2018/02/22 のログ
ご案内:「ロビー」に御輝 炎華さんが現れました。
■御輝 炎華 > 本来任務に行くか自分の部屋でのんび…勉強している時間帯。
別に何か意味があるわけでもなく、少しのつもりで学校のロビーを訪れていた。
特に何か考えているわけでもない真顔でロビーへと入ってこればポケットより財布を取り出し、自販機でコーヒーを購入する。
熱々のコーヒーを手にロビーのソファーへと向かえば座って缶を開ける。
ロビーは暖房がついているがあまり暖かくなく、コーヒーを余計に熱く感じさせる。
缶に口をつけてごく、と一口コーヒーを口にすればふー、と息をついてくつろぐ。
「今日は…独占、だな」
先日は斬鬼が居たため独占、といかなかったが今日は誰もいない。
今日は独占するつもりで来たわけではないが数日前の自分の願望を果たしたことに軽ーく喜んで僅かに微笑む。
ご案内:「ロビー」に御輝 炎華さんが現れました。
■御輝 炎華 > 特に何も考えずに来たので今からどうするかは今から考える。
これを考えているだけでも時間は潰せるが何処かつまらない議題だ。
とりあえず最近について考えてみようと最近の出来事を思い出そうと頭を回転させはじめてー
「…あまりない…」
ここ一週間。
特に何かあるわけでもない。
斬鬼と話したりもしたがそれだけだ。
テストのため一応勉強していたため、あまりスラム等にも赴いておらず、任務もあまり行っていない。
一週間より前だがイチゴウと共同任務をこなした事を思い出す。
帰り道、疲れたと言って彼に乗らせて貰った。
悪かったかもしれないな、等と今さらなことを思って(本人もタクシーじゃないと言っていたし…)。
「もうすぐ進学…か…勉強……」
考えないことにしよう。
なんとか進学できるはずだが来年度の勉強についていけるかには怪しいところがある。
考えないことにしよう、とコーヒーを一口飲んでふー、と目をつぶり息を吐いて
■御輝 炎華 > テストが終わったら違反組織襲撃の任務でもないかと聞いてみるか、と頭のメモにメモする。
本来任務は出たら依頼されるものだがこちらから任務になりそうな案件があるか聞いてみてあれば任務にしてもらおう、という魂胆である。
なければ一人でスラムを歩いて違反学生等を取り締まる、又は殺すとするか。
「殺すのに抵抗がなくなったのっていつだ…?」
当たり前のように殺す等と考える自分に疑問を覚える。そしてそれを当たり前と補正する自分に疑問を覚える。
まだここに来る前は極力殺さず、殺したとしても罪悪感はあったものだ。
自分の正義を貫き通しているからと考えれば合点する。
悪を殺すことは正義。そう思っている自分がいるから罪悪感もなく、軽々しく殺せるのだろう。
自分はこれからどんな人間になるのか。
若干の恐怖を抱きつつそう自分に尋ねるが答えは出ずに…
■御輝 炎華 > こちらも…考えないでおくことにする。
辻切りや強盗になる気は全く無いし何より自分の道に反する。
しかしーいや、やめておこう。
少し明るい事でもないか。
少し焦りながらコーヒーを一気に飲み干す。
焦っていたため少し口の端から溢れていきローブと赤い制服を汚す。
帰ったら急いで洗濯しなくては。
焦っていなければ今すぐにでも洗いに帰るだろう。
しかし焦っているのだ。
ーそう、自分が正義という名目で悪人といえどただただ人を殺しまくる殺人鬼になるかもしれないことに。
表面では考えなくとも本当はわかっているのだ。
無理に頭を強く振って忘れようとする。
少し頭がぐわんぐわんするが成功したようで頭から焦りが離れていく。
ふぅーー、と長い息を吐いて1分ごと目を瞑り。
目を開ければ冷静になっており。
ご案内:「ロビー」に御輝 炎華さんが現れました。
■御輝 炎華 > その後も懲りずに、様々考えてはいろんな意味で考えるのをやめ、の繰り返しで疲弊しきり、水を自販機で購入すれば一気に飲み干してロビーを去って行った。
もちろんゴミは捨てて。
自分は欠点だらけで今の自分もこのままでいいのか…考えないでおこう。
誰かに相談できたら楽そうだし今度誰かに相談するか、と帰路につく。
学校と寮の丁度真ん中辺りの何もないところで急に尿意に襲われ、大慌てで帰った炎華であった。
理由は言うまでもなく水の一気飲みである。
ご案内:「ロビー」から御輝 炎華さんが去りました。