2018/04/29 のログ
■暁 名無 > まあ何はともあれ明日は休みだ。
大型連休だというのに数少ない休みのうちの一日をどう過ごすか考えよう。
……多分昼まで寝て、飯の買い出しに行って、昼寝して、夜になってて、諦めて寝る。おわり。
「……なんのために生きてんだろうなあ」
銜えた煙草よりももっと苦い呟きが口から零れ出る。
何と言うか、もう少し、夢と華のある職業だと思ってたんだけどなー教職ってなー。
これなら寝食を忘れて研究室に引っ込んでる方がマシなのではないだろうか。
……いや、現役女子高生と触れ合える機会が多いのは確かに得難いものではあるけれども!
■暁 名無 > 「さぁて、そろそろ帰り支度するか。
明日の事ぁ明日考えりゃ良いや。」
大きく伸びをして、ぐるりと首を回す。
関節のなる音が軽快に響き、俺は眉を顰める。肩がだいぶ凝ってる。
こりゃ明日はマッサージにでも行った方が良いのかもしれない。
「せめて教師としての仕事より研究の方にウェイトを置ければ良いんだがなぁ。」
吸殻を携帯灰皿に放り込み、ついでに戸締り前の点検も兼ねて屋上を見回す。
誰も居ない……よな。
■暁 名無 > 「よし、おっけーっと。
そういや、給料日過ぎてんだっけか。すっかり忘れてた。」
異常無し。後はこの場を後にして扉を施錠するだけ。
最後に夜空を見上げれば、もうじき円くなるだろう月が来た時と変わらず浮かんでいた。
……満月、満月近いのかぁ。
一応、月齢の確認でもしとかんとな……とか考えながら、俺は屋上を後にしたのだった。
ご案内:「屋上」から暁 名無さんが去りました。