2018/10/17 のログ
白鈴秋 > 「俺は魔法応用学……まぁ、食後の昼休み科目だ」

 あっさりとそう言いきる。1年で履修できる魔法系の学問なら何も勉強する必要が思いつかない為だが。故に態度点で毎回成績は悪い。
 扉へと後を追う時にヒュゥと木枯らしが吹く。
 風の方を見る。少しだけ感じた日常……それを追い立てるように。

「……ったく。冷たい風だな」

 待てよと少しいいながら後を追う。彼にとってもきっと楽しい昼休みだった。

ご案内:「屋上」から白鈴秋さんが去りました。
ご案内:「屋上」から佐伯劾さんが去りました。