2018/06/27 のログ
ご案内:「食堂」にミスラさんが現れました。
ミスラ > お昼時を少し外した時間。しかし食堂は変わらずに賑わいの様子を見せている。
その中端も端の席に位置取り、のんびりと冷たい蕎麦を食す教師の姿。

「この時間も賑やかねぇ」

それとなく周囲の様子を見回しながら呟く。
騒がしい昼時をわざと外して本を読みふける生徒の姿もあれば、
すでに食事は下げたまま、おしゃべりに興じる女生徒の姿と様々。

ミスラ > 蕎麦を黙々と食しながら時折お茶で流し込みひと息。
小さくご馳走様でした。と呟いて箸を置けば正していた姿勢を少しだけ伸ばした。

「もう夏ね。これから暑くなるわ…」

うんざりとした口調と同時に背中が丸まる。

「クーラー、効きすぎないといいけれど」

細かい差はあれど生徒たちは暑がりだ。そして冷房には強い。
無意識に腕を擦りながら呟いた

ミスラ > 「夏、夏…。私の授業ではあまり季節感を生かせそうにないわね…」

談笑している生徒らを見つめながら呟く。

「むしろ室内には熱が籠るから評判悪そう、ね。
 生徒の子たちに興味持ってもらえる授業ができればいいんだけど…」

丸まった背中がゆっくり揺れだす。
考え事に集中しているためか、周りからどう見えるかは鑑みていない様子で。
あれは如何か、いやでも、と呟きながら手帳にメモをして否定とともに斜線を引いて…といったことを繰り返している

ミスラ > すっかりぬるくなったお茶を飲み込み、はぁぁ…と諦めたようにため息を吐くと、肩を落とす

「そもそも私が教えることなんてまだまだ基礎なんだし変に奇をてらってもウケないわね。
 …まずは毎日の授業、頑張らないと。」

メモしたページをピリピリと破って丸めるとトレーにぽい、と放り
そのまま返却口へと去っていった

ご案内:「食堂」からミスラさんが去りました。