2017/07/14 のログ
ご案内:「屋上」に筑波 察さんが現れました。
■筑波 察 > (昼下がりの教室棟、その屋上。
誰もいないこの場所で、一人ベンチに座って本を読む青年。
今日も例に漏れず日差しが暑い。
しかしそんなことを意に介さず本のページをめくり、続きを読み進めていく。
ここ最近ではまとまった雨も降らなくなり、いよいよ夏がやってこようとしていた。
街に植えられた木々からは、風に揺れる葉の音と、セミの鳴く声が聞こえはじめていた)
「……後味悪いなぁ」
(最後のページを読み終わると、パタンと本を閉じてつぶやく。
呼んでいたのは小説だ。
物語の結末が納得いかなかったのか、少し不満そうな声を漏らした>
■筑波 察 > 「なんていうか、変に捻った話じゃなくていいんだよねぇ。
主人公が悪いやつを懲らしめて、世界を救って、それでみんな幸せになって終わる。
そんなんでいいのになぁ」
(どうやら読んでいた物語はそうではなかったらしい。
特に主人公の人間関係に納得がいかなかったようで、
誰もいないことを良いことに不満を垂れ流している。
そして隣に置いていた缶コーヒーを手にすると一口飲む。
微糖コーヒーだが、かなりの砂糖が入っていてコーヒーと呼ぶにはあまりにも甘い。
そんな甘さが好きなのだ。液体がのどを下れば、缶を元の位置に戻し、
有り余った時間をどう過ごそうかと思案する>
■筑波 察 > 「うーん、少し眠くなったな。一眠りして、帰ろう」
(軽く背伸びをすると、そのままベンチに横たわる。
直射日光がガンガンと照りつけるも、袖が長いので能力を併用すれば気にするほどでもない。
ゴーグルをかけてまぶしさをしのげば、そのまま1時間ほどの昼寝を始めてしまった>
ご案内:「屋上」から筑波 察さんが去りました。