子の周期を求めよ。うーん?
(正直なところ、あまり数学は得意な方ではない。
つまり物理もあまり得意ではないのだ。
問題集としばらく睨めっこを続けて>
■筑波 察 > さて、これでどうかな?
(チョークをおいて手についた粉を払うと、別冊になった問題集の回答を手に取る。
問題番号からページを探して、今自分が解いていた問題の答えを見る。
そして黒板に視線を移して、自分が出した答えを見る)
おお!あってるじゃん。正解正解。
(答えが一致しているのを確認すると小さくガッツポーズをとる。
そして赤色のチョークを手に取り、黒板に大きな丸を描く)