2018/09/22 のログ
ご案内:「屋上」に暁 名無さんが現れました。
暁 名無 > 「いやーすっかり涼しくなっちゃってまあ。」

夜の屋上でタバコを蒸かしながら独りごちる。
夏休みも終わり、新学期が始まってしばらく経ったが、こないだの猛暑が嘘みたいな涼しさだ。
こりゃあもう水着美女との逢瀬は期待できそうにない。

……いや、元から期待なんかしてねーけど。

暁 名無 > そもそも水着に拘る理由もあんまりない。
というか、どっちかと言えば着てないよりは着てる方が好きだし、結局のところ行き着く先は着てないになるのだから水着なんてのは差分程度でしかないわけだ。

……何言ってんだ、俺。

ともあれそんなアホな思考は脇に置いといて。
ラフィーの編入手続きやら何やらの提出もひと段落したわけだ。
ここから定期試験までの間はとくにやるべきノルマも多くはない。

つまり、自分の時間を作れるという事……!長かった……!

暁 名無 > 「……さーて、そろそろ戸締り点検して帰るか。」

のんびり喫煙タイムもそろそろ終いにして帰り支度でもしようかね。
まあ帰る前に研究室行って、ちゃんと大人しくしてる様に言っておかなきゃならないわけだけども。

「まあ、子供じゃねえんだし言う事は聞くだろ。」

俺が帰った後の校外の散策禁止。
まあ念の為そんな制約を設けてはみたものの、何処まで効果があるのやら。
それにあんまりあいつを縛るような事もしたくはない。
……ホント、面倒事とか拾ってこねえと良いけど。

ちいさく零した溜息を手で払いつつ、俺は屋上を後にするのだった。

ご案内:「屋上」から暁 名無さんが去りました。